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2024-08-23 46:14

SBCast.#125 日々の暮らしの中でちょっとしたくつろぎを引き出せる場所(芝の家 加藤亮子さん)

今回は、東京都港区芝地区の住宅街にあり、誰でも気軽に立ち寄れる地域交流・多世代交流の拠点、芝の家で活動を行う加藤亮子さんに活動の内容や想いを伺いました。

サマリー

芝の家は、地域交流を促進する場として、近隣の関係性を深め、多世代の人々がつながる機会を提供しています。加藤亮子さんの紹介によって、その活動の背景や目的が語られ、多様な世代に開かれた居場所の重要性が強調されます。このエピソードでは、芝の家の加藤亮子さんが、日常生活の中でリラックスできる場を作ることの重要性について話しています。特に、地域コミュニティのつながりやITを活用した新しい形の交流に関するアイデアが紹介されます。芝の家は、隣近所のつながりを取り戻すために2008年に設立された地域交流の拠点であり、高齢者や子育て家庭など、さまざまな世代がリラックスできる場を提供しています。加藤亮子さんは、芝の家の活動を通じて、地域とのつながりや日々の生活にくつろぎをもたらす重要性について話します。

芝の家の意義
加藤亮子
日々の暮らしの中でちょっとしたくつろぎとか活力を引き出せる場所、生活に彩りを添える存在にも時には慣れているかなと思うんですけども。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、芝の家加藤亮子さんでございます。加藤さんどうぞよろしくお願いいたします。
加藤亮子
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にではございますが、自己紹介からお願いできますでしょうか。
加藤亮子
加藤亮子です。芝の家ともう一つ姉妹拠点、ご近所ラボ新橋という地域の交流拠点の運営事務局スタッフをしております。
高見知英
ありがとうございます。芝の家のほかのご近所ラボ新橋で行ってらっしゃるんですね。ありがとうございます。
それではまずこちらの芝の家の活動の内容についてお伺いできますでしょうか。
加藤亮子
東京の港区、駅で言いますと田町とか赤羽橋・柴公園・三田といった最寄り駅から5分から10分ぐらい徒歩でそのぐらい歩く住宅街の中にある
一見お家のようなみんなの家というような場所になってまして、どなたでも立ち寄れる地域交流拠点とか多世代交流拠点というようなふうに紹介するようなスペースになります。
運営は港区の柴地区総合支所という区役所の中にある地域の交流を促進するための事業になりまして、予算は港区の予算で運営していまして、中身の方を地元にある慶應義塾大学との方に依頼をして共同で運営が始まりました。
2008年、今から約16年前にオープンした交流の場所になっています。
週5日空いていまして、主に昼間の時間が中心になるんですが、火曜日から土曜日に1日5時間空いていて、その空いている時間内であれば無料でどなたでも、区外の方も含めてどなたでも立ち寄りいただける場所になっています。
高見知英
ありがとうございます。本当にいろんな団体の方が囲われている場所なのですね。ありがとうございます。本当にみんなの家ということで、自分も以前立ち寄らせていただきましたけど、本当にゆっくりできる場所ということでやっているので立ち寄りやすい場所だなと思います。ありがとうございます。
このような活動をするようになった理由というのをまずお伺いできますでしょうか。
加藤亮子
そうですね。港区に限った問題ではないとは思うんですが、隣近所の付き合いが薄くなってしまって、同じマンションの中で、同じフロアでもどんな人が住んでいるのかわからないというようなお話が結構あるかと思うんですが、
港区の中でもやっぱりそういった近所付き合いの希薄化という問題がずっと課題として上がっていた中で、何かしら近所の人が顔を合わせるきっかけになるような場所を作ろうということで始まりました。
普段のそういった顔見知りを増やすということが、政策的には災害時とか非常時の助け合いにつながるような顔見知り、近所の付き合いを増やしていこうという目的があって始まりました。
高見知英
ありがとうございます。付き合いの希薄化というのは本当にいろんなところでよく聞く言葉ではありますよね。本当に隣近所の付き合いが少なくなってしまった、周りの人と顔を合わせるきっかけがなくなってしまったというのは本当に非常に聞くテーマであるなと思います。
