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2025-02-18 12:31

ボランティアスタッフで成り立っている牧場の話🐴

吉備路若駒牧場はこちら↓
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#馬
#牧場経営
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みなさん、おはようございます。野菜大好き野菜農家です。
私は岡山県の県北、標高500メートルの山の中で野菜を作る農家をしています。
今日は、ボランティアスタッフで経営をしている馬の牧場の話をしたいと思います。
なぜこの話をしようかなって思ったかっていうと、
昨日、実は私、その牧場に行ったんですよ。
この牧場とは、ちょっと前からお付き合いがありまして、
久しぶりに顔を出したんですけれども、
そういえば最初の頃、ボランティアスタッフだけでそこはほぼほぼ成り立っている牧場なんですよ。
それがすごく衝撃的だったので、そのことを話したいなと思って今日収録しました。
私は以前牧場に勤めていたことがあるんですよ。
そこは馬じゃなくて牛だったんですけれども、
岡山を代表する大きな畜産業の会社で、
もちろん従業員もたくさんいて、お給料も月給で、
サラリーマンのような感じで支払われているところで働いていたんですよ。
ちょうどそこで働いているときに、
私の友達が先ほど紹介した馬の牧場で楽しくやっているって話を聞いたときに、
そこに従業員がほぼいないんですよ。
一人いらっしゃるんですけれども、
牧場の社長の親戚の方が一人アルバイトのような形で働かれているんですけど、
馬が10頭ぐらいは確かいるんですけど、
他社長と雇われている親戚の方以外は、
あとボランティアサッフの方が来られて、農場は成り立っているんですよね。
私当時はサラリーマン的に畜産業をしていたので、
ボランティアスタッフでほぼ成り立っている牧場って、
どういうこと?って思ったんですよ。
馬のお世話とか、糞を取ったりとか、
ご飯をあげたりするのって労働で、
そこに社長からお金支払われずに、
ボランティアの人は好んでやっているのかっていうことがすごい衝撃だったんですよ。
その話を当時牧場に私が勤めていたときに聞いたときは、
そういう牧場があるんだっていうふうに思っていただけなんですけど、
実際その後何年かして、
その牧場に実際に私も行ってみたんですよ。
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で、そしたらその理由がわかったんですよね。
その牧場は岡山県の総社市というところにあるんですけど、
岡山県総社市っていうところは、
適度に田舎で適度に町なんですよ。
で、馬がいるっていうのは、
現代で結構珍しくないですか。
馬が見れるって言ったら、
みんな結構自分の家の周りとかで、
そういう馬を飼っているところってないじゃないですか。
結構田舎に行けばあるかもしれないですけど、
そこそこ町の方に行ったら、
馬って珍しい生き物、珍しいものの塊みたいなね。
そういうことで、
だけど馬って人が興味持ちやすいっていうか、
愛されキャラっていうか、
好きな人はめっちゃ刺さるじゃないですか。
自然とか生き物とか好きな人とかで、
馬って肉食動物でもないですし、
優しい顔してるし、
テレビとかでは見るけど、
実際目にすることはあまりない。
とても珍しい馬という生き物が、
自分が間近で見ることができるっていうのって、
すごく特別じゃないですか。
感動するっていうかね、
実際の馬を目にしたら、
馬ってこんな感じなんだ、大きいなとかね、
毛がふさふさして、縦髪めちゃくちゃ綺麗だなとか、
ひずめがこんなんなんだなとか、
そういうふうに思うじゃないですか。
ということは、その牧場に馬が好きだったり、
馬に興味がある人がどんどん集まってくるんですよ。
一つの大きなコミュニティみたいになっていて、
そこの牧場を運営している社長も、
すごい大らかな人でね、
実は顔はすごい怖い、
顔は怖表なんですけど、
めちゃくちゃ気さくで、いい人なんですよ。
だから余計に人がその人の周りにたくさん集まってきてて、
集まってきた人たちが、
馬の世話を好んでやりたいっていうことで、
自ら進んで馬の糞の処理とかね、
水をかえてあげたりとか、
そういうことをやってくれているので、
社長的にも、
社長は馬が大好きな方なんで、
馬が好きな人が集まってくるのは嬉しいみたいで、
それが自然と、
別に従業員として雇うでもなく、
自然とボランティアの人が入れ替わり立ち替わり来ているような牧場なんですよ。
不登校の子とかも、
サードプレイスっていうか、悩みが、
学校や家とかで居場所がなかったり、
悩みを抱えていたりしても、
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そこに来て元気になるみたいなところがあって、
子どもたちとかも結構来ていました。
町の方に行くと、自由に花火とかって、
やっぱり条例違反で公園とかでできないじゃないですか、
