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2021-11-26 52:59

SBCast.#59 シニアが動く。日本が変わる。(認定NPO法人プラチナ・ギルドの会 奥山 俊一さん)

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今回は、シニアがもっと活躍できる社会を作るということを目的に、認定NPO法人プラチナ・ギルドの会を立ち上げ、同じく認定NPO法人、サービスグラントなど数々のNPOの活動に関わる奥山 俊一さんに、プラチナ・ギルドの会の様々な活動についてお話を伺いました。

サマリー

このエピソードでは、認定NPO法人プラチナギルドの奥山俊一さんがシニアの社会貢献や活動促進について語っています。日本の寄付文化の成熟や移増寄付の重要性に触れながら、シニアが地域社会に積極的に関与する意義を探ります。シニア世代が社会に貢献する活動や、認定NPO法人プラチナ・ギルドの取り組みが紹介されています。特に、シニア自身が持つキャリアやスキルを社会貢献に活用する重要性が強調されています。また、シニア世代が地域社会で積極的に活動することで、日本がどのように変わるかについて掘り下げられています。高齢者のIT教育や若い世代との交流、地域の課題解決に向けた取り組みが重要視されています。シニアが活躍する社会を目指し、認定NPO法人プラチナギルドの多様な活動が紹介されており、ITの活用によるコミュニケーションや新しい自分を見つける支援の重要性が語られています。認定NPO法人プラチナ・ギルドの活動を通じて、シニアが地域社会に積極的に貢献し、日本の未来を変えていく様子が探られています。

シニアの役割の変化
奥山俊一
シニアが動く、日本が変わる、というキャッチフレーズを作っておりまして。
だからもう一つはですね、歳をとっていつかは死ぬわけですけれども、
それまでは支援される側から支援する側へと。
要するに、歳とってもいろんなことができるんだから、いずれは支援されるわけですけれども、
とりあえずは支援される側から支援する側に、というキャッチコピーも使っております。
高見知英
NPO法人、まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組、SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、フリーランスとしてプログラミング、アプリ開発、講師、書籍出版などを行いながら、
このNPOの一員を務める高道英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、認定NPO法人プラチナギルドの会、奥山俊一さんにお越しいただきました。
奥山さんどうもよろしくお願いいたします。
奥山俊一
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
高見知英
はい、どうぞよろしくお願いいたします。
それではまず簡単ではあるございますが、自己紹介からお伺いできますでしょうか。
奥山俊一
はい、私は現在77歳。来月には誕生日を迎えますが、10年ほど前にこのNPOを作りまして、
シニアの人たちがもっと活躍できる社会を作りたいなと思いました。
現在は日本総合研究所の特別顧問だとか、他のNPO、例えば認定NPO法人サービスグランドの特別顧問、
他いくつかのNPOのお手伝いというか、アドバイスを含めてやらせていただいております。
私自身は金融官に以前勤めておりまして、ロンドンなんですが、海外勤務は3度ロンドンに行っておりまして、通算20年弱過ごしました。
感じましたのは、今でもそのように思っておりますけれども、
日本のサラリーマンというのは、現役時代どうしても働いている会社に全力投球すると、
その後、例年退職を迎えますと、社会との関わりが全くないという事態に遭遇するわけです。
それではやはり、その人個人の、例えば社会的孤立という問題も出てまいりますし、
せっかく社会で活躍された、そういう経験だとか、知恵、スキル、そういうものが、
社会にフィードバックされない、それを何とかしたいということで作ったわけでございます。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、やはり社会的な孤立をしてしまうというのは、高齢の方のお話は非常によく聞いております。
そのような活動を、いろいろな地域の活動にフィードバックをしていくという目的ということでございますね。
そうですね。
はい、ありがとうございます。
奥山俊一
私どもは、とはいえ、いわゆる中間支援型のNPOでして、
ほとんどの人は、40代、50代の方も数名いらっしゃいますし、若手の会員もいらっしゃいますけども、
ほとんどの人は退職をした後、参加しておりますので、どんどん高齢化していくと、
10年経てば10年高齢化するという問題を抱えております。
プラチナギルドの活動
奥山俊一
それによって、あの人は、SBC町作りエージェントの山口理事長にお越しいただきまして、
お話を聞いたところ、SBCの皆さんは、いわゆる働きながら社会貢献をする。
だんだん今の人はですね、そういうことが得意になってきたというか、
そういう社会はいいなというふうに感じておりまして、
牧川会社たちの交流、学生も含めてですね、そういうこともし始めております。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、働きながら社会貢献、やはり自分たちの団体以外にも、
働きながら社会について何かを活動されているというような方々は非常に多くはなっていますね。
奥山俊一
そうですね。
しかし、きっと欧米と比べますと、まだまだ非常にそういう方たちの数、
社会との関わりというのは希薄なのではないかなというのが、私の正直な感想ですね。