多世代交流の実践
高見知英
やっぱりインターネットでいろんな人と話ができる機会が増えたものの、ただ近所の人とはやっぱり会う機会が結果的に多くなっていなくて、結果的に遠くの人と仲良くなるけれども近くの人とあまり仲良くなれない環境があるなというふうにすごく感じています。
だからこそそういう場所を俯瞰する場として、この芝の家という場所がオープンしたということなんですね。ありがとうございます。
やはりこの目的としては、例えばこういう人付き合い、隣近所との付き合いの希薄化を解消するというのがやはり主な目的というような形になるんでしょうか。
加藤亮子
そうですね。助け合いにつながるような人間関係を作っていくということとともに、あとは単純に居場所づくりということもあるんですけれども、お一人暮らしだったり、二人暮らしだったり、特に高齢者のみの世帯というのが港区の中でも増えて、どうしても引きこもりがちになってしまったりとかいうことがあって、
そういう人にとっても出かけるきっかけになるような場所を作ろうっていうのもあります。高齢者に限らず本当にいろいろな世代の方にとっての居場所ですね。
ここにいてもいいですよ、大丈夫なんですよっていうことを伝えていくってことはいつも大事にしています。
高見知英
ありがとうございます。本当に一人暮らしとかポリスの方もそうなんですが、やっぱり出かけるきっかけが欲しいっていうのもありますよね。
特に近所に出かけるきっかけってなかなかなくて、遠くのどこかに出かけるきっかけがひょっとしたらあるかもしれない。でも近くのどこかに出かけるって想像なくて、だからこそ本当に身の回りもよく知らないけれども、遠くのことならよく知ってるっていうことになりがちなところはあるなと思います。
加藤亮子
でも本当に何か災害等があったときに一番大事なのは近所のつながりだったりするわけで。できるのであれば本当に両方ともある程度、遠くのことも知っているし近くのことも知っているっていうふうになればいいなっていうふうには思いますね。ありがとうございます。
高見知英
何か芝の家として特に対象としている人というか届けたい人、こういうような活動が届いてほしいなと思う人、何かここまででお話しいただいた内容以外にもありますか。
加藤亮子
そうですね、今高齢者の話が出たんですけど、対象としては本当にゼロ歳から上は何歳まででもっていう対象なので、子どもたちとか小さいお子さん連れの子育て中の保護者、お父さんお母さんみたいな方にとってもちょっとほっと一息つけたりする場所になるといいなっていうことと、
実際にそういうふうに利用していただいているケースもあるかなと思っています。子どもたちが見学に来る外の方に芝の家の好きなところは何ですかとか、どういうふうに過ごしてますかみたいなことを聞かれて答えていて面白いなと思ったのが、
約束してなくてもここに来ると誰かに会えるんだみたいな話をしていたり、子ども同士だけじゃなくても大学生だったり大人の方がたまたま来ていて一緒に遊んで楽しかったりっていうような、
特に何をしようって思ってなくてもとりあえず来てみよう、来ると何か面白いことあるかもしれない、一緒に遊べる人がいるかもしれないみたいな場所として使っているというか楽しんでるんだなっていうコースなんかもあります。
逆に小さいお子さん連れの方とかだと、小さい子どもが生まれると遠くに出かけるってことは難しくなるので、初めて自分の住んでいる地域を知る時間になっていたりするんですけど、
そういう中で、子育て支援で同世代だったり同じような立場の子どもを育てている人との出会いっていうのもあるんですけど、芝の家に皆さんが求めているのは逆にいろんな違う世代の人に会えるのが面白いっていう感じで、そういう親子連れさんも来ている感じですね。
この間も最近近所に住んでいる90代のおじいちゃんがいて、その方と5歳のお子さんを連れてきたお父さんがすごく話し込んで、面白かったですって言いながら帰って行かれたような場面もあって、そのおじいちゃんにとっても自分のお話をして、やっぱり面白いと思って聞いてくださる人がいるっていうのはすごく嬉しいことですし、
若いお父さんにとっては90代の方の若かった頃のお仕事の話を聞いたりっていうことがすごく刺激になったみたいで、特に高齢になられてくるとどうしても一方的に自分の話をしてしまったり、
あといろんな同じ話が何度も出てきてしまうみたいなこともあると思うんですけど、家族とかだともうそれ聞き飽きたよみたいな感じで、ふんふんってなってしまうんですけど、
