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2025-12-04 13:07

聞かなければいけないたった1つのことって話

#コーチ #コーチング #ライフバランス #タスク管理 #タスクシュート #ビジネス
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サマリー

このエピソードでは、コーチングにおける効果的な質問の仕方とその落とし穴について考察されています。特に、「理由を聞く」という技法の問題点が明らかにされ、実際の状況を把握する重要性が論じられています。また、運動を始める際には、実際の事実に基づいた計画を立てることが重要だと述べられています。自己評価の高い人が運動を習慣化するために必要な具体的なステップについてもアドバイスが提供されています。

質問の重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴21年の僕が、行動家具やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
前回の放送では、相手の考えを引き出すには、相手が返してきた反射的な答えを鵜呑みにしないで、もう一度、ちゃんと頭の中で編集してもらうための時間をとる。
だから、編集してもらう質問を投げかけることが重要だというふうにお話をしました。
編集する質問は、例えばどういうものがあるかというと、なぜですか、理由を教えてください、というようなことです。
回答されたことに対して、それはどうしてそういうふうに思ったんですか、なぜそういうふうに思ったんですか、ちょっとそういうふうに考えた理由を教えてください、みたいに。
相手がパッと答えを返して、それに対して、そうなんですね、じゃあこういうふうにしたらどうですか、いきなり言うんじゃなくて、そういうふうに考えた理由は何ですか、とか、もう一拍置く。
もう一つ、相手の頭の中でもう一回そのことについて考えられるような時間をとるということがすごく重要ですよ、と。
そういうふうなお話をしました。
なんですけどね、実はこの理由を聞くっていう方法には落とし穴がありますよっていうのが、実は今回の話のテーマなんですよね。
この落とし穴っていうのはどういうものかっていうと、例えばね、これは僕もずっとコーチングとかやってるんですけど、あんまりみんな気づいてないんですけどね、
何ですかって聞くと、そこで初めてみんな何故かっていうことを考え始めるわけですよ。
そういうふうに答えた理由は何、何故ですかって聞くと自動的に相手は何故だろうと考え始めるんですけど、それは当然推測なわけですよね、何でなんだろうと。
だから大抵はその時の回答っていうのが、多分こういう理由からじゃないですかねとかね、多分こういうふうに思ったからじゃないですかねとかね、多分過去にこういうことがあったからじゃないですかねっていうふうな、そういう推測の話を返してくるわけです。
だけどね、この推測の話っていうのは、いかにももっともらしいんですけど、いくつか問題点があるんですよ。
まず一つはね、相手はあなたとの関係性の中でですね、場に適した答えっていうのを返してくるケースっていうのがすごくあるんです。
例えば、あなたが相手との関係性がそんなに親しくはないけれども一応知り合いですよっていうふうな時だと、失礼のないような話をしようとか、その場にマナーを守った上品な話を返そうというね。
要するに適当な答えっていうよりも適度な答えを返してしまうケースってすごく多いんですよね。そういう問題点があるので、適度な答えなので、その推測っていうのは決して本当の理由でなかったりすることがよくあるんです。
あとはね、その人自身がね、もちろんこれもあなたとの関係性っていうのもあるんですけど、まともであろう理由をね、捏造する、でっち上げるっていうことをね、よく人はやるんですよ。
つまり、どうしてそうなったんですかって言った時に、自分のことをまともな人間だっていうふうに思われたいと思っている人、あるいは自分のことをまともな人間だと思いたいと思っている人は、まともな人間が返すような理由をその場で思いついてね、推測して語ってしまうんですよ。
だからね、その人がこういう理由だと思いますって言ったとしても、それはね、あくまで推測からの話なので、相手の本当の状況とか本心でないので、結局ね、話がずれてって、具体的な解決策だったりとか、行動に結びつかないことがすごく多いんですよ。
実際の状況の把握
だからよくあるのが、その話をした時にはなんだかこう、すごくこう、なんかやる気があるように見えるんだけどとか、あるいはね、やろうと思っている感じがあったんですけど、結局やらなかったみたいなのがね、そういうことなんですよね。
でね、じゃあどうしたらいいかというと、これね、例えば、あのね、相手がね、最初に返した答え、こういうふうなことをやろうと思いますとかね、こういうふうな相談があるといったときに、事実をちゃんと聞く必要があるんですよ。事実を聞く。
例えばね、相談として、なかなか運動習慣が身につかないんですというふうに、相談されたとするじゃないですか。そしたら、そこでですよ、例えば、さっきの悪い例で言うと、理由を聞いたとするじゃないですか。なかなか運動習慣が身につかないんですっていうふうに言われたら、なぜ運動習慣ができないんですかっていうふうに聞くと、相手はその場の空気を読んだりとか、
あるいは自分はどういう人間でありたいと思っているのかっていうところから、なぜ運動習慣ができないんですかねっていうと、多分自分が弱いからじゃないでしょうかねとかね。
他のことはできるんですけど、自分は習慣化だけがなかなか苦手なんですよね、なんていうふうに言ったりするわけですよ。
