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2021-10-22 44:28

SBCast.#57 つなぐ(CROSS HARBOR 佐藤茂充さん)

今回は、新潟市北区にて、CROSS HARBORという拠点を運営する、佐藤茂充さんに、CROSS HARBORでの事業内容と、その思いを伺いました。
00:00
佐藤茂充
つなぐという言葉なんですね。
例えば地域活動をやっていく中で、
地域の中にもいくつかの組織があります。
細かいところでいうと、コミュニティ協議会であったりとか、
それから学校単位であったりとか、
それから高齢者の老人クラブの皆さんであったりとか、
あるいは行政の皆さんの活動だとか、
そういったものはそれぞれがすごく一生懸命、
真摯にいろんな活動をしていらっしゃるんですが、
そういった一つ一つの活動をつないでいくと、
その地域にとっては、
それまで点であったものが面になってくる。
高見知英
NPO法人、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、
SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、
コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、
私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、
出席出版などを行いながら、
このNPOの一員を務める高道英です。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、
クロスハーバーを運営していらっしゃいます、
佐藤しぐみちさんにお越しいただきました。
佐藤さんどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤茂充
よろしくお願いいたします。
高見知英
はい、よろしくお願いいたします。
それではまず簡単にですけれども、
自己紹介をお願いできますでしょうか。
佐藤茂充
私は新潟市北区におきまして、
クロスハーバーという事業を運営させていただいております。
佐藤しぐみちと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではクロスハーバーについてですが、
佐藤茂充
このクロスハーバーはどのようなことを今やっていらっしゃるんでしょうか。
もともと地域づくり、
私たちの組織は株式会社まちづくり新潟北と申しまして、
地域づくりに寄与するという目的で設立させていただいた株式会社なんですが、
その運営の中で地元の方に集っていただけるような交流スペースの運営、
それともう一つの柱としては、
地域内外の方からお越しいただいている障害者の就労支援事業ということで、
就労継続支援B型という事業を運営させていただいております。
高見知英
ありがとうございます。
地元の人に集まってもらえるスペース、
そして障害者の方が仕事をするための場所、
そういう二つの視点で、
佐藤茂充
そうですね。
高見知英
クロスハーバーが出来上がったということでございますね。
ありがとうございます。
それでは、このような活動を行うようになった理由というのが何でしょうか?
03:00
佐藤茂充
はい。
もともと私自身が、
ちょっと分野は違うんですが、
高齢福祉の事業の中で携わっていた時期がございまして、
そんな中で、その傍らで地域事業と言いますか、
地元の商工振興会の役員をさせていただいたりですとか、
それから自分が好きだということもあるんですが、
地元のPTA活動ですとか、
そういった地域ぐるみの活動というものも並行してやっておりました。
そんな中から福祉事業と地域との関わりという部分で、
以前から言われていた分野、
繋がりということはあるのは間違いないと思うんですが、
なかなかそこが関係性が希薄になっているなという
ジレンマを抱えながらの活動ということもありまして、
地元の商工会のメンバーなんですが、
その融資の間で地域交流というスペースをまず作りたいというところから、
地域事業のスペースができるのであるなら、
より地域に密着したような福祉事業を変更してやれる方法はないかと、
模索しておったところ、時間を分けて平日の日中は福祉事業、
平日の夕方あるいは土日祝日は地域交流の地域スペース運営という
2つの柱を立てた事業ということであれば十分なり立つのではないか。
というところで、むしろそれをやるべきなんじゃないかなというところから、
今回の事業の起業に至った次第でございます。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。
地域と福祉の関わりの模索の結果ということでございますね。
佐藤茂充
そうですね。
高見知英
日付というよりは曜日である程度発動の幅を決めているという形で。
佐藤茂充
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
何かこちらを使ってこういうようなことをやっていて、
最終的にどういうところを実現していきたい、
どういうようなものを実現していきたいというようなものは何かございますか。
佐藤茂充
今申し上げた通り2つの事業ということなんですが、
