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はい、おはようございます。ゼロトピックです。久しぶりに一人で収録をしています。
今回はご質問をいただいたので、それについてお答えしていこうかなと思っています。
質問内容です。こたろうさんという方からいただきました。ありがとうございます。
内容です。質問ですと、1000人のいいねより3人の愛されるものを作る場合、
ブログ10Xなプロダクトを作るより、あるいは少数のユーザーに愛される方が多くの人に好かれるよりもよっぽど良い場合、ポール・グレム。
ということで、僕とポール・グレムの言葉を並べています。ありがとうございます。
について、小屋について上記の思想でプロダクトを作る目的は、①特定のユーザーの解像度を上げるため、②利用開始後、長く利用してもらうためと思っています。
一方で、以下のようなリスクがある気がしていて、ヤモティさんがこれらのリスクについてどのように対応しているか、対応していないかをお伺いしたいです。
そのリスクというのが、①ほとんどのユーザーがいらない機能を使ってしまうソフトウェア不採用のリスク、②少数からスケールせず、ビジネスが成り立たないリスク。
この質問の背景として、これからビーム系で新規のプロダクトのデモを作って初期カスタマーに当てようとしているタイミングです。
実際にデリバリーが始まる前に、少数に愛されるということに対する理解を深めたいと思っています。というのが質問内容です。
小樽さんありがとうございます。めっちゃいい質問だなと思いました。
これについて、自分の考えみたいなところですかね。
まずは僕の言葉とポール・グレイムの、ほとんどポール・グレイムが言っていることを僕は別の言葉で言ったセリフなんですけど、並べていただいて大変恐縮だなというふうに思っています。
あとは小樽さんが書いてくださっていた、少数の人に愛されるものを作るということの目的の2つ、特定のユーザーの解像度を上げるためというのと、
利用開始後長く利用してもらうためというのは基本的に僕も大体同意かなと思っています。
ただ、②は利用開始後長く使ってもらうことが目的というよりは、その少数のユーザーにとって本当に必要不可欠なものを作る。
つまりそれがないと暮らせないとか、役割とか解決度の強度の話の方が強いかなと思っていて、
その結果、それは生活にとって不可欠なものだから長く使うとか、そういう形だと思うんですよね。
だから長く使ってもらうということ自体は間違ってはないと思うんですけど、長く使うことを目的にしようとすると結構エビリなことはできちゃうので、
そうではなくて、その少数のユーザーにとって必要不可欠なものを作るということの方が2つ目の目的としては正しいのかなというふうには思っています。
というのがまず1個目補足かなと思っていて、
早速これに対しての僕の答えというので、1つ目のリスクがほとんどのユーザーがいらない機能を作ってしまうリスク、
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ソフトウェアへの塞いが生まれてしまうみたいなリスクについての話だったと思うんですけど、
ちょっと今の冒頭補足した内容に少し関連するんですけど、愛されているものを作るとか、
大外にとって必要不可欠なものを作るということを目指すということはつまりどういうことかというと、
自分がターゲットとかこの人に見定めた特定のお客様、特定のユーザー、
それから顧客に対して最も必要なものとか、その人の頭の中で燃えているようなペンを解決するものを他の代替手段よりも圧倒的に便利な方法、
例えば燃えているものって別の代替手段で解決していることがほとんどだと思うんですよね。
フリムアプリの場合だとミクシーで何とか売ってたとか、
あとは何だっすかね、タベリーとか、タベリーの場合だと紙にこんだてを書いてたとか、
そういう別の解決方法があったんですけど、それがベストのソリューションではなくて、
それでは解決しきれなくて以前頭の中で燃えているようなペンみたいな、
その人の頭の中から忘れ去ることができないようなものっていうのがバーニングニーズみたいなものかなと思っているんですけど、
そこに対して今世の中にあるソリューションの中で圧倒的に便利なものっていうものを圧倒的な強度で作るっていうのが、
要は僕は愛されるものを作るっていうことなんじゃないかなというふうに思っています。
そういうことができると、本当に全ての人に喜ばれることはなくても、
その人とか、あるいはその人と似た人についてはものすごく喜ばれるんですよね。
その経験はタベリーの時にも、ステラの時にも僕の中でもあって、それについては一定確信めいたものがあります。
だとすると、愛するものを作るっていうのがこういうことだとすると、
ほとんどのユーザーが使わないものっていうのはどういうことかっていうと、
どちらかというとユーザーではない人が使わないものだと思うんですよね。
この現時点で、私たちにとってのユーザーとかお客様っていうのは、
まさにバーニングニーズを持っている方であって、その人たちのためのものを作っているから、
逆に言うと、その人たち以外、そういう属性ではない人たちにとってはいらないものではある可能性が高いんですよね。
でもそれはそれで良いと思っています。
そういう人たちが無消費層と言われて、後から入ってくるかもしれないし、
生活のライフスタイルが変わっていくと、入ってくるかもしれないようなお客様になり得る、
ポテンシャルなお客様だと思っています。
どうすると、現時点でそのターゲットの的に当たっていないものっていうのは、
そもそもユーザーではないユースケースだし、ユーザーの人は持っているユースケースではないもの、
ユーザーではない人たちの持っているユースケースだし、
その人たちがさらに使わないものなんで、要は簡単に言うといらないものだと思うんですよね。