話し場の家に来て全然初めましての人とその話をしていると、すごくへーって聞く人もいるし、すごくそういう意味でもいいんじゃないかなーなんて思っていたりしています。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。子供連れの方とかも含めて本当にいろんな人に対象として来てほしいなっていうことなんですよね。ありがとうございます。本当にいろんな層の人と出会える機会って増えてきてほしいなって思いますし、
実際そういうところ、自分も芝の家に実際にお伺いした回数は多くないですけども、そういうようないろんな人に会ったっていうことは多いので、やっぱりそういうような場所になっているんだなって思います。
そしてそういうふうにいろんな人と会う、本当に多世代の人と会うというのは、そういうようないろんな普段自分が会わないような人たち、仕事とか地域の活動とかで会う機会のない人たちと出会うきっかけ、周りの人に寛容になるためのきっかけにもなりますし、やっぱり知らないことを知るきっかけにもつながっていきますもんね。
本当に自分の体験したことのない世代のお話とかも含めて、特に最近だと子育ての場だと、子どもさんの活動によって、子どもさんが今授業で習ったことによって親が影響を受けるということもあると思いますけども、その親の影響を間接的に子育てをしてない人たちが受けることによってわかることっていうのもありますしね。
本当にそういうような場っていうのが、今は本当に必要とされているんだなっていうふうに思います。
今後の課題
高見知英
ありがとうございます。
それでは続きまして、活動に関して現在何か課題に感じていらっしゃることなど何かございますでしょうか。
加藤亮子
そうですね、常にいろいろな今お話したようにいろいろな世代の方に来てもらって、互いに今おっしゃったようないろいろな年代だけでなくていろいろな個性というか文化を持っている人とかが混じり合って他者を受け入れるというか、他者理解を進めていけるような場所になったらいいなと思うんですけれども、
例えば外国にルーツがある方とかの来場は今までわりと港区って外から見てもいろいろな国の人が住んでいるっていうイメージがあると思うんですけれども、
そういう外国にルーツがある方で日本で暮らしている方とかにもうちょっとどうアクセスできるといいのかなっていうのはずっと課題というかあったりもします。
あとやっぱり高齢の方、どうしても16年やってる中で世代交代というか、小さいお子さんもそうなんですけども、歩いて来られてた人が外に自分の力では歩けなくなって来られなくなってしまったりすると、
足場の家のような場所は自分でとりあえず歩いて来るしかないっていう場所なので、また新しい利用者というか利用者層が常に入れ替わっていく感じなんですけども、
もうちょっとシニアの方にも新しいシニアの方っていうんですかね、世代が変わっていく中で、これまでは来てなかった方にも来てほしいなっていうことはありますね。
高見知英
なるほど、そうですね。ありがとうございます。
あとは外国ルーツの方の人たちに来てほしい、どういうふうにしたらもっとアピールできるのかとか、あとは世代交代でこの場には来なくなった人にどういうふうに話をしていこうかということなんですね。
加藤亮子
そうですね。
高見知英
横浜も海外の人から来ることはすごく多くなってきていますし、主に東南アジア系の方が今多いですかね。
そういう人にどうやってそういう場に来てもらえるのかっていうのはすごく課題になるところが多いのかなって思います。
やっぱりすごくたくさん来ているというところもある一方、全く来ていないっていうところもあったりして、
でも、そういうところからいろんな人と出会うことによって、場合によっては言語を越えたつながりもあることによって、それで改めてわかるようになってくることってあると思います。
やっぱりそういうつながりが地域にもあるといいなっていうふうには思いますね。
また、本当に世代交代で来なくなった人、あまり来れなくなった人についての連絡の方法なんかもすごく欲しいなって思いますよね。
加藤亮子
それこそITの中でそういう来なくても、かつITに強くない人が使いこなせる、簡単に使いこなせる、どこでもドアじゃないけどどこでも電話的なものがあってね。
前来てたけど今は歩けなくなっちゃったけど、ちょっと押したら見えるとか、それは現実的にどうしようとかっていう話題ではないんですけども、