基本的にはその2つの事業というのは関連すべきことだと思っています。
福祉事業に関して言いますと、
なかなか特に障害者の就労支援をさせていただいている立場でございますので、
なかなか一般就労が今難しいと言われている方々に集っていただいて、
一般就労を最終目標として向けたようなお手伝いをさせていただくという視点がまず1つございますし、
片側でもう1つの視点としては、
地域の商工振興会を含めた地域振興という視点から見ると、
なかなか働き手の不足というものがずっと言われてきているところでもありましたので、
06:02
佐藤茂充
片方では働く場所がない、
片方では働き手がいない、
相反するかのように見えるんですけれども、
これは上手にもしやれば、
両方のニーズを満たすすごい可能性を秘めていることなんじゃないかなと思って、
一見相反している事業なのかもしれませんが、
自分としては繋げていきたい、
そういった視点をもっと太くしていきたい、
そのような思いで今やらせていただいております。
高見知英
ありがとうございます。
一般就労が難しい方へのお手伝い、
一般就労が難しい人の活動を支援することと、
地域振興、働き手の不足を解決するための場所、
この2つを両立するためのものということでございます。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
確かにここ最近、
自分も一般就労の難しい方のお話をよく聞く機会が多くなりまして、
やっぱりそういうような方が仕事をする場として、
こういうような場所のお話はよく自分は聞いています。
それをさらに地域と働き手の不足というところに結びつけて、
お話をされるというようなことを、
実際あまりしっかりとは聞く機会が多くないので、
こういうような話も聞いて、
すごくこういうような働き方があるんだなというのを感じています。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
具体的にはどういうような形での働き手の不足に対応されているとか、
そういうものは何か?
こちらのお話できるような内容は何かございますでしょうか?
佐藤茂充
そうですね。
まだ実際問題として私ども開業してから、
ようやく3年目に入ったところなんですが、
それぞれの活動はようやく軌道に乗ってきたというか、
地域の皆様に周知していただいているところまで来たかなという段階なんです。
今はここに見ていくと、
レンタル事業スペースとしての使い方という部分で言えば、
地元の方から例えば個別のイベントで、
うちの場所をクロスハーバーをお使いいただいて、
ミニコンサートを開いていただいたりとか、
それから1日だけの期間限定のレストランを開いていただいたりとか、
地域の子ども食堂として使っていただいたりとか、
いう形で広くいろんな方からお越しいただけるような仕組みというのは、
今までやってきたところです。
今、それこそ昨年からのコロナ禍ということで、
イベント自体はなかなか縮小気味というのが残念なところではあるんですが、
これもいずれ落ち着いてくるかと思っていますので、
そこはまた折りを見てできることをできるやり方で、
09:00
佐藤茂充
今後も進めていきたいなと思っているところです。
もう一つの福祉の事業に関して言うと、
割と3年目、比較的地域の中でも新しい事業所ということで、
運営させていただいておりますが、
ようやく2年経って事業として成り立つような、
ご利用者様、メンバーの皆さんの集まりというのもできてきましたし、
中にはそこそ近くの他の事業所様にもなかなか通えなかった方々も、
基本的に私ども、来るものを拒まずの姿勢でおりますので、
そういった方々も集まってきていただいて、
そういった福祉の事業の観点だけで言うのであれば、
もうすでに一つのコミュニティというものはできつつあるのかなと思っているところです。
就労支援の事業、福祉の事業所に通っていただいている方が、
次に今度活躍する場として地域の方々との接点を作った上で、
それから人としてのつながりをお手伝いをさせていただいて、
街に出ていけるような仕組みを、この1年は模索していく年かなというような捉え方でやっているところでございます。
高見知英
ありがとうございます。
レンタルスペースについては、こちらの話は詳しくはあまり聞いていなかったのですが、
ミニコンサートやレストラン、子ども食堂、
あとは先日行っておりましたのが新潟市の百人会議などのようなイベント。
佐藤茂充
ありがとうございました。
高見知英
のほか、地域の障害を持たれている方の一般就労支援という形としては、
なるべくいろんな形のいろんな人を集めてお話をされているということで、
今後、街に出ていけるような仕組みを構築されているということですね。
佐藤茂充
そうですね。おかげさまで今はいろんな街、
この中でもいくつか屋外を中心としたイベントが開催されているときは、
お声掛けをいただくことが多くなってきましたから、
今は福祉のご利用者様と一緒に作った商品の提供というところで、
留まってはいますが、
折を見て一緒に販売の方にも出ていけるような体制も作っていかなきゃいけないなと思っております。
高見知英
そうですね。なるほど。ありがとうございます。
具体的に、今販売という話で言っていましたけれども、
同様ようなものを販売されているとか、いろいろなのっていますか?
