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2025-09-26 56:45

SBCast.#151 生きる根っこを作る (NPO法人 高崎こども劇場 田口和江さん、髙見澤佳子さん)

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今回は群馬県高崎市にて、子どもの遊びをとおして子どもの時代に生きる根っこを作ることを目指して活動する子ども劇場。NPO法人高崎こども劇場の田口和江さんと髙見澤佳子さんのふたりに、活動の内容や思いを伺いました。

サマリー

高崎こども劇場は、地域の子どもたちと共に遊びを通じて成長を支援する活動を行っています。この団体は、子ども向けの舞台を招致したり、地域の親子に向けたさまざまなプログラムを提供しています。田口和江さんと髙見澤佳子さんは、育ち合いの大切さや地域社会で子ども同士の関係形成について語ります。彼女たちは、活動を通じて大人の意識を変え、子どもが成長できる環境を整えることを目指しています。群馬県高崎市のNPO法人高崎こども劇場は、子どもたちが遊びを通じて心の居場所を作り、成長するのを助けています。また、デジタル化の進展に対し、子どもたちの健全な育成と地域とのつながりの重要性についても触れています。この劇場は、現代の子どもたちが感動体験を得ることを目指し、舞台や野外活動を通じて子どもの文化の発信基地となっています。

高崎こども劇場の活動紹介
髙見澤佳子
子ども文化の発信基地として、高崎周辺の子どもたちと一緒に、子どもの遊びを通して、子どもの時代に生きる根っこを作るということで、活動をしています。
ぜひ、皆さんで出かけていただければと思っています。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は、様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のゲストは、高崎こども劇場、田口和江さん、高見澤佳子さんでございます。お二方どうぞよろしくお願いいたします。
はい、こんにちは。よろしくお願いします。
髙見澤佳子
NPO法人高崎こども劇場の議事長しています、高見澤佳子です。
田口和江
事務局長しています、田口和江です。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それでは今回のお話を進めていければと思いますが、簡単な自己紹介ということでお伺いできますでしょうか。
髙見澤佳子
はい、自己紹介。
群馬県高崎に住んでいます。もう子どもが33歳、下が28になったおばさんなんですけれども、子どもが小さい時からずっと子どもの活動をしています。髙見澤といいます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
1年中外でバタバタしております。
高見知英
よろしくお願いします。田口さんも。
田口和江
はい、田口和江です。私は今子どもが3人いまして、絶賛子育て中といっても、一番下の子が中3なので、そろそろ子離れしつつあります。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それでは早速、このNPO法人高崎こども劇場の活動についてお話を伺っていきたいのですが、まずこちらの団体の簡単なご紹介いただけますでしょうか。
髙見澤佳子
はい、子ども劇場というのは実は全国組織なんですけれども、それぞれの地域で活動しておりまして、高崎はもう1972年からできている団体で、NPOになって今年で26年目の結構古い団体になります。
高崎市周辺の親子の子育てについてのいろいろなことを活動しているというか、特に一緒に野外活動で遊んだりとか、舞台鑑賞のような子ども向けの舞台を高崎に招致して、親子で見て鑑賞活動をしている、日本だけの団体になっています。
地域との関わり
高見知英
26年目ということで結構長くやってらっしゃるんですね。
髙見澤佳子
そうですね。会員が多いときは2000人いたということで、高崎こども劇場ですってどこか高崎あたりで話をすると、入ったことありますよとか知ってますっていう方が結構いらっしゃるような古めの団体になります。
高見知英
結構こちらの方で事前にいろいろと調べさせていただいて、結構いろいろなプログラムも会員されているということで、何か特にこういうのをやってますとか、特にこれはお見せしたいですとか、そういうものがあればお名前を伺えればと思うんですが。
生の舞台を子どもたちに届けるっていうのがこども劇場の魅力の一つと言ってます。
田口和江
なので、劇団とかそういう一生懸命大人が本気でやっている舞台を子どもたちに届けて、こういう職業もあるんだよというものを高崎こども劇場の魅力の一つだと思っております。
髙見澤佳子
今は結構、使徒の教材事業が多いので、NPOにもなったということもありまして、もともとは会員制の団体なんですけれども、高崎周辺のすべての子どもや親子を対象にできるようにNPOになったので、使徒の教材事業で大きな事業が年に何度かあって、
小学校や幼稚園などにいろんな周知ができて、たくさんの人に来ていただいています。
夏休みのときには、集まる夏休みの子どもたちといって、高崎市の文化会館を1日貸し切って舞台を、大ホールで舞台をしたり、工作をしたり、プラネタリウムのほうと一緒にやってプラネタリウムが無料になったりとか、文化会館1日貸し切りイベントをしたり、
夏休み過ぎには、9月にメルヘンと遊びの世界展というのが、今年で27回目になっています。高崎市のシティーギャラリーの4つの展示場を借りて、高崎市と一緒に教材で10日間遊びのコーナーをさせていただいています。
ちょうど終わったところで、この後、秋には大きな、高崎の関野山ファミリーパークという県の施設があるんですが、そこで1日子どもバザールという子ども市の大きなイベントを予定しています。
年間通していろいろな活動をしているので、それに付属してたくさんの子どもたちが出たり入ったりしているような団体になっています。