そうですね。
高見知英
特に欧米と比べると非常に顕著なのが、やっぱり団体の支援ですね。
NPOとかの社会貢献団体を行っている支援というのは、
やはり形としてはまだまだ弱いのかなという話をよく聞いてはいます。
奥山俊一
日本にはSBCさんもそうなんですけれども、いわゆる中間支援型のNPOの数もまだまだ少ないわけですよね。
この目的でこのNPOを作ったということで、例えばどこかのカーラーを整理するだとか、
目的が非常に明快でですね、何か事業をする、その事業だけに特化しているというNPOがどんどんできてくるんですけれども、
社会的な企業がもっともっと増えないといけないし、それを周りで支援する組織も必要だと。
SBCさんはまさにそういう組織だと思うんですけれども、我々もそういうことを目指しております。
高見知英
ありがとうございます。
それではまず、プラチナギルドの会の主だった現在の活動内容をお伺いできますでしょうか。
奥山俊一
はい、まず毎月1回必ず定例会というのをやっておりまして、この2年弱はコロナの関係で全部ズーム開催でございましたけれども、
先月、今月辺りからは会場を設営しての会場とオンライン会場をつないでやるような定例会。
そこにいろんな方にお見えいただいて、外部のお話を聞くと。
同時に、我々の中にもたくさん異なった活動をしている方たちがたくさんいらっしゃいますので、
そういう人たちの勉強になるようなお話を聞き、相互に研鑽を積むと。それが例会。
もう一つは、中間支援団体の大きな目的は社会をこのように良くしていきたいという、いわば啓蒙活動といいますかね、アドボカシー活動だと思うんですけれども、
私は今年は移増寄付、それに寄付市場がまだ日本では非常に成熟していないと。
特に移増寄付なんていうのは、まだまだそんなことがあるのということで、耳に慣れない言葉だと思いますが。
一大2回目の移増寄付ウィークというのが9月の11日から1週間あったんですが、
私ども、私個人もそうなんですけれども、共産いたしまして、
今、移増寄付、寄付を大いに増やしていけるような社会になりたいねということを訴えております。
それから、具体的な活動の中にはですね、社会で働きながら、だんだんと世年を迎えるに従って、
何かしなきゃいかんなということを感じている人はたくさんいらっしゃいますので、
そういう人たちに、いわゆる気づきセミナー、次の自分はどういうことをしたいかということを事前に学んでいただくというようなセミナー、
プラチナギルダアカデミーというふうに言っておりますけれども、こういう授業は1つあります。
ところが、これも1年半ぐらいはオンラインばかりでやっておりまして、
大企業が多いんですけれども、大企業の社員さん向けにですね、
働きながら社会に国権できる道がありますよと、そういうことを考えませんかと、
ソーシャルキャリアの作り方というセミナー、オンラインセミナーがあったりまして、
これは非常に幅広い層の方が参加していただいております。
もう1つは、これが一番重要なんですけれども、
プラチナギルドアワードという仕組みを持っておりまして、
現在とはいえ、たくさんの高齢者の方で社会貢献をされておられる方が実際にいらっしゃると、
そういう人たちがあまり顕在化しておりませんので、
同世代だとか、我々に続く世代の人たちに話を聞いてもらって、
ロールモデルになっていただこうということで、
毎年1回、5、6名の方に検証をさせていただいております。
今年は3月に受賞者のスピーチと式典を行いました。
昨年は、これはコロナにかかりかかっていたんですけれども、
東大の教室を借りまして受賞式をやりました。
これが一番目に見える格好での、我々の事業と言えるかと思います。
高見知英
そんなことでございます。
ありがとうございます。
移増寄付と社会貢献
高見知英
寄付市場の成熟を目指した検問活動と定例会、
あとはセミナーとプラチナギルトアワードの4つということでございますね。
そうですね。
寄付という文化自体は、
多分日本人なんかだと神社の既信などもございますので、
根底にはあるとは思うんですけども、
市場として枠組みとしてはあまりないなっていうのは確かにありますので、
そこがまだまだ成熟していないところではあるなというふうには思いますね。
奥山俊一
移増寄付、要するに生前ですね、本人がまだしっかりしているときに、
自分はこういう社会を作りたいと、
そのために自分の残した資産の一部を寄付してもいいということで、
遺言書を書いて、それを亡くなったときにですね、
相続人が遺言書に基づいて、そういうところに寄付していくと。
これは寄付金としては非常に大きな財源で、
放っておくとですね、ほとんどの部分が税金に取っていかれるわけですし、
それはそれとして社会に貢献していることになりますけれども、
それよりもやはり自分の思い、どういう社会にしたいかということを、
人生の証としてですね、
みんなが具体的にもっと投票行動として、
移増寄付を進める必要があるのではないかと、
それが社会を作っていくということにもつながるのではないかと、
私は思っているんですね。
高見知英
そうですね。
確かに移増寄付という分野については、
あまり自分も聞いていなかったのですけれども、
やっぱりこのような取り組みというのは、
非常にまだまだ足りていないのではないのかなと、
私は思いますね。
そうですね。
奥山俊一
日本ではですね、
昨年初めて、移増寄付ウィーク2020を、
これはレガシーギフトというのが、
英語では移増寄付ということなんですけれども、
レガシーギフトウィーク2020というのは、
初めてレガシーウィーク協会というのがありまして、
そこが開催をしたと。
今年は第二回目だったと。
世界で見るとですね、
英国が一番早くからやっておりまして、
もう二十数カ国が、
9月の13日がレガシーウィークの日と決めようということで、
同じ日にですね、