佐藤茂充
今私ども事業所内の中では、自分たちで言うのもなんですが、
そこそこ立派な厨房設備があるんですね。
その厨房設備を使ったところで、最初まだ始めたばかりなんですが、
今焼き菓子クッキーを作らせていただいています。
12:02
佐藤茂充
それもただのクッキーというわけでもなくて、
それこそ地域の中にある業者様の方から、
ちょっと特別なカカオニブという食材があるんですけれども、
カカオニブを活用したようなクッキーを作って、
そういったものをご利用者と一緒に準備をさせていただいて、
販売をさせていただいている。
あとは、国外のイベントなんかですと、
新潟なんかでもかき氷というものが出てきますから、
そのかき氷のシロップのところで一手間、二手間加えて、
自分たちならではのオリジナルのシロップを作らせていただいて、
それを提供させていただいている。
そんなところから今スタートしています。
高見知英
なるほど。クッキーやかき氷シロップという。
佐藤茂充
はい。
高見知英
確かにこちらの方は、
インスタグラムのサイトに公開されるインスタグラムの写真の方に、
いくつか販売しているものが、いくつか展示されている感じでしょうか。
佐藤茂充
そうですね。
割と積極的に発信しているつもりではいるんですけど。
高見知英
ですね。
はい。
非常にいろんなものがあって、
サイトの方からも見ることができるようになっていて、
すごく色取りが豊かなものになっているなというふうに思います。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
こちらのクロスワーバーのホームページを見させていただいて、
本当にテーマがしっかり出ていて、すごく良いなというふうに思っております。
結構地図を見ると、海沿いの、海沿いの方に近い場所ですね。
佐藤茂充
そうですね。
新潟市の中では一番、なんだろう、港町として一応栄えた地域ではあるんですけれども、
私どもクロスハーバーというのは、
この地域の港から取ったネーミングなんですけれども。
高見知英
そうですよね。
佐藤茂充
確かに。
高見知英
ここの間は写真というか、実際の動画でも見させていただきましたけれども、
本当に川のそばにもあるし、川のそばでもあるし、
そしてもうちょっと歩けば海もあるし、
非常に色んなものが見られる場所なんだろうなというふうに感じました。
佐藤茂充
田舎でございます。新潟市でも。
高見知英
だからこそ見られる風景が非常にありますし。
自分も前にちょっと他の予定で、そちらの新潟の方に行ったことがあるんですけれども。
行ったけれども、あんまりあちこち散策できたというわけではなかったので、
こういうような場所もあるんだなというのをすごく感じております。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
先ほどの動画を見ながらですね、感じておりました。
15:00
高見知英
ありがとうございます。
では続きましてですけれども、
この活動、いろいろなアンクロサーバーの活動を通して、
現在何か課題に感じているということは何かございますでしょうか?
佐藤茂充
そうですね。
先ほども申し上げた通り、ようやく事業所としての認知はいただきつつあるのかなと思うんですが、
まだまだやっぱり、私どものスキルという部分にもあるんでしょうけれども、
具体的に地域とつなげていくというところまでは至っていないのが現状でございますので、
地域活動、私自身、会社としても事業所としてもずっと続けているところなんですが、
そこにいかにもともと外に出づらかった、特に精神障害の皆様、ご利用者の方が実は多いので、
そういった方々の後押しをして固めていけるような支援が、まだ難しいなと思っているところで、
そこは私どもの勉強も含めて、具体的に形にできるようにしていくまでが、
高見知英
今、頭悩ましながらスタッフ一同悩んでいるところです。
確かに。地域とのつながりをもっともっと作っていきたいということですね。
佐藤茂充
もともとそれが苦手だからこそ、逆に福祉事業所に通っているという根本的な背景がまずありますね。
その第一歩をどうやって支援していくかというのが難しいですね。
高見知英
そうですね。今までそういう地域に関われてこなかったというのは、
例えば共通の話題がないからというのも結構あると思いますし、
そもそもが実際に話をしてみてうまくいかなかったというようなこともあるし、
自分の好きなものについて話せる人がそもそもそばにいなかったとかいうようなことも結構あると思いますし、
いろんなパターンがあるので、なかなか全部の分野についてスタッフが対応できるかどうかというと、
佐藤茂充
なかなか難しいところってあるんじゃないかと思いますね。
高見知英
個々にその分野を広げていくという努力といいますか、取り組みというのは続けていかなきゃいけないなとは思っていますけれどもね。
ありがとうございます。
ちなみにこのような今回の課題についてですけれども、
実際にクロスハーバーとしてどのように対応していきたい、どういうふうなことをやりたいなというのは何かございますか?
