1. まなびのはなし
  2. #015 - 認知バイアス
2023-05-26 24:09

#015 - 認知バイアス

自分たちの行動の背景にどういう傾向・パターンがあるのか、につながる「認知バイアス」について話そうよ、とtomokoが持ちかけた回。認知バイアスというテーマはとても大きいですが、今回はそれぞれが気になっているものをいくつかピックアップして話しました。


  • 平均以上効果やレイク・ウォビゴン効果(self-serving biasという自己奉仕バイアスの一部)
  • ダニング=クルーガー効果
  • (2つのタイプの)透明性の錯覚(非対称性錯覚の一部)
  • スポットライト効果
  • 権威バイアス
  • そこからの続きで「ネイティブスピーカーであることの権威」「先生であることの権威」に対する気持ち
  • 「〜バイアス」のように言語化されたものを「鑑」として使うことで自分自身の理解を深めるという体験
  • 色々なもの(自己効力感・メタ認知・感情とロジック・モチベーション)につながってくる話
  • コーチングセッションの文脈で意識するとき


エピソードで触れたもの、参考情報


関連エピソード

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このpodcast「#まなびのはなし」では、大人の学びをサポートしている二人が、それぞれ見つけた・考えた、ことを、話したいから話しています。話している二人はemi (ウェブサイト)とtomoko (ウェブサイト)。自己紹介エピソードはこちらです:#001 - 自己紹介

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このポッドキャスト、まなびのはなしでは、大人のまなびをサポートしている2人が、それぞれ見つけた、考えたことを話したいから話しています。
今日もよろしくお願いします。
お願いします。
今日話したいことは、認知バイアスです。
はい、バイアスって聞くことになると、ネガティブな話みたいな感じですけど、そうじゃなくて、自分にはどういう傾向があるかとか、どういうことに気づかないうちに偏っているかとか、偏っていることにすら気づかないかとか、
そういうことを私は結構発見するのが好きなんですね。
行動経済学みたいな分野で、たぶん直近の20年ぐらいに研究とかが進んでいる分野でもあったりするので、
無意識のうちにやっていることが、実はいろいろ解明されているみたいなところを学ぶのが好きなので、この話をえみさんとしたいと思ったっていう背景があります。
なるほど。今回、ともこさんの方からあるサイトをシェアしてもらって、その中で他者事故っていうタブについてちょっと見ておいてくださいっていう話だったんですけど、
特に他者事故に興味があるっていうことなんですか?
そうですね、もしかしたらその仕事の偏りの影響もあるかもしれないんですけど、いろんな形でバイアスってある中で、他者との関わり方の文脈での自己認識を意識することが結構多いので、
確かにそうですね、自分一人の記憶の中のバイアスとかもちろんありますけど、確かにそのタブをシェアせず、他者事故のタブをシェアしていたっていうところに少し自分の思考というか、
興味のね。
興味というか、現れてるのかもしれないなと。
なので今日のエピソードはどちらかというと、こんなにいろいろあるけれども、特にこれちょっと話してみたいなみたいなのを2つずつぐらい持ってこようかみたいな話で、今ここにいるんですけど、
私1個目、共有するとですね、自己奉仕または自己支援、英語でいうセルフサービングバイアスといって、自分に良いようにバイアスが働くっていうカテゴリーの中の平均異常効果っていうバイアスのことについて話したいかなと思いました。
この平均異常効果っていうのは、専門用語だとレイクウォビゴン効果とも呼ばれているらしくて、要は自分は平均異常であると多くの人が持っているというバイアスのことを指しているんですね。
例えば、あなたは運転上手ですか。一般的な平均に対して運転する技術どのくらいだと思いますかって質問すると、90%が自分は平均異常だって答えるらしいんです。
この効果の名前私は知らなかったんですけど、自己認識のリーダーシップ向けの有名な本でも、リーダーにあなたは自己認識が高いリーダーだと思いますかみたいな質問をしたときに、90%以上の人が自分は自己認識結構できているって答える傾向があって、
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実際に周囲からの見え方と自分の見え方が一致しているかどうかだと、15%の人しか本当は自己認識が高いというカテゴリーに相当しなかったという研究があって、なのでそこでも自分に都合のいいように解釈をするっていう話を聞いてたんですよね。