全国、世界全国でそういう活動が行われているんですね。
後発ではありますけれども、
しかし非常に重要な活動だなと思って、
私は個人的にも、
この会としても賛同して、
いくらかの協賛金を積んでですね、
協力しているわけです。
高見知英
レガシーギフトウィーク、移増寄付ウィーク。
奥山俊一
そうですね。
高見知英
こちらもまた、自分も不勉強で。
なるほど、そういうことでございますね。
ありがとうございます。
やっぱりその他にももう一つ、
こちらもいいなと思ったのは、
プラチナギルドアワードですね。
やはり活動している団体というのは、
非常に多いんですけれども、
いかんせんそのような活動が、
日の目を見るというか、
脚光を浴びる機会は、
奥山俊一
決して多くないので、
高見知英
どうしてもすごい近い立場の人しか知らない、
というようなことになってしまうことは、
多いなというふうには感じているので、
やっぱりこのようなことができるとか、
すごい重要なんじゃないのかな、
というふうにはすごく思いますね。
奥山俊一
毎年、内閣府ではですね、
そういう症状を、
お金は出ていると思いませんけれども、
症状をたくさんの人に聞かせてはいるんですけれども、
内閣府のホームページの隅っこの方に行かないと、
わからないというようなことがありまして、
我々は表彰式をして、
そこでご本人のスピーチをしていただいて、
一人でも多くの人が、
こういう人がいるんだということを、
シニアによる表彰制度
奥山俊一
見ていただきたいと。
これまで8回実施しておりまして、
40名今日の人を表彰させていただきまして、
そういう人たちのためにですね、
我々のホームページでも、
ご紹介を差し上げておりますし、
またご参考にしていただければ、
いいのではないかなと思います。
今年の受賞者は、
一人は大手書社マンの方で、
福井の大地震があった時に、
やっぱり書社に働いていたんだけれども、
その大地震で亡くなった人たちのことが、
頭から去らないというので、
何か自分は退職したらしたいということで、
東南アジアの少数民族の人たちのための、
学校をですね、
数百校を既に作っておられるんですよね。
皆さんの皮膚を仰ぎながらだとか、
あとこれは日程NPO法人、
グランドワーク三島というNPOがありますが、
これは三島でですね、
源平川という川がありますけれども、
環境汚染が激しくって、
静岡県庁にいらした人なんです。
渡辺さんという方が、
ずっと長らくこの活動をされておられまして、
要するにグランドワーク活動というのは、
これもまた英国で始まった活動なんですけれども、
官民連携でですね、
パートナーシップを組んで、
社会を良い方向に変えていこうと、
その活動のやり方をグランドワークと言っているんですけれども、
日本におけるグランドワーク活動の一人者、
第一人者なんですね、
この方に受賞してもらいます。
あと、ちょうど震災10年ということで、
東区田震災の関連の方に2名と、
他にもあと1名というような方に
受賞いただいております。
高見知英
なるほど、ありがとうございます。
次が9回目という形になるんですかね。
奥山俊一
今募集中でございまして、
現在私どものホームページを見ていただきますとね、
こういう方に受賞いただき、
応募いただきたいということで、
我々はシニアの団体で、
シニアの人たちが今まで原基材に培ったキャリア、
スキルを活用して社会貢献をされておられる。
もちろん働きながら社会貢献されている皆さん方とも一緒なんですけれども、
そういう方を対象に、
表彰は個人に、
我々からお送りする非常にささやかな保証金ですけれども、
これは活動されているNPOにお送りするという格好で、
12月末までが期限でございますので、
ぜひお聞きいただいている人で、
あ、それなら我々も応募してみるかということがあれば、
ぜひお願いしたいと。
SBCさんは例えば、
この前お見えいただいた山口さんが、
おいくつなのかちょっとお聞きするの忘れたんですけれども、
立派な活動されているので、
またSBCさんとの関係は最後に触れさせていただきたいと思いますが、
もしよろしければ名乗りを挙げていただきましたら。
今回じゃなくても毎年やっておりますので。
高見知英
ありがとうございます。
キャリアスキルを活用している方ということで、
やっぱりそういうようなものがあるというのは、
活動する側としても励みになりますし、
他の活動こんなものあるんだというのは、
知るきっかけにも非常になるなというふうに思いますね。
キャリアと社会貢献
奥山俊一
やはり自分の得意技を、
社会に恩返しのためにフィードバックするということが、
社会をより良くする一つの近道ではないかなと思っているんですね。
私がかかわっております、
インテル美容師サービスグラントというのは、
まさに現役時代の人たちが自分の時間を割いて、
今持っているスキルを社会のために保守しようということで、
その昔は会計者とか弁護士さんがアメリカで、
無報酬で社会貢献をしていたわけですが、
今はITなんかはまさにそうですけれども、
何をされてもらえても現役時代に社会貢献できる。
たくさんの人がスキルプロバイダーということで登記していただいておりまして、
毎年毎年非常に多くのグラントというのは、
NPOのために働いているということですが、
サービスをグラントしております。
これの年寄り版というのが、
今私が言いました、
シニアの検証制度というわけです。
はい。
高見知英
ありがとうございます。
何か最終的に目的としていることというのも、
何かお伺いできればなと思うんですけれども。
奥山俊一
冒頭、社会的孤立というお話をいたしましたけれども、
今までサラリーマンで会社だけのために働いたという人はですね、
まずもって組織人間であってですね、
社会に出た時にどういうふうにしていいかわからないと。
逆に市民社会に入りますと、
全くフラットな組織でございますので、