そうすると、多分自分が弱いからとか、習慣化が苦手でっていうふうな理由が聞かれたら、そこに対するアドバイスとか、自分を強くする方法にはこういう方法がありますよとか、習慣化はこうしたらいいですよなんていうふうなことを言ったとしても、相手は実行しないんです。
当然ですよね。なぜなら原因も解決策も推測で、そもそも多分自分が弱いからとか習慣化が苦手でっていうふうな、なぜですかって聞いたその回答は、ただなぜですかと聞かれたから、その場に合うような答えを言っただけなんですよね。
だからそれに対するアドバイスも当然有効ではないわけです。
でも、例えばなかなか運動習慣が身につかないんですっていうふうな相談があった時に、いつぐらいから運動習慣をつけようと考えたんですかっていうふうな事実を聞いてみるわけです。
そうすると、3年ぐらい前だと思います。そのぐらいから運動しないといけないなっていうのは本格的に思いましたね。ちょうど体重が増えた頃なんですよね、なんていうふうに答えたとします。
じゃあその3年前以前はどの程度運動していましたかっていうふうに聞くじゃないですか。そうすると、いや、実はその前もほとんどやってなかったんですと。
なるほど、じゃあ今まで全く運動やってなかった人が改めて今回始めようとしていると、そういうことになりますねと。そうですねと。
ここまで完全に相手の状況の事実ですよね。それを整理しただけっていう話ですよね。
そうすると今度は、これを元に、この事実を元に解決策を考える必要があるわけですよ。
例えば今まで全然運動してない人が改めて運動を始めて、痩せるために、例えば3キロ痩せるためにどうしたらいいのか。
一般的にはどんなことからやるといいというふうなことをちょっと調べてみてくださいとか、あるいは調べてみましょうかっていうふうなことを言うわけです。
そうすると、これも事実ですよね。つまり今まで全然運動してない人が運動を始めるには、一般的に大体みんなこういうふうなことをやっているとか、
運動を始めるステップ
普通の人はここから始めるよと。こうするとだいたい痩せるというふうな傾向がある、データがあるみたいな話になるわけですよ。
そうすると、その人がその場で検索したりとか、AIに聞いたりとかしてね、そうすると全く運動してない人は、
まずは大抵は朝の散歩か夕方の散歩から始める人が多いというふうに書いてありますねと。これも事実ですよね。
そうすると、じゃあどうしましょうかというふうに聞くと、相手はじゃあ自分も朝か夕方から散歩から始めてみましょうかねと。
これは大抵の人がうまくいき始めるきっかけになるみたいな話なんで、みたいにすると、事実をもとにした現実的なステップが見えるんで、とっても実行されやすいプランが完成するわけですよ。
だからね、いきなり理由を聞くとその場にあった答えを、これ別に悪意があったりとか、わざとそういうことを言ってやれってことじゃなくて、理由を聞くとその場にあった答えを返す傾向があるんですよ。
だからその理由を聞くっていうことは別に悪いことではないんですけど、例えばそうやって理由を聞いたりとか、それから相手がこういうふうな、例えば自分は他のことはできるんだけど習慣化だけは苦手なんだよねなんていうふうな情報をあなたが手に入れると、ああなるほどこの人っていうのはすごく自己評価が高い人なんだなと。
自己評価が高いっていうのは悪いことじゃないですよ。自己評価が高くてすごく自分のことを大切にしている人なんだなっていうことがわかる。そういう情報を手に入れるっていうふうな意味ももちろんあるんですけど、ただ運動するにはどうしたらいいかっていうことの有効な解決策をもしその場で考えようとするのであれば、やっぱり事実を聞く必要があるわけです。
そして事実を基に行動プランを考えます。理由を聞くのは実際に行動した後に聞いてみるとすごく有効な情報になるんですよ。
例えば実際に朝の散歩を始めました。
で、そうするとその後に、実際に朝の散歩を一週間やってみてどうでしたか?続けられそうです?続けられるとしたらどういう理由で続けられそうですか?なんていうふうに聞くと、今度は行動した事実に基づくものなんですごく有効な情報になるんですよ。
やってみたら結構たくさんの人がやってて、ああこういうふうにやるんだとか、あと犬の散歩がてら、ウォーキングやってる人とかもいたんで、ああそうか、犬を飼ってみるのもいいなとか、そんなことも考えましたね、なんていうふうな話になると非常に次の行動が促進されるというふうなことがあります。
相手の答えっていうのはね、あくまで材料なんです。だからそれを必ず編集しないといけないです。
で、なぜって聞くのはダメではないんだけれども、でも推測とかその場にふさわしい答えを返す可能性があるんで、ちょっと注意が必要です。
だから事実を基に質問してみる。事実を実際に質問してみる。そうすると事実を基にした行動プランっていうのは実行されやすいですよというふうな話でした。
なかなか盛りだくさんな話になりましたね。
結局今日のタイトルである聞かなければいけないたった一つのことっていうのは、事実ですよというふうなお話です。
今日は聞かなければいけないたった一つのことって話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3回月曆配信のメルマガを書いています。こちらではもっと深くて濃いけど分かりやすい話をしています。
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はい、本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。お相手はシローズ厚地でした。では、いってらっしゃい。
13:07

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