もうちょっと先の未来も見据えると、居場所なので場所に来ることがまず第一ではあるんですけども、
それプラスアルファなので、高齢の方だけじゃないですね、身体的に自衛が効かない方とか、若い方でも、
そういう方にとっても、まるでそこにいるかのようにおしゃべりができたりとかできるようなことができる技術がそのうち進歩すると出てくるのかな。
高見知英
特に本当に今の時期だと、そうでなくても本当に不要不急の外出はと言われるような暑さでもありますし。
加藤亮子
実際コロナの時は、芝の家のどこかにカメラを設置しておいて、それが配信されるみたいなことも面白いねとか言っていたりしたんですけども、
そうすると本当にそれにどこまで配信していいかとか、ここに来た人みんなが通るところにあんまり置きすぎちゃうと映りたくない人も映っちゃうのかとか、
現実的にやろうとするといろいろ考慮しなきゃいけないこともあるねなんて言いながら、実現にはいたらなかったんですけど。
IT活用の取り組み
高見知英
そうですね。例えばここ最近ですと、広い家の1階と2階をつぬぐための道具とかがこちらに転用できるかもしれないっていうのがあったりするかもしれないですし、
あとは他のコミュニティスペースなんかだと、こちらのほうは運用にはお金がかかってしまいますが、
LINEの公式アカウントで日々どのようなことをやっているのかを発信するですとか、いろんな取り組みをやっているところがありますね。
あとは結構本当に頻繁に、芝の家さんも本当にInstagramに投稿されていますけれども、
やっぱりそういうところに積極的に何か様子を見てみるとかコメントのやり取りがあるというのがあると、
加藤亮子
やっぱりそれを見て、ちょっと考えてみようかなと。ここでなら話せるかもっていうふうに思ってくれる方も出てくるのかなっていうふうに思いますね。
高見知英
ありがとうございます。
それではちょうどこの話題も出てきたところではありますけれども、
例えば今の芝の家として、ITについてどう関わっていきたいかなど他にございますでしょうか。
加藤亮子
現状は今おっしゃってくださったようなInstagramで日々の様子を発信していたり、
ホームページのブログでちょっとしたイベントの告知とか、イベントの報告とかっていうのをしているのが、芝の家が発信に使っているITという感じなのかなって思うんですけど、
あとは近所の方のいろいろな提案で小さな企画をいろいろやるんですけれども、
去年、いわゆるパソコンやスマホのお困りごとを相談に乗りますよみたいな回を企画された方がいて、そういうのってやっぱり結構需要はあるんじゃないかなと思うんですけど、
どうしても結局やっぱり個別対応的な感じにはなっちゃうので、ここら辺がみんな相談だけというよりは相談からがきっかけで交流が生まれるといいなというか、
そういうあたりどういうふうにやるといいのかなっていうのは、あまりちゃんとした答えは見えてないんですけど、そういう身近なお困りごとで、
ただ専門家がいるわけじゃないから解決しないかもしれないみたいな発信はして、日々の中でこれどうやってこのスマホのアプリどうやって消したらいいのみたいなこととか、
そういうご相談はスタッフに寄せられたりすることもあって、答えられるときは答えるし、ちょっとこれわかんないなみたいなときもありますし、みたいな感じです。
例えばドコモショップに行くほどではないけども、ちょっと聞きたいみたいな、多分お家に家族がいれば聞けるようなことだけど、
会話のネタとしてって感じになるかなとは思いますけど。
あとは遠くにいて、こういう場所づくりに興味を持っている方ということで、オンラインの見学会っていう名前で、コロナ禍では何回かスライドで芝の家の紹介をして、
後半は自由に少し小さいグループに分かれて喋ったりとか、っていうようなことはやってみていて、コロナが明けて実際に皆さん人の往来が戻って、今はちょっとやってないんですけど、
そういうことも別に引き続きやってもいいのかなーなんていう話はあったりなかったり、はいっていう感じですかね。
高見知英
ありがとうございます。
イベントの報告連絡などInstagramでの配信を行っているとか、あとは必ずしも定期的にというわけではないものの、例えばスマートフォンの相談会をやったりとか、コロナ禍の間ではやっぱりオンラインの見学会などを行っていたということなんですね。
ありがとうございます。
