グッドネイバーズジャパンの活動

子どもっていうのは、本当に未来そのものだと思っています。
子どもたちの心と体を守るっていうのが、団体のキャッチコピーの一つになっているんですけれども、
私たちが展開している教育とか医療保険、水衛生、収入向上、こういった活動は、
子どもを取り巻く地域住民の生活環境の改善を目的として、子どもに焦点を当てています。

NPO法人、街づくりエージェント、サイドビーチシティのポッドキャスト番組、SBキャストです。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを行いながら、
このNPOの司事を務める高道恵です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、認定NPO法人、グッドネイバーズジャパン、飯島不明さん、佐藤真希子さんでございます。
お二方どうぞよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。
それではまず、簡単にですが、自己紹介をお願いできますでしょうか。

私、広報マーケティング部をしておりますグッドネイバーズジャパンの飯島と申します。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

私、第一海外事業部でネパールの事業を担当しております佐藤真希子と申します。よろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。
それではまず、簡単にですが、こちらグッドネイバーズジャパンの活動についてお伺いできますでしょうか。

グッドネイバーズジャパンは1991年に韓国で生まれたNGOです。
2004年に日本の支部が設立されまして、
今はグッドネイバーズのインターナショナルの方は世界20カ国以上で活動しておりまして、
グッドネイバーズジャパンの方からはアジア、アフリカを主に支援しております。
その他、2017年から国内の貧困問題も見逃せないということで、国内を対象にしたフードバンク事業を展開しております。
海外では主に子どもにフォーカスを当てていて、教育、医療、あとは周りの大人たちの収入向上の支援だったり、それにまつわる啓発活動、そういった活動をしております。
その他、活動地域にかかわらず、自然災害とか紛争が起こったときには緊急支援にも駆けつけておりまして、
子どもの生活環境改善に取り組む多角的な活動

例えば、今ですとウクライナの振興の緊急支援でしたり、トルコ地震の対応もしております。

ありがとうございます。
こちらは国内の事業も行うほか、子どもを対象とした教育、医療、収入向上対応を行っていらっしゃるということですね。

はい。

ありがとうございます。
やはり収入向上、親の収入向上というところにフォーカスをする団体って意外と多くないので、少し珍しいな。
確かにすごく重要な切り口なんですけどね、というふうに思いました。
ありがとうございます。

子どもの環境を良くするために、子どもを対象に学校を作ったりですとか、子どもを対象にした授業だけでは環境というものは変わらなくて、
子どもが例えば学校に行けないですとか、そういった問題を解決する自動労働の問題だったりとか、そういった問題に取り組んでいくためには周りの大人を巻き込んでいかないといけない。
それから周りの大人が、例えば子どもを働かせたりとかしなくても十分な収入が得られるようにサポートしていく必要がありまして、
何か一つの医療とか教育とかそういったカテゴリーに特化する活動ももちろん素晴らしい活動がたくさんあると思うんですけれども、
私たちは様々な方向から多角的に子どもの環境を改善するようにということで活動しています。
収入向上って言いますと、例えばですね、親のトレーニングですね、農業だったりとか裁縫の研修のトレーニングだったりとか、
アフリカの方ですと、例えば美容室が割と女性の収入につながったりすることがあって、皆さんたくさん三つ編みを作っている髪型とか見られると思うんですけれども、
そういった美容師になるトレーニングなんかもやっていますね。

なるほど、ありがとうございます。
本当に子どもが労働しているという対策のために、本当に収入向上ってすごい必要な観点ですよね。
ありがとうございます。
ネパールでの水衛生事業

