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だむは
女性が選びづらい業界っていうのがまず1個あると思っています。
2つ目はIT業界自体、
企業自体って働きやすいと私は比較的思っているんですけど、
まだまだ女性が働きやすい環境っていうのが整い切れてないっていうので、
女性企業にいろいろヒアリングさせてもらってるんですけど、
彼らもエンジニア自体が足りないのは結構困っているので、
あと同質性が高い組織に課題を感じている企業って結構多いんですけど、
なかなかどうやって女性が定着するか、雇用できるかっていうのは分かってないので、
組織の中側から変えていかないといけないかなっていう2点ありますね。
あと女性側のバイアスっていうのもアップデートしていく必要もあるのかなと。
だから当事者の意識の変革と企業サイド、マジョリティ側の組織改善とか、
そういった部分をどんどんやっていかないといけないかなと考えています。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。
そうですね。やっぱりIT関係の職場、
自分自身はあまりそういうような職場に足を運んだことがあまりないんですけれども、
やっぱり男性が多いというイメージは確かにまだあるのかなというふうに思います。
職場環境についてもそうですね。
実際その他の、自分は大学とか中学のプログラミングに関して関わっていたこともありますし、
実際プログラミングの授業を中学でやったこともありますけれども、
こちらの方でもやっぱり女性は人数的には少ないなという形はありました。
だむは
やっぱりそうですよね。
高見知英
これを阪神ができる機会が本当に少ない。
やっぱりロールモデルが見えないというのはもちろんそうなんですけれども、
実際にできる人がそばにいないという問題もあるなというふうに感じました。
実際プログラミングの授業の後に感想を学生の皆さんに伺ったこともあるんですけれども、
やっぱりそういう人の話を聞いていても、
あまりプログラミングがこんなことができるんだって全く知らなかった。
でもプログラマーってこんなにいっぱいいるのに、
なんでそういう人があったことがないんだろうなというと、
確かに地域には誰もいないんですよね。
例えば自分のところだと横浜ですけれども、
横浜でITのコミュニティって言っても、
IT勉強会やる人みんな東京に行ってしまいますので、
横浜にはIT勉強会に出るような人がいない。
例えば本業でプログラミングをやってらっしゃる方がお父さんお母さんにいた場合、
特にやっぱりここ最近リモートバークもありますので、
そこで親がプログラミングをやっているところを見るという機会はあると思いますけれども、
逆にそれ以外のタイミング、それ以外の環境だと見る機会が全くないのかなという感覚がありました。
だむは
そうですね。
高見知英
で、やっぱり例えば最近ですとYouTubeの動画なので、
プログラミングをしている方を見る機会は増えたので、
そういうところに元から接点があった男の子は見る機会が多くなって憧れを抱くということは増えたけれども、
そういうようなコンテンツと出会う機会があまり多くない女の子は、
そもそもプログラミングというものに興味を抱かないことが多いのかなというような感触を感じていました。
だむは
私も父がエンジニアだったので、
そういうやっぱり親の影響は大きいなってすごい思いますね。今の話聞いてても。
高見知英
そうですよね。
本当に親の影響はもちろん大きいかとは思うんですけども、
親以外の大人の影響を受ける機会が本当に少ないなっていうふうに思っていて。
他の分野の例えばどこかで小売をお店をやっていらっしゃる方、
料理を作っていらっしゃる方、いろんな生産業の方々と実際に会う機会っていうのは、
地域を見るって山ほどあるので、自然と見るんですけども、
じゃあそういうような場にプログラマーっているかっていっていないことが多いなっていうような感覚がありましたね。
だむは
そうですね。
高見知英
そういうようなところで、もうちょっと惑星さんが気軽にプログラミングって何やるのっていうのを分かる機会があるといいなっていうふうに思っていました。
だむは
その通りですね。
高見知英
ありがとうございます。
では活動についてという形で進めさせていただければと思うんですけども、
こちらの活動を目的としていることについてお伺いできますでしょうか。
だむは
ありがとうございます。
さっきおっしゃってたように、女性がIT業界とかエンジニアに関わる機会というか接点みたいなロールモデルみたいなのをどんどん増やしていくことが
IT業界に女性を増やすことにつながると思っているので、
だむは
そういう少しでも興味を持ってくれた女性が、まずどういう人が働いているんだろう、どういう女性が働いているのかなっていう、
活躍している女性と出会えるような場所。
その出会いをきっかけに、私でもできるんだと思ってもらって挑戦できる場にしていきたいというのが目的の一つであります。