昔の名前で出てましたとかですね、
昔の名刺をかざして成功お話ばっかりしたって、
嫌われるだけなんですよね。
それはやっぱりそのご本人にとってはですね、
非常に不幸なことだと。
そういう人が早く気がついて、
いわゆる市民社会の中で自立できると。
やることはいくらでもあるわけですよね。
その中で選んでいただいて、
好きなことをまた得意な分野で活躍すれば、
その人のためにもなるし、
社会のためにもなるし、
そもそもその人の健康を増進のために非常にいいと。
私自身もそういう目的でいろんなことをやってるわけですけれども、
やっぱり他の人からありがとうと言われるのは、
非常に重要なことだし、
あなたはいつも昔の話ばっかりしてるねと、
お付き合いもそういう人たちばっかりだねと、
いうのでは本人のためにならないだろうし、
残された時間、人生100年、長いわけですから、
その時間をみんな有意義に使っていただくことが、
日本全体にとっても非常に重要なのではないかなと、
そういうことを考えているわけで、
それがプラチナ・ギルダ・アカデミーでもあり、
パワードでもあり、パワードボカシーでもあるんですよね。
高見知英
やっぱりそのあたりについては、
特に地域の活動、地域コミュニティの活動をしていると、
やっぱりそういうような昔の話ばっかりがしている、
というような方の話はよく聞きますので、
やっぱりそういうような人たちを変えていきたい、
そういうような人たちに何か関わっていきたいな、
というのは非常によくわかります。
奥山俊一
そうですね、別におこがましい話をするつもりではないんですが、
それが本人のためになるのではないかなと、
幸せに一番近い道ではないのかなというふうに思うわけです。
高見知英
やっぱりその時その時で、人生のその時その時のステージで、
他の人と話せる機会というのは、
作ろうと思えばいくらでも作れるはずなので、
やっぱりそういうような場をそれぞれの場所で作ってほしいな、
というのは確かにありますね。
奥山俊一
はい。
高見知英
ありがとうございます。
それでは現在についてですけれども、
このプラチナギルドの会の様々な活動を通してですが、
今課題に感じていることと何かございますでしょうか?
奥山俊一
最大の課題は、組織は毎年人間と同じように老齢化するんですよね。
現実問題として、私どもの会計担当も10年間やっていただいた人がですね、
理事なんですけれども、目がなかなか見えない。
実は私も今月末、25日に白内障の手術をするんですけれども、
私は実は両眼緑内障でございました。
片目はもう完全に光を失っているんですね。
その残っている目の方の白内障の手術をするんですが、
手術をしないとですね、パソコンもいじない、
今では新聞も読めない、本も読めない、テレビも見えないというようなことなので、
これはもう老化現象というのはどうしようもないわけで、
それをやっぱり組織を若返らせるということが一つの最大の課題なんですかね。
特にこれはNPO組織というのは非常に若返りしたいと思ってもなかなか上手にできないという課題を持っているわけですよね。
企業の場合は日本の大手中小の中小は余計にオーナー企業であると若返りなかなかしにくいケースもあるんでしょうけれども、
大企業の場合はサラリーマン、経営者ですから順番に変わっていくわけですけれども、
ここは本当に大切なことだなと思っております。
それは単に経理処理だけでなくしてですね、ITをやっている人たちも我々皆さんと違ってロートルでやっておりますので、
いろんな問題を持っているわけですよね。
高見知英
そうですね、やはり組織を若返らせることというのは非常に確かに課題ですよね。
そうですね。
どうしても特に他の企業と違って入るというメリットが明確にパッと見えづらいという側面もありますので、NPOは。
それもあってすごい若返らせるっていうのにパワーがいるなというのは非常に感じています。
そうですね。
うちの団体としてもそれほど大きな範囲ではないですけれども、やっぱり来る人の層がある程度偏ってきてしまってはいるので、
やっぱりもうちょっといろんな人に入れるようにしていきたいなというふうには非常に思っています。
そうですね。
奥山俊一
我々もそういうことを反省しながら、今期はですね、前世代への交流をもっと進めていこうと。
前世代という場合には学生だとかですね、今現在の大学生、場合によったら高校生、それから外国人の日本への共有者。
この前も南民、鎌倉にあるアルペ南民支援センターとズームで話を聞きましたけれども、
いろんな方たちと接点を広めて、現在働いているけれどもちょっとぐらいの時間ならお手伝いできるよという人も世の中にたくさんいるはずなんですよね。
そういう人たちを声かけて呼び起こして地域社会のために何かしてもらうというようなことを
一つ新しい事業として、我々の言葉で言えばアカデミー事業としてですね、進められないかなというふうに思っておりました。
この辺、ITの分野って非常に大きな分野でございますので、ぜひ山口理事長ともですね、今一度こういうことをやってみないかと。
ちなみにSBCは横浜中心の組織ですから、バニオタ、神奈川全域でですね、自治体とSBCと私どものアカデミー部門とですね、協働しながら、
地域社会に現役時代の人たちで、忙しい人たちだから全部押し付けるというわけにはいけませんけれども、
彼らのできる範囲でチョコボラみたいなことをですね、やっていただくことで関わりが増やせないかなということを念頭においています。
実はこの話はですね、別の特別顧問をやっておりますサービスグラントが同じようなことを、他の地域外支援団体と一緒にですね、
今八王子でやりかかっているんですね。このズームにも私出る予定にしておりますけれども、こういうことを各地でやっていくと少しずつ変わってくるのではないかと。
組織の若返りと課題
奥山俊一
一挙に全てを変えるということはできませんから、皆さんと協力しながら、私どもの力も本当に限界的でございますので、