それでは今回主にネパール事業の水衛生についてのお話ということでもお伺いをしておりますけれども、
こちらの方を主にお伺いできますでしょうか。

はい、ありがとうございます。
私、グッドネイバーズジャパンのネパール事業を担当している、改めまして佐藤と申します。
私たちは今、ネパールで水と衛生の事業を開催、実施しているんですが、
それは人の健康の基本というのは、安全な水が十分に手に入ることだというふうに考えているからということがあります。
ただし、ネパールの一部の地域では、未だに安全な水が手に入りにくかったり、水がないことでトイレが機能していないということがあります。
さらに、先の世界的な新型コロナ感染症の拡大では、世界中で手洗いの大切さが認識されました。
でも、まだネパールでは手を洗うための水が手に入らない場所がたくさんあります。
そこで、人が健康に生きるための基本となる水を必要な場所に届けるために、私たちはネパールで活動しています。
そして、私たちがGood Neighbors Japanが現在活動を行っているのは、モグ群という西の端にある地域なんですが、山を越えるとすぐそこはチベット自治区です。
険しい山に囲まれたこの地域は、ネパールの中でも人間開発指数、いわゆるHDIと呼ばれるものが低い地域の一つで、安全な水へのアクセスを始め、さまざまな課題があります。
それらの背景を踏まえて、私たちはネパールモグ群の衛生環境改善のために、外務省の資金協力のもと、2020年から3年の計画で事業を実施しています。
グッドネイバーズジャパンの始動

ありがとうございます。本当に安全な水が手に入ることが非常に重要というのは本当にその通りで、特に手洗いができる水がないというのは本当に重要な課題ですよね。
健康に生きるためには本当に水が必要というのは、日本に住んでいるとどうしてもちょっとパッと頭に出てこないこともあるかと思いますが、とても重要なことだろうなあっていうふうに思います。ありがとうございます。

それではこちらの活動についてですが、主に活動を始めた経緯ですとか、発動を始めたきっかけですとか、何かそんなような話があればお伺いできればと思うんですけれども。
はい、ありがとうございます。私たちグッドネイバーズジャパンはネパールで今から12年ほど前ですかね、2015年にネパールで大きな地震があったんですが、その2015年に起こったネパールの震災をきっかけにグッドネイバーズジャパンとして活動を始めました。
そこから当初は緊急支援ということで活動を始めたんですけれども、その中でコミュニティにさまざまな先ほど申し上げたような水や衛生の問題でしたり、そういった地域がまだまだあるということに気がつき、そこからネパールで活動をしていこう、水と衛生の事業を行っていくということで活動を始めた経緯があります。

なるほど、ありがとうございます。2015年のネパール地震からきっかけで関わって、そこで水や衛生の問題が見つかったということですね。

はい。

そうですね。まずは何らかの大きな災害があって、そこから別の問題が見つかってくるっていうのはあることですよね。

そうですね。

ありがとうございます。こちら、最終的にはどういうところまでやっていければいいなというのは、目的など何かございますでしょうか。

はい、ありがとうございます。私たちの今の活動は、先ほど申し上げたように2020年から3年間の予定で、計画で実施をしている事業なんですが、今現在私たちは2年目の事業を実施していて、
対象が無部分にある公立の34の学校の児童生徒と、その学校周辺の地域の皆さんが安全な水が手に入ることを目的としています。
そして私たちが実施する活動を通じて、一人一人が健康的な生活を送れるようになることを目指しています。
安全な水を手に入れる

そしてまた、学校の水や衛生の環境が整うことで、34の学校の児童生徒たちが集中して授業に取り込むことができるようになることも、私たちの活動の目的の一つです。

ありがとうございます。
こちら現在2年目ということでございます。
はい。
ありがとうございます。
学校中心に安全な水が手に入ること、まずはそこからというところですよね。

はい。

ありがとうございます。
こちらについては対象となっているのは、この学校を中心とした縁の人たちという形になるんでしょうね。

はい、ありがとうございます。
私たちの、先ほど繰り返しになりますが、34の学校、公立の学校の児童生徒が第一の対象者というか、活動の対象者とはなるんですけれども、
その周辺地域の皆さん、またその児童生徒の保護者の方や家族の方、そういった方々も我々の活動の対象となっています。
それはですね、私たちが学校部隊に学校対象に活動してはいるんですが、地域の皆さんの理解があってこそ、
持続的に衛生活動、私たちが実施した衛生活動の効果が続いていくと考えておりますので、
その学校の周辺地域の地域住民の皆さんも対象としています。
ただ、半径何メートルというのは正確にはないんですけれども、
今現在私たちが対象としている児童生徒の生徒数は、約1万2千人の、34校の1万2千人の児童生徒と、
その周辺地域の10万人の方々が対象となっています。