佐藤茂充
まずクロスハーバーとしての活動の幅を常に広げていく努力というのは、
少しやっていかなきゃいけないことだと思っています。
地域づくりという中での関わりという話をずっとさせていただいているんですが、
ご存知の通り今はなかなかイベントですとか、
その地域そのものが開けた状態にはちょっと難しい時期がずっと続いていますので、
その実感を逆に利用して、私たちの振り幅といいますかスキルの、
18:05
佐藤茂充
あと人脈としての受け皿の大きさを広げていく、その努力ですね。
そこは今やるべきことかなと思って取り組んでいるところです。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。
そうですね、今地域は確かに開きにくいという現状は確かにあると思いますが、
本当にその状況を逆にうまく活用して、
受け皿を広げるというようなところにつなげていければよいなということでございます。
確かにそうですね、今この状況にもなって、
なかなか特に近くの人たちとつながるというのは、
難しい状況にはなってきているのかなというふうに思いますが、
佐藤茂充
そうですね。
高見知英
逆に全く違う人、全く活動の分野が違う人とつながりやすくなるという可能性も、
確かに今はあるのかなというふうに思います。
佐藤茂充
そうですね、逆にその可能性が今ものすごく広がってきていますよね。
今だからこそできる可能性、関係性というのは絶対あるはずなんで。
高見知英
特にすでにつながりを持っている人のつながりを活用するというのは、
かなり今だからこそやりやすいというところはあると思いますし、
佐藤茂充
意味のあることだと思います。
高見知英
そうですね。やはりつながりの第一歩を作るのは、
オンラインでも十分にできることなのではないのかな。
佐藤茂充
その通りだと思います。
高見知英
その次は確かにオフラインで直接会った方が早いというケースも非常に多いと思うんですけれども、
今は後で行きたい場所、会いたい人を増やせる、
あとのあるチャンスではあるのかなというふうには、
全体的にも非常に思っております。
佐藤茂充
その通りだと思います。
高見知英
ありがとうございます。
それではそのようなお話を通しましてですけれども、
こちら今回、クロスハーバーさんとして、
例えばITについてどのように関わっていきたいとか、
こういうようなものをITで実現したいとか、
そういうようなものは何かございますでしょうか。
佐藤茂充
一番苦手な分野なので、これから勉強していきます。
そのくらいのお答えしかできなくて恐縮です。
高見知英
なるほどですね。これから勉強ということですね。
そうですね。
そうですね。やはりなかなかITといっても幅が広いものですので、
なかなか難しいところはあるかなと思いますけれども、
やっぱり個人的には今までいろいろな拠点の方の、
例えば就労支援をやられている方のお話などを聞いていて、
個人的には障害とITって結構できることあるんじゃないのかな、
というふうには個人的には思っているんですね。
非常に知名度が高い障害となる、
21:02
高見知英
例えば目がよく見えない視覚障害ですとか、
弱視ですとか、あとは近眼とかの目が悪いとかもありますけれども、
そういうようなところには音声読み上げをするとか、
あとは音声でこういうところに何があるとか、
そういうもののナビゲーションをするものですとか、
あとは振動をすることによって、
どちらに進みなさいということを支持するようなソフトなども、
佐藤茂充
現在あるという話を聞いております。
高見知英
そしてそれに対して耳が聞こえないとかでもやっぱり、
そういうような方のためのスマートフォンのアプリとか、
そういうようなツールも結構あります。
そうでない障害、人口的には多分視覚障害とか聴覚障害とかに比べると
圧倒的に少ない人たちの障害については、
結構まだアプリとしてはないのかなというようなことを感じていて、
ただそれは作りさえすればできる支援というのは
結構いっぱいあるんじゃないのかなというふうに個人的に思っているので、
そういうような障害をアシストできるような
ITの使い方というのも一つあるんじゃないのかなというのは
最近非常に感じております。
佐藤茂充
その通りだと思いますし、私たちのご利用者の中でもやっぱり
先ほど申し上げたように人と接するのが苦手な方、
少なからずいらっしゃるものですから、
意外とそういった方であったとしても、
例えばゲームなんかであれば
すごく夢中になってやっていらっしゃる方っていらっしゃると思うので、
すごく可能性のある分野であることは間違いないと思うので、
