1. ここから、また移動
  2. 相手の考えを引き出す方法って話
2025-12-02 11:22

相手の考えを引き出す方法って話

#コーチ #コーチング #ライフバランス #タスク管理 #タスクシュート #ビジネス
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/644ed8519afdfc28caf0d590

サマリー

このエピソードでは、相手の考えを引き出す方法に触れ、コーチングの技法がコミュニケーションにどのように応用されるかを考察しています。特に、質問の仕方が相手の返答に与える影響を詳しく解説し、より効果的な対話を生むためのアプローチを提案しています。

コーチングの活用
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴21年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
冒頭のフレーズでもね、話をしてるんですけど、僕はずっとコーチングをやってきてるんですけどね。ただ、僕はそのコーチングそのものがね、直接コーチングを受ける人が増えるとか、そういうふうに直接役に立つということがあるっていうよりも、世の中の会話とかの中にね、コーチング的なものを取り入れると、もっとうまくいくことがあるっていうふうにね、そういうふうに思ってるんですね。
だから、コーチングそのものが広がるっていうよりも、コーチングで使われていることっていうのは、もっともっと世の中に広まってもいいんじゃないかなっていうふうにはいつも思ってます。今週はね、そういう話をちょっとしたいなというふうに思うんですけど、相手の意見をね、どういうふうに引き出すのかっていう話をね、今日はね、ちょっとしたいなというふうに思うんです。
ちょっとしたミーティングとかプレゼンとかね、インタビューとかで相手に質問して、あなたはどう思いますかっていうふうな考えをね、言ってもらったりすることってね、頻繁にあると思うんですよ。
でね、例えばね、テレビのインタビュアーとかの人がね、インタビューしているのって、聞いてるとね、とても申し訳ないんですけど、僕ね、いつもイライラすることがあるんですよ。
で、まあこれは多分ね、コーチングとかをやってるベテランの人はね、あるあるじゃないかなと思うんですよ。やっぱりなぜかっていうとね、もっとうまく質問すればいいのにって、その、そういうふうにね、やっぱり思うんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
例えばね、ミーティングとか、それからプレゼンとかを一通り終わってね、あるいはセミナーとかでもね、一通りレクチャーが終わった後に、さてここまでね、あなたの考えをぜひ聞かせてくださいと、あなたはどういうふうに思いましたか?みたいな質問をしたとするじゃないですか。
正直ね、あなたの考えをぜひ聞かせてくださいというふうな質問ができるだけでも、僕はかなりすごいと思うんですよ。というかね、5割以上の人はね、この質問ができないです。大抵の人はね、このような考えがありますけど、あなたの考えは賛成でしょうか、反対でしょうかとかね、こういうことがありましたけども、あなたにもありますかとかですね。
そういうふうな感じの質問しかしないんですよ。その質問が悪いってわけではないんですよ。僕自身もそういうふうな質問をあえてすることはもちろんあります。
でもね、これについて賛成ですか?とかですね、これについてはこういうふうに思いますけど、やっぱりそういうふうに思います?どうですか?みたいな話っていうのは、要するに質問の意図っていうのが、質問する側がこんなふうに答えてほしいとか、できればね、賛成か反対かってどちらかを言ってほしいみたいなね。
ある種のね、答え、回答を期待して質問してるわけですよ。もうね、こういうふうに質問されると大抵の人はね、なんかね、この場の空気を読んで、これ期待に応える質問した方がいいのかなと思うのか、あるいはあえて期待に応えない質問、期待に応えない答えを返してやろうっていうふうに思うのか、
そういうふうにしか思わないんですよ。つまり、そういうふうに質問されたら、これについてあなた賛成ですよね?とか、これについてね、あなたっていうのも同じように思いますよね?っていうふうに言われたら、同じように思うというか、そうではないっていうふうに言うかっていう、この2つに1つしかないんで、
相手の考えは引き出せないんですよ。
相手がね、何か言った瞬間に、なんかそういうふうに、こちらの方がね、答えを期待するような質問をすると、やっぱり相手はね、なかなかこう、自分の考え、その微妙なニュアンスの考えっていうのはね、話しにくいっていうのがあるんですよね。
あとはね、あなたの考えを聞かせてくださいっていうふうに質問して答えるじゃないですか。こういうふうに思うんですよね?っていうふうに言うと、あ、なるほど。じゃあ、あなたがそういうふうに考えてるのはこうしたほうがいいですね?とか。
こういうふうに、どんな考えを持っています?って言われたんで、こんな考えを持ってるような気がしますねっていうふうに、聞かれたからとりあえず答えたのに、