それぞれの組織は自分の強みを生かしながら一緒になってやればいいんではないかなと。こういう問題は自治体も非常にこれから重要なことだというふうに考えているはずですよね。
高見知英
そうですね。
奥山俊一
まさに社会課題というのはもう今や山積みですよね。
高見知英
やっぱり強みを生かしながら一緒になって何かをできるようにすればいいというようなものについては、最近いろんな地域のカンファレンスなどを見ていても非常に感じる内容です。
奥山俊一
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
ちなみにこの全世代の交流やアカデミー事業として、何か具体的にこういうようなことをやりたいとか、そういうようなアイディアと何かございますでしょうか。
奥山俊一
今最近、例えば学生についてはですね、鎌倉在住のいろんな大学の学生さんたちがグループを作って活動している組織がありますが、その組織の人たち10名内外、私どものメンバー10名内外がZoomで、これは9月の初めだったですかね、第1回目、
ブリーフィング、紹介、自己紹介、カタカタやりました。
で、非常に成功して学生さんたちも、そんなことやってるところがあるんだという話を聞いて、学生さんたちは就職の話もありますし、我々はもう孫の世代と話しているようなものなんですけれども、ただものすごく学ぶところが多いんですよね。
私たちがその大学生時代に、そんなこと考えてなかったなというような話がどんどん出てきますしね、お互いに学ぶところが多いというので、これを続けていこうと言って始めて、2回目はもうすぐ実現しますけれども、お互いに過去の高齢者のほうはどういうキャリアを積んだ人かなというのをリストを出してですね、聞きたいことが何でも、聞きたいことがあれば何でもお話しますよという理解はしていこうというふうに思っています。
あと、自治体とのお取引というか、自治体のいろんな課題解決のために何かできないかということについては、これは前から我々の関心事でありましたので、例えば神奈川県庁と話を進めたりですね。
それぞれの市だとか村だとか地方に行けば町だとか国のことも含めて自治体との接点も増やしていって、できることがあれば何でもやっていこうと。
復帰するとすでにITの分野では町作りエージェントさんはいろんなコンタクトが横浜を飛び越えてやっていられるというようなことでもありますし、我々も地域を限ってということは考えておりませんけど、足場のいいところから何か具体的に作り出せないかなと思っているわけです。
高見知英
ありがとうございます。若い団体と繋がる、自治体と繋がるということですね。やっぱり自分たちとしても若い団体と繋がること、学生さんの団体と繋がることというのは非常にメリットがあるなというふうに感じていて、
地域の課題とNPO
高見知英
やはり特にITのコミュニティなんかだと非常に学生さんと繋がって何かっていうのをやっていらっしゃる団体は非常に多いんですね。
オンラインで今活動を行っているという団体だと先日こちらのSBCASTもご紹介したオープンソースカンファレンスぐらいのところになってしまうかなというようなところはありますけれども、やっぱり学生さんと関わるというのは学生さん側に得られるものもすごい多いですし、自分たちが得られるものも非常に多い。
奥山俊一
SBCさんはやってられるかもしれませんが、私どもが鎌倉在住の団体と申し上げましたのはニューコロンブスという団体なんですね。お気になられたことがあるかどうか。他にもいろんな地域で学生さんとの接点を持つ場合によっては自治体は当然なんですけれども、自治体の中で活躍をされているいろいろなサービス提供者、これはNPOであったり一般社団法人であったりするわけですけれども、
例えば社会問題、課題解決の中にはコロナで地域にできた子ども食堂が今大変苦労されているんですよね。子ども食堂を経営できないというような問題。だからそれじゃあもう辞めるかというわけにはいかないと。
それで食材をお配りするというオペレーションをされて、そういう子ども食堂を全国的にサポートしようという組織も出来上がって、ムスビエという組織をご存知ですか。このムスビエさんともこの前実は私とも話し合いをしたんですけれども、神奈川もしくは横浜にもですね、ムスビエの拠点がたくさんあると思います。
もう今6,000、子ども食堂は6,000箇所ぐらいあるらしいですね。だから明日は実は横浜、私の住んでいるところの近くなんですけれども、いわば福祉タクシーですかね。いろいろ障害者の方たちの足になって、福祉タクシーの運営でNPO法人をやられているところをお尋ねして、我々と共同できないかなと。共同というか何かお手伝いできないかなと。
いろいろことも考えておりますし、だから地域の中にあるNPOとの接点をもっと近づけていきたいと。その中で共同で何か一緒にできれば、地域創生、まさにムスビエさんがやってられるような、ITでやってられるような部分を他の分野でできないかなというようなことを考えていこうと。だから地域と地域内の市民社会、ソーシャルセクターとがもっと組んでいかないといけないなというふうに思っています。
高見知英
そうですね。非常にたくさんの団体に関わっていらっしゃいますね。
奥山俊一
我々が何もやってるわけじゃなくて、そういう団体をご紹介するのも、何かご紹介しながらお役に立つのであれば、私どもとしては例えばアワード事業に応募していただくことも私どもの目的でありますし、そういう人が世の中で知られることも重要でありますし。
高見知英
そうですね。確かにこのような団体のいろいろな活動が紹介されているというのは非常に大切だと思いますし、やはりいろいろなNPOさん、個人の団体さん、任意団体さんとの話を聞いていると、どうしてもやっぱり縦のつながりは非常に強いんですけれども、横につながっているケースがあまりないというところは少し気になるなというふうに思っていて。