すごいですね。すごい人数になりますね。

そうですね。

それだけでもこんなにな人数が関わってくるということになるんですね。
ありがとうございます。
本当にやっぱりそういうようなところから水を変えていくっていうのは心の向きは、
すごい非常に大変なところになると思うんですけれども、
やっぱりそういうようなところっていうのがすごく必要になりますもんね。
そうですね。
ありがとうございます。
具体的に何かどういうような活動をしていますとか、何かあればこちらを伺えてきますでしょうか。

はい、ありがとうございます。
私たちは水と衛生の授業として、対象の34校で飲料水、飲み水ですね。
飲み水の水飲み場を建設することと、
あとはもう一つは男女別のトイレ、学校にトイレがなかったり、
トイレがもう壊れていたりっていう学校もたくさんあるので、男女別のトイレを建設しています。
さらに、ゴミを正しく処理する習慣っていうのが現地でないもので、
ゴミを焼却するための簡単な焼却炉を建設、
こういった3つの建設物を授業の中では建設しています。
加えてですね、私たちが地域と学校で行っている衛生活動としては、
衛生の教育活動

本当に衛生の基本的なこと、手の洗い方ですとか、
あとは手を洗うタイミングは、日常生活のどのタイミングで洗うでしょうかといったことですとか、
あとは、我々は現地で生理に関するタブーっていうものもありますので、
生理のタブーをなくすというか、なるべく皆さんが正しい理解で生理を捉えることができるようにということで、
生理の教育ということを行っています。
ありがとうございます。
水飲み場や、あとはトイレを作ったり、こちら直していくというようなところもですね、

あとはゴミ処理施設の建設や、手洗いの仕方や指導などなど、
あとは生理のタブーについてですね。
はい。
ありがとうございます。
本当にこちらの活動をしていただいて、
一つ水とか健康というところを軸に持ってくるだけでも、
非常にたくさんの活動が出てくるということになりますね。
はい。

ありがとうございます。

主にこちらの活動で、一番これは課題だなというふうに感じているものって何か、
おすすめのものはありますか?

はい。

まずはですね、
活動の課題

主にこちらの活動で一番これは課題だなというふうに感じているものって何かございますか?

はい。

ありがとうございます。
活動を続ける上で、課題っていうのはたくさんたくさん上がってくるんですけれども、
その中で一つ、二つほど申し上げると、
私たちはこういった事業で手洗いだったり、身の回りを清潔に保つことだったりといった
基本的な衛生概念の活動を行っていますけれども、
私たちの活動が終わった後も、
地域や学校の皆さんが衛生的な生活行動を自ら進んでやっていくということが
一つの大きな課題となっています。
それはやはり生まれ育った習慣ですとか、
そういった一人一人の行動の変化を求めるのはなかなか簡単ではないというふうに感じていることからですね。
はい。
あとは次に、私たちが今活動で行っている中で、
学校の児童生徒たちに自分の身の回りを清潔にしましょうという考えの一環として、
児童生徒が自分で掃除をするというアクティビティも行っているんですけれども、
ネパールの一部の地域ではまだ職業とかカストという関係が根付いているところもありますので、
例えば、児童生徒が学校で掃除をすることに対して、
その保護者があまりよく思わない、心よく思っていないということも見受けられます。
つまり、掃除をするというのは身分の低い人たちがやることだよというふうに考えている保護者の方も少なからずいるということが、
活動を通じて感じた、わかったことですね。
なるほど、そうですね。

まずは本当に自分たちがやっている活動、衛生活動をしていても、その後、いかに残るかというような課題。
そしてもう一つがカスト制度、身分制度の問題ですね。
心よく思わない親の存在というのは非常に、
まさに文化が違うからこそというようなところですね。
ありがとうございます。
本当にこちらの自分たちが衛生活動を行った後、その後いかに残すかというのは、
本当に水衛生についてももちろんなんですけども、他の分野でも本当にある大きな問題、課題だなというふうに思います。
やはり自分たちが何らかの取り組みをするということはいくらでもできますけれども、
その取り組みを自分たちができなくなった後、じゃあ誰がどうするのかというようなところはすごく大きなところになってくるので、
そういうようなときにいかにその習慣が残っていくかっていうのは大きな課題ですよね。