本当にそうですね。オンラインの見学会っていうのは本当に今でも必要とされることではあるのかなと思いますし、やっぱりこういうようなコミュニティスペースってやられている方は本当に全国各地にたくさんいらっしゃいますけども、
ただお互いがあんまり連絡を取っている状態ではないので、やっぱりここには当たり前のようにあるけれど、こちらには当たり前のようには存在しないすごく珍しいものとか、
あとはこちらではどこの場所でもだいたい共通している悩みですとか、そういうものって結構いっぱいありますので、やっぱりそれを共有する機会としてのオンラインっていうのはすごく今の時期、今だからこそ生きてくるものなのかなというふうに思います。
その他にも例えばスマートフォンの相談会っていうのは、どちらかというとやっぱり今って使い方についてある程度最低限使えるという人は増えてきたものの、それをどうやって活用しようかっていうのって意外と知られてなかったりすることも多いので、
例えば本当にスマートフォンの自分これこういうことやってんだよとか、こういうような使い方してるんだよみたいな自慢会と言いますか、勉強会みたいなものがあってもいいのかもしれませんし、もちろんやっぱりこういうスマートフォンの使い方って家族に聞いたらわかるかもしれないこともあるものの、やっぱり家族でも使い方が違いすぎてお互いわかんないっていうことも結構あったりするので、
加藤亮子
だから相談されたけれども、そんな使い方自分してないからやっぱりわかんないですっていう話になってしまったりすることもあるし、すごくやっぱり難しいものなんですよね。だからこそやっぱり赤の他人だからこそ聞けるっていうのはすごくありますし、
高見知英
実際自分も一時期そのような相談の受付をしてきて、結構そういうのは直接よく知ってる家族のような間柄では聞けないけれども、全く知らない繋がりだからこそ話ができるみたいなことも結構ありましたので、
だからこそやっぱりそういう家族の以外の人に話す場、相談ができたり、自分こういうこと使ってるんだよみたいな事例を聞けたりというのも、もっとあってもいいなっていうふうには思いますね。
加藤亮子
そうですね、そういう事例紹介っていうか自分のこういう使い方、お披露目会、自慢会みたいな楽しそうだし前向きでいいですね。
社会における行動の重要性
高見知英
やっぱりこういうのって本当に、ひょっとしたらオンライン見学会とかもそうなのかもしれないんですけど、本当にスマートフォンが出てきて間もない頃とか、オンラインでの繋がりができて間もない頃っていうのはすごくたくさんあったんですけれども、
やっぱりそれもそれぞれ時間が進むにつれてだんだん数が減っていってしまって、それぞれみんなが知る知識になってしまったのがすごく何かもたないところもあるなっていうふうに思って。
だからこそオンラインで今どういうことできるんですよとか、たとえば年劇見に行くことだってできるんですよとか、楽を聴きに行くこともできるんですよとか、
そういうのは自分そうやって使ってるんですよっていうのは、この紹介し合うっていうのがもっと増えてくれるといいなというふうに思いますね。
加藤亮子
ありがとうございます。
そのほか何か、こちらの配信を聞いている人に何かしてほしいことなど何かございますか。
千葉の家からってことはないんですけども、やっぱりこういう活動って遠くに出向いて何かするっていうよりは、みんなそれぞれの住んでいる町とか働いている地域とか活動している地域とかっていうところで、
いろんな人がいると思うので、見知らぬ人というか周りにもちょっと関心を持って接してみることで、思ってもいなかった人との出会いだったり、
いきなり声をかけたらどう思われるかなとか、いろいろあると思うんですけども、なんとなく思い切って何かちょっと気になっていることや人がいたりしたら、何か行動を起こしてみるみたいなことをそれぞれの方がやることで、
いろんな人が生きやすい社会にもつながるのかなって思うので、それぞれの町で気になっているけど、何となくいつも忙しくてスルーしちゃってるなみたいなことがあれば、ちょっと一歩踏み込んでみたり、道で声をかけてみたりとか、
何かそれぞれができるといいのかなとは思ったりします。
高見知英
そうですね、やっぱり本当に近くの見知らぬ人に興味を持つ、関心を持つっていうのがすごくあるといいなって思いますし、そのきっかけになるのが本当に柴の家のような場所になるんだろうなというふうに思います。
やっぱりなかなかでも近くにそういう場所が見つからないっていう方は、本当に時々遠くの方を見てみるということで、柴の家とかちょっと遠くからでも行ってみてもいいかなと思います。
