1. ゴロゴロ起業ラジオ
  2. 62. 流行るものには思想があ..

Twitter創業者、ジャック・ドーシー、エヴァン・ウィリアムズ、ビズ・ストーンの思想を知れば世界の見え方が変わる。

Twitterは善意を増幅させる装置 / なぜYouTubeには低評価ボタンがありTwitterにはないのか / 小説が映画化されると原作ファンから不満が出るのも「思想」で説明できる /


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サマリー

ビズ・ストーンさんの影響でツイッターは、サービスの信頼を保ちながらユーザーの善意を引き出し、弱さを開示して周囲の人々の優しさや強さを引き出す関係性を作り上げています。ビズさんは元Google社員であり、ツイッターを作る際にはテクノロジー市場主義とは異なる考え方を持っていて、まず人があるべきという思想を大切にしています。この思想に基づいたツイッターの開発が愛される要因となっています。ネットコミュニティは盛り上がり、技術ブログを書くこともあります。

00:00
ハリー
どうもハリーです。どうもヤーマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤーマンがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
やーまん
はい。オヤマンさんって、弱いロボットって聞いたことあります?
やーまん
ん?弱いロボット? 弱いロボット。聞いたことないです。
やーまん
これね、なんか落ちているゴミを自動で拾うゴミ箱型のロボットがあるんですよ。ゴミ拾いロボットなんですよ。
なんだけど、ゴミ拾えないんですよ。ゴミ拾いロボットとしては役に立たないわけですよ。
ハリー
歩き方も、歩きたての赤ちゃんみたいにヨタヨタ歩いたりしてて、なんか変だと。
ゴミ拾えなくて役に立たないんだけれども、それをゴミを拾えなくてヨタヨタ歩く様子を見た人、人間は、
ついつい助けてあげたくなって、代わりにゴミを拾ってくれるんですよ。
やーまん
めっちゃいいと思った、それ聞いたとき。
ハリー
いいですか?いいんですよ。この温かみがあるというか。
やーまん
はいはいはい。
やーまん
こういう機械なんだけれども、その機械に対してこの人と人とのような関係性が生まれるっていうところが、この弱いロボットのすごい特徴で。
やーまん
はいはいはい。
本当に機械に息を吹き込むみたいなことをしているわけなんですよ。
うん、めっちゃいい企画だね、それ。
やーまん
そう、いいんですよ。で、こういうね、これを作るコンテに流れているのが、開発者の思想ではないかと思うわけなんですよ。
で、機械とかウェブサービスに対しても愛情を感じるのは、その思想がめちゃくちゃ大事なんじゃないかという話をね、していきたいと思います。
やーまん
しそうね。
ハリー
今回はツイッター3回目ですね。今回で最後です。
最終回。
最終回ですね、はい。で、軽く前回までのおさらいをしておくと、もともとPodcastのサービスをやっていたが、なんかうまくいかなくて、
で、それがあるときこのインスタントメッセンジャーのステータス、会議中とか履席中とかの今の状況を表すものにヒントを得て、
そのステータスに、
やーまん
ジャック・ドーシーがね。
ハリー
そうそうそう。ステータスに今聴いている曲だとか、今いる場所っていうのを書くっていう若者の文化があって、
そのステータスをウェブサービスとして作れないかと考えたのが、ツイッターのきっかけになったと。
やーまん
はいはい。
ハリー
で、前回はツイッターのCEOがコロコロ変わったというね、歴史を見てきましたが、今回はね、さっきも言ったツイッターの根幹にある思想ですね。
うん。
はい。
やーまん
これね、なんか思想だけだとちょっと分かりにくいんで、なんか例で言うと、
うん。
ハリー
YouTuberあるじゃないですか。
やーまん
はい。
ハリー
YouTuberが番組の最後に言う言葉って何ですか。
やーまん
チャンネル登録よろしくね。
ハリー
お。
そう。
やーまん
うん。
ハリー
なんですけど、チャンネル登録と、なんかもう一個言ってないですか。
チャンネル登録と〇〇お願いします。
やーまん
あ、いいねボタン?