あともう一つは、すでにエンジニアとして働いている方が、
IT業界での女性の離脱って結構体感で多いんですけど、
ちゃんとしっかりライフイベントと技術の部分を両立して、
IT業界でキャリアを持続的に歩んでいけるようにするにはどうすればいいかっていうのを、
組織の中だと女性が少ないんで一人で考えるしかないっていう時があるんですけど、
こういった私のsisterというコミュニティをきっかけに、
いろんな人と話すことで自分なりの持続的に働き続けられるように考えていけるような場にしていきたいっていうのが、
sisterはそういった目的としてあります。
なので本当にIT業界の女性のエンパワーメントの場っていうところが一番の目的ですね。
高見知英
ありがとうございます。
私にはできるんだっていう気持ちってすごく大事ですよね。
だむは
そうですね。
高見知英
自分がプログラミングの講座を講師やってて感じたのも、
本当に自分にもできるんだって思ってもらうことってすごく大事だなって、
実際本当にできるんだと思われてなかったんだなっていう風に感じたところですね。
そういうのも実際に会ってみて、話をしてみて結構わかることっていうのはすごく多いなっていう風に思いました。
それもあって、ここ最近必ずいつもってわけではないですけども、
やっぱりプログラミングって外部に漏らせない情報も結構出てきたりするので、
やっぱり可能なときにはプログラミングの内容を動画に残すなり、配信をするなりしてみて、
今のプログラミングでこうやれるんだ、逆にこれぐらいの知識の人でもできるんだってことを残していければなっていう風に思ってるんですけども、
なかなかやっぱりそういうような動画を出している人って特に日本には多くないのかなっていう感覚はあります。
だむは
そうですね。
高見知英
TikTokなどを見てみると、プログラマーの方、海外の方で
ちょっとしたプログラムの例を動画で出しているという方は結構いらっしゃるんですけれども、
日本だとほんと少ないというか、プログラミングの話はしてるけどコード自体あまり出てないという動画が多いなっていう感じはありますね。
だむは
それはありますね。コード自体は全然載ってないイメージですね。
高見知英
海外の方が出しているTikTokのプログラミング関係の動画とかを見てると、
結構プログラミングについても動画では本当にタイムラプス、時間を短縮して流しているだけの動画もあるし、
こういうデザインはプログラミングでできます。続きはコードペンとかそういうのをサイトで見てくださいみたいな、
そういうような出し方をしているところもあるし、いろいろあるんですけれども、
やっぱりプログラミングの作例を見せているとか、プログラミングに限らず製造関係ですね。
だむは
デザイナーとかそういうものもそうなんですけども、いろいろな製造工程を見せるという動画は結構海外多いなっていう感覚はありますね。
面白いですね。
高見知英
そういうようなきっかけがもっともっと増えてきて、本当に自分でもできるんだって思ってくれる人が増えてくれるといいなというのはありますね。
だむは
ありますね。
高見知英
ありがとうございます。
高見知英
それでは続きましてですけれども、このポッドキャストを聞いている人にITとどういうふうに関わってほしいなど何かございますか?
だむは
ITとどう関わってほしい。
そうですね、もう多分皆さんが無意識に触っているもので、ITと関わりがないものって逆に少ないぐらいだと思っていて、スマホなんて特にITだと思いますし、もっと身近なものなんだよっていうのを知ってほしいなって思いますね。
あとはやっぱりこういうのって、自分が作るとかそういう思考まではいかないかもしれないんですけど、ITとかテクノロジーってすごい課題を解決するものでもあり、自分たちの生活に絶対なくてはならないものに今なっている中で、
もし何かこういう課題があって解決したいなって思った時に、ITだったらどう解決できるんだろうみたいなのが思い浮かべたらすごいいいかなって思うんですけど、結構ハードル高いですよね。
そうですね。
高見知英
あんまりしか分かっていないものってどうしてもやっぱり、じゃあどうすればいいのかなっていうのが具体的に頭に出てこないっていうことが多いので。
だむは
そうですよね。
高見知英
でもある程度の基礎を知っている事柄であれば、例えばあと一歩って踏み出しやすくなったんじゃないかなって最近思うんですね。
だむは
そうですね、確かに。
高見知英
例えば自分最近話題のAIツールとかこちらに、これこれこういうようなことをしたいんですけど、これについてベストプラクティス、一番いい例って何か、いいのありますかって聞いてみたりすると、こういうやり方ありますよって、やっぱりこれがメジャーなんだとかそういうふうに思わされたりすることって結構あって。
だからこういうようなところで全く知らない分野についてAIに聞くっていうのは裏付け作業がものすごく大変になるのでやめた方がいいかなというふうに思うんですけど。
でも基礎技術はある程度、もう本当に6割以上知っていることであって、残りの4割を知るためにAIに聞いてみるっていうのは意外と使えるのかな。