だから、これいろんなところでありそうだなって思いました。リサーチの結果、このバイアスをよく持つ傾向がある人たちが2種類いるらしいんですね。一つは幼い子供たち、もう一つが年を取った大人みたいな、年を取ったの定義がちょっとあれですけど、長く人生経験があればあるほどこれを働いている可能性が高いっていうところが面白いなと思いました。
この研究の対象になっているのがアメリカの人たちっていうのが多いので、すごくステレオタイプになるのを恐れずに言うと、アメリカらしい結果だなっていう感じはしますね。
サイトにも文化差っていうのがちょっと言及されていて、日本だと観察されにくい傾向がある。そこら辺のところもまた国によって違いがありそうですけれど、アメリカ的な自分はできるっていうふうに思う感覚っていうのは確かにこういうところにも統計的に現れているんだろうなという気がしますね。
ここで、平均異常効果バイアスに気をつけるためには謙遜する力が重要だ、みたいなことも書いてあったんですよ。ヒュミリティが大切みたいな。それが西洋的なコンテクストにおいてのメッセージだなと私もちょっと思ったんですけど、私の前職とかでも言っている文脈があって、けど一方、日本に限らずですけど、アジアのチームでメンバーがいる人とかは何か密かに、それはヒュミリティ、彼らは必要な、
ある場合があるけど、私もう少しある気がする。そういう同じ組織内でも、ヒュミリティもっと必要だなって思う人と、自分逆にヒュミリティじゃなくて大胆さというか、もっと自信をつけるとか、そっちが自分の課題なんだよなって思っている文化的背景は見え方が違うのあったなとそれは思うので。
でもそれを言うと逆に、例えば日本の人たちはもしかすると、自分は謙遜の力が人気より高いっていうふうに思い込んでいるっていう、そういう落とし穴も一方でありそうですよね。
結構あると思うんですよね。例えば自分は正義正しいとか、他の人に対して迷惑をかけていないとか、そういうのも結局何を質問するかにもよりますけど。
まあそうですよね。平均以上と思うか平均以下と思うかは、表裏の違いだけでやってることは同じですので。
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若い子どもたちもこれをやるっていうのは意外とほーって思ったんですけど、やっぱり研究とかで自分は人気者であるみたいな質問をしたときとか、社交的なほーであるとかいうときに平均以上に自分を見積もる傾向があるみたいな話があって、なるほどなって思ったりもしました。
もちろんその中間が気になりますけどね。思春期とかいろいろ自我の揺れとかが来る時とか20代とか、それがそんなに強く出ない。
それこそヒューリスティックスな考えですけど、なんとなくそんな気がしますよね。
これは自己攻略官の回でもね、自信の話をしてましたけど、やっぱりこれ自信があると自分は平均以上だっていうのがくっついてくると思うので、思春期とか自信が由来で迷いが生じている間っていうのは平均以上だというふうにはなかなか思いにくいっていうのがありそうな気がしますね。
確かになぜこれが起きるのかのメカニズムの一つには自己肯定感って書いてあって、自己肯定感が高まるにつれてバイアスを持ちやすい関係性があるみたいな話は書いてありましたね。
自己攻略官、自己肯定感が高いことっていうのにはいいことがいろいろあるので、その運ちょっとこういうね、なんて言うんでしょうね、早とちりみたいなものが起きやすいっていうのはね、知っておくといいことかもしれないですね。
大人の学びの文脈で一つあるのは、経験から学ぶとか間違いから学ぶっていうのが結構やっぱり重要な学びのきっかけになり得るんだけれども、平均以上効果がすごく働いている人っていうのは自分イケてるみたいになるので、経験から学ぶっていう行動があまり促進されないっていう弊害があるとも言われていて、
そういう意味で大人として学び続けるときに自分の中でこのバイアスが働きすぎてないかなっていうのを謙遜しながら振り返るっていうのは重要なことかなとは思っています。
そうですね。学び続けるっていうのはある種まだ足りてないっていうね、不安が原動力になってたりしますからね。
えみさんはなんか気になった、または見たことあるバイアス、リストの中にありましたか?
例えばダニング・クルーガー効果とかは、前もちょっと話しましたけど、私テッドの翻訳をやっていたので、ああいうね、翻訳の用語としてね、よく調べたなっていうのをね、思い出しながら見ていました。
これについて話してたテッドトークとかがあったってことですか?