加藤亮子
逆にそういうところで会った人で、もし偶然近所の人がいたらそこに行くところもあるし、いろいろと近くの人の場っていうのを広げていってほしいなというふうに思いますね。
地域とのつながりを深める
高見知英
とてもやっぱり特に今って本当に先ほどの通りインターネットでいろんな人と話をできるので、近くの人のつながりって逆に得づらくなっているというふうに思いますけれども、そんなことだからこそ近くの人の場をどうやって作るのか、
加藤亮子
あるいはそのヒントを柴の家のような場所に出向いてみるというのもいいのかなというふうに思います。
そうですね。柴の家がある町にも町内会っていうのがあって、本当に町内会ってボランティア活動の、昔からあるボランティア活動の一つなんだなって私も改めて大人になってから仕組みがよくわかったというか、
本当に皆さん地域のためにというか防災のことだったり、子どもたちや大人の人にもリクリエーションの機会を作ったりとかってことをずっとやってきていて、
そういう活動って一回入ると抜けられないじゃないかとか、煩わしい人間関係とか、多分そういうのも心配な点もあるかと思うんですけれども、町内会の方でもやっぱりいろんな人に関わってほしいということで、
今までの組織を変えてとか、いろいろやってらっしゃるのも私も間近に見ているので、何か身近なところで言うと、柴の家のような中立的な居場所っていうものは少ないかもしれないですけど、
自治会とか町内会とか、そういう活動も多分割とあるところに探すと意外とあると思うので、そういうところでどんなことを手伝えるのかなとか、そういうところも一つの企画になるかなとは思います。
高見知英
ありがとうございます。自分も以前町内会には関わっていたことがあって、一時期町内会の会合室に記事を書いていたこともありましたけれども、そういうような繋がりっていうのはやろうと思えば案外できたりして、
遠い家は若い人があんまり多くないので、なかなか一人ぼっちになってしまいがちなところもあるのかもしれません。
ただ、そういう場所もないわけではないので、まずは関わってみるだけ関わってみるっていうのはできるように思います。
加藤亮子
そうですね。
高見知英
それで難しければ、周りの自治会について何かやってる人に話を聞いてみるとか、あとはこういうコミュニティスペースに話をしてみるとか、そういうようなところいろんな手段があると思いますので、
あとは地域のことを見てみるといいのかなっていうふうには思います。
ありがとうございます。
地域の歴史と記憶の保存
高見知英
また、芝の家さんとして、現在これからやってみたいことや何かやりたいことなど何かございますか。
加藤亮子
そうですね。今、芝の家がある町が古い町並みが残っているエリアなんですけれども、再開発の話が具体化しつつあるのかなっていう感じがあって、
あと、高齢化っていうこともあるので、皆さん、昔の町がこうだったとか、昔はこんなことしてたんだみたいなとか、町の話を聞く機会がどんどん減っていってしまう感じで、
本当に再開発が決まってしまうと、町の姿が本当にもうガラッと変わってしまうっていうことがもしかしたらあるのかなっていうのが最近のトピックとしてはあるんですけど、
なので、町の写真を残していくとか、今80代、90代の方たちの戦争のことも含めて、町小さい頃こんなふうだったとか、
小さい頃の思い出、町での思い出のお話なんかを聞く機会が、何気ない会話の中で聞く機会はすごくあるんですけども、そういう聞いているものを何か残せるといいねみたいなことが課題というか、これから何かしらできたらいいねっていうこととしてはあります。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
本当にそういう昔の話って、なかなかこういう何かまとめられる機会っていうのは多くなくて、話をする機会はあるんだけれども、そういえばその話はどこにもまとまってないなっていうふうになってしまうっていうのはすごく多いなっていうふうに思います。
だからそういう情報をいかにしてまとめていくかっていうのは、本当にあるといいなというふうに思いますね。
特に横浜だと、例えば戸塚とか保土ケ谷みたいな宿場町なんかだと意外と情報まとまってたりしてるんですけども、そうでないところって意外となくて、でもそこに歴史がなかったわけでは全然なくて、実際行ってみるとこういうようなことあったんですよとかそういうのはどこかに書いてあって、でもそれはまとまりがなかったりするっていうのはすごくあるので、