ハリー
あ、そうですね。正確には高評価ですね。
やーまん
あ、そうや高評価か。
ハリー
チャンネル登録高評価お願いしますと言ってますと。
で、YouTubeって高評価と低評価があるんですよね。
やーまん
うんうんうん。
ハリー
で、一方じゃあFacebookを見ると、
やーまん
うん。
ハリー
いいねボタンはあるじゃないですか。
やーまん
ある。
ハリー
低評価にあったるボタンってないですよね。
やーまん
ないよね。なんかでも最近のFacebookって、いいねと超いいねとなんか悲しいねとか。
ハリー
ひどいねとか。
やーまん
ひどいねとか。
ハリー
なんか色々ありますよね。
やーまん
うん。
ハリー
なんかそういうエモーションアイコンみたいなのはあるが、基本的にはいいねしかないと。
やーまん
うん。
ハリー
で、Twitterも同様ですよね。
いいねしかない。
やーまん
うん。
ハリー
良くないねはない。
やーまん
はい。
ハリー
こういうのがなぜ違うかというと、それも思想なんじゃないかと。
やーまん
うん。
ハリー
実装はめちゃくちゃ簡単なんですよ。
良くないね、低評価みたいなボタン作るのって。
やーまん
うん。
ハリー
なんだけど、あえて作ってないわけですよ。
作って欲しいっていう声も当然あるんですけど。
うん。
あえて作らないのには理由があって、その理由がその思想であり、その思想があるからこそ、
そのサービスにいいと感じたり、あるいはちょっと愛情を感じることもあったりっていう。
やーまん
うん。
ハリー
これを作れるかどうかというのが、これから非常に大事なんじゃないかという風にね、思うわけなんですよ。
やーまん
はいはいはいはい。
ハリー
伝わってんのかなこれ。
やーまん
思想を作るのが大事っていうことだね。
ハリー
思想がある方がいいと思いますね。
うんうん。
だからなんかそのスティーブ・ジョブズとかもコンピューターを作っていたわけなんですけど、
あれもコンピューターはやっぱ便利なだけではダメだと。
コンピューターを使って人々を感動させるものを作ることが自分の使命だという考えが当然あったと思うんですよ。
やーまん
うん。
ハリー
それ故に思想を反映させるんだったらここはこうあるべきだよねっていうのがこだわりとなって製品に表現されていると。
それを受け取った人はやっぱり他のパソコンとはちょっと違うものをそこから受け取るっていうのがあると思うんで。
そういうものを作っていくのが大事という話ですよ今日は。
やーまん
はいはいはい。
ハリー
これが続きますよ。
やーまん
思想ね思想。
ハリー
思想ですよ。
やーまん
まあでもブランディングもそうですよね。
ハリー
ブランディングと言っても差し支えないですね。
やーまん
過言じゃない。
ハリー
Twitterの話に戻ると、Twitterの創業者の人たち、今回3人でいきましょう。
やーまん
ノアさんが外れちゃったんだね。
ハリー
ノアさん今回出てこないんで外します。
やーまん
もうクビになっちゃってるからね。
ハリー
ジャック・ドーシー、エヴァン・ウィリアムズ、そしてビズ・ストーンですね。
やーまん
ビズさんあんま出てこない。
ハリー
今回はビズさんの話ですね。
やーまん
最終回はビズが飾るか。
ハリー
そう。でやっぱTwitterって誰が作ったかってあんまりはっきりしてないんですよね。
なんとなくジャック・ドーシーは有名だけどっていう。
なぜはっきりしないかというと、
誰か一人の力とかアイディアによって生まれたのではなくて、
この3人が集まったから生まれたという理由が結構あるんじゃないかなと思っていて。
エヴァン・ウィリアムズ、エヴさんはもともとブロガーっていうブログ作るサービスを開発して、
その経験から個人がメディアとなって情報発信するっていうことに関してはたけているという特徴があり、
ジャック・ドーシーさんはスティーブ・ジョブズに憧れを持っていたので、
その影響でミニマルな美しさを追求するっていうような感性があったので、
140文字っていうシンプルさは結構ここから生まれたんじゃないかなというふうに予想されますと。
ビズ・ストーンさんの影響
ハリー
ビズ・ストーンさんですね。この人はスキル的には正直そこまで特徴ないんですけど、
ただそのサービスの思想とか倫理観みたいなところについては、
このビズ・ストーンさんの影響が大きいのではないかというふうに言われているわけですね。
この3人がそれぞれの得意なところとか特徴がうまく集まった結果、生まれたのがツイッターなんじゃないかなというふうに考えられますということなんですけど、