つまり、いらないものを初期の段階で作るリスクってあるかというと、
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僕はそこまでないんじゃないかな、お客様とかユーザーにかなり寄り添っていたり、
解像度を高めるということにかなりコミットしているケースにおいては、
ほとんど起きないんじゃないかなというふうに思っていて、起き得るんですけどね、実際には。
プロダクトマネージャーだったり、プロダクトオーナーが、こういう世界観を目指したいみたいな、
どちらかというと彼の頭の中が先に進んでいて、
それがお客様の状態と、乖離が大きい場合って、お客様にはいらないけどプロダクトマネージャーが欲しいものを作ってしまう。
そういう時は確かにソフトウェアの負債を生んでしまうリスクっていうのは十分にあると思うんですけど、
そうではない。ちゃんとお客様に寄り添っていて、この人たちに本当に圧倒的に強く必要なものを作るっていう、
マインドセットでプロダクトを作っている限りにおいては、ユーザーじゃない人が使わないもの、要はいらないものっていうのは、
ほぼ作るリスクっていうのはないと思っていますので、それについてはリスクはゼロかなと捉えていますっていうのが1点目。
2つ目のリスクですね。少数からスケールせずビジネスが成り立たないリスクっていうのは、
愛されるものの範囲の中には、お金を払ってでも解決したいようなイシュー。
要はその人たちって別の代替手段で解決してるんで、何らかのコストを払ってるんですよね。
それは必ずしもお金じゃないかもしれないです。時間のコストだったり労力的なコストを払ってるんですけど、
そういうコストを人間が払ってでも解決したいイシューなんですよね。
ということはそれっていつかお金に置き換えることがあったり、もしくはお金を払って解決してる人もいるはずなんですよね。
そういうもの、そういうイシューを圧倒的に素晴らしいソリューションで解決できるようなプロダクトを提供できると、
少なくとも僕は月額数百万円ぐらいのラーメン代と言われるようなビジネスは絶対に作れると思っていて、
それをスケールしているとは言わないですけど、それは絶対達成できるよねって思っています。
その上でその先に行けるかどうかっていうのは、やっぱり作り手が持っている資座、どのぐらいの人に対して影響力を発揮したいのか、
市場の解像度、この市場ってのはどういう人たちがいて、どういうユースケースを持っていて、どういう頻度の分布になっていてみたいな、そういう市場の解像度。
最後はエグゼキューションのパワー、分かっててもやり切れるかどうかっていうのがあると思っていて、そのやり切れる力、
それは組織作りとか採用とか、あとはチームのエデュケーションとかナーチャリングとかそういうことも含めて、あるいは市場のナーチャリングも含まれるかもしれないです。
そういうものかなというふうには思っています。
この市座、市場解像度、エグゼキューション能力があって、数百万円ぐらいのラーメン代を稼げるビジネスを作れている人であれば、
少なくともそこからのスケールっていうのは、どういう方法、方法は何かわからないと思うんですよね。
だけど探索をしながら、ちゃんとその市座だったり市場の解像度に合わせたモデルにフィットさせ直していく力があると思うんですよね。
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そういう意味では、そこまでスケールするかしないかみたいなのは正直気にしなくていいかなと思っています。
例えばTaberiの時に生んでいた市場の流通額って、全体から見ると本当に小さなものだったんですけど、
今現時点でStellaで扱っているものはまだ全然初期的な段階、それこそリリースしてまだ1年も経ってないので、全然初期的な段階なんですけど、
市場の本当に2桁パーセント以上は今もシェアを持っている状態かなというふうに思っています。
そういう意味でも、2桁いくかなぐらいは持っているかなと思っていて、
ソリューションをうまくフィットさせることがさえできれば、しっかりその後スケールしていく道っていうのは見つけられるし、
市座があって市場の解像度があって、エグゼキューション能力があって、少なくともラーメン台ぐらいのビジネスが作れている人であれば、
必ずそこに行く道っていうのは見つけられるっていうふうに僕は精々説的に信じているんで、
そんな感じです。あんまりなので、そのリスクを気にすることは必要ないかなというふうに思っています。
僕はピュアなB向けのプロダクトっていうのは実際には作ったことないんですよね。
StellarのBtoBtoCで、やっぱCの最後のエンドユーザーであるお客様をグリップしながら、
そのBに必要なものを作っていくっていうモデルが自分にとっては得意というか好きなモデルだなというふうに思ってやっていて、
それは僕がずっとやってきたプロダクトマネジメントっていう専門性と、
あとは事業開発ですね、ビズデブとかファイナンスを絡めたビズデブのスキルっていうその両方の掛け算だったり、
これらって結局学習の成果についてるんですけど、その学習機会を無限にやって楽しいなみたいなところも含めて、
BtoBtoCって領域が広くて面白いなと思ってて、自分にフィットがいいと思ってます。
なのでB向けに今の考え方みたいなものが合ってるかどうかっていうと結構分かんないなっていう部分はあるんですけども、
これから検証してデリバリーしていくっていうことなので、ぜひ頑張ってもらいたいなと思いますし、
続報もお待ちしたいなというふうに思っています。
ということで今回そんなところですかね。
小太郎さんご質問ありがとうございました。
ぜひまた聞きたいことがあるよみたいな方はハッシュタグゼロトピとかでいただけると嬉しいなと。
それでは。