私たちの勉強も含めて取り組んでいくべきことだと思います。
高見知英
やっぱり今オフラインで活動がしづらくなって、
例えば学校とか仕事の場とかも結構オンラインになって
というような状態で、逆に活動しやすくなったというような方も
少なからずなのかもいらっしゃるという話は聞きますので、
佐藤茂充
そうかもしれませんね。
高見知英
そういうような活動の仕方というのも一つあるのではないのかな
というふうには個人的には思っています。
佐藤茂充
その通りだと思います。
高見知英
そうですね、そういうようなところも含めて、
もし何かあれば色々と情報を交換していければ良いなというふうには
個人的には思っています。
私もそう思っています。
ありがとうございます。
はい。
どうもどうもよろしくお願いします。
こちらこそ。
それでは続きましてですけれども、
このポッドキャストを聞いている人たち、
新潟市内も市外も色々な方がいらっしゃいますけれども、
そのような方たちに何をして欲しいなどって何かございますか?
佐藤茂充
何をして欲しい?
そうですね。
さっきもちょっと言いましたけれども、
今だからこそできることってすごく多いと思うんですね、逆に。
24:04
佐藤茂充
できることもそうですし、今だからこそやらなきゃいけないことって
それもあるはずなので、
そういったものを持ち寄って、
私自身もそうですけど、
持ち寄ってそれをつなげていくという作業、
そういったものもやっていきたいとは思っていますが、
私たちは新潟市の住処の方で今授業を運営させていただいていますので、
もしお近くの地域の方がいらっしゃるようであれば、
ぜひちょっとつながらせていただいて、
様々な可能性を一緒に考えていけるような時間を作っていきたいなと思っています。
そんな答えでよろしいでしょうか。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。
いろんなことをやっていらっしゃる方が、
どの地域にもたくさんいらっしゃるので、
今だからこそできることのアイディアを持ち寄っていくということが
非常に大事だろうなというふうに思います。
やはり一人だけではできることっていうのは非常に限りがあると思いますので、
そういう近くの人であれば、
ぜひサーバーに行ってみてくださいというのは確かにありますね。
佐藤茂充
ぜひ見ていただけると。
高見知英
特に自分個人的に非常に感じているところで、
例えば今後オンラインのイベントが徐々に減っていくのではないか、
特に地域の関係では減っていくのではないかなというところも少し感じていて、
やはりこの状況が少しずつでも変わっていってはいますので、
例えば対策をしつつもオフラインでやればよいとかいうようなものもありますし、
今はオフラインのイベントとオンラインのイベントを並走させる、
いわゆるハイブリッドというふうに言われますけれども、
こちらの活動をするという方向もありますけれども、
それもまたそのうちある程度進んだら、
やっぱりこれはオフラインだけでいいですよねというふうになってしまったりするようなことって
結構あるんじゃないのかなというふうには最近思っています。
実際、自分の知っているような場所でも
佐藤茂充
オンラインの活動をやめてしまったというようなところもいくつかありますし。
そうですね。
もともとコミュニケーションの基本はオフラインだと思っていますので、
それをできる方法というのを常に考えていかなきゃいけないとは思ってはいます。
逆に自分もそのコミュニケーションをとっていきたいですしね、私たちも。
高見知英
そうですね。
本当にそれこそ、やっぱりこれからオフラインってそれだけでもそれなりに結構大変なところというのがあるので、
自分は実は本当に横浜市でも非常に交通の便の悪いところがいくつかありますので、
いわゆる交通空白地帯と言われるような場所です。
近くの駅、一番近くの駅でも30分40分ぐらいはそこであるとか、
バスをつかまないといけないので、
27:00
高見知英
もうちょっとだけでも遠くに行くとだいたいバスと電車の乗り継ぎになるとかいうようなところもありますので。
佐藤茂充
あるんですね。
高見知英
あるんですね、もう。
実はその中でもいくつか同じような場所があるという話を聞いていて、
場合によっては本当にその場所に着くまでに1時間近くの方がかかってしまうとか、
あとはGoogleマップで検索をしてみると、
終電にバスが出てきて、
終電検索、大抵バスって出ないんですよ、やっぱり。
歩いて帰るっていうルートが出るので。
佐藤茂充
なるほどね。
高見知英
でもそれが出ないっていうことはある意味もう、