あ、だったらね、こちらの方がいいですよ?とかね、言われたりとか。なんかそういうふうに言われたら、あ、なんだ、最初からね、それを相手の方が言いたかったんだというふうに、やっぱり思ってしまうので、最初からね、聞かなきゃいいのにっていうふうに思ってしまいがちなんですよね。
じゃあね、こういう場合って、どういうふうに言うのがいいのかっていうと、例えば、あなたの考えをぜひ聞かせてくださいと最初に質問した後の回答で、それは○○ですねというふうに相手が答えたとしますね。で、その答えっていうのは、まだ編集されてない材料だけの状態だというふうに考えるといいと思うんです。
まだね、答えてはいるんですけど、あなたの考えを、あなたの意見をぜひ聞かせてくださいって聞いてて、それに答えてるんだけど、まだね、意見になってないっていうふうに考えたほうがいいというふうに思います。
これね、一見、相手がスラスラスラッと答えてくれる時っていうのがあるんですよ。で、それはね、筋が通ってるような話があったりするんですけど、でもね、それはね、筋が通りやすい何かを持ってきてね、筋が通ってるように話をしたんですね。話が上手な人ってね、そういうふうに話しちゃうんですよ。
だから、最初として出てきたんだけど、まだそれは、全然意味も文脈もね、位置づけもバラバラのままっていうふうに考えたほうがいいと思います。
で、その後どうするかっていうと、例えば相手が、何かね、あなたの考えをぜひ聞かせてください、その時どういうふうに思いましたか?なんて言った時に、仮にその時に意外と自分としては嫌な感じはしませんでしたねみたいに、ぼんやりね、答えたとしますよね。
で、そういうふうに聞くと、何かすぐね、あ、そんなに嫌じゃなかったんですねみたいな形で、すぐにまとめたりとかね、結論を言ったりするんですけど、そうじゃなくてね、ここがスタートなんですよ。
そういう時ね、こういうふうに聞いてみてください。なぜね、そういうふうに思ったんですか?とかね、そのように考える理由を教えてもらえますか?みたいに、そこで自分の考えを言いたくなったりするとは思うんですけど、そうじゃなくて、もう一回ちょっと質問するんですね。
この理由とか意味とかを相手に尋ねることによって、相手の頭の中で材料がね、まるで編集されるようになってくるんですよ。
バラバラのね、なんかこう、断片がね、一つの文脈として繋がっていくような、本当に編集みたいな感じになっていくんですよね。
そういうね、自分で編集された意見でないと、なんかね、相手はしっくりこないんですよ。
だからね、まず相手の意見を尋ねます。あなたの考えはどうですか?と聞きます。で、その意見を基に判断はすることはしません。
もちろん、相手の考えを誘導するような質問も良くないんですよ。
で、相手が答えます。でもこれはまだ材料です。
そうすると、その材料を相手自身が編集するために、編集してもらうために、なぜそう思ったんですか?
そのように考える理由を教えてもらえますか?というふうな質問をさらに投げかけるわけです。
そうすると、相手の頭の中でね、ちゃんと意見として編集されてまとまっていくんです。
言ったらね、そういう余白みたいな時間をちゃんと相手に与えないと、そんな簡単にポンポンと答えることができないんですよ。
ポンポンと答えられないから、ついつい相手がまとめることができていないから、ちょっとこっちが手伝ってまとめてあげようみたいに思って勝手にまとめてしまうと、誘導みたいになってしまうんですよね。
相手が考えることをやめて、確かにそういうふうに思いますね、みたいな表面上の薄っぺらいやり取りになってしまうと。
相手は今一つしっくりこないまま終わってしまうということですね。
対話の深化
この余白というか、編集をしてもらう質問をしてその時間を取ることっていうのは、確かにちょっと難しいんですけど、
相手の考えを聞きます、回答されます、その回答されたものはまず最初の材料なんだというふうに受け取るといいです。
それはどれだけ理路整然と言われたとしても。
もう一回、じゃあそれはなんでそういうふうな考えにあなたはなったんですかとか、あるいはそういうふうに考える理由を教えてもらえますかって言って、
もう一回ちょっと聞いて、相手に編集を促すっていうね、このやり方をぜひ覚えておいてほしいんですね。
そうするとね、すごくこう、なるほど、相手の方もね、自分はこういう考えを持ってたんだなぁ、みたいな形でちょっと頭を整理してくる。
要するにそういう時間というのがね、やっぱり必要なんだっていうことを覚えておくといいんじゃないかなというふうに思います。
はい、今日ですね、相手の考えを引き出す方法って話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3回、月月配信のメルマガを書いています。
こちらではもっと深くて濃いけど分かりやすい話をしています。
登録はもちろん無料ですので、ぜひプロフィール欄からご登録ください。
はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はシローズ厚次でした。では、いってらっしゃい。
11:22

コメント

スクロール