こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳のむ牧場配信、始まりです。
牛乳で乾杯!
おはようございます。
おはようございます。
今日は収録日が10月11日です。
今日も研修生さんが来ていますので、休憩中にお勉強していこうかなと思います。
よろしくお願いします。
では、今日は何のお勉強にしましょうか?
楽能の牧場で働くということは?
ざっくりとして。
それは経営主、従業員。
従業員の正社員と言いますか、正社員で働いている方々の働き方が現状どういう感じなのか、皆さん知らないと思うし、情報集めるのが難しいと思うので。
従業員で働く場合、各牧場で労働基準法に準じて、普通の会社と同じようになっています。
なので、大体1時間半とか、1週間で休日2回のところもあるし、1回のところもあるし、確実みたいなところもあったりとか。
納販機は休みがないときがありますみたいな、注意書き書いてあったりするところもあったりするし。
納販機って何?
納販機って、うちは購入資料で餌買っているから、それないんだけど。
トウモロコシとか牧草とか作っていると、トウモロコシの収穫時期とかは、もう1日中畑に出て忙しくなっている。
牛だけじゃなくて、食べる方の餌を買ったりするのも仕事に含まれている?
あるところはある。
でも大きい牧場で、コントラクターといって、収穫だけをやってくれる会社みたいなのが大きいところだったりするので、そういうところに頼んだりして、納販機がないところもあったりしますね。
その感じで普通のサラリーマンみたいな、労働基準法に準じた働き方の牧場になっていますけど、
でも文弁が勤務中にありましたとか、あとはトラブルがあって借入が止まりましたとか、
あんなのやって、じゃあ終わりましたからすぐ帰らせてください、バイバイっていうところは珍しい。
従業員がいっぱいいて余裕があるところだったら大丈夫だけど、2、3人くらいの従業員のところで、借入等数だと100棟から200棟くらいの規模のところだと、
なかなか仕事が終わったら終わりみたいなところがあったりするので、そういう働き方が各牧場で違う。
残業みたいな感じになる?
残業手当になったりする場合になりますね。
ボーナスがあるところもあるし、普通に社会保険とかもしっかりしているところもあるし、そこら辺は会社だね、普通に。
仕事で探すと北海道に行かれる方が、川上さんの研修生とかやっていかれた方が多い?
そんなことないです。
前の研修生は北海道で放牧で新規収納したいって言ってたから、放牧で新規収納できるところ。
新規収納。
新しく収納する。自分でボビロ持つ。
自分で持つ。
新規収納です。
それのために北海道に行った方もいるし、高校生でうちで研修生みたいなのをやってた子は京都の大きい牧場で教訓会もやるし、牧草作りとかもやるし、
あとは牛の品種改良とかもうちから入れているところだから、そういうところがいいって言って放牧に行かれた方もおられますね。
そういう感じかな。
やっぱり勤めるにあたって、前言ってたように牧場主さんと牛に対する考え方が合ってないとしんどいから、その辺を最初にすり合わせた方がいい。
僕は強く許せますね。
他に何かここを見ておいた方がいい?
牛がきれいかどうかは見た方がいいと思います。牛がきれいか牛舎がきれいかっていうのは見た方がいいかな。
それはなんで?
牛をちゃんと育てないと経営が回らない仕事じゃないですか。それなのに牛がひどい状況になっているってことは何かあるんだろうなって思うので。
じゃあ実際にオンラインとか、例えば私たちが島根県で北海道の牧場さんとオンラインでお話ししたくていいなって思っても1回は必ず見に行った方がいい?
絶対それをやった方がいいです。
いいところだよって言われて、いいところの基準って本当に人それぞれなんで、絶対信用したらダメだし。
できるならそこで移住するところで知り合いができた状態で行った方が僕はいいと思ってます。
難しいですね。
本当はだよ、牧場で働くっていうことはだよ。
もし牛だけいれば幸せだと思って行ったとしても、その時はそう思ってるかもしれないけど、行って環境が変わってなるとそんなことはないから。
頼れる人がいないから、遊んだりとか遊びに行く人とかもいないし。
例えば牧場の従業員やって体調が悪くなりましたって、牧場の人がいい人だったら病院に連れて行ってたりとかしてくれるかもしれないけど、もしなかったら1人で孤独でめちゃくちゃきついから。
難しい話ですね。
やっぱり楽能が好きとか牧場が好きっていう人たちは盲目になりがちなんですよ。
牛がいれば私はいいからみたいなこと言っちゃったりするんですけど、やっぱり給料はちゃんと大事だし、休日も絶対大事だし、
あとは牧場だけじゃなくて周りの環境ね、スーパーが近いとか遊ぶところがあるとか、自分がリラックスできるところがあるとか、
ああいうとこは本当にちゃんとした方がいい。絶対ちゃんとした方がいい。
休日はありますか?
