コーチングとプロデュースの違い
おはようございます。ライフバランスXタスク管理コーチのしろうずあつしです。
この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、ライフバランスやタスク管理について、
仕事と生活、両方とも大切にしたいあなたへ送る番組です。
今週はですね、プロデュースすることについてね、お話をしてきました。
コーチングすることとプロデュースすることって、コーチングはね、その人の能力を上げて成果を出そうっていうふうに考えてると。
そういうふうにすると、プロデュースっていうのは、その人により成果を上げることで、その人の能力を追いつかせようと。
先に成果が来るっていうのが、プロデュースのコーチングの違いみたいなもんですね。
だからね、僕は、その行動科学的にも、それからね、今の世の中的にもね、フィットしてるんじゃないかなと思うんですね。
能力を上げて成果を出すっていうのって、ちょっとやっぱり、何ていうのかな、
時間に余裕があるとき、じっくり育てようみたいなね、そういうふうなイメージがあると思うんですね。
それももちろんいいんですけど、それよりもやっぱり、先に成果をとにかく上げる。
そしてそれが、言ってみたらね、少し背伸びした成果であっても。
でも、そしたらその背伸びにふさわしいね、能力を後で身につけていくみたいなね。
そっちのほうが僕はいいんじゃないかなっていうふうに思うんですね。
で、今日はですね、プロデュースするときに、その人じゃなくて、別の人を見ているんですけど、
そのことについてね、ちょっとお話をしたいなというふうに思います。
どういうことか、まずね、今日の結論から言うと、相手が影響を与えたい人のことなんですよ。
もう少しわかりやすく言うと、相手のお客様のことですね。
だから、ものすごくわかりやすく言うと、
お客様のお客様のことを考えるっていうふうにすると、プロデュースするっていうのはね、わかりやすくなると思うんです。
自分のお客さん。例えば僕だったら僕のクライアントさん。
そのクライアントさんのお客さんのことを考える。
これがね、プロデュース的な視点じゃないかなと思うんですね。
っていうのも、成果って何かっていうと、その人が誰かや何かに貢献することで返ってきたリターンって言えると思うんですよ。
これ重要なんでもう一回言いますね。
その人が誰かや何かに貢献することで返ってきたリターンのことを成果って定義するとわかりやすいと思います。
誰かや何かに貢献することだけじゃないんですよ。
貢献することによって返ってきたリターンのことを成果っていうふうに考える。
何にせよその成果ってね、自分一人で出せるわけではなく、誰かによって出るわけですよ。
だからね、相手に成果を出させるっていうことは、相手の向こうにいるお客様に成果を出させるようにプロデュースすることって言えると思うんです。
つまりね、相手のことを直接考えるということではなくて、相手のお客様のことを考える。
相手のお客様が成果が出るように考える。それが一番重要なポイントなんじゃないかなっていうふうに思います。
じゃあこれが具体的にどうしたらいいかっていうと、相手がお客様から何を期待されているのかっていうことをまず考えるんですよ。
自分はね、どう思われているから、だから何を期待されているのか。
でね、その相手のお客様の期待を超えたいわけです。期待を超えていきたいわけです。
相手のお客様を見る視点
そうすると、ああ良かったっていうふうに思われるわけですよ。
だからこの期待をわからないと、期待の超えようがないわけですよ。
だからね、これものすごく当たり前のことを言っているように聞こえるんですけどね。
期待を超えるようにするっていう評価軸にいつでも戻れるようにするっていうのがポイントなんですね。
大抵の人はね、この評価軸からだんだんブレていくんですよ。
よくあるのが、「もっといいものを提供したい。」とか言ってくるんですね。
これね、「もっといいものって何か?」って言うと、自分が思う良いものって、要するに自分勝手にやりたいっていう話なんですよ。
これね、めちゃくちゃ多いんですよね。ずっと突き詰めているね。
もっといいものってそれ何なんですか?っていうふうに言うと、結局、自分がもっといいものを提供したい。
あと、本当によくあるのが、自分のお客様を見ないで目を逸らしていくケースです。
お客様の期待を超えないといけないのに、そもそもお客様が期待しているものが何なのかが見えなくなる、あるいは見なくなるんですね。
なんとなく世の中で良いものっていうものに切っそうな手をつけたりとかね。
お客様が自分に期待しているものってどんどん変わっていくんですよ。当たり前ですよね。
何かをやってくれる。例えばおいしいものをいつも出してくれるレストランがあったとしたら、ずっと同じメニューだったらそのうちお客様は飽きてくるわけじゃないですか。
たわにはね、新しいメニューを出してほしいなって思いますよね。それが期待なわけですから。
だけど、そこから目を逸らして、何か違う業態でやってみようとかね。切っそうなく考えてしまうんですね。
そういう時に、「あなたのお客さんは一体何を求めてますか?」って言うと、全然考えられてないみたいなことがあるんですよ。
そういうのを戻せるようにしていくっていうんですね。
結局、コーチングとかいうふうに考えると、やっぱりその人しか見えなくなる視点になりがちだと思うんですよ。
でもプロデューサーって考えると、売り出すっていう視点が強くなってくるんで、
相手の先のお客様、相手の先のお客様からどう支持されるのかっていう視点がやっぱり強くなってくるんで、
それが一番大きなメリットじゃないかなっていうふうに思います。
プロデューサー的な立ち位置っていうのは、相手よりも少しだけね、相手のお客様より遠い位置にいるわけですよ。
当たり前ですよね。相手のお客さんってどんな人なのか具体的に会ったことはないとか、よく知らないっていうふうなことはよくあるので。
だから逆にいろいろ惑わされないで、「あなたのお客様は一体あなたに何を期待しているのですか?」っていうふうな質問からブレないでいることができやすいんです。
ここが大きなポイントだと思いますね。
だから、「あなたのお客様は一体あなたに何を期待しているのか?」っていうことから、ここだけでも抑えておくと、プロデューサーとしての立ち位置に向かってなってくるんじゃないかなと思います。
プロデューサーとしての役割
だいたい自然になってくるんで、相手のお客様のことを考える。お客様のお客様のことを考えるというのがプロデューサーとしての視点というふうに考えていいんじゃないかなと思います。
これね、ぜひ覚えておいてください。
はい、今日はですね、「相手の先を見る視点」って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。