例えば医療関係、医療広報というような取り組みについては横浜も非常に対応で活動されているという話はこの間伺ったんですけれども、ただその医療の広報の活動が他の広報団体に伝わっていないので、他の広報機関をよく見ている人には全然伝わらないというものがあるなというふうに感じていて。
だから多分医療分野ではすごいつながりが非常にあるんだろうなというふうに思うんですけれども、それ以外の団体にはちょっとつながりが少ないんだろうな、もうちょっとつながりを増やせないかなというふうには非常に課題としては思っています。
なので本当にこのようにいろんなジャンルの団体とつながる人たちっていうのがいるっていうのは非常に心強いことだなというふうに思います。
奥山俊一
高橋さんおっしゃったように横浜って外国人居住者って非常に多い地域なんですよね、昔から。そういう人たちが一旦病気になった場合に横浜中心に病院だとかお医者さんのところに行くんだけども、日本語がわからずしも皆さん話せないと、自分の症状が説明できないというようなことがあって、医療機関も困るし、ご本人、病人がもっと困るわけで。
そのために横浜では自治体と自治体に近い団体が組んで、ボランティアで英語を中心に各国で病状を伝えることができる病院に連れて行ってあげてお世話をする、そういう仕組みがもう出来上がっているんですよね。これも全国的に最先端を走っていると思いますけれども、こういうのもあまり知られていませんよね。
おっしゃるように広報を必ずしもされていないというか。
高見知英
広報そのものももちろんそうなんですけれども、それぞれの分野の人に向けた広報というのは、やっぱりそれはそれで必要になっているのかなと思ってはいますね。
奥山俊一
例えば本当に地域活動を行っている方のための広報、技術者、開発者に向けた広報、あとは一般市民の方のための広報というふうな形でいろんな形の広報というのがありますので、やっぱりそれが横につながっていないと、こういう広報の情報を探しているんだけども、というようなチャンネルにうまく結びつかないという問題がすごくあるなという感じがしています。
高見知英
特に今あまりにも情報がたくさんある状況なので、そういうような情報の拉伸版、道案内ができる人というのが必要なのかなというふうに思っていて、そのような道案内のための情報がどこにあるのかというのが非常に今わかりづらい状況になってしまっているんだなというふうに非常に感じています。
奥山俊一
それがネットワーク化されていないんですよね。きっと何らかの組織が何らかの活動をしていますから、バラバラにはあるんですけれども、それが社会として見ると有効につながっていないからサービスを利用する人が利用できないというような問題があると思うんですよね。
高見知英
そうですね。有効につながっていない。その通りだなと思います。
奥山俊一
例えば会社で働いている方で少し時間的な余裕もできたから、もしくは自分の将来のことも考えてですね、何か地域社会で仕事してみたいなと思っている人がたくさんいると思うんですけれども、どういうふうにしたらいいかわからないと。
逆に市民社会の方でたくさんのNPOだとか社団法人だとか財団法人があるんですけれども、そういうところは人材不足でですね、一人でも多くのボランティアだとか、特にスキルを持った人たちに助けてほしいという状況はあるんですけれども、それすらマッチングする場所がないんですよね。
そういうことが完璧にできなくても一度その自治体と組んでですね、何かできないかなというのをSBCさんと一緒にちょっと一度検討会でも持てればいいなというふうに私は感じてはいるんですけれども、これはまた別途。
高見知英
そうですね。ぜひよろしくお願いいたします。
奥山俊一
こちらこそ。
高見知英
ありがとうございます。
それでは続きまして、ITについてどのように関わっていきたいなどございますでしょうか。
奥山俊一
いや私はやっぱりこれからの日本にとってITというのはもう活性化する、日本社会を活性化する最大の今までのネックであまりこれからのチャンスでもあると思っておりまして、それはどういうセクターにある人もそうだし個人にとってもそうだと思うんですよね。
例えば高齢者にとってみればいや今からITかよということをみんな思うわけですけれども、しかしそのITを勉強しないで楽しみ方も享受できないで死んでいくというのは非常に残念なことではないかなと私は思っておりまして、
私は例えば自らFacebookもずっとやってきておりますし、ITに対する勉強はやろうと思ってるんですけど、やっぱりとはいえ基礎がありませんからなかなか難しいんですよね。
で、我々の中でもプラチナギルドの中でもITの勉強会をやったり、それから外部の組織とも交流しながらもっともっと強くしていかなきゃいけないなと。
例えば今こういう格好でインタビューしていただいておりますけれども、この仕組みも全く私はこんなものが世の中にあるとは知りませんでした。
この前伊豆を寄付の時にYouTubeでもやりましたけれども、Facebookで同じような配信機能があるというのも初めて知りまして。
だから学べば学ぶほど深いんですけれども、ただ年取ってくると頭が固くなってくるし、そんなに高度なことはできないなというふうに思いますが、非常に重要だと思ってます。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、やっぱり活性化するネックでありチャンスという言葉は非常に印象に残る言葉ですね。
やはり今だとITを使ってできることって非常に多いと思いますし、やっぱり最近ですと、例えばデジタル里帰りっていうふうに言われますけれども、デジタル里帰りを迎える側の人にも多少の知識は必要になってしまう。
そのために知識を学ぼうというふうに活動されている方もいらっしゃいますし。
奥山俊一
デジタル里帰りってのはどういうことですか?
