裏技の危険性
おはようございます。ライフバランスかけるタスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、
仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
はい、えーっとですね、もしかしたら、今、バックに蝉の音が聞こえてるかもしれませんけど、はい。
えーっとですね、前回の放送で、困ることで困らなくなるっていう話をしたんですけど、
今日はね、その続きとしてね、ちょっとね、もう一歩踏み込んだ話をしてみたいなと思うんですね。
で、今日お話したいことは、結論から言うと、上手いことばっかりやってるとね、最終的に裏街道を歩くことになりますよっていう風にね、そういう話なんです。
僕の知り合いにですね、元銀行員の方がいらっしゃって、その方はですね、僕よりもずっと年上でね、いろんな中小企業の財務的なアドバイスをされてたりするんですよ。
で、その方からね、主導さんちょっと一緒に手伝ってほしいとか言われて、僕が企業様の組織開発とか人材育成とかを、その方のアドバイザーをやってる会社の組織開発とかね、人材育成をちょっと手伝ってくれって言われたんで、お手伝いすることになったわけですよ。
でね、非常にお世話になった方なんで、言うのはなかなか恐縮なんですけど、この元銀行員の方はね、なかなか問題なんですよ。
元銀行員なんでね、いろんな会社のいろんな裏技を知ってるんですよ。
ちょっとね、ここでは具体的には言えないようなね、財務的な抜け道とか、なんかこう、うまくね、うまくというかね、やもなくね、倒産を回避するときにね、使うようなね、かなりアクロバットなやり方とかね。
まあね、確かにね、どうしようもない緊急事態にはそういう抜け道を使うしかない場合もあると思うんです。
でもね、その中でやたらとね、なんていうかね、裏技ファーストなんですよ。いきなりね、裏技を使ってくるんですよ。そんな必要ないだろうっていうふうなところでね。
まるでね、そういう裏技とかね、抜け道を知ってることがね、優秀である証かのようにですね、これでもかっていうふうにやってくるんです。
内幕バラストですね、実は僕もそういう裏技的な方法ってね、結構知ってるんですよ。知ってるっていうかね、もう、あの、まあなんていうか、裏技を暴いていくのが僕の仕事みたいなところもあったんで、結構そういうやり方っていうのは知ってはいるんですけど、
知ってて僕がなぜ使わないのかっていうと、裏技を使うと必ず別のところで悪影響が出るからなんですよ。
例えばね、財務で抜け道を使った結果ね、本来ならもらえていた助成金が受け取れなくなったりとか、一見するとね、消防場は綺麗に見えるんだけども、実際のキャッシュフローはね、かえって苦しくなったりとかね、そういうことっていうのがあるんです。
で、一回裏技を使うと、その裏技に合わせて他のところも、言ったらバランス取ったりとか、あるいは辻褄を合わせないといけないので、別のところでもまた裏技を使わないとね、バランスが取れなくなるんですよ。
だからね、ある意味、麻薬みたいなもんで、一度使うとね、次もまたその次も使わざるを得なくなってくるので、最終的には手続きが煩雑になったり、誰もわからなくなったりとか、あとチャンスを逃したりとかしてね、長い目で見ると、結局裏解道に入り込んでしまうっていうふうなことが起こってしまうんですよ。
王道を選ぶ重要性
これね、財務だけの話じゃなくて、僕が以前会社員だったときに、20代だったと聞いたんですけど、その会社ってマニュアルを重視する会社なんで、そこであるデータの表記がね、かなり独特な表記の仕方をしてたんですよ。
なんでこんなにわかりにくい表記してるのかなと思ってたんです。だから現場からするとね、その数字をパッと見せられても、いいか悪いかわからないので、一回照らし合わせてみないと、これでいいんだとか、これで悪いんだみたいな形でしかわからないので、すごく使いにくいなと思ってて、もっと簡単にすればいいのに、こうしたらいいのにっていうふうに思ってたんですけど、
後からわかったんですけど、その独特の表記方法っていうのは、現場だけじゃなくて、組織全体がその表記の数字を基にすると、一番スムーズに回るっていうのが後でわかったんですよ。だから一見すると現場ではやりにくいっていうふうに感じるものでも、全体のシステムとしては、そっちのほうが圧倒的に管理しやすくて、トラブルも起こりにくくなるんですよ。
だからその時に実感したんですよ。なるほどねと。マニュアルとかシステムっていうのは、正しいことを正しくやることを前提に組み上がっているんで、それをやらなければシステム全体の威力が発揮できないんですよ。
これねすごく大事なポイントなんで、もう一回言いますね。機能的に組み上がっているシステムっていうのは、正しいことを正しく運用することを前提に最適化されているんです。だから一見遠回りのように見えても、正しいことを正しく運用したほうが結果的にシステム全体の威力が一番効果的に発揮される。
そういう風な構造になっているってことを、僕すごく体感したんですよ。だから20代くらいの時にそういう感覚が体感として分かったので、裏技的なものに手を出すっていうのは損だなっていう風なことを体感覚で分かったみたいな感じがあったんですよね。
だから何か困ったことがあったり課題が起こった時に、一番オーソドックスな解決策って王道のやり方ってなんだろうっていうことをまず最初に考える癖というか習慣がついたように思うんです。
結局王道のやり方が一番余計なトラブルを起こさないように組み上がっているっていうことが分かったんですよ。
裏技を使えば一時的には楽になります。でもその裏技を補うためにまた別の裏技を使わないといけなくなるので、気づけば裏街道を歩いているってことになっちゃうんですね。
だから僕は結構困った場面でも、ここはぐっと我慢して遠回りのように見てもまずは王道で解決するっていう風な選択を取るという風なことを原則としてきました。
もちろん王道のやり方自体が分からないことっていうのがあるんですよ。
例えば会社員から独立起業するっていう風な場合の王道のやり方は何ですかっていうふうに聞かれると、はてなんかなというふうに思う人も多いと思うんです。
僕自身もちょっと分からなかったんですけど、でもちゃんと王道のやり方ってあるんですよ。
だからそこに近づけば近づくほどどんどんいろんなことが勝手にうまく回り始めるんです。
だってそうすることを前提に組み上がってるから。
だからその方法があると思っていろんな方法を試してみるといいと思います。
正しいことを正しくやってるとすごく大変な時期を乗り越えると、突如として追い風が吹いて波に乗り始めるんですよ。
その気持ち良さみたいなものを一回でも体感すると裏技的なことのやる気は起きなくなると思います。
裏技は近道ではなくて裏街道への入り口。
そういうふうに考えるといいと思います。
王道は最初は大変なんだけど結局最短ルートです。
僕はそういうふうに信じています。
今日はいつの間にか裏街道の人になってしまうって話でした。
いかがだったでしょうか。
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本日は以上です。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手はシローズあつしでした。
では、いってらっしゃい。