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2025-08-02 11:12

不自然が大事って話

#土曜日 #ライフバランス #コーチ #コーチング #タスク管理 #タスクシュート #ビジネス #意思決定
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サマリー

このエピソードでは、直感や感情に基づく意思決定の危険性が強調されており、不自然な判断がより合理的な選択につながる可能性が論じられています。また、経験を積むことで意思決定のシステムを洗練させる重要性にも触れています。

感情に基づく判断の危険性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今週考えたこととか、今週感じたことは、ちょっとお話しする土曜日ですけど、今週は個人の方のコーチングが多かったんですけど、その中でもね、フリーランス的にやってる人だったりとか、独立企業的にやってる人、副業でやってる人みたいなね、自分で何かビジネスをしようと思ってる人のコーチングっていうのはね、
すごく多い週だったんですけど、その中でね、一つちょっと思ったことっていうのがね、自分のやりたいことをね、やりたいんだっていう風な話を訴えることがね、そういう話を聞くことがすごく多かったなっていう風には思ったんですよね。
自分のやりたいことっていうのを大切にするっていうのはいいと思うんですけど、でもそれだけだとやっぱりうまくいかないんですよ。だってね、世の中が何を求めてるか、市場が何を求めてるのか、お客さんが何を求めてるのかっていう風な視点がビジネスにはめちゃくちゃ大事で、っていうか、それをね、提供するのが商売とかあるいはビジネスっていうもんで、
自分がやりたいことをやるっていうのは、それはビジネスではなくて、趣味だと思うんですよね。ただ、何をしようとするっていう風に考えた時に、どうしても自分がやりたいことを起点に考えてしまうっていうのは、無理もないなっていう風には思うんですね。
実際にやるのは難しいですからね。僕の師匠の先生は教育学と行動科学の先生だったんですけど、その方がよく言われてたのが、教育っていうのは不自然なことを教えることなんだと。学習っていうのは不自然なことができるようになることだって言われてたんですよね。
つまりね、お腹が空いたって言った時にお店のものをそのまま食べてしまうっていうのは、これは教育を受けていない、学習をしていない人がやることですよね。気に入らないからって暴力振るうとかね。いわゆる本能のまま。
それは自然な行動かもしれないけど、集団の中では当然許されない。だから教育っていうのはそれじゃまずいっていう風な不自然さを身につけるためにありますよっていうね。やりたいことにそのまま従うんじゃなくて、それをどう社会で生かすのかっていう風な、言ってみたらある種の翻訳みたいなことをやっていくのが教育なんだみたいな話を先生が言われてたんですよね。
だけど、ちょっと注意しないといけないのは、なんとなく直感に従って自由に生きるみたいなね、そういう風なメッセージっていうのが僕はちょっとね、はびこりすぎてるんじゃないかなと思うんですね。
もちろんそういうことっていうのは良い点もあるんですよ。時と場合によっては。だけどそもそも直感ってめちゃくちゃバイアスがあるわけですよ。だから直感でこれが良いと思ったとしても、もしそれが外れたときには相手が悪いとか市場が合ってないとか運が悪かったみたいにすぐね、他の責任として考えてしまう。
だって直感が正しいっていう風に設定してしまったら、それでうまくいかないってことになると他のことが間違ってるっていうことになるじゃないですか。でも本当の原因はね、実は自分の直感にバイアスがかかってただけだなっていう風なこともすごく多いと思うんですよ。
僕自身が直感とかいうものを使っていいというか、それで判断していい、意思決定していいっていう風な場合っていうのは、僕は基本的にはこの3つだと思ってて。1つは自分がね、その分野のエキスパートである。十分な経験があるっていうことですね。
経験を積むことの重要性
だからその分野で経験が豊富なんで何度も似たような状況を乗り越えてるから、無意識の判断でも全然問題ないよって。だから直感に従っても全然いいよって。それはあると思うんですよね。そっちの方がローコストだし早いしね。
それからあとね、2つ目はどれを選んでも結果に大差がない時ですよね。例えばランチにラーメンを食べるのかチャーハンを食べるのかみたいなね。どっちでもいいけどね。この場合は別に直感に任せても全然問題ないと思いますね。