そこは歩いて帰れる距離ではないってGoogleに判定された距離なのかなっていうところがあって、
そういうようなところもいくつかあるっていうのが横浜市だったりします。
やっぱりそういうようなところにいると、
やっぱり自分としてもやっぱり最初の第一歩にオフラインっていうのはちょっと厳しいかなっていうふうに正直思うところもあるかもしれない。
会ったことがあって、なじめの人に実際に会って話がしたいっていうときにはオフラインは全然OKだと思うしむしろアリだと思うんですが、
ただ一番初め、全く知らないのに初めて会って、
この人こういう人なんだなっていうのを知るのはオンラインでいいんじゃないのかなっていうふうに個人的には思っています。
やっぱり身自宅も大変ですし、バスに乗るのも大変です。
特に今の時期だったら暑いので、やっぱり携帯その飲み物とか日傘とかいうのはいろいろと用意しなければいけないし、
場合によってはやっぱり荷物も結構重くなりますので、
それを持って行き帰りってなるのも結構大変ですしっていうのもあって、
なかなか日頃からリアルなイベント、オフラインのものっていうのは行きづらい状況ではあったんです。
佐藤茂充
そうですね。いわゆるTVではその通りだ。
高見知英
そうですよね。だからそういうような人に行きやすくなる、そういうような人がまず出やすくなる仕組みとしてのオンラインっていうものを
もっといろんなところに思ってほしいなというふうに個人的には思ったりしております。
佐藤茂充
今はそうですよね。今は思ったんですけど、逆に言うとこの子の中というよりこの状況があったからこそ、
今のような会話、こういったコミュニケーションが一般的になってきたっていうのはありますよね。
こんなやり方があったんだって発見ですよね。
高見知英
そうですね。特に今オンラインのイベントで、例えば2年ぐらい前ってなるとほとんどなかったですし、
よほど、例えばAppleとかの大企業なことをやっている企業、
ほぼ世界中に名の知れているような企業が発表会をやるのにオンライン使うかなぐらいなもんで。
佐藤茂充
別世界の話でしたね。こんなに短いになるとは。
高見知英
一つの地域でオンラインでイベントをやるっていうケースはほとんどIT技術者関係のイベントでもないぐらいだったので、
30:03
高見知英
ほとんどがやっぱり会場としても、例えば目黒おかじわ園とか、
どこかの会社のオフィス、セミナールームとか、そういうような大きなスペースを借りてやるようなイベントがほとんどなった中、
それがオンラインに転換した。逆に自分なんかもやっぱり体力もそんなにあるわけではないので、
技術系のイベントでもセミナーに参加ってできなかったんですよ。今まで。
はいはいはい。
やっぱり満員になってしまって立ち見で1時間とか塗ってしまうので。
佐藤茂充
そうですよね。
高見知英
ちょっとそこまでして聞きたいものではないかなというように思うと、なかなか話が聞けなかったので。
だから本当にオンラインに転換するっていうのには、本当にある意味、今この状況が非常にきっかけにはなったんだろうなっていうふうには思っています。
佐藤茂充
そうですね。その通りです。
高見知英
なので本当にこういうようなところで、今回自分が新潟という直接的にはなかなかつながりにくい場所にも話ができたというのも、
この状況ならではというところもありますし、何かもっとこういうようなところを活用するようなことってできないのかなっていうふうには思いますね。
佐藤茂充
いや本当に今お話ししてて、本当にメカで売ることはこのことですよね。
高見知英
よかったです。ありがとうございます。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
それでは続きましてですけれども、今後インターネットでクロスハーバーの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
佐藤茂充
今までのお話の内容を踏まえてですが、
当然私たちの方も自分たちなりのホームページというのを立ち上げておりますので、
そういったところからSNSも含めてご覧になっていただくというのがまず当たり前ですけれども、
そういったところからのスタートということになってくるんでしょうけれども、
今は逆に私も教えていただきました。
いろんな可能性という部分を私たち自身も突き詰めて、
より精度の良いもの、よりきめ細かなものとして発信していきたいと思っていますので、
そういったところからお気軽にアクセスしていただけるとありがたいなと思っています。
高見知英
例えば本当に先ほどお話をしましたホームページとか、