ビズ・ストーンさんは何してたかというと広報的なことをしてましたね。
PRっていうんですか。
社外だけじゃなくて、社内でこういうことが今起きているんですよっていうのを、
ツイッターのユーザーだったりだとか、あとはツイッターの社員にちゃんと伝えていたと。
それを言う時にいいことだけを言うのではなくて、悪いこととか失敗したことっていうのも包み隠さず外部に伝えていたと。
ハリー
そういうことをちゃんとしていった結果、ツイッターっていうのはもう度々止まっていたり、いろんな失敗があったんですけれども、
サービスの信頼が下がらなかったっていうのは、そういうところでこのツイッターに対して特別な感情というか、
信頼感を持っていたりとかいうところがこのビズさんが作っていったんじゃないかなっていうのが一つありますね。
というのと、この人が今回の本がツイッターで学んだ一番大切なことっていう本があって、今回のタネ本これなんですけど、
基本的にこの人の考えでは人間の基本的な性質は善であると。
善悪の善ですね。
性善説とも言えますね。
ツイッターみたいにサービスが大きくなると結構気に入らないユーザーが出てきたりだとか、
予期せぬ使い方をされることがあって、結構そういう時にやりがちなのがサービス自体をコントロールしようとして、
規制を強くしたりだとかしてサービスを支配しようと運営の人はしがちなんですけれども、
そうなると良くも悪くもサービスに色がついてしまって、
ゾーニングっていうんですかね。
こういう人が使うもので自分は違うんだなみたいなのが生まれてしまうんで、
世界中誰でもが使えるサービスではなくなってしまうと。
なのでそういうふうにはならないようにツイッターは常に中立であるべきだと考えていて、
かつユーザーの善意を増幅させるためのサービスとしてあるべきだと考えていたと。
やーまん
なんか複雑だね。
ハリー
ざっくり言うと、やっていたことを悪いことも良いことも包み隠さず伝えますということと、
人は基本的には善なので、その善意を増幅させるサービスであるべきだというふうに考えていたんですね。
この最初に話を出した弱いロボットってあるじゃないですか。
これもゴミ箱ロボット開発者の人が言ってたんですけど、
苦手なことや不完全なところを隠さない、むしろその弱さを適度に開示することで周りにいる人の強みや優しさをうまく引き出すと。
というふうに言ってるんですね。
やーまん
なるほど。
ハリー
なんかやってること、実は同じじゃないかなと思っていて。
ツイッターもガタガタだったけれども、そのガタガタをちゃんと隠さずに、今こんな感じなんですって大変ですみたいなことをちゃんと言い、
それによって周りの人からしょうがないわねって言って助けてもらえるっていう、
愛されるツイッターサービス
ハリー
一ユーザーと提供者みたいな感じではなくて、この人と人とみたいな関係性があそこで作られていくっていうのを、
そのビズさんの働きがあったんじゃないかというところで。
やーまん
相当でかいねそれはね。
ハリー
結構ね、たまにむちゃくちゃなことをするんですよねビズさん。
基本的にはね、気作でいい人なんですよもう。
ツイッターで唯一。
唯一かどうかわかんないけど。
なんだけれども、たまにすごいことをしてて、海外の通信量がめちゃくちゃ高い時期があったと。
やーまん
海外、アメリカね。
ハリー
一番最初ってそのSMS、ショートメールあるじゃないですか。
あれを使って特定の番号に送るとそれがツイートとして反映されるみたいなことをやってたんで、
通信量がめちゃくちゃかかっていたと。
アメリカ国内の通信会社とはちゃんと交渉して、めちゃ安かほぼ無料みたいな形で使わせてもらってたんだけど、
海外、ヨーロッパ系とかが全然そういう交渉ができなくてバカ高いと。
いうことにて、毎月数千万みたいな金が出ていくのに、
やーまん
怒り心頭したビズさんは、海外向けは一台のノートパソコンで稼働してたらしいんですけど、
ハリー
そこには付箋かなんかで電源は抜かないようにって書いてあったんですけど、
電源ブチッて抜いて、その瞬間もう海外で使えなくなるわけですよ。
使えなくなったんだけど、それをちゃんとブログに書いて、高すぎてやってられないので海外のやつ止めましたっていうのを書いたら、
海外でツイッターなんで使えないんだっていう反発が起きたんで、
それによって通信会社がようやく動いてくれたみたいな。
やーまん
なるほどね、でもそのコンセント引き抜くのも意味があったよね。
ハリー
コンセントってどうなんだろうね。なかなかすごいなと思いますけど。
そんな感じで結構ユーザーから愛されていたので、
iPhoneの発表前かな?