本当に一歩先を照らすんじゃなくて半歩先を照らすためのツールとしてAIはすごく、今の段階のAIってそういう分野にすごく強いのかなっていうような感覚があって。
だからこそやっぱこういうような、なんかもっと身近なもの、課題があって解決したいっちゃITだったらどうやるのかなとかプログラミングだったらどうやるのかなってヒントを得るためには意外とこういうツールって使えるんじゃないのかな。
だむは
確かに。そうです。すぐコードとか出してくれますもんね。
高見知英
もちろんそれをいざ実装しようと思うとやっぱり本職の方に頼まなきゃいけなかったり、他の人に切り拓きしなきゃいけなかったりすることもあると思いますけれども、
ただ本当にきっかけを知る程度には本当にこういうようなAIツールって使えるんじゃないのかなっていう感覚はありますね。
だむは
本当そうだと思います。すぐ簡単に使えるし、コード結構すぐ出してくれますもんね。
高見知英
出してくれますもんね。
AIが出してくれるプログラムってやっぱり曖昧なところにAIはいちいち質問してくれないので、曖昧なところは曖昧なまま。
なんか間違いをぐんぐん広げてしまう怖さっていうのもありますけれども。
なのでやっぱりプログラミングについては結構プログラミング知ってる人じゃないと使いづらいってところはあるかと思いますけれども、
ただ案外そこを抑えればある程度は使えるんじゃないかなヒントにはなるかなというふうに思います。
やっぱりそういうの時にAIも活用してみるとかいうようなところで、
高見知英
もしもうちょっと興味が湧いてこれがいけそうこれができそうってなったら他の団体に声をかけてみるとか話しかけてみるとかやってみてもいいのかなっていうふうに思いますね。
だむは
そうですね。きっかけになるといいかなとすごい思います。
高見知英
ありがとうございます。
自分も本当にプログラミングを常々よく言ってる通りプログラミングって料理のみたいなものだと思っていて、料理って結局結構いろんな方がされると思うんですよね。
本職でシェフとして仕事をされる方っていうのももちろんいますけれども、家庭料理を作るぐらいの人、自分の自炊をするための料理しか作らない人、本当にいろんな人がいると思うんですけれども、
でもそういうような本当に家庭料理を作るぐらいのプログラミングっていうのがもっともっと増えていけば気軽にできるようになればいいんじゃないのかなというふうに思うところがすごくありまして、
それがいろいろつながっていった結果、やっぱりじゃあITで課題解決できるんじゃないのっていうようなところにつながっていくんじゃないのかなというふうに思いますね。
だむは
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。
それでは続きまして、こちらのsisterとして今後やってみたいこと、やってみようと思っていること何かございますか?
だむは
そうですね。sisterはコミュニティとして、今コミュニティマネージャーを募集していて、もうちょっと本格的に活動していこうと思って、もっと整理していこうと思うんですけど、
私として会社として今進めていこうと思っているのが、その企業とか業界全体を巻き込むっていう方で、
企業側に女性がIT業界で働きやすくなるために環境を変えていこうよっていうアプローチを今やっています。
そこでまだ答えが出てないんですけど、どんなことができるかみたいなところを企業側からも変えていって、
当事者へのエンパワーメントもやっていって、両サイドから業界全体を変えていけるような取り組みをやっていきたいなと考えています。
すごいざっくりなんですけど。
高見知英
ありがとうございます。当事者や企業を両方でエンパワーメントしていくような取り組みを相互で考えていくということですね。
だむは
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。当事者が変わるっていうこともできますけれども、やっぱりそれだけでは企業が変わってない子ですね。なかなか企業で活躍する場がない。
一方、企業が変わってもそれに関わる当事者の方がいらっしゃらないと、結局企業はなんだ意味ないじゃんっていう形で感想を抱かれてしまうということもあると思いますので、
やっぱりそういう両方を同時に変えていくっていうことがすごく重要なんだろうなというふうに思います。
ありがとうございます。
やっぱりそういうようないろいろな企業の取り組み、活動事例の取り組み、個々人の取り組みがもっともっとオープンになっていって、
考え方が変わっていく、じゃあこういうふうな使い方できるね、こういうことができるねっていうような事例が集まっていくといいですね。
だむは
そうですね。どんどん変わっていければいいかなと思っています。
高見知英
ありがとうございます。今後インターネットでsisterの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか?