家でも庭がない家とかも結構あるんで、
花火とかできないけど、
そこでは牧場なんで広い敷地があるんで、
社長も大らかな方だから、
どんどんいろんなことをやって、
子どもたちも楽しそうな場っていうかね、
とてもいい雰囲気の牧場なんですよ。
地域に一つのコミュニティみたいな形で牧場が存在していて、
そこで興味を持って牧場に遊びに来たりすると、
いろんな年代の方もいるし、
いろんな職業の方もいてね、
みんなそれぞれ自分のできることを牧場で手伝って帰っていくんですよ。
で、なんか社長はね、
そこの牧場の社長は、
みんなでワイワイするのが好きだから、
結構ね、ご飯とかも、
バーベキューとかをしょっちゅうしていて、
馬に興味がある人が来たらね、
カモンっていう感じの姿勢で、
みんながね、そこで初対面なのに、
いろいろ話してね、ご飯を一緒に食べるみたいなことがすごいよくあるんですよ。
今コロナがあったりして、
あんまりバーベキューとかもすること少なくなったんですけど、
前はね、毎週末バーベキューみたいなことをしていたりとかね、
社長が趣味で作っている、
トラックの荷台を改装した、
スナックみたいなね、カラオケボックスにしているんですよ。
で、カラオケボックスの中でみんなで歌ったりね、
ほんと普通の機種のダムとか入ってるんですよ。
ダムとか、普通にカラオケボックスになってて、
お酒飲みたい人はそこで飲むし、
社長もね、演歌を歌いまくって近所中に響き渡るというね、
周りが田んぼばっかりなんで、別に近所迷惑とかならないんですけど、
そういうね、大きな一つのコミュニティが、
その地域にあるっていうことはね、
これすごい良いことだなと思って、
とても面白い牧場なんですよ。
この牧場の社長の人間性に魅力があるっていうか、
経営はどうなってるのっていうことで、
社長はですね、自分の副業で木を製材する仕事があって、
牧場自体は自分の好きで、半分はもう娯楽でやってるような感じなんですよ。
で、馬がですね、近くの観光農園に働きに行って、
乗馬体験みたいなのをしてるんですけど、
子供たちを乗せ、ポニーもいるんで、小さい馬もいるので子供たち乗せてあげたりとか、
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大きい馬に大人が乗ったりとかして、家族で楽しめるようなことをしていて、
で、馬が稼いでくれるっていう感じなんですよね。
で、ただね、乗馬って普通は結構乗馬クラブとか入ると高額なお金取られる、
取られるって言ったら失礼ですけど、かかるんですけど、
ここの牧場はね、1回乗馬するのに、
広い敷地を2周とか、そういう感じで乗馬体験終わりっていう感じではあるんですけど、
これをね、1回700円とかで乗せてくれるんですよ。
普通ならね、そんな値段で乗せてくれないと思うんですよね。
私、前1回乗ったことあるんですけど、他のところで。
1回子供の時に乗っても1000円以上、2000円とかしたんですけど、
ここはすごい善意でね、本当に馬が好きな人たちが気軽に馬に触れることができる場所だなって思っています。
で、その馬、大馬さんたちの食べる食材、
やっぱり生き物なんで、毎日食材を調達してあげなければならないわけで、
そこが結構、馬とか畜産をする時のネックになるんだと思うんですよ。
毎日食べるものなんで、そこにお金たくさんかかっていたら、
とてもじゃないけど、馬たちは失っていけないじゃないですか。
馬がいくら働いてくれるって言っても、10頭くらいいるんで大変だと思うんですけど、
この社長は人が大らかな分、人脈もいろんな方と知り合いで、
人脈があるので、農家の知り合いの人とかに、
もう廃棄になる食べ物、商品にできない食べ物って農産物作ってたら出るんですけど、
その副産物、廃棄になるものをもらってきて馬にあげたりとか、
草もね、あげる草とかも、どっか空港とかで買ってロールにした草とかをね、
大きなトラックで取りに行って、それを馬たちにあげたりなんかして、
工夫されて経営されているんですよね。
そう、だからね、まとめると、何が言いたいかっていうと、
そういう運営、経営スタイルっていうのもあるんだなっていうことなんですよね。
普通は従業員雇って、そこでお給料を払ってやってもらってっていうことの牧場とかって多いと思うんですけど、
そうじゃなくて、馬が好きな人たちが勝手に集まってきて、馬の世話をして帰っていくっていうね、
このほぼボランティアスタッフの人で成り立っているっていう経営っていうのが、
かなりなんか斬新だなっていうふうに私思ったので、
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今日紹介させていただきました。
もしこの牧場に興味があって見てみたいという方がいらっしゃいましたら、
概要欄にURLを貼っておきますので、よかったら見てみてください。
では、今日もここまでお聞きくださり、本当にありがとうございました。
もしよかったら、いいねやコメントよろしくお願いします。
じゃあねー。
12:31

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