iPhone発表されたら多分ツイッターすごい利用者が一時的に増えるから、
夜通し頑張らなきゃいけないみたいなことも書いてたら、
頑張れよ!みたいな感じでユーザーから宅配ピザが届いたりっていうようなこともあったりして、
そういうところでも関係性っていうのが作られていたんじゃないかなって。
やっぱなんかツイッターだけちょっと特殊なんですよね。
ビズさんの考え方
ハリー
他のサービスと違って愛されてるなっていう感じがある。
それを作ったのがやっぱりこのビズさんなんじゃないかなっていう。
これが生まれた背景としては、この人は元Google社員だったんで、
Google時代ってテクノロジー市場主義だったんですよね。
まずすごい技術があり、その先にそれを使う人がいるっていう。
基本的には技術ばっかり見るっていうような感じだったんだけど、
ビズさんの考えではまず人があるべきだと。
その先に技術があってそれによっていろんな便利になったりだとかいうことがあるので、
まず人がどうなるかというところを考えないとねっていうような。
やーまん
エンジニアっぽくないですねアメリカのイケイケの、そういう意味では。
ハリー
エンジニアっぽくないかもしんないですね。
やーまん
製造業の町工場の社長っぽいやん。
物作りは人作りだみたいな。
ハリー
なにわの商人っていう感じかもしんないですね。
でも確かにデザイナーとエンジニア、ビズさんもともとデザイナーなんですよ。
ツイッターの一番最初の青い鳥作ったのもビズさんで。
やーまん
あれビズさんなんや。
ハリー
一番最初のやつね。綺麗になった青い鳥の方じゃなくてその前のデザイナーだったんですけど、
それ以外のメンバーは基本的にエンジニアなんで、そういう意味ではこの人だけ特殊かなというのがあって。
確かにデザイナーは完全に偏見かもしんないですけど、
確かにデザイナーの人はこうあるべしみたいな理想を掲げることが多いかもなというのは。
やーまん
まあそうですね人ありきで考えるかな。
人に向けて作ってますからね基本的には。
ハリー
なのかな。
やーまん
まあ人によりますよね。
ハリー
まあね。
技術に頼らない考え方
ハリー
確かに結構やりがちなのはスタートアップあるあるでなんかすごい技術があると。
やっぱ考えがちなのがそのすごい技術を使えばこういうことができるっていうのをこの新しいビジネスアイディアとして考えがちなんだけども、
それは結構うまくいかないケースが多いっていう風に言われてて。
今ある問題を解決する手段としてその良い技術がベストなんだったらそれは素晴らしいけれども、
技術ありきでじゃあこの技術はこういう問題に解決に役立つんじゃないかっていう考えだと受け入れられながちっていうのは。
やーまん
いやいやでもそれはそうですよ。
やーまん
やっぱりまずは小さく実際にそれで人の役に立つかどうかっていうのをね。
検証して確証を得れないと大きくする意味もないですしね。
そうですね。だからなんかこういう考え方思想っていうのはなんかその出発点一緒でも考え方違えば全然別のものになるのかなというのは結構いろんなところで起きてるんじゃないかなと思っていて。
例えばなんかその映画?なんか小説が映画化されると原作ファンが不満を言うみたいな。
やーまん
はいはいはいはい。
やーまん
あるじゃないですか。
やーまん
あるあるっすね。
やーまん
なんかあるかな。これファンじゃないけどシャイニングってあるじゃないですか。
ハリー
斧で。
やーまん
シャイニング?
ハリー
斧でドアぶっ壊すっておなじみの映画。
やーまん
はいはいはいはい。ホラー映画?