高見知英
Zoomで子どもたちが直接帰れない遠方のおじいちゃんおばあちゃんと話す、そういうようなことですね。
奥山俊一
なるほど、はいはい。
高見知英
ただおじいちゃんおばあちゃんが受け入れる準備だけはしておかなければいけないので、そのためにちゃんと勉強をしましょうというような話をされていましたね。
奥山俊一
それは非常に重要ですね。私どもの組織は比較的早くからNPOとして会費と寄付金だけでしか収入源はありませんで、その中で公職金を出したりいろんなことをしておりますから、我々の事務経費っていうのは一切使わないで、内部のメンバーのボランティア精神だけに頼ってきたんですよね。
ITもそうですし。
それにはもう限界があるんですけれども。
しかしながら、例えば我々内部、今50、60名の会員がいますけど、その中の組織の中の情報連絡ツールというのはNPO法人ですから、Googleさんにお願いして無料でですね、GoogleのG Suiteの仕組みを全部利用させてもらってるんですよね。
だからGoogle Meetももちろん使っておりますし、Zoomも非常に早い段階から利用しておりますし、そのために何回も何回も勉強会しましたけれども、全員ができてるわけではありませんけれども、
まず問題なくできるようになっていると。
私個人は孫たちが海外にもおりますので、毎日のようにそれこそSkypeを使ったり、いろんなものを使って連絡取り合ってますし、
それはやっぱりそういうことができないと個人にとってはものすごく機械損失でもあるわけですよね。
せっかく世の中にこんな便利なものがあるのに、しかも無料で利用できると。
Zoomの場合は全部が無料ではないですけれども、そういうことはやっぱりもっと勉強していったほうがいいなということで、
いろんな講習会をやられたりされているのを存じ上げてますけれども、より立派なことだなと思います。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
やっぱり本当にいろいろなITを使った楽しみ方、もちろん無償なもの以外にも有償なものもありますけれども、
いろんなものがありますので、やっぱりそういうようなものの中からどれが合っているのかというのを選べるようになってほしいなというのはありますね。
奥山俊一
そうしたらどおりですね。
高見知英
ありがとうございます。
続きましては、これを聞いている人に何をしてほしいというのは何かございますか?
奥山俊一
それぞれ今まで生活して来られた、学ばれた、今感じておられることは違うと思うんですけれども、
やはり素晴らしい人生だったなというふうに思える人生を自ら作っていってほしいと。
そのためにはあまり今までの組織にとらわれないでですね、自分自身の活動範囲を広げていくと。
そのためにはさっきから話が出ておりますITもどんどんチャレンジしてほしいし、私自身もそういうふうに思っておりますし、
それからやっぱりいろんな人の話を聞いてもらうと、聞くことで学んでもらうと、自分自身が変わっていくと。
歳をとってもですね、進化するというか進歩するというか、そういうふうになってほしいなというふうに思いますね。
もう俺はこれでいいんだということではなくて、そんなむちゃくちゃな努力しなくてもですね、今のこの世の中、
それはちょっと考えて動くと人のためにやることもあるわけで、人のために無償でもしくは有償でやればですね、
喜んでもらえるわけで、喜んでもらえれば生きがいに通じるわけで、そういう人が一人でも増えてくるということがやっぱり非常に重要なのではないかなと思っています。
高見知英
はい、ありがとうございます。そうですね、やっぱり素晴らしい人生だと思えるように生きてほしいなというのは思いますし、
そのためにやっぱり組織にとらわれない、既存の組織だけにとらわれないというような考え方も必要になるなというふうにはすごく思っているので、
そういうふうに皆さんも聞いていらっしゃる皆さんもそう思ってほしいなというのはありますね。
奥山俊一
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
続きまして、NPO法人プラチナギルドの会の活動をインターネット上で活動するにはどのようにすればよいでしょうか。
奥山俊一
これは私どものホームページを見ていただくのが一番いいんですが、現在ですとプラチナギルドの会ということで検索をしていただきますと私どものホームページが出てまいります。
実は私どもは社会で活躍されている他の組織もいろいろとご紹介するという趣旨で第2ホームページも作っておりまして、
本体のプラチナギルドの会のホームページからプラチナギルド応援サイトというサイトにも飛べるようになっているんですね。
私どもがよく似たホームページを2つ作ったものですから、技術的になかなか今、煩雑になりすぎて逆にわかりにくいという批判もいただいております。
まずもってプラチナギルドのアワードに応募してみたいと思えば、プラチナギルドアワードというところを第1ホームページでクリックしますと募集要項だとかいろいろなものが出てきますので、
もっと深くどんどん入っていくためには第2ホームページにも行った方がいいということなんですね、現状では。
今年中には1本化して人道で統一して第2ホームページを本体でこれだけという格好で、今広報グループといいますか、日夜頑張っておりますので、
もう少しお待ちいただきますともっと見やすいホームページが出てくると思います。
ただ、ぜひプラチナギルドの回で検索いただけるとありがたいなと思います。
高見知英
こちらのほうも概要欄のほうにも掲載させていただきますので、ぜひ興味ありの方はこちらのほうも見ていただければと思います。
それでは最後になりましたが、こちらのプラチナギルドの回の活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
奥山俊一
私たちは創立10年前と言いましたけれども、その時からシニアが動く、日本が変わるというキャッチフレーズを作っておりまして、
もう一つはですね、歳を取っていつかは死ぬわけですけれども、それまでは支援される側から支援する側へと、
要するに歳を取ってもいろんなことができるんだから、いずれは支援されるわけですけれども、
とりあえずは支援される側から支援する側へというキャッチコピーも使っております。
もう一つもっと重要なことは、見つけてください、次の自分をというキャッチフレーズも使っておりまして、
これは長い人生の中で新しい自分を自ら、人に言われていなくてですね、自ら見つけてほしいと、