はい、おっしゃる通りですね。

ありがとうございます。
またこちらの本の身分についてというのは、
僕は本当に日本ではなかなか想定できないことではありますけれども、非常によくわかります。
やはりそういうようなものを知る機会というのは非常に大事だと思います。
想定できないことではありますけれども、非常によくわかります。
やはりそういうようなものを知る機会というのは自分にも時々ありますので、
やっぱり親がそれについてよく思わないぐらいの子どもたちがやっている、
たとえそれがどんなにいいことであっても身分的によろしくないとか、
そういうようなところで迷いを潜められてしまうというのは非常によくあることだなというふうに思っています。
はい、ありがとうございます。
その通りですよね。
ありがとうございます。
ちなみにこちらについて現状、何かこうすればある程度は良くなっていくのではとか、
グッドネイパーズジャパン様として何か考えていることは何かございますか?

はい、ありがとうございます。
持続的な活動の実現

ご質問いただきまして、課題の一番目に挙げた我々の活動、事業の効果がずっと続いていくこと、
持続的に続いていくことに対して、私たちが今取り組んでいることなんですけれども、
例えば私たちは地域からもともと親しまれている歌や踊りなど、
そういったものを通じて衛生的な生活、行動の楽しさを伝えています。
そして現地の地域で、割に宗教的な影響が強い地域もあるんですけれども、
そういった地域では発言力が非常に強いというのが宗教のリーダーなんですが、
その宗教リーダーに注目をして、彼らを通じて地域の皆さんに衛生的な認識が広がるように、
宗教リーダーに対する衛生教育研修等々を開催しています。
特に宗教リーダーに関してなんですけれども、私たちで行った一つのイベントとして、
特に生理に関するタブーの意識というのは現地で根強いところがあるので、
生理は決して不純なものではないんだよということを宗教リーダーに研修をするというイベントを行ったりしました。
そのイベントを通じて、コミュニティのほうからも反応が強くなりまして、
現地では生理中に女性たちが家に入ってはいけないですとか、
飲み水に触ってはいけないですとか、いろいろな行動の制限があるんですが、
彼らの宗教リーダーを通じて、そういったことは誤った考えなんだよ、
不純ではないです生理はということで、そういうメッセージを伝えています。
そしてここで2つほど音声をご紹介したいんですが、
初めに例として挙げた地域の皆さんに親しまれている歌と踊りの音声なんですけれども、
この音声の中では手洗いの手順ですとか、手洗いがどれだけ大切かということですとか、
あとは神典を整理しましょうとか、そういった基本的なことを歌と踊りの中で歌っているという音声がありますのでお聞きください。

手洗いの手順です。

はい、これが現地で昔からとても親しまれているデウラっていう踊りなんですけれども、
この中で踊っている地域の皆さんが石鹸で手をしっかり洗いましょうっていうことですとか、
そういったことを歌って踊っています。

なるほど、そういうところに織り込んでいくっていう形なんですね。

はい、あともう一つは整理の衛生啓発活動に関してなんですが、
子どもの問題とは?

その整理の衛生啓発活動を通じて研修に参加した女子生徒が自分の感想を言ってくれているんですけれども、
ネパールでは割に歌、ポエムがポピュラーで自分の感情ですとか、
そういったことを歌に合わせて発信する、表現することがあるんですけれど、
この今からお見せする動画の女子生徒は整理期間中に隔離されてしまうことについて
自分の考えを歌っているという音声になります。

マイナードに関する歌詞を少し歌ってみます。

はい、こういった感じで。
こういった感じで、より我々の授業に参加をしてくれる生徒、児童や地域の皆さんが
身近に感じることができるように、歌や踊りだったり、そういった劇だったり、
そういったことを通じて、その習慣が後々まで記憶に残るように工夫をしています。
そうですね、こういうやり方はすごく面白いですね。

佐藤さん、今の女の子はどういうことを言っていたのか、通訳をしてもらえますか。

冒頭で、チャウゴートというのが整理の隔離の小屋なんですけれども、
もう整理の隔離小屋になっていないんですけれども、
もう整理の隔離小屋には行きませんよということを言っていて、
特に整理の隔離小屋って一般的に家畜が住んでいるような、家畜の小屋のようなところで、
月景中はどうしても不純であるから、家に不純なものを持ち込ませないという考えのもと、
家の外にある家畜小屋に期間は、そこで寝泊まりをするということが、まだ一部地域にはある場合があります。
そういったことはもう今後はしませんよということを、
彼女はこの歌の中で、歌に合わせて自分で表現をしているということですね。