ハリー
ホラーですねあれ。
やーまん
あれも原作のスティーブンキングはやっぱりその映画に納得いってないみたいなこと言ってたりして。
やーまん
あ、そうなんや。
やーまん
でも原作は原作で基本的にはそれ通り進んでいるはずなんだけどもやっぱりそういうのってあるんだよなという。
やーまん
もうそれで言えばさ最近ネットフリックスでさワンピースの実写版始まったでしょ。
ハリー
あーなんかスクショだけツイッターでよく見てます。
やーまん
本当ですか。僕も見ましたよ。
まあ結構でも僕の周りワンピース好き多いんですけど。
やーまん
はい。
やーまん
みんな見てどうだったみたいな話してるんですけど結構好評ですね。
やーまん
あ、好評なんですね。
やーまん
結構好評。全然違うけどあれはアリで、あれはアレでアリみたいな。
ハリー
あれはアレでアリ。
やーまん
あれはアレでアリって言ってるみんな。
ハリー
素直に褒めないですね。
やーまん
素直には褒めない。
おかしいよねでもねこうアメリカ版の本当の人間の俳優がさゴムゴムのピストルとか言って本当に腕伸びてるからね合成でCGでビヨーンって。
ハリー
伸びてんだ。
やーまん
そうピエロのバギーとかさバラバラの実っていう悪魔の実食って体バラバラになるやつ言ってるじゃないですか本当にバラバラになったりね。
ハリー
へー。
やーまん
バギーとかなんか漫画コミックの方では結構おちゃらけた馬鹿なピエロみたいな雰囲気だけどそのアメリカ版netflixのドラマではなんか超怖いピエロだからねなんか危ないやつみたいなあのそれこそアレみたい。
あのバットマンのさピエロいるじゃん。
ハリー
あージョーカー。
やーまん
ジョーカーそうジョーカーみたいなピエロになってるよね。
ハリー
へーめっちゃ怖いよ。
やーまん
めっちゃ怖いピエロになってる。
ハリー
子供が見て大丈夫なんて。
やーまん
そうそうそうそんな感じになってて。
ハリー
うんうん。
やーまん
まあそれ系で言うと今それが話題だよね。
ハリー
それね。
やーまん
でもなんか悠々白書もやるとか言ってましたよね。
やーまん
ねー。
やーまん
トグロ兄弟大丈夫かっていうのがね。
やーまん
いやいやトグロ兄ね。
兄と弟の100%中の100%出した時どうなるんだって思うよね。
やーまん
そうなんかあれ昔舞台かなんかで悠々白やってた時って遠近法みたいなの使って弟がちょっと舞台の前の方にいて兄は後ろの方にいるっていうのでなんか再現してたらしくて。
やーまん
へー。
ハリー
もう普通にやりゃいいのになーみたいな。
やーまん
はいはい。
最近ねでもCGの力がすごいんでね再現力が高いとは思うんですけどとはいえそのね小説とか漫画では自分はもっとこんな感じのイメージのキャラクターなのに。
ハリー
そうなんかね。
やーまん
この人の演技は全然違うみたいなさ。
やーまん
なんかここはこうじゃないだろうみたいなのがやっぱどうしてもあって。
ハリー
なんかねそれも大人になると分かってきたというか。
監督はやっぱり原作をそのままその書かれている文字を映像化するだけでは当然ないわけですよね。
そこに自分なりのこのテーマ性みたいなの見つけたりとか今こういう時代だからこういうメッセージを入れたいとかいう考えが絶対あって。
やーまん
それが入ることによって元の作品のメッセージと映像化された作品からみんなが受け取るメッセージっていうのが異なると。
やーまん
あーなるほど。
ハリー
今同じ時にその同じ原作をそれぞれ別違う人が監督して映像化したらやっぱそれも全然別の映画になると思うんですよね。
そうですよね。
見た目は一緒でも。
なんでやっぱその根底にある今こういう時代だとか世界はこうあるべしみたいな考えっていうのが受け取る側は感じ取るし、
やーまん
作り方とか作り込みのどこに力を入れるかみたいなところにも違いが出てくるなっていうのがあって。
やーまん
受け取る側も元の作品を愛していれば愛するほどこだわりこうあるべし論が強いよね。
ハリー
読者、小説だったら小説を読んだ読者がこのシーンこういう状況でこんなことを言えるなんてみたいなところが非常にいいなと思っていたのに、
なんかそこがカットされてたりだとかすごいスッと終わっちゃったりすると、え?そことばす?みたいな。
やーまん
そうだね。それはあるよね。
ハリー
そこじゃんと思うけど、でもそれはね監督はまた別の意図を持ってやっているし、監督はやっぱそれがないと監督の意味もあんまないと思うんでね。
まあ難しいよなと思いつつ。
やーまん
いや難しいですけどね。
でもね、ナイスチャレンジですよ。
原作を映画化するとかっていうのはナイスチャレンジです。
ハリー
でもね、言われたらやっぱ考えますもんね。
やーまん
じゃあ今ワンピースでもなんでもいいですけど映像化してくれって言われたら自分なりの解釈でちょっと一回構成し直すっていうのは絶対しますよね。
やーまん
やるやる。
ハリー
いや怖いっすもんそんな。絶対叩かれるじゃないですか。原作付きの作品。
やーまん
その原作が人気であればあるほど怖いよね。
やーまん
もしかしたらそれがバチッとハマって、なんか同じ作品ではないけどそれはそれでアリみたいな、そっちのファンが付くっていうこともあるかなと思って。
やーまん
僕はキングダムとかはめちゃくちゃいいと思いますけどね。
ハリー
実写の?