そのための研鑽、勉強を始めてほしいと、そういう趣旨でこの3つのキャッチコピーをちょっとご紹介したいなと思いました。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。やはりシニアが動くことでできることと非常にたくさんあるということを、
最近いろんな団体に関わっていて感じることでございますので、
自分にはもうこの年だから自分には無理だというふうに思うことなく活動してほしいなというのは非常に思います。
奥山俊一
ありがとうございます。それがご本人のため、シニアのためでもあるわけですよね。
みんなが元気に活躍すれば、その分医療費が少なくなるわけですから、日本のためでもあるわけですよね。
そうですね。ぜひそういう格好で好循環で回していければというふうに思っております。
高見知英
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。
それではその他何かございますでしょうか。これは何かぜひ言っておきたいということはございますでしょうか。
奥山俊一
この中でちょっとお話しさせていただきますけれども、地域社会とその地域社会の中でそれぞれ活躍されている公益セクターといいますかね、
NPOだとかファン社団だとかいろんな目的で働いている組織、そして企業人材で有力を持って次の自分を見つけるために準備したいという人の
マッチングスペースになるような、そういうことをぜひいくつかのNPOさんと一緒に、その中には中核にSPCさんにも地域づくりですから、
ITの関係から中核になって入っていただければどうかな、これの打ち合わせをさせていただけたらと思っておりますので、
ぜひ山口さんにもよろしくお伝えくださいませ。
高見知英
ありがとうございます。マッチングスペースになるようなことを、市場に自分たちとしてもいろいろと、SBCastもそうですけれども、
いろんなところとつながって話を聞いてできることを広げていければいいかなというふうに思っておりますので、
共に一緒にやっていければいいかなというふうに思います。
奥山俊一
どうぞよろしくお願いいたします。
高見知英
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
それでは今回はよろしいでしょうか。
奥山俊一
はい、ありがとうございました。
高見知英
はい、それでは今回のゲストは認定NPO法人プラチナギルドの会、奥山俊一さんでございました。
奥山さんどうもありがとうございました。
こちらこそ大変ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
プラチナギルドの活動概要
高見知英
今回はシニアがもっと活躍できる社会をつくるということを目的に、認定NPO法人プラチナギルドの会を立ち上げ、
同じく認定NPO法人サービスグラントなど数々の団体の活動に携わる奥山俊一さんに、
プラチナギルドの会の様々な活動についてのお話を伺いました。
プラチナギルドの会は、他のNPO団体などの支援を行う、いわゆる中間支援を主に活動する団体。
毎月いろんな団体に来てもらい、活動の内容を聞き、相互に勉強を行う定例会のほか、
何かしなければと漠然と考えている人に気づきを与えるセミナー、プラチナギルドアカデミーなどを開催。
他にも年1回、すでに社会活動を行っている人々の活動を紹介し、表彰を行うプラチナギルドアワードなど様々な活動を行っています。
日本には様々な社会活動がある。
しかしそのような情報が世間に知られる機会は多くない。
プラチナギルドの会は活動を通し、他の団体の活動を知り、多くの人に知ってもらうという活動を多数行っています。
サラリーマンとして会社のために仕事をしてきた人たち、そのような人たちが定年で仕事を抜け社会に入ると孤立してしまう。
それは社会にとっても本人にとっても良くないこと。定年後の生活を豊かに過ごしてほしい。
それは日本全体にとっても個人にとっても良いことなどではないか。
そう考えプラチナギルドの会は活動を行っています。
ITの活用とその重要性
高見知英
また、奥山さんは、ITを、日本社会を活性化するための最大のネックであり、チャンスであると言います。
例えば、高齢者にとって、今回のようなポッドキャストでの活動情報発信や、YouTubeやFacebookなどの動画配信を使った活動の紹介、
インターネットを介して仲間内でいつでもどこでも会話を行う。
ITを使ってできることは非常に多い。
ITを学ばず、楽しみ方も享受できずに過ごしていくということは、高齢者にとってもそれ以外の人々にとっても大きな機械損失であると奥山さんは言います。
いろんな人の話を聞いて変わっていってほしい。
自分はこれでいいんだと納得することなく変わり続けていってほしい。
そのためにITを活用してみてほしいと言います。
プラチナギルドの会の活動のキーワードは、
シニアが動く、日本が変わる。
見つけてください、次の自分を。
シニアができることもたくさんある。
みんなが元気に活動すれば、それは本人の活力にもなるし、社会的にも有効なこと。
いずれは支援される側になるかもしれない。
しかし、それまでは支援される側から支援する側になってほしい。
プラチナギルドの会は様々な活動をアワードで紹介しています。
そのような団体には、地域社会で何かしてみたいという人の力を求めている団体も少なくない。
皆さんもプラチナギルドアワードなどの情報を見て、
自分に合った活動の形を探してみませんか?
このポッドキャストの感想は、ツイッターやフェイスブックなどで受け付けています。
ハッシュタグSBCAST045、アルファベットでSBCAST、数字の045で投稿いただけると幸いです。
シニアの社会貢献
高見知英
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントサイドビーチシティサイトのお問い合わせフォームなどからお連絡ください。
また、SBCASTでは継続のための寄付受付を行っています。
毎月1000円の月額サポートの内容となります。
特典などご興味ご関心のある方は、ぜひ寄付受付サイトをご確認ください。
今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にてポッドキャストの高得ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCASTを終了します。
ご聞きいただきましてありがとうございました。
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