組織開発と無駄の重要性
おはようございます。ライフバランスXタスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴21年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今日も引き続き、組織開発についてお話をしたいなというふうに思うんですけども、組織開発のように見えて、実は私たち個人にとっても重要な話なんじゃないかなというふうに僕は思っているんですよね。
組織とか会社の問題で一番多い問題っていうのは、前回お話しましたけど、決められたことが守られないっていうケースですね。これはどうしたらいいかというと、前回もお話したように、まず最初になぜやるのか、それからどうするのか、それからいつやるのか、この3つを決めることでほとんどできるようになりますよというふうなお話をしました。
この3つでできるようになるということが、すぐできるようになるんですけど、できるようになるにもかかわらず、なぜそれがなかなか行われないのかというと、
一番最初のなぜやるのかということをなかなかうまく、例えば経営者にしろ社長にしろ現場のトップにしろ、それがなぜやるのかということを伝えられないんですよ。伝えてない、もしくは伝えられないんですね。
なぜ伝えられないのかというと、根本的な理由は、なぜやるのかという理由のほとんどがお客様や会社のためといった仮面をかぶった、実は経営者や上司のためになっているからなんですよ。
例えば報告書を作成しましょうといったときに、会社のためだったりとか、あるいは次にそういうことが起こったときに誰かが困らないようにとか、いろんなこと言われるんですけど、結局のところ、なぜこんな細かいことまで報告しないといけないんだというふうに言うと、
結局、よくよく考えてみる、あるいは聞いてみたり、調べてみたり、調べる、まあいいや、調べてみたりすると、報告している上司がそのまた上の上司に詰められないために、そのまた上の上司の前で失態を犯さないために大変な時間を使ってたりするわけですよ。
こういうのって、組織になればどうしてもゼロにはできないので、そういうの出てくるんですけど、そういうコストをね、余計なコストをできるだけなくすようにしようという空気を作っていかないと、どんどんどんどんそういうものって勝手に増殖していく、増えていくんですよ。
で、いつの間にかたくさんの人がね、めちゃくちゃたくさんの人が働いているにもかかわらず、その人たちのほとんどがね、意味のない仕事のようなものばかりをやっているということにもなりかねないわけです。
当然一番いいのは最終的にトップがね、組織として経営者のためとか上司のための仕事をなくそう、そういうふうな仕事っていうのはね、これはコストだから、必要ではあるけれどもできるだけ少なくしようというふうに言わないといけないんですけど、それが言葉で言ってたとしてもね、なかなか実行されない、実際にはうまくいかないんです。
じゃあそれね、どうしたらいいか。実際にうまくいく方法があるんですよ。ちゃんとあるんですよ。
それはね、ずばにね、次の3つの問題をトップの経営者だったり社長だったり、あるいは現場のリーダーだったりが解決しようというふうに考えるわけです。
この3つの問題を解決しようというふうに考えていくと、先ほど言ったね、無駄なものっていうのがね、できるだけなくそうという空気がだんだんできてくるんですよね。
その3つっていうのは、まず1つ目が会社のお金の流れについて経営者や社長とか部門長が省額できたっていうふうに実感すること。
お金の流れについて省額できたっていうふうに実感すること。
2つ目が経営者あるいは上司とかと現場で働いているスタッフとの間の仕事感だったりとか、仕事そのものについてのギャップを解消しようとすること。
経営者と現場とのギャップを解消しようとすることですね。
3つ目が、少し先、2年後ぐらいでいいんですけど、2年後ぐらいのよく練られた中期的なプランやビジョンを作り、それを伝えていくこと。
この3つをやっていくと、だんだん無駄なことはやめようよというふうな空気ができてきます。
この3つをもう一回言いますね。
会社のお金の流れについて経営者や社長、部門長が省額できたっていうふうに実感すること。
2つ目が経営者、上司が現場のスタッフとの間のギャップを解消しようとすること。
3つ目が、2年後ぐらいの少し先のよく練られた中期的なプランやビジョンを作り伝えること。
この3つなんですよ。
この3つ、かなり具体的な話になっているんですけど、もう少し逆に抽象的に言うと、