やーまん
実写のやつ。
僕漫画も大好きで漫画も全巻読んでるんですけど、映画もあれはあれで成立してると思う。
見たことあります?キングダム。
やーまん
見たことないけどちょっと前に2みたいなやつ出てましたよね。
だからなんかヒットしてんのかと思ってちょっとびっくりしてましたね。
やーまん
3もこの前映画館でやってました。
でも漫画を見てるからこの調子で映画それやってたらマジで10以上いくんじゃない?みたいな感じだけどね。
やーまん
10?
やーまん
まだ全然漫画の最初らへんの話なんだよね。映画でも。
ハリー
誰でしたっけ?めっちゃでかいやつ。
やーまん
めっちゃでかいやつ。
やーまん
大きい?大きい?
ハリー
大きいでしょ。
やーまん
まだ生きてますよ。
大きいはもう伝説の将軍ですよ。
そうなんですね。
あいつは死ぬんですけど映画3ではまだ全然元気ですからね。
ハリー
あれ?
やーまん
そうそう3では元気だったはず。
ハリー
なるほどね。何の話でしたっけ?
やーまん
何の話だったっけ?思想の話か。
やーまん
そうですね。考え方が変わればその細部がやっぱり違ってくると。
だからそのいいねボタンがあるないとかよくないねボタンとか。
ハリー
例えばFacebookとTwitterだったらFacebookは実名だけどTwitterは匿名だとか。
Facebookは相互に両方が承認しないと繋がらないけどTwitterは一方的にフォローみたいなのができるとか。
そこが違うんか。
やーまん
その辺どっちかがウケればどっちか真似すればええやんという風に素人的には思うんだけども。
当然それをしないのには理由があるということで。
こういう思想っていう観点からいろんなウェブサービスなりいろんなものを見てみるとちょっと見え方が変わるんじゃないかなっていう。
やーまん
なるほどね。つまりあれか。
何かこう自分の中のこれっていう思想みたいなのを作った方がいいっていうことなんですかね。
やーまん
なんかね日本はあんまそういうのが出しづらいんじゃないかなって。
出しづらいっすよね。
ハリー
それこそよく言われますけど海外の製品はシンプルだけど日本はすごい木のてんこ盛りになるみたいな。
お湯沸かしティファールがヒットしたけど日本からは絶対ああいうの生まれないみたいな。
なんかそういうのもシンプルにしようとするのって勇気がいるんですよね。
そうですよね。
やーまん
絶対言われるじゃないですかこんな機能あったら便利ですよみたいな。
ハリー
それを全部断らないといけないと。
なぜ断るかというとこの世界はこうあるべしというところと反するからだみたいな。
やーまん
よくわからない理由を使わないといけない。
やーまん
だってさもう日本の通し場とかのさテレビのリモコンのボタンの多さよ。
ねよく言われますよね。
ハリー
そのヒタチの洗濯機のこのボタンの多さもびっくりするけどね。
やーまん
いやあれもねあの洗濯機もうちヒタチのドラム型の洗濯機なんですけどもう使うボタンなんて3つぐらいしかないんですよ。
機能って。
なんとかナイヤ柄の滝みたいな機能があって。
いや使ったことないしみたいな。
いらんわと思うんやけどね。
やーまん
いっぱい盛りだくさんですよね日本のそういう。
やーまん
ありますよね。
電子機器とか家電とかって。
やーまん
じゃあ僕も自社サービスみたいなのをウェブサービス作ったりしてるって。
ハリー
やっぱ難しい。断らなきゃいけないし。
やーまん
どこまで取り入れるべきなのかっていうのもあるしね。
やーまん
そうですね。でやっぱりね上から言われたらやらなきゃいけないかなみたいになるっていうのもわかるしっていうので。
ハリー
その思想っていうのはそこにつながってるんよね。
やーまん
そうですね。
やーまん
それがやっぱこうちゃんとみんな共有できるようになってきて。
ハリー
思想が違うと結構意見割れがちっていう。
それで言うとそのツイッターで思い出した。
やーまん
ツイッターのお前もあんまツイッター使わないからわかんないかもしれないですけど。
ツイートを投稿するフォームに文字書いてあるんですよ。
ラベルっていうのかな。
ハリー
ラベルって書いてあるんですよ。
なんか見たことあるかも。
やーまん
うん。
ハリー
これ昔は違ったんですよ。
何かつぶやくみたいな?