ありがとうございます。

この整理の時に女の子が隔離されるって、日本ではちょっと信じ難いことかなと思うんですけど、
整理小屋っていいまして、月景が始まったりとか、月景期間中になった女性が隔離される、
慣習が一部でありまして、ネパールで山岳地帯だとすごく冬なんか寒くなるので、
それで寒い中一人とか、寝過ごしたりとか、
本当にひどい状況になると、山の方にいる動物に怪我をさせられたりとか、最悪の場合死に至るような事件もあったり、
あとはダンを取ろうとして火を焚いて一酸化炭素中毒になるとか、
そういった痛ましい事故にもつながるような状況にいる子どもたちがいるんですね。

ただ、細くさせていただくと、この慣習というのは、やはりネパール政府としては禁止をしていまして、
もうこういうことはやめましょうということを言っています。
ただし、地域の人々で、信仰深い方々で、神様が怒るから、こういった昔からのことは変えることはなかなか難しいという意見も確かに未だにあったりします。
はい、こういった活動を私たち外国から来た人間が、こういうことはいけないよと言っても、

反発を生んでしまうので、そういったことで、この地域のリーダーだったりとか、村の人の中で発言力のある人を巻き込んでやっていくというのが有効な活動というふうに考えています。
そうですよね。それはすごくよくわかります。やはり異なる文化の人が何を言っても、そこに腹落ちをしないというか、浸透しないというようなところっていうのはあると思いますので、

それは本当に日本の話であっても、海外の話であっても、案外同じですよね。
ありがとうございます。本当にこういう方法でやるんだなというような驚きがありますね。踊りに組み込むというようなやり方ももちろんすごく難しいんですけど、
当事者の方々に実際に発言をしてもらうというのもすごく良いです。本当にこういうようなものって、外回りの人たちが何を言っても、何となく反発を感じるということは、多分日本国内ではないと思うんですけど、
そういうアプローチの仕方っていうのは、本当に今回の課題以外にもすごく適用できるところが大きいのかな、参考になることが多いのかなというふうに思います。ありがとうございます。
異文化へのアプローチと情報発信

それでは、課題の2番目に関してなんですけれども、こちらの取り組みとして、私たちが逆に外部の国から来た人たちに対して、
例えば日本の学校では授業が終わった後、自助生とか自分の教室を掃除してますよとか、そういったことを地域の皆さんや学校の皆さんにお伝えしてるんですね。これは地域の方からも多くの方々にお伝えできるような取り組みになっています。
これは地域の方からも大きな反響がありまして、またネパールの人たちは皆さんサッカーが大好きなんですが、さっきのワールドカップのニュースで日本のサポーターたちが試合の後にスタジアムをきれいにしていく様子を見て、

地域の皆さんから非常に感銘を受けたというふうな感想を聞かれたこともありました。
なるほど。そういうところから伝えていくという形ですね。

はい。

それは本当にいいですね。ありがとうございます。
ありがとうございます。
確かにそういういろんな別の方面からの伝え方をすると、浸透していきやすくなりそうですね。

はい。

ありがとうございます。
続きまして、こちらはGood Neighbors Japan様の他の活動についてのデモというような形になりますけれども、ITについてどう関わっていきたいのがございますでしょうか。

はい。活動そのものに関してというより、日本で私たちの活動だったり、海外国内の課題を知っていただくということに関して、インターネットなどは非常に活用をしております。
とにかくまずは知ってもらうということが大事だと思っていて、その課題を知らないということは、その課題がない、困っている人がいないということと同じイコールになってしまうんですね。
なのでまずは知ってもらうこと、SNSやホームページ、メールを使って情報発信をしていくということは非常に大事だと思っています。
グッドネーバーズジャパンの活動と資金調達

あとまた、私たちこの活動の3分の1から半分ぐらい寄付金で賄っております。他には助成金だったりとか、いろいろな資金を活用しながらいただいたご寄付だったり、すべて大事に使いながら行っているんですけれども、
もちろん私たちの人件費も皆様のご寄付からいただいているということで、無駄遣いしないように効率よく事務仕事とかもできるようにということを常に考えていて、どうしたら効率よく短時間で最大の成果を出せるかという、
そういった部分でITを活用していろんなツールを使ったり、なるべく管理に関わる費用を節約して現地の活動に資金を生かせるように考えています。