休日はあります。明日僕休みですよ。
週何休み?
2週間に1回。
2週間に1回8時間。
2週間に1回?
2週間に1回8時間。
だからヘルパーさん頼んだら、ヘルパーさんの勤務時間は8時間なので。
なるほど。
休み休み。
休み休み。
そうかそうか。
1週間に2回ではない?
1週間に2回じゃないですね。2週間に1回です。
給料の相場とかはどんな感じなの?労働基準法もあると思うんですけど、
学能で働く方々は休み少ないと思うんですよ。普通の社会人が働くより。
完全集計付加とかではないところが多いと思う。その辺はどう?
インターネットで普通に農業の従業員の平均年収とかで検索すると、
300万から400万ぐらいで出てきます。
大きい牧場で牧場超クラスになると800万とか1000万出せるところも最近は出てきたかもしれないぐらいだけど、
だいたい300万400万だと思った方がいい。
これで自分の夢、一軒家持ちたいとかいい車に乗りたいとか、牧場楽能を目指すだけでその夢は継ぎ切ると思ってください。
牧場従業員でやる場合は牧場従業員から新規収納するっていうのを考えてるんだったら、
新規収納すれば下手すれば何千万収入頑張れば、やるようによればできるけど、
従業員で一生私は誰かの下で定年まで働きますとなった場合は、
300万400万の平均で考えて、それでライフプランをやって自分の幸福を得られる生活をやっていけば、
別にそれは幸せだと思う。
なかなか難しいですね。
楽能で牛さんと関わってやりたいことが見えてくる方もいらっしゃる?
おります。
楽能に関わる仕事を教えてくださったと思うんですけど、どんな仕事がありますか?
楽能ヘルパーはありますね。
従業員さん。
ミルクを回収してくれる。
就業者の運転手さん。
餌運ぶ人とかもあります。
役所で働く。
復旧員さんとかもあります。
復旧員さんはどんな人?
復旧員さんは例えば、川上牧場で何か最近調子が悪いと。
でもその調子の原因がわからない。
で、復旧員さんにちょっと見てくださいって言ったら、
いろいろ牛の体調をチェックしてもらったりとか、
牛群検定の結果を見て、私はこう思いますよみたいなアドバイスをしてもらったりとか。
牛群検定のミルクを回収してくださっている方は復旧員さん?
検定員さん。
また新しい。
検定、牛群検定をするための記録を取ったりとか、
ちゃんとミルクが取れてるかみたいな。
回収してくれるのも検定員さんだけど。
検定も検定員さんがついてる。
何検定だっけ?
見守り検定ってなんだっけ?
直検定と検定員さんがいる検定の2種類があって、
直検定は公式記録にならないんですよ。
その牧場の記録にはなるんだけど、
公式記録にはならないんで、
例えばうちの牛で自家検定、検定員さんが来ずに
自分だけで牛乳を測って取って、
すごい1回で60リットルくらい出ました。
これはもう日本記録だ、世界記録だみたいなすごい牛が出ても
それは公式記録にはならないんです。
検定員さんが取ってしっかりチェック記録してやったやつは
公式記録になるっていう。
でも牛群検定は月に1回必ず?
月に1回必ず。
牛群検定に加入している農家さんは月に1回必ずですね。
でも自分が最近楽能になって、
農業高校に行ってらっしゃることが多いんですよね。
例えば牛群検定員さんとか役所の方々は
あんまり普通に生きてて牛とかに関わってこないと
そっち側に行く人ってあんまり
今は大きい牧場とかはそういうのを
大きい牧場になればなるほどマニュアルがしっかりしてるんです。
だから未経験の方がマニュアルを見て
その牧場で働ける形をちゃんと作ってくれる育成の