そうですね。よく出てくるんですよね、テッドトークなんかだとね。
こういう用語を日本語訳を確認しながら、どういうものなのかちょっと読んでおくみたいなことがあったなっていうのをね、思い出すものがいくつかありました。
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でもね、聞いたことないものもあって、聞いたことないんだけれど、中を読むと、ああそういうことねって思って。
こういう用語は本当にみんなどこかに心当たりがあるというか、説得力があるものが多いですよね。
よくね、こう一個一個名前をつけて研究されてるなっていう。
ちなみにダニング・クルーガー効果ってあれですよね、本当は知識や能力が不足しているにもかかわらず、自分の行動とか状況を課題に評価する。
根拠のない自信みたいなやつですね。
わかりやすい。笑いましいですけどね。
上には上がいるっていうのを知ってしまうと、ちょっと遠ざかったりするのかなっていう気もしますけどね。
全体的にそうですね、ここに上がっているものっていうのは、自信を持っている人、自己効力感が高い人がわりと当てはまることが多いのかなっていう感じがしましたね。
確かにそうですね。ちなみにその流れで、自信がある人のちょっと逆かもしれないですけど、
もう一つ自分がこれもいい大学生の文脈で考えることが多いなって思ったのは、
非対照性の錯覚っていう大きなカテゴリーの中にある、自分と他の人の持っている情報とか見え方が対照的じゃないっていう文脈の一つとして、
透明性の錯覚っていうのがあって、そういう資料と思いました。
簡単に言うと、自分が心の中に思っていることは外に漏れている、要は透明で周りから透け透けなんじゃないかっていうふうに錯覚すること。
これは例えば、組織の中で会議をファシリテーションするみたいなことがあったときに、
あーもう今回すごい失敗だったなーみたいなリーダーが思って自己嫌悪に陥っても、
意外と本人が思っているほど周りにはそれがバレてなかったみたいなことってしょっちゅうあると思うんですよね。
ステージの上でプレゼンするときに、ガチガチになってたでしょ、自分って後で周りに聞くと。
全然そういうふうに見えなかったよ、みたいな。
その中で起きていることが、外に漏れているって思うと、さらに自分の中で緊張感が高まってしまって、
さらに行動にマイナスの影響があるから、意外とその錯覚が起きているかもしれないことを意識しましょうね、みたいな文脈でリーダーに対するコミュニケーションってあるんですけど、
それがすごい面白いなと思いました。
で、これ仕事の話をしましたけど、そうじゃなくて、例えば家族とか友達とかに対してすごく感謝をしていたりとか、
大事に思っているって、自分は思ってて、それは相手に絶対に伝わっているみたいに、
個々のところも似たように透明性の錯覚というかバイアスが働いていて、
相手には多分3分ぐらいしか伝わってないんじゃないかなって思ったりすることで、
コミュニケーションを丁寧にするというか、そういう文脈でも役に立つ、自分のことを振り返るきっかけになる考え方かなと思ってます。
なるほどね。なんか言わなくてもわかるはず、みたいなことですよね。
12:03
そうかそうか、確かに。
なので、透明性の錯覚っていうのを自覚できると、積極的に言語化したり、言語以外の表現であっても何か伝えようっていう努力をすることができるっていうことでしょうかね。
そうですね。2つありますね。必要以上にドキドキしないっていう話と、丁寧に外に出すっていう両方につながるインチバイアスかなと思ってます。
今の前半の方のきっとバレてるっていう面については、英語学習者もよくあるなと思っています。
それに関連してスポットライト効果っていうのをね、私は2つのうちの1つにあげようかなと思っていたんですけど、
例えば、英語を話している時に、私が間違えたこと、文法を間違えた、発音を間違えたっていうことはみんなにきっとバレているとか、
この人は英語が下手だなと思われているみたいなことを自分ですごく強く感じてしまって、話すことをためらったりとか、なるべく使わないように避けていたりとか、
っていうのが割と学習にとっては妨げになりやすいので、実は気にしているのは自分だけだよみたいなことをね、知ってもらうことが、
気を楽にして前に進むために役に立つことがありますね。
確かにありそうですね、英語はね。ほとんど相手はもう文脈で理解しようとしているので、ネイティブでも結構ありますよね。
例えば、母語で私たち日本語を話している時にも、間違えていることとかね、いくらでもあるんですけど、