3つ目はですね、これは見落とされがちなんですけど、危機回避ですね。危機管理って言ってもいいかな。危機回避かな。本当の危機回避。この直感って結構信頼できるんじゃないかなと思うんです。
例えばなんかね、この道なんか変な感じがするとかね。なんかこの人って危なそうとかね。なんかこの人と距離を置いた方がいいなみたいなね。こういう身体感覚ってある種、僕らの生存のための進化の過程で備わったセンサーみたいなものだと思うんで。
やっぱり危険とかね、命とかに関わる判断っていうのは直感で判断してもいいんじゃないかなっていうふうに思うんですね。逆に言うとそういう場面以外、特にね仕事とかビジネスの場っていうのは直感っていうのは僕すごく危ういと思ってるんです。
だから少なくともね、直感で判断するならするでもいいんですけど、でも直感じゃない判断をするプランB、どっちがプランBでどっちがプランAかわかんないですけど、そのナチュラルな感情だけで判断しないっていうね、そういう仕組みを持っておくっていうのがすごく大事だなと思うんです。
ほとんどっていうかすごく多くの人がやりたいとかやりたくないとかなんか気が乗らないって言った感情ベースで判断してしまうんですけど、でもそれって意思決定のシステムとしてはね、かなり単純というか単調なんですよね。
だからその結果が正しいか正しくないかっていうのは別にして、その結果が出てくるそのプロセスっていうのがどういうプロセスで決めたのかっていうのを見直してみると、意外とねびっくりするぐらい単調というか非合理的な決定だったりするんですよ。
だって仕事とかビジネスとかってすごく論理的に考えないといけない場面っていうのが多いわけじゃないですか。
自分がやりたいこととか自分の経験があんまりないような分野ってやっぱりバイアスが相当かかってるわけですから、それをしかも直感みたいなもので決めてしまうとそれはうまくいかないなっていうふうに思うんですよね。
結局のところ、さっき意思決定のシステム、意思決定のプロセスっていうナチュラルな感情だけで判断しないような仕組みっていうのを作りましょうっていうふうに言ってても、なかなかそれができないとかね、やっぱりそれはできないので直感で判断しますみたいなことやってるんですけど。
でもそれね、それやってる限りいつまで経っても意思決定のシステムって洗練されないんですよ。
つまりね、意思決定のプロセスとか意思決定のシステムっていうのもそれまであんまりやってこなかった。
つまり不自然にやってこなかったんだったらなんかやっぱり違和感があるんですよ、自分の中に。
でもね、それはね、やっぱり経験したりとかね、慣れとかね、バカずっていうのがめちゃくちゃ重要なんですよ。
だから最初のうちは当然違和感ありますよ、今までナチュラルに意思決定してたんだから。
だけどそうじゃなくてなんか不自然なんだけど、やっぱり合理的かなっていうのをちょっと違和感がありつつも何回もやる、バカずを踏む、経験を積むっていうふうにやってくると、
今度は安易に直感でやってはいけない場面っていうのがだんだんわかってくるようになるんですよ。
よくね、昔からね、本当に若い時から意思決定を自分でやらないといけない時、自分で決めて自分でやるしかないっていうね、
いわゆるストリートスマートっていうふうに言われてる人たちっていうのは、よくそういう人たちっていうのは逆境に強いとかね、
どんな場面でも立ち上がってくるみたいなね、そういうふうなこと言われたりするんですけど、
それは多分、判断の意思決定のバカずを踏んできたからじゃないかなと思うんです。
数多くの選択をしてね、すごい数多くの失敗をしてきたんで、
その中で自分がどういうバイアスに弱いのかとか、どんな判断が後で公開しやすいのかっていうのがすごくわかってるので、
意思決定のシステム自体が洗練されてきてるんじゃないかなと思うんですね。
だから感情とか直感とかに引っ張られすぎずに、結果的にいい判断ができるようになっていくんじゃないかなと思います。
やりたいことをやるっていうのはもちろん大事なんですけど、でもそれをね、やるとすればね、
まあ余計ね、意思決定の仕組みだったり、それからその意思決定の経験ですよね、バカずですよね。
この2つがね、やっぱりすごく必要になるんじゃないかなと思いますね。
それを踏まえた上で直感で判断するっていう風な形だと最強なんじゃないかなっていう風にね、思いますね。
不自然な判断の必要性
そういうことをね、ちょっと改めて感じた1週間でした。
はい、今日はですね、タイトル考えてなかったな。
今日はですね、タイトル不自然が大事って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白渦厚志でした。
いってらっしゃい。
11:12

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