ありがとうございます。本当に知ってもらうことが大事っていうのは本当にその通りで、やっぱり知らなかったことってそもそも気づけなくなってしまうので、多少でも知っていれば検索の必要もあるかもしれないけども、そもそも全く知らないと検索すらできないっていう形になってしまうので、そういうようなところで情報発信をこちらからしていくっていうのは非常に大事になりますよね。
ありがとうございます。
その他、これを聞いている人に何かしてほしいなというようなこと、何かございますでしょうか。
今回の話を聞いたりですとか、私たち海外の子どもの支援のほかに国内の一人親家庭を対象にしたフードバンクなんかも展開しているんですけれども、世界に課題ってたくさんあると思います。

これ全てに取り組んでいくっていうことは難しくて、個人ですと何か自分が関心のあるものとか関わりがあるもの、関わりがある国、関わりがある人たちとか、そういったところに向けて寄付だったりとか活動に参加するとか、そういった感じでコミットしていくのがしていただきたいなと思っています。
私たちは国内の子どもも海外の子どもたちもどちらが苦しいとかそういう比較はできなくて、それぞれにそれぞれの苦しみがあるということで区別することなく支援をするという必要があるんですけれども、個人の方たちにとってみれば自分が心を動かされる支援したい、何か協力したいなって思うところを見つけてそこに向けて何かアクションとか、
アクションをしていただければと思っています。なので、まずは調べるっていうことからやってみてほしいんですけれども、寄付っていうのもアクションのうちの一つだとは思います。
私が尊敬している社会活動家のユアさん、マコトさんという方の受け売りなんですけれども、寄付って何か、寄付とは何だと思いますかって聞かれて、寄付っていうのは見えないものを見ようとする意思表示だと思うっておっしゃってたんですね。
これはどういうことかっていうと、様々な課題がある中に、自分がどんな課題を問題だと思っていて、それがどういうふうに解決されてどんな社会になっていってほしいと思うかっていう、その意思表示をする方法が寄付だったりとか、
あと、SNSだったり、周りの人に自分はこういう活動が支援していて、ここが課題だと思っているとか、そういう発信をしていくっていうことが、非常に皆さんにぜひやっていただけたら嬉しいなと思います。
個人ができる海外支援への参加方法

私たちが情報を発信するのも、伝わる人たちってどうしても限界があるんですけれども、例えば、どなたか関心のある方1人が、その方がハブになって周りの人たちに発信していくと、さらにどんどん活動だったりとか、課題提起、問題提起っていうのが広がっていくと思います。
それがまた、社会を良くすることにつながっていくと考えています。

そうですね。ありがとうございます。
やっぱり寄付や活動参加などのコミュニティですとか、本当に支援、何らかの形で支援をかかってみるっていうことですね。ありがとうございます。
先ほどの寄付から知っていくっていうきっかけってすごくあるなというふうに思っていて、やっぱり寄付をするからこそ、その分野をちゃんと知らなきゃいけないと、自分でも思うと思いますので、
そこから始まって、こういうような支援が必要なんだ、こういうようなことがあるんだ、こういうような課題があるんだっていうのがわかっていくっていうのはすごくあると思いますので、本当に必要ですよね。
あとはもう一つ、やっぱりハブになる、伝える人、自分側から何か発信をしてみるっていうのはすごく大事なのかなというふうに思います。
自分は時々応援をする人って必要だっていうような話をしますけれども、やはり応援をするって、特にオンラインであればより大事で、リアルで直接会ってるような人だと案外すぐわかるんですけれども、
そうでない人だと存在をそもそも知るために応援をすること、周りがなんかこの辺ににぎわってるなっていうのを知られるようになることってすごく大事だと思いますので、
あとは何か自分で発信をしてみる、それをすることによって自分自身の情報を得る力も上がっていくことになると思いますので、そういうようなことってすごく大事ですよ。