お金と人と事業について、ちゃんとこちらから仕掛けましょう、アクションを取りましょうというふうなそういうことなんですよ。
お金・人・事業っていうのって解決できないっていうかね、
組織とか会社とかやっていく上で、やっていく限りずっとつきまとってくる問題なので逃れられないわけですけども、
お金・人・事業っていうのに対してほとんどの経営者とかね、あるいは責任者っていうのはね、
個人と仕掛け
リアクションばっかり起こしてるんですよ。つまり手当てばっかりやってるんです。
お金に問題があるからっていって、ずっと資金繰りだったりとか融資だったりとかいうふうなことにばっかりやってる。
それはお金に困ったから、それをどうするかっていうことをやろうとしてる。
それから人が少ないから、人が減ってるから何か防止をかけてる。でもなかなかうまくいかないみたいな。
それから事業も業績がかんばしくない、あるいは下がってるっていうふうな状況になってから、じゃあ次どうしようかっていうふうにね。
常に問題が起こってから何かをやってるっていうリアクションに追われてるわけです。
お金・人・事業っていうのはね、手当てだけじゃなくてね、こちらから仕掛けていかないとダメなんですよ。
ただね、手当てをずっとしていればいいですよ。そしたらとりあえずは回っていくわけです。
何とか繋いで繋いで資金繰りをやって、今いる人間で何とかギリギリ回したりとか、
たくさん入ってくるけど何人か入ってくるけど何人か辞めてしまうみたいなのを延々と繰り返してるみたいなね。
事業に関してもね、とりあえずどんどん下がってはいるけれども、何とかコストカットだったりとか、
いろんなことをやりながら何とか一つの過去にうまくいった事業だけで何とかやってるみたいなことっていう。
何とかやってればね、とりあえず回っていくんですよ。
だからね、結局仕掛け、こちら側から何かをやるっていうアクションが先送りになってしまうんですよ。
で、お金とか人とか事業、このお金人事業がね、もう手当てばかりで仕掛けが先送りになっているからまた会社に余計な仕事ばかりが増えていくわけです。
お金とか人事業についてね、ちゃんと仕掛けがあれば、アクションがあればですね、これが最優先すべきなんだっていう強いメッセージになるんですよ。
そうすると社員の人たちっていうのはね、部分最適、つまり自分最適ではなく最優先は今これをやるんだっていうお金人事業に対するこのアクションなんだっていうことが分かれば、
他の報告をどうしようとかそういうふうなことっていうのは霞んでしまうんですよ。
お金人事業ってね、組織とか会社的な言い方ですけども、個人に当てはめてもね、お金人仕事に対して手当てとか何とかするっていうふうなリアクションだけではなくて、
自分で積極的に仕掛けていくっていうふうなことを考えると、果たして自分にそういうことができているのかなっていうふうに思うと、なかなかね、これはそうそうやるのは難しいなっていうことはすぐに実感できると思うんですね。
手当てをしながら仕掛けするのってやっぱり大変なんですよね。
だからそう考えるとね、うちの会社の社長はね、全然どうしていこうかみたいな話しないよねとか言われたとしても、じゃあ自分ができてるのかっていうふうに思うと、なかなか難しいっていうことが分かりますよね。
お金人事業、あるいは仕事について手当てではなく仕掛けをする、リアクションではなくアクションをするっていうことはね、回り回って結局無駄な作業とかで仕事をなくしていくっていうことになるんですよね。
この話はね、ちょっとね、続きとしてまたね、お話をね、知っていきたいなと思うんですけども、今日のところはお金人事業、仕事ですよね、個人に言えばね、ついて手当てをしながら仕掛けをする必要があるということなので、
じゃあ、手当てをしながら、もちろんですよ、手当てをしながら、自分はどんな仕掛けができるだろうっていうのをね、ちょっとね、一回考えてみてください。
そうするとね、なかなかね、そうは言ってもな、なかなか難しいよなっていうことをね、ちょっと実感できると思います。
でもそうしないとね、やっぱりね、無駄なことばっかり、余計なことばっかりやってるっていうね、感覚から抜け出せない。
そういうことをね、ちょっとね、今日はね、覚えておいてください。
はい、今日はですね、余計なことをやらないためにって話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はしろーずあつしでした。
では、いってらっしゃい。