信頼度を上げるポイントの重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴20年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
今日はですね、話の内容が同じなんだけれども、信頼度に差が出る人の共通点、信頼度に差が出るポイントみたいなことについて話をしたいなと思うんですね。
これはコーチングとかでもそうですし、セミナー講師、研修講師とか、もちろん営業とかでも、あるいは上司と部下との関係とかでも、本当によくある話というか、非常に重要なポイントだと僕は思っているんですね。
言っていることは正しいし、内容も悪くないんだけれども、相手に刺さる人と刺さらない人と、うまく相手を納得させる人と、そうでない人というのの差があるんですけど、そこで見落としがちなポイントがあると思うんですよ。
大抵の場合は、話し方が問題なのか、あるいは話の内容がどうなのかと思ったりするんですけど、そうじゃない、とても重要なポイントがあるという話です。
セミナーとか研修とかで言うときに、僕がすごく重要に思っているというのは、とにかく最初の時間なんですね。導入の部分なんですよ。
特に最初の方って参加者の人たちが、どんな参加者でも大抵は注目しているので、そのときにやる自己紹介というのが、僕はすごく重要じゃないかなというふうに思っているんです。
この自己紹介っていうのって、自己紹介しちゃダメなんですよ。自己紹介をしますと言って、自分の紹介をしてはダメなんですよ。
そこでやらないといけないのは、自分の紹介も去ることながら、本当にそこで一番伝えないといけないのは、なぜあなたが、あるいは僕が、今日参加者の前でこの話をするのか。
なぜこの人がこのテーマについて話をするのかっていうふうな、そういう話をね、まず最初にする必要があるんです。
つまり、私は今から話する、例えばコーチングだったらね、このコーチングの話をするのにふさわしい専門家ですよっていうことを、最初の自己紹介でちゃんと伝える必要があるわけですよ。
例えばね、こんなふうに話するときがあるんですね、僕の場合ですね。
例えばコーチングの話をするときに、コーチングの研修なり、あるいはセミナーなりっていうふうにやるときに、私は実はコーチングっていう言葉が日本で今ほど広まっていない頃から、
実は外資系企業で、半ば強制的にコーチングっていうのを学ばされていた時期があったんです。
そのときは、確かにいいものだっていうふうには思わなかったんですけど、だんだんそれを勉強していくにつれて、これはいいなというふうに思って、それで成果が出るようになったんですよ。
なので、それ以降本格的に勉強を始めて、今ではコーチング歴も20年になりました。
20年っていうことですから、結構長くやってますね。
なんていうふうな話をするとね、参加者の人がね、ちょっとね、なんかよくわからないおっさんが出てきてね、なんか偉そうな話をするのかなと思ったら、
あ、この人ずっとそういうことやってきた人なんだみたいなね、そういうふうな印象を持つわけです。
この印象っていうのが、僕はすごく納得感とか信頼感に差が出るポイントだというふうに思ってるんですね。
大抵の人はね、話の中身とかで勝負しようと思ってるんですよ。
それはもう本当にね、正しい話だし間違ってないと思うんですけれども、
でも中身だけでね、信頼を勝ち取ろうとすると、かなりね、僕はね、損してるんじゃないかなっていうふうに思うんですよ。
つまり、何を言ったか、何を伝えるかっていうふうなことも重要なんですけど、
見た目と説得力
誰が言うのかっていうことっていうのが、やっぱり信頼度とかね、納得度に大きく関わってくると僕は思うんです。
だから、その印象っていうのがね、そのままね、信頼度につながるっていうふうに僕は思ってるんですよ。
だからそれにふさわしいね、見慣れであったり、あるいはバックボーンであったり、見た目であったりね、
そういうことっていうのを総合的に、この人はこういう話をするのにふさわしい人なんだなっていうふうな雰囲気がね、
印象が醸し出されている人とそうでない人では、話の信用度とか納得度が全然違うと僕は思うんです。
印象とかね、見た目とかいうふうに言うと、人は見た目が8割、9割とかそういうふうな本とかそんな話とかよくあったりしますけど、
イケメンであるとかね、美人であるかとかね、そういうことではないんですよ。
だからその人がその話をするのにふさわしいかどうかっていうことが重要で、もちろん見た目の清潔感っていうのは必要だと思いますし、
逆に言うとね、例えば、ギャンブルのプロとかパチンコのプロみたいな人っていうのは逆に見た目があんまり良くなくて、
ギラついてる感じだったりとか、逆にちょっと、いかにもパチンコしかしてないみたいな汚い格好の方が、
この人はそういう人なんだなっていう印象が持ちやすいかもしれないです。
もちろんね、セミナー講師とか研修講師みたいな人が汚い格好をしてるのはまずいですよ。
それはイケメンである必要はないし美人である必要はないけれども、
でもやっぱり話し方に落ち着きがあったりとか、言葉選びだったりとかね、そして視線だったりとか、もちろんそれにふさわしい服装ですね。
もしビジネスだったらちゃんとスーツを着るとかネクタイをするとかね、そういうことって多分すごく重要だと思うんです。
それだけじゃなくて、その見た目から話されるエピソードであったり、その人のバックボーンであったり、事例だったりっていうのはね、そういうのを全部含んだ総合力だと思うんです。
冒頭ね、自己紹介が重要だっていう話をしましたけれども、それだけじゃなくてね、やっぱり何回も何回もね、セミナーでも研修とかでもね、この話をするのにふさわしい人ですよっていう話をね、やっぱり挟んでいくっていうのはすごく重要で、
他の会社でこういうことが実はあったんですよとかですね、あとこれはこの地方のこれぐらいの人数の規模でこういうことがあったんですみたいな話をすると、
あ、この人はいろんなところでコーチングとかをやってるんだなっていうふうなことが言葉の外でわかるじゃないですか。こういう話をやっぱり挟んでいくと、参加している人はやっぱりこの人ね、よく知っている人なんだなっていうふうな印象を受けるわけです。
質問とかもね、いい質問が出てきやすくなるんですよ。だから話の内容だけで説得させようということじゃなくて、内容も印象も両方ね、それを使ってね、総合的にちょっとこう納得してもらう、あるいは説得力を上げるためにね、
両方を意識するっていうのはね、すごく僕は重要なんじゃないかなというふうに思います。もしあなたがね、もっと相手に話を伝えたい、そういうふうに思っているとしたらね、内容ももちろんさることながら、自分がどう見えているのか、相手からね、それからどういうふうな印象を持たれているのかっていうふうなことをね、ちょっと見直してみると、
もしかするとね、話の中身は全く同じでも、全然ね、説得力がね、上がるかもしれません。見た目、印象っていうのをね、もう一度ね、ちょっと見直してみる。そこをね、ぜひね、考えてみてください。
はい。今日はですね、説得力を上げるための見落としがちなポイントって話でした。いかがだったでしょうか。さて、僕は週3回月曜日に配信のメルマガを書いています。
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