そうですね。今回の佐藤の話とかでも、ネパールの一部地域では生理になると女の子が隔離されるんだってとか、手洗いが適切にできない人たちがいるんだってっていうのを周りに伝えていくことで、
それを知るっていうこともそうですし、伝えた人があなたそういうことに関心があるんだっていうのが身近な人に伝わるっていうのがすごく重要だと思っていて、この人はこういう課題に関心がある。
じゃあちょっと自分も知っている人がそういうふうに言っているんだから、これってもしかして重要な問題なのかもしれない。じゃあ自分も関わってみようかなとか、調べてみようかなとか、他の課題が世の中にあるんじゃないかなとか、そういった広がりが出てくるといいなと思います。
情報発信としての寄付

そうですね。本当にまず感想からでもいいから投稿してもらえると、多分そこからだけでも広がるものってあると思うので、いただければいいですね。
それでは今後インターネットでグッドネイバーズジャパンの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。

まずはグッドネイバーズジャパンで検索をしていただくと、ホームページが一番情報がたくさん載っているかなと思うんですけれども、様々な寄付の方法だったりとか、寄付っていうのもお金だけじゃなくて物品の寄付も受け付けています。
フードバンクで配る食品の寄付だったりとか、あとは書き損じはがきとか、使わなかった筆底を寄付していただくと、私たちの方で通信費の方に活用させていただいたりとか、お金に監禁できるもの、ブランドのバッグだったりとか、古本だったりとか、あとはレコードとか、様々な物品の寄付を受け入れています。
あとはボランティアとかも、海外の方にボランティアさんを発見したりとか、海外でボランティアしてもらうということはちょっと受け付けていないんですけれども、国内の方では食品の配布だったりとか、発送作業のボランティアさん、たくさんのボランティアさんの協力のおかげで私たちの活動も成り立っています。

ありがとうございます。様々な寄付のほか、やっぱり国内ボランティアという形で活動も可能ということですね。

そうですね。フードバンク事業のボランティアさんはかなり人気で、土曜日に食品の配布に来てもらったりとか、食品の準備をしてもらうっていうものもやっていますね。
あとはSNSですと、私たちの方はFacebookとTwitterとInstagramをやっています。
よかったらInstagramの方はシリーズで投稿でスタッフの紹介というのをやっていまして、過去の投稿とか見ていただくとGood Neighbors Japanにどんなスタッフがいて、どういう経緯でGood Neighborsのスタッフになって、今どういう仕事を担当しているかとか、
こういった話も持っていますので、よかったら見てみてください。

そうですね。ありがとうございます。
それでは最後になりますけれども、Good Neighbors Japan様の活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。

キーワードは本当にシンプルに子どもです。
子どもっていうのは本当に未来そのものだと思っています。
子どもを取り巻く環境の改善

子どもたちの心と体を守るっていうのが団体のキャッチコピーの一つになっているんですけれども、
私たちが展開している教育とか医療保険、水衛生、収入向上、こういった活動は子どもを取り巻く地域住民の生活環境の改善を目的として子どもに焦点を当てています。
なぜなら子どもは国の未来、国の基礎であり、世界、海外とか国内に関わらず、子どもがどのような教育を受けてどのような環境で成長するか、
それでその国の未来が変わると思っています。
私たち自分たちの子どもが幸せに成長するようにいって、たくさん心を砕きながら子育てをしていくと思うんですけれども、
自分の子どもだけが幸せないい環境で成長をしていっても、彼らが社会に出ていったときに、いろんな環境で育ってきた子どもたちと関わっていくことになります。
その子どもたちが自分たちの子どもと関わる世界の子どもたちとか日本の他の子どもたち、そういった子どもたちが、例えばずっと満足に食べられない状況で育ってきたりとか、
紛争でですね、親をなくして、なかなか過酷な環境で成長したバックグラウンドがあったりとか、そういった子どもたちと関わっていくかもしれないですよね。
ただ、私たち大人としては、そういった世界とか日本の子どもたち全てに責任を持つこと、これが大人の役割で、全ての子どもたちが健康に成長できるように見守る責任というのがあると思っています。

ありがとうございます。子ども、未来そのものであるという、本当にそうですね。やっぱり子どもの心と体を守るということで、そういうところから通じて大人との関わりとかも考えていくとか、そういうところまでどんどんつながっていくっていうのは、
本当に国内でも国外でも変わらず、どんなところでもある課題に対する考え方っていうところになってくると思います。なので、本当にまずは子どもを見据えてみる。
それで、じゃあ子どもの環境を良くするためにはどうすればいいのかなっていうのを考えてみるっていうのはすごく大事な観点だと思います。ありがとうございます。