ネットコミュニティの盛り上がり
やーまん
えーっとね。今何してる?だったんですよ。
やーまん
今何してるか?って方が多い。
ハリー
あ〜。
わかる?
やーまん
なるほど。
ハリー
流行ってますが。
今何してる?だったんですよ
やーまん
今何してるか
やーまん
はいはい
ハリー
今何してる?は
そのジャック同士CEO時代のラベルで
やーまん
エヴになってから今どうしてる?に変わったんですよ
やーまん
へえ
やーまん
でこれもこの二人の思想が
ちょっとだけ違うっていう
やーまん
若干違うね 確かに
ハリー
そうなんかジャックさんは
やーまん
やっぱ今自分が何をしているかっていう
その自分を見てくれみたいな考え
ハリー
だったんだけれども
エヴさんはそれよりも今
やーまん
周りで何が起きているかとか
ハリー
自分のエゴを出すんじゃなくて
やーまん
この世界をより広く知れるツールとして
あるべきだみたいな
やーまん
ああ
その二文字からそこまで読み取れれるんやね
ハリー
それがね結構揉めたらしいんですよ
やーまん
ははは
やーまん
はい
だからねもう本当にそのレベルですよ
ハリー
そのレベルやな
やーまん
はい
ハリー
もうたかが二文字
やーまん
まぁ日本語だと二文字なんですけど
英語だとまぁもうちょっと長いと思うんですけど
やーまん
はいはいはいはい
そのニュアンスが違うだけでその
トップの経営者の方向性が若干違うみたいな
やーまん
そうですね
ハリー
うん
やーまん
まあその辺のねこの考え方のズレが
人間関係にもちょっとずつきてしまう
技術ブログを書く
やーまん
というところはあったと思うんですけど
ハリー
うーん
うん
やーまん
なるほどね
ハリー
そうだから普通のコミュニティサービスにするのか
やーまん
ニュースっぽいサービスにしていくのかっていうところが
とかちょっとずつ変わってくるっていうのがねあるんで
やーまん
じゃあこれから起業しようと思っている人とか
ハリー
はい
やーまん
なんか新しいプロジェクト立ち上げようと思っている人とかは
この根底にある思想っていうものを
やーまん
はい
やーまん
ある程度まずは作ってからやった方がいいっていうことですかね
やーまん
規模によるとは思いますけど
ハリー
うん
やっぱそういう世界で使われたいと思っているのであれば
やーまん
うん
やーまん
一個こうあるべしっていうのは
うんうんうん
あるべきかなと思いますね
やーまん
なんかそれで途中で変わることない
ハリー
その思想がありますよね
やーまん
うん
ハリー
多分有名なやつだとグーグルの
やーまん
あの邪悪になるなっていう
うん
昔の尺みたいなやつがあったんですけど
うん
ハリー
それがね結構有名だったんですよ
うん
なんかすごいかっこいいみたいな感じで言われてたんですけど
やーまん
うん
いつの日かあれが消えて
やーまん
うん
やーまん
今普通のやつになってるんですけど
やーまん
ああそうなんや
ハリー
うん
うーん
やーまん
まあ時代に合わせて変わっていくんじゃないですかね
うん
やーまん
僕があの社会人デザイン経営学校みたいなんで
ストラムドっていうとこ行ってて
そこで中西本さんっていうすげえもう
おじいちゃん時代あれですけど
結構年のいってる人
有名な人がいるんですけど
その人がそのコーポレントアイデンティー
CIについての勉強の時に
あのコンセプトはどんどん変えた方がいいって言ってた
やーまん
ああコンセプトか
やーまん
コンセプトというかそういう根底にある思想
そういうものは時代に合わせて
変えなきゃいけないむしろ
っていうふうに言ってた
やーまん
それは俺はねすごい衝撃的だったよね
ああはいはい変えない方がいい
やーまん
当時の僕はデザイナーとして
コンセプトってもうゆるがない