ホームページにもいろいろ記載ありますけれども、
フェイスブックとかインスタグラムとかですね、
そのところから関わることもできますしね。
佐藤茂充
一度覗いてみていただけるとありがたいです。
そうですね。
高見知英
こういうようなオフラインでイベントをやっているという例もいろいろ話を聞いていて、
やはりこういうような場所が、
そういうオンラインの場所につながるための入り口の一つにもなっているといいのかなと、
個人的には思っています。
やっぱりそうは言っても、環境の都合上オンラインのイベントには出づらいというような方もいっぱいいらっしゃいますので、
33:03
高見知英
それは家庭の制約かもしれませんし、
物理的な、例えば通信の線がないとかいうような事例もあると思いますし、
やっぱり騒がしくて、周辺の環境的にもちょっと騒がしくて、
オンラインのイベントに出るのは難しいですとかいうようなケースもありますし、
そういうような時に、やっぱりこういうような場所に集まって話をする、
そしてオンラインの情報もここで知れるみたいな場所にやっていけると、
非常に幅が広がるなというような感じはありますね。
佐藤茂充
その特化管理の起点として位置づけていただけるような場所には私たちもいたいですよね。
高見知英
はい、そうですね。ありがとうございました。
それでは続きまして最後ではございますけれども、
このクロスハーバーの活動を通して、
これが活動のキーワードだですとか、
これを達成したいためにやっているですとか、
その活動のキーワード的なもの何がございますでしょうか。
佐藤茂充
はい、これは初めて当初から私も意識していた部分でもありますし、今でもそうなんですが、
基本的には物事をつなぐという言葉なんですね。
例えば地域活動をやっていく中で、地域の中にもいくつかの組織があります。
細かいところで言うとコミュニティ協議会であったりとか、それから学校単位であったりとか、
それから高齢者の老人クラブの皆さんであったりとか、あるいは行政の皆さんの活動だとか、
そういったものはそれぞれがすごく一生懸命真摯にいろんな活動をしていらっしゃるんですが、
そういった一つ一つの活動をつないでいくと、
その地域にとってはそれまで点であったものが面になってくる。
その面になってくることで、その地域の中でなかなか行き場が見つけられにくい方々のセーフティーネットということが
より強固になっていくんじゃないかなということを、特にここ最近は感じているところです。
そういったもの、すごく大きなようなお話には見えるんですが、
一つ一つ見てつなぐという作業を考えたら決して難しいことではないと思っているので、
そういったものを、その可能性といいますか重要だという部分を発信しながら、
自分たちも取り組んでいきたいなと思っています。
そういった意味では、つなぐという言葉をキーワードとして、これからも継続してやっていきたいなと考えています。
高見知英
ありがとうございます。
つなぐ、非常にシンプルですが、非常に力強い言葉ですね。
学校ですとか、老人クラブ、あとは行政、いろんな団体、
本当にそばに地元にはいて、自分もいろんな団体と話し合いしたことがありますけれども、
直接案外つながりがないというのは、非常に課題としてはあるのかなと思っていて、
コミュニティカフェと近くの学校ですとか、
あとは近くの老人クラブと学校ですとか、地域のケアプラザですとか、
36:03
高見知英
あとは行政とそういう学校とか、そこにいる学生さんとのつながりですとか、
そういうものって意外と本当にないなというのはありますし。
佐藤茂充
聞いていると、同じような活動をしているケースって珍しくないんですよね。
一緒にやれればいいのになって、単純に思っちゃって、
そのお手伝いができればいいなと考えたりもしています。
高見知英
本当に同じことをやっている、例えば子育て支援というところに限ってであれば、
結構つながっているところもあるんですけれども、
そうでないものについては、本当につながりが案外ないというところは結構あるので、
それはどうにかできないかなというのは常々考えますね。
ありがとうございます。
本当に点を面にしていくというような場所として活動していける、
お互いにやっていけると非常にいいなというところには思いますね。
佐藤茂充
そうですね。そうありたいです。
高見知英
ありがとうございます。
それでは、このほか何かこれは言っておきたいとか、
いろいろなこと、何かございますでしょうか。
佐藤茂充
私たちは福祉事業と言いつつ、地域振興というお手伝いを掲げつつ、
一番肝に銘じているのは地域により密着していくということを考えながらやらせていただいているつもりです。