ありがとうございます。

それでは最後、何かその他、これはぜひ言っておきたいというのは何かございますか。大丈夫ですか。

どうでしょうか。私はたくさん喋ったので大丈夫です。

佐藤さんも何かございましたらぜひ。

はい、ありがとうございます。
飯島から団体の概要とか団体が目的とすることを伝えていったので、私の方から補足は特にはないんですが、先ほど飯島が申し上げたことの繰り返しにはなるんですけれども、一つのきっかけというのは知ることから始まるっていうふうに私も思ってまして、
何かどこか同じ地域、日本の中でも近所の誰かにちょっと気にかけるですとか、あとは遠い外国、海外の話でも関心を持つっていうことは一つ大きな一歩かなというふうに私も考えております。ということで、私の方からは以上です。

ありがとうございます。そうですね、関心を持つこと、とにかく近所の方でも本当に遠くの誰かでも関心を持つことから始まるっていうのはすごくありますよね。
ありがとうございます。
それでは今回のゲストは認定NPO人グッドネイバーズジャパン飯島不明さん佐藤真希子さんでございました。お二方どうもありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。
今回は日本、アジア、アフリカなど複数の地域で子どもにフォーカスを当て、教育、医療、周りの大人の収入向上支援、それにまつわる啓発活動などを行う認定NPO法人グッドネイバーズジャパンの飯島不明さん佐藤真希子さんに活動の内容や思いを伺いました。
活動の一つとして、ネパールでは水と衛生に関する事業を開催、実施しています。
人の健康の基本は安全な水が十分に手に入ること。
いまだに一部地域では安全な水が手に入らないネパール。
水がないことで十分な衛生環境が保てない。
地域の衛生的な生活行動を支援する活動

トイレが機能していないなど様々な問題があります。
現在はこれに対して水の備場やトイレの建設や修繕、ゴミを正しく処理する習慣付けや焼却設備の建設など様々な支援を行っています。
自分たちの活動が終わった後も、地域が衛生的な生活行動を自らやっていけるようにすること。
生まれ育った場所での習慣や行動への変化を求めるのはなかなか難しい。
だからこそ直接的に伝えるだけではなく、もともと親しまれている歌や踊りを通じて衛生的な生活行動の楽しさを伝える。
地域の発言力の強い人を巻き込むなど、自分たちの活動が終わった後も活動の結果が残る仕組み作りを行っています。
もともと親しまれているものにエッセンスを加える。発言力の高い人を巻き込む。
このようなやり方は海外での活動定着だけでなく、様々な分野でのアプローチの参考になるものと思いました。
認定NBO法人グッドネイバーズジャパンの活動のキーワードは、子供。
どのような教育を受けて、どのような環境で成長するか。それでその国の未来は変わるのではないか。
自分の子供だけが幸せな良い環境で成長しても、彼らが社会に出ていくときにはいろいろな環境で成長していた子供たちと出会うことになる。
一緒に活動を行うことになる。
だから私たち大人は、すべての子供たちが健康に成長できるように見守る必要があるのではないか、と飯島さんは言います。
すべてのきっかけは知ること。同じ地域、日本の中でも近所の誰かを気にかけること。
海外のことでも関心を持つこと。それが大きな一歩となる。地域の、海外の、さまざまな課題。
インターネットでも、それ以外でも、課題について知る機会は非常にたくさんあります。
子供たちの未来を見守るために

関心のあるさまざまなものに手を伸ばし。
皆さんもさまざまな地域の課題、まずは知ってみませんか?
このポッドキャストの感想は、ツイッターやフェイスブックなどで受け付けています。
ハッシュタグSBCAST045、アルファベットでSBCAST、数字の045、こちらのハッシュタグをつけて投稿いただけると幸いです。
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントサイドBTTサイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCASTでは、継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
得点などご興味ご関心のある方は、ぜひ寄付サイトをご確認ください。
今後も、この番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは、今回のSBCASTを終了します。
お聞きいただきましてありがとうございました。