ポッドキャストでも絶対ありますよね。
そこは甘く評価できるのだけれど、英語を話している時にすごく厳しくなってしまう。
で、そのことを周りの人にきっとそう捉えられているっていう風にね、決めてしまうっていうのはちょっとその辺バイアスだよっていうようなことはね、
お伝えできると、はっ!ってなることがありますね。
もう一個私が話したいって思ったのが、原因バイアスなんですけれど、
偉い先生が言うなら間違いないっていう風に思ってしまう傾向ですね。
で、これ2つの面から考えていて、1つは私が学生だった時に、このことを私は知らなかったんだと思うんですね。
知らなかったので、知っていたらもうちょっとうまく振る舞えたかなっていう風に思いました。
私の師匠は割と権威的な人だったので、そのことにあまり私は関心がなくて、
この権威バイアスが私にあるか、もしくは権威バイアス風に振る舞うことができたら、もっと師匠との関係がスムーズだったなって思いました。
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彼の周りには権威バイアスを持っている人が多くいて、それに彼が慣れていったから、そうじゃないえみさんが質のものとして登場して、関係性が。
そうですね。とても難しくなってしまいますよね。
なので、バイアスを持っていなすぎるっていうのも、社会生活の中で難しい面っていうのがあったりするので、
ここでは割とバイアスを減らすとか、バイアスに気づいて何か別の方策を立てるっていう話だとは思うんですけど、
私自身はバイアスが少しあれば、これで乗り切れる場面はたくさんあったなっていう風に思うのですよ。
なるほど。アカデミアの世界と私が多分親しんでいる世界は少し違うのかもしれないですけど、
例えばお医者さんとかもすごく多分あると思いますし、
ポリティカルな面でありますよね。
もう一つの面っていうのは逆に、私が権威を知らず知らずに持ってしまうことにすごく拒絶反応があるなっていう風に思いました。
例えば、もとはというと、私日本語を教えるっていうことに興味があったんですけど、
実際少しやってみると、ネイティブスピーカーであることの権威であったり、
ティーチャーであることの権威っていうものを教室においてはすごく私自身が感じてしまって、
自分を苦しくさせる要因だったんだなっていう風に思いました。
なので、結局はそこから抜け出してネイティブでない英語に変え、
ティーチャーでないコーチに変えるっていうような方法で、
より自分が快適になるように居場所を変えてきたんだなっていうのをね、
今回この権威バイアスっていう概念を知って発見した感じがしましたね。
今もきっと、例えば呼び方一つでも放っておくと先生って呼ばれたりしてしまいがちなので、
あえてえみさんって呼んでくださいねみたいな風にちょっと設定したり、
なるべく対等な関係を作ろうとしているのも、
ここが嫌いだからなんだろうなって答え合わせをしたような感じがします。
こういうことなんだよなって思うんです。
私は結構そのバイアス系が好きなのは、こういう概念を鏡として自分のことを振り返るきっかけになるみたいなのが、
結構自分で起こるのも好きだし、他の人でそれが起きてるのを見るのも好きみたいなところがあるんだろうなと思ってて、
そういう感じで鏡とかを持つことで、自分はこういうところが大切な人間なんだとか、
自分はこういうのは嫌な人間なんだみたいなのがわかってくるってすごく素敵なことだなと思うんですよね。
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知らなかったんですけど、そういうことが私のある時には妨げになり、
ある時には道を開く道具になっていたんだなって気づいた感じですかね。
人事バイアスね、今私自分っていう主語だったり学びとかそういう話をしてますけど、
マーケティングとか企業とか政治家とかのメッセージ発信とか、全てにいろいろ混ざってるなとは思うんですよね。
現代社会を生きていく上でバイアスというものが存在しているっていうことを知ることは、
多様な生き方ができるためのきっかけかなとも思っていて、
例えば最近ジェンダーの話の文脈で子供たちに消防隊員とかパイロットの絵を描いてみてみたいな、
お医者さんの絵を描いてみてみたいなのを小学校の子たちにしたときに自然と男の人を描いて、
実際に職業に就いている方々と今日は対話しましょうって言って、
実際に現役で働かれている方が教室に入るんですけど、みんな女性なんですよね。
それを子供たちが見て、自分の周りにはもしかしたら消防隊員はみんな男性だったかもしれないけれども、