だむは
そうですね。私たちはTwitterをメインに活動を上げているので、私のTwitterをフォローしていただくとか、
あとsisterのアカウントもありますので、そちらが一番リアルタイムで知れるんじゃないかなと思います。
あとはホームページはそこまで更新していないんじゃないですか、
ビグラス株式会社のプレスリリースを追うとか、あとnoteとかやってるのでそちら投稿待っていただくとか、そういうことをするとちょっと追えるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。ホームページプレスリリースやnote、Twitterなどですね。
高見知英
こちら基本的にはではインターネット上からこちらのsisterには関わることができる形になりますよね?
だむは
はい。
高見知英
ありがとうございます。
それでは最後になりますけれども、sisterの活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。
だむは
はい。IT業界のジェンダーギャップを解消しますっていうのがキーワードでございます。
高見知英
ありがとうございます。
この言葉に込めた意味など何かございますでしょうか。
だむは
意味。
はい。IT業界自体同質性の高い業界なので、ジェンダーギャップを解消することは女性の雇用問題解決にもなりますし、日本のIT市場がもっと多様性のある市場になって、それがイノベーティブなプロダクトを作ったりとかもっと大きいことに関わっていくので、
IT業界のジェンダーギャップを解消するということは、日本のもっと進化にもつながるというところの大きい意味も含んでいるというのが回答で大丈夫でしょうか。
高見知英
はい。ありがとうございます。
はい。
IT業界のジェンダーギャップを本当に解消していくっていうのはすごく良いかなというふうに思いますし、やはり本当に多様性のある環境になっていければいいなというふうに思いますし、
やっぱりITという分野、もちろんしっかりとした理解が必要になるんですけれども、しっかりと理解をして技術について把握した上であればやはりライフステージの変化にも対応しやすい触手ではあるなというふうに思いますので、
例えば1週間、2週間あまり時間が取れなくても本当に少しのわずかな時間をプログラミングに使うとかそういうのこともできると思いますし、いろんな関わり方が選べるのがプログラミングとかエンジニアの世界だと思いますので、こういうようなエンジニアのジェンダーギャップっていうのをなくしていければいいですね。
だむは
そうですね。はい。頑張ります。
高見知英
はい。ありがとうございます。
だむは
ありがとうございます。
高見知英
それでは最後何か、この他何かこれは言っておきたいなどございますでしょうか。
だむは
そうですね。私たちはですね、最初個人で活動してましたが、今は株式会社、ビーグラス株式会社として当事者に対するエンパワーメントと企業や業界全体での変革っていうところをやっていきますと。
何年かかるかわかりませんが、女性にとってIT業界が当たり前になる世界で、かつIT業界で入ってきてくれたらしっかり女性も働きやすい環境になっていけるように私たちも活動していきますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
高見知英
はい。ありがとうございます。そうですね。本当に女性にとって、女性、男性問わず本当にITが当たり前になっていけばいいなっていうふうに思いますね。
やはりどうしても地域の方々のお話を聞くと、プログラミングするのはプログラマー、それ以外の人は一切プログラミングしないっていう形になっちゃうんですけれども、さっきのプログラミング料理のようなものだったら料理って専門家以外料理しないわけないですよねっていう話にもなりますので、
だむは
だから本当に当たり前のように誰もがプログラミングとかIT業界の何かとかそういうものに気軽に触れられるようになっていけるといいなっていうふうに思いますね。はい。ありがとうございます。
高見知英
それでは今回のゲストはsister ダマハさんでございました。ダマハさんどうもありがとうございました。ありがとうございました。ありがとうございました。
ダマハさんの内容や思いを伺いました。文系分野からIT業界に入って8年働いてきたダマハさん。業界内での職種転向にあたり先輩となる女性からアドバイスを得たいと思ったものも、IT業界自体に女性が少なくアドバイスをもらえる人、メンターと出会える場所がないということに気づきました。
ないんだったら自分が女性のメンターと出会える場所を作れれば良いとウェブサービスを立ち上げたのがこのsisterの始まりです。女性がIT業界やエンジニアに関わる機会を増やすこと、成功事例を増やしていくこと、そしてIT業界自体に女性を増やすこと。
現在sisterはメンターとの1対1の対話や一つの場所に集まって一緒にキャリアについて考えるなどといった様々なイベントを開催取り組みを行っています。sisterの活動のキーワードは、IT業界のジェンダーギャップを解消します。IT業界は同じような考え方や価値観を持つ人も多い、同質性のやや高い業界。