やっぱりそれをどうやってまとめていくのかっていうのか、特にこれは本当に今の本当に戦後になってから、今、そしてもうちょっと、大体もう少し先の話までも含むかもしれませんが、この時代のすごいテーマになってくるところがあるのかなというふうには思います。
加藤亮子
昔の、多分25、6年前、30年弱前に地域の何人かの方が求められた芝っ子っていう名前の冊子があるんですよね。A4サイズで4、50ページぐらいかな。
昔の写真とか、街の地図とか、歴史もあるし、個人の話も載ってるしみたいな、思えば本当に力作だなっていうものがあって、それを現代的にやるとするとどういう形になるのかなっていうのは、さっきのITの話も絡めて、なんか考えていきたいことではあります。
芝っ子のこれだよ。
そういうことを既にやってらっしゃる地域の居場所だったり、何かグループなんかもあると思うので、お話聞いたり勉強はしてみたいなと思っています。
高見知英
そうですね。芝っ子の現代版みたいなものですね。
確かに本当にそういうような資料ってなかなかまとまらなくて、でも機会さえあれば意外と作れそうっていうのはあるので、やっぱりそういうようなものを作っていきたいですね。
それを軸にして本当にお年寄りの方と若い方がつながるっていうようなこともあると思いますし。
加藤亮子
そうですね。お話を聞くっていう機会自体が意味がありますので。
高見知英
本当にそうですね。ありがとうございます。
芝の家の活動と魅力
高見知英
今後インターネットで芝の家の活動を知るにはどのようにすればよいでしょうか。
加藤亮子
芝の家で検索していただくとホームページがあると思うんですけども、そちらにチャブ大日誌っていう名前でブログのページがありまして、
そこに月々の予定だったりイベントのお知らせなんかを載せています。
日々の様子はInstagramに芝の家スタッフというアカウントで日々の様子を載せているアカウントがありますので、
その2つを見ていただけると全体がなんとなく伝わるかなというふうに思います。
高見知英
ありがとうございます。
ホームページやInstagramのページですね。
こちらのPodcastの概要欄にも記載ございますので、興味が出てきたという方はぜひそちらのほうを見ていただければと思います。
自分もこちらの芝の家の活動についてはちょくちょく見させていただいております。
加藤亮子
ありがとうございます。
高見知英
本当にこういうようなホームページの活動が載っているっていうのがとても誇りましいことであります。
自分もなかなかこちらの芝の家の方にはあんまりお話はできていないですけども、
また機会があればぜひまた寄らせていただければと思います。
ありがとうございます。
それでは最後の方にはなってまいりますけれども、
こちらの芝の家の活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
加藤亮子
キーワード、そうですね。
日々の暮らしの中でちょっとしたくつろぎとか活力を引き出せる場所、
生活に彩りを添える存在にも時には慣れているかなと思うんですけども、
もっと短いキーワードということで言うと、日常生活とか、
親しみやすさとか、くつろぎの場所とか、
あとは遊び場っていうような言葉が入ってくるかなと思います。
高見知英
ありがとうございます。
日々の暮らしにちょっとした活力を引き出せる場所、
その他日常生活やくつろぎの場ということですね。
ありがとうございます。
コミュニティカフェっていうのは本当にあちこちにありますし、
自分もそういうところの話はよく聞いていますけれども、
本当に賑やかな場所になることがすごく多くて、
あんまりゆっくりいるというより、話を楽しむ、会話を楽しむっていうところが主軸になることが多いんですけども、
そこまでではなくて、本当に日常生活のくつろぎの場としてあるというのが、
本当に芝の家なのですね。
ありがとうございます。
そうですね。やっぱりそういうようなゆっくりできる場というのは、
本当に必要なことになるかなと思いますので、
ご興味がありの方は何らかのイベントの時や、
あとは本当にお近くの方は気軽に、
本当に日常の場として、
こちらの芝の家に行っていただければいいなというふうに思います。
加藤亮子
ありがとうございます。
高見知英
それでは最後、このほか何か言い逃したな、
これ言っておきたいなとか何かございますか。
加藤亮子
大丈夫です。ぜひそうですね、今言ってくださったんですけど、