女性もこういう仕事に就いているみたいなことを体感するっていう、授業をやっている先生の話だったんですけど、
知らないうちにバイアスっていろんな形であるよなっていうふうに思ったりもしたので、
ニジバイアスってすごい広い世界の話ですけど、些細なところにいろんなところで、
変異づけもちろんありますよね。例えばハーバード流のなんとかって本を書いていると、
よりなんか正しいことを言っているかもしれないって誤解されるような感じで出版社がそういう帯をつけ下がるみたいなのも、
すごくバイアスを活用しようとして本を売ろうとしているっていう例の最大のものだなと思っているんですけど、
いろんなところでニジバイアスだらけだなって思ったりしてます。
そもそもこのニジバイアスっていうのが心理学の中でも統計ですよね。
それが経済とかコンピューターサイエンス、今だとAIとかにすごく役に立って、すごくやっぱり利用価値が高い考え方なので、
大勢の人を対象に売るとか、ある政策を賛成させる、投票させる、そういう時にはすごく利用されやすいものですよね。
自分の手元にも世界の感情で動く報道経済学から見る脳のトラップっていうタイトルの本があって、
感情で動くのはどういうことか、その背景にはどういう科学があるかみたいな、それこそマスの動きの研究をもとにした事例が並んでいる。
読みやすい本なんですけど、ロジックじゃなくて感情で動くっていうのを理解しようっていう背景にニジバイアスの話とかが出てきたりもしますけど。
一方で私なんかは常に1対1の関係性なので、あまりその大勢の人がどうしているかっていうのは関係がない世界だったりするんですよね。
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なので、それをバイアスと呼ぼうが、個性と呼ぼうが、どちらでも、例えばベルカーブのすごく少数の人がたまたま私の目の前にいたとしても、
大勢のど真ん中の人が目の前にいたとしても、私との関係の作り方って同じなので、
私はあんまりそのバイアスを意識するっていう機会は少ないかな。平均以下効果だと思いますけど。
そういう風にある種思い込んでいるんじゃないかなという気がしますね。
マンスーマンでも結構コーチングとかしてる時に、やっぱりその人が自分はこうだみたいなバイアスを持ってるなっていうとこはなきにしもあらずなので、
マンスーマンだからバイアスはないというわけでは。
ないですね。
バイアスっていう単語を使うというよりは、そういう風に捉えてるんですねっていう言い方にはなると思うんですけど、
それ以外の捉え方もあるんじゃないですかみたいな。
そうですね。なのでそのある一定の箱の中で物を売ったり投票させたりするか、
その箱から出るように導くかっていう違いはあると思いますけど、
それを認識し合うっていうことは共通してるかなと思いますね。
でもいろんなことが関わってきますよね。
本当その自己効力感もだし、メタ認知もそうですしね。
さっきね感情とロジックっていうのはありましたけど、
なんかそういう客観性を持つっていうののお手伝いをするっていうのが大人の学びのサポートっていうことなのかもしれないなという風に感じましたね。
それがありつつそういう人だから、その人が行きたいところにどうやったらお手伝いできるかなみたいなことを学びを届ける側としてはやっぱり考えますよね。
その人がバイアスを認識するかどうかというよりは、
その人が行きたいところに邪魔になってたらそれをやっていただくというか、
むしろ邪魔になってなくて自信満々に前にいい感じで行ってる場合は別に、
あなた今バイアス働いてますねって褒める必要ないと思ってて、
ゴーゴーゴーっていうのをやるっていうのも全然ありですね。
そうなんですよね。モチベーションにもなりますからね。
そうですね。だからやっぱ単語ですよね。バイアスっていう単語が少しネガティブなコーナーがあるなとは思うので、
そうじゃなくてそういう傾向があるというか、本当にそういう前提を持っているみたいなものの、
ファクトというかニュートラルゾーンの話だなとも思ったりします。
そんな感じで今回は認知バイアスというテーマについて話しました。
紹介した情報とか関連する他のエピソード、リンクはエピソードの情報欄に含めていますので、
よかったら見てみてください。学びの話は毎週1回配信予定です。
よければ番組をフォローしていただけると幸いです。
それではまた次回。
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