ローカルな話になってしまいますが、新潟市に関わりのある方々には、
一度私たちの場所を見ていただいて、逆にいろんなアドバイスもお聞きしたいところでございますし、
地域外の方には先ほどもお話ししましたけど、ホームページですとか、
そういったところをまた見ていただいて、いろんなヒントを教えていただけるととても嬉しく思いますので、
ぜひまたよろしくお願いいたします。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。地域により密着をする、新潟の人はぜひ一度、
そしてそうでない人はホームページとかフェイスブックとかからアクセスをして、
何かの情報のやり取りとかいう形で関わっていければということでございますね。
佐藤茂充
そうですね。そうしていただけるとありがたいです。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
本当にそういうような拠点っていうのは本当にいろいろとお話をしてますけれども、
今この状況だからこそできるつながりってたくさんあるなというふうに自分は思いますので、
やっぱりそこをうまく関わる場として、つながる場としていければいいなというようなところを思いますね。
佐藤茂充
はい。ぜひそうありたいです。
高見知英
はい。ありがとうございます。
佐藤茂充
ありがとうございます。
高見知英
それでは本日は新潟にあるクロスハーバーというスペースの運営を行っております佐藤茂三さんにお話を伺いました。
佐藤さんどうもありがとうございました。
39:00
佐藤茂充
どうもありがとうございました。
高見知英
はい。ありがとうございました。
今回は新潟市北区にてクロスハーバーという拠点を運営する佐藤茂三さんにクロスハーバーでの事業内容とその思いを伺いました。
クロスハーバーは株式会社まちづくり新潟北が運営する拠点。
地元の人が集まる交流スペースと障害者の就労支援B型の施設という2つの意味合いを持っています。
福祉事業と地域との関わり合いを模索して、平日の日中は福祉事業、平日夕方及び土日祝日には地域交流のスペース事業という2つの柱を持つ拠点として設立されました。
福祉事業という視点として、一般的な就労を最終目的とした障害者の就労支援。
一方、地域振興という視点では、働き手の不足というものがかねてから叫ばれている現状。
片方では働く場所がない。
片方では働き手がいない。
相反するかのように見える2つの意見を聞いてきた佐藤さん。
この2つを上手に進めれば、両方のニーズを満たす事業ができるのではないかという思いのもと、この2つの事業を並行して行っています。
クロスハーバーの利用者の中には、人と接するのが苦手な人もいる。
ただし、そのような人も、ゲームやインターネットサービスなど、様々な媒体を通じて外部の人たちとつながることができる。
ITにはそんな可能性を感じているとのこと。
外でのイベントが開きにくい今。
しかし、それでもインターネットを使えば、多くの活動、多くの課題を知ることができる。
多くの人とつながることができる。
インターネットを使って、オンラインのイベントを通じて、今は多くの情報に触れてほしいと佐藤さんは願っています。
佐藤さんの、そしてクロスハーバーの活動のキーワードは、
つなぐ、コミュニティ競技会、学校、老人クラブ、そして行政。
42:05
高見知英
地域にはたくさんの組織活動がある。
それらの活動をつなぎ、点を面としていくことで、
地域の中でなかなか行き場を見つけられなかった人たちのセーフティーネットとなるのではないか。
一つ一つの活動を見て、活動をつないでいくことは、決して難しいことではない。
佐藤茂充
その重要だという部分を発信していきたいと佐藤さんは言います。
高見知英
このSBキャストで紹介してきた様々な活動も、それ以外の活動も。
地域にはたくさんの活動があります。
自分の思いに近い活動を見つけてつながっていくこと。
まずは始めてみませんか。
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今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にてポッドキャストの高得な愛し、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCASTを終了します。
お聞きいただきましてありがとうございました。
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