地域の人じゃなくても誰でも訪れていただける場所なので、
もしとりあえず場所を見てみようというか、
現場を体験してみようという方は、
気楽にフラッと来場していただければと思います。
高見知英
そうですね。
加藤亮子
あとはそうですね、地域の方で、近所の方であれば、
こんなことやってみたいんだけどっていう提案なんかも、
お待ちしてますので、
それもひとまず形になってないけど、
何かちょっと話してみようみたいな段階でも構わないので、
ご相談ください。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。
本当にお気軽にこちらを見ていただければと思います。
加藤亮子
はい。
高見知英
ありがとうございます。
それでは今回のゲストは、
芝の家、加藤亮子さんでございました。
加藤さんどうもありがとうございました。
加藤亮子
どうもありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
加藤亮子
はい。
高見知英
今回は、東京都港区、芝地区の住宅街にあり、
誰でも気軽に立ち寄れる地域交流・多災交流の拠点、
芝の家で活動を行う加藤亮子さんに、
活動の内容や思いを伺いました。
都市化が進み、隣近所の付き合いが薄くなってしまった。
同じマンションの中で、同じフロアでも、
どんな人が住んでいるのかわからない、
ということが多くなってしまった。
そんな中、近所の人が顔を合わせるきっかけとなるような場所として、
加藤亮子
2008年にオープンした交流の場所が、芝の家。
高見知英
現在は一人暮らしなど、
高齢者のみの世帯が出かけるきっかけになる場所。
小さいお子さん連れの子育て中の方々が、
ちょっとほっと一息つけたりする場所。
いろいろな世代の方が、ここに来ると誰かに出会えるんだ。
そんな思いで集まる場所になっています。
その他、芝の家では、
パソコンやスマートフォンのお困りごと相談会や、
地域とのつながりの重要性
高見知英
オンラインを含む様々な形式での見学会など、
様々なイベントが芝の家に関わる多くの人たちによって、
計画開催されています。
遠くに出向いて何かする。
それだけでなく、みんながそれぞれ住んでいる町とか、
働いている地域とか、活動している地域で、
周りにちょっと関心を持って接してみることで、
思ってもいなかった人と出会う。
それぞれの町で気にはなっているけれど、
なんとなくいつも忙しくてスルーしちゃってる。
そんな人たちの輪にちょっと踏み込んでみたり、
道で声をかけてみたり。
それぞれができるようになるといいなと加藤さんは言います。
芝の家の活動のキーワードは、
日々の暮らしの中でちょっとしたくつろぎや、
発力を引き出せる場所。
生活に彩りを添える存在。
日々の暮らしに余裕ができたから、
遠くに出かけて何かする。
それだけでなく、近くの場所によって、
ゆったりとした時間を過ごす。
そこで近所の誰かと出会う。
地域の人と関われる場所。
そんな場所から地域をより深く知る。
皆さんもご自身の住んでいる地域、
もう一度見回してみませんか?
ポッドキャストのお知らせ
高見知英
このポッドキャストの感想は、
YouTubeやスタンドFMのコメント欄などで受け付けています。
それらが使えないという方は、
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.サイトの
お問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCast.は、
継続のための寄付受付を行っています。
毎月1,000円の月額サポートの内容となります。
得点などご興味ご関心おありの方は、
ぜひ寄付サイトもご確認ください。
今後も、この番組では様々なステージで、
地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を
お楽しみいただければと思います。
それぞれの視聴環境にて、
ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして
次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCast.を終了します。
お聞きいただきありがとうございました。
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