そのファンデーションっていうか
基礎になる部分でそれを貫き通してこそ
価値が出てくるものだと思ってたんですけど
うん
やーまん
ああそうじゃないんだと
やーまん
そういうコンセプトとか信条とか
その根っこにある方向性は
時代に合わせて変えていかなきゃダメなんだみたいな
それは強く記憶に残ってますね
やーまん
うーん
変えてるんですか
やーまん
変えてますよ うちの会社なんてめっちゃ変えてますよ
やーまん
うーんうんうん
やーまん
だから悪いふうに受け取られたら
フラフラしてるなーみたいな感じになるかもしんけど
だし
多分
僕の周りの人たちって
やーまん
僕が何してるかって
やーまん
多分ほとんどの人分かってないと思う
ハリー
うんうん
やーまん
だけど俺はそれでいいと思ってるんですけどね
それは俺がいろんなことをコロコロやってるからだと思うけど
ハリー
あるんですか何かこうあるべしみたいな
やーまん
世界はこうあるべしみたいな
やーまん
自分の中で
全くないですね
世界はこうあるべしっていうふうには何も思ってないですね
やーまん
ああほんとですか
ハリー
うん
やーまん
全く思ってないし
みんな自由に楽しく生きればいいんじゃないって思ってる
ハリー
ああはいはいはい
僕めっちゃありますけどね
やーまん
世界もっとこうあるべしって
マジっすか
ハリー
うん
やーまん
なんかそのふうがあるから
ハリー
誰もやらないなら自分がやるしかないかみたいな
へえ
やーまん
何て言うのかな
あんま明文化はしてないですけど
ハリー
うん
ここが何でこうなってるんだろうみたいなのは
日々思いますよね
えそれは政治とか法律とか
まあまあそういうのもありますし
やーまん
監修とか
ハリー
はいはいはいはいはい
やーまん
みんな当たり前にこうやってるけど
ハリー
うん
やーまん
何で当たり前にこうしているんだろう
ああもうめちゃくちゃ企業化っすね
ハリー
企業化
やーまん
うーん
ハリー
めちゃくちゃ企業化マインドじゃないですか
そうなんです
やーまん
うん
いやあ皆さんハリーさんは企業化マインドの持ち主ですよ
ハリー
あんまどうなんですかねみんな
やーまん
多少なりとも
ハリー
感じない
やーまん
でもここはこうあるべきでしょうって
思ってる人の方が企業化に向いてるんじゃないですか
僕の場合は
その疑問を持った時に
ここもっとこうした方がいいやろ
なんでやねんのツッコミで終わりですね
ハリー
ああはいはいはい
やーまん
ツッコんで自分の中で完結する
ああでもそれは確かに
ハリー
面白かったーって
やーまん
ああある
自分で労力はたいて変えてやろうまでは
なかなか
ハリー
思わないっすよね
ああ
やっていったらみんなもっと
やーまん
良くなるかもしれないじゃないですか
やーまん
いやいやもちろんもちろん
だから誰かがやらなきゃいけないとは思うんですけど
ハリー
良くするためには
うん
やーまん
それは誰かにはなれない
誰かは俺ではないって
俺ではない俺ではない
ハリー
もっとなんかやる気のある人がお願いしますって感じですね
思想
ついてねちょっと抽象的な話をしてきましたけれども
やーまん
いかがだったでしょうかということで
ハリー
うん
今回の感想をメルマタアップルポッドキャストのレビュー
やスポティファイの
フォローもお願いしますと
やーまん
おおそうなの
ハリー
あります
二人でコメント欄すべて読んでいますので
今後の番組をより良くするために
あなたの感想をお待ちしています
います
はいそれでは今週も聞いていただいてありがとうございました
やーまん
二人 さよなら
36:31

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