高見知英
高崎市との教材イベントというのも非常に多く、秋にはこのイベントの子どもバザール、年間通していろいろやってらっしゃるということでございますね。
髙見澤佳子
こちらも本当にいろんなことをやってるなということで、今回お話を聞いてすごく感じました。
高見知英
こういうような活動をしていらっしゃいますが、大元としてこういうような活動をするようになった理由って何かあるのでしょうか。
髙見澤佳子
自分の子育ても含めて、子育て周辺のお母さんや子どもたちがだんだん育てにくい時代になっているんだなというのは感じています。
その時々の問題みたいなのをちょっと話して、とても真面目な団体なので、それを解決するというか、何とかするにはどんなことをすればいいのかなということを話し合った結果、
真面目なことをしてもということで、遊びの中から子どものいろいろな発想とか、親子の触れ合いとか、地域との触れ合いとか、いろんな子ども周りの問題を遊びとか文化活動みたいなことで解決していけたらいいなと思って、いろんなことをやりながら進めていって、あっという間に活動が広がってしまったというようなところがあります。
大人の意識と活動の未来
高見知英
そうですね。やっぱり子育ての事情について常日頃からいろんな人と話をしていて、やっぱりどういうことをすればいいか考えた結果、こういうふうに遊びの中から地域の触れ合いですとか、いろんなことを学んでいけるような環境をつくりたいということで、このNPOの活動が始まったということなんですね。
そうですね。素晴らしいです。簡潔に。ありがとうございます。
本当にこういうような、自分も本当に遊びの中から学ぶものっていうのはとても多いっていうふうに思っておりますので、やっぱりこういうような活動をやっていく団体が多くあるというのは非常に良いことだなというふうに思います。
そうですね。
髙見澤佳子
やっぱり周りの大人の理解がすごく必要っていうか、自分たちは遊んできたけど子どもが遊ぶのはなんか許せないじゃないけど何遊んでるのっていうような言葉がどうしても出てきちゃったりして、遊びを否定するような感じがなきにもしもあらずなところがあって、でもやっぱり考えると何をするにも遊びのところの発想力みたいなのが社会に入れても役に立つし、
その勉強がより頭に入ってくるような地頭を作るっていうか、そういうことにつながっていくんだなということは、皆さん多分わかっているんだけど、いざ自分の子どもになるとみたいなところがあって、そこをたくさん話したりとか場所を作ったりして子どもの変化を見ながら、ぜひ大人が変わっていってほしいなって思うところでもあります。
高見知英
そうですね。確かに遊びっていうのが非常に大事なことだとはわかっていても、じゃあ自分の子どもとの話となるという思いっていうのはやはりありますもんね。そういうところで、もうちょっと学びにもバランスとってほしいなっていうふうに思うところもある。
やっぱりそれでもね、遊びじゃないと身につかないものとか、遊びながらじゃないとなかなかできないことってたくさんあると思いますので、やっぱりそういうところとどういうふうに話をしていけばいいのかって、やっぱり子どもと親子だけだとなかなか難しいっていうところっていうのはあるんじゃないのかなっていうふうには思います。
そうですね。やはりそういうようなことをどうにかするために、まずはそういうような場があるというのは、とてもやっぱり親としても非常に安心できるものなんじゃないのかなっていうふうに思います。
田口和江
やっぱり同じ世代の子どもたちのお母さんで、やっぱり悩みも一緒だったりするので、なんか本当に小さな場所じゃないけども、それで相談事とかで、ともに一緒に自分の子どもだけじゃなくて、他の子どものお子さんの成長も感じたりする場所がすごくこのこども劇場のいいところというか、だなっていうふうに感じています。
高見知英
そうですね。周りの子どもの状況も知れるっていうところが利害ですよね。なかなか自分で子育てをしていると、周りの子どもの様子とか、年代の違う、特に小学生だったらまだ小学校の範囲内だったら見えるけれども、じゃあ中学校だとどうなのか、高校だとどうなのかみたいな、別の年代の子どもたちの様子とか、そういうのって意外とわからなかったりするっていうこともありますので、
やはりそういうような、いろんな子どもが、いろんな年代の子どもが関われる場っていうのがあるっていうのはとても良いですね。何かこの活動を通していって、最終的にどこを達成したいなとか、どういうのを目的としたいなとか、そういうようなものがあれば、こちらをお伺いできますでしょうか。
髙見澤佳子
本来は子どもが自分で自転車で行ける範囲に、そういう活動があるのが本当は良いなって常に思っているんですよね。なので、自分たちの活動の良いところとか、舞台鑑賞でも遊ぶこと、遊ぶ体験のことでも、地域へ届けていくっていうことを大きく考えています。
いろんなところで定期的にそういう場所があると、子どもの居場所みたいなところにその舞台を届けたりとか、遊びのノウハウを持って行ったりとか、そういう子どものいろんな活動や発達のことを理解できる大人を届けるとか、そういうことができるようになっていくと、子どもの生きる環境とか、
親子の成長の過程みたいなことがすごく楽になるというか、子どもを育てやすくなっていくというか、子どもがのびのびしやすくなっていくんじゃないかなと思うので、地域に届ける活動を今重点を置いてしています。
なので結構地域の公民館みたいなところで、あそびやっていう遊びの場所を提供するような会をしています。
高見知英
地域にそういう場を届けていきたい。
特に高崎こども劇場。劇場って言っても一つしかないので、自転車で行ける範囲にせめてそういう活動がどこの課題にもあるといいなっていうところを目指していて、地域に届けていくということをどんどんやっていきたい。
髙見澤佳子
その一つとして、公民館みたいなところであそびやを提供していらっしゃるということなんですね。
高見知英
やっぱりそういうような地域の居場所ってとても大事だなというふうに思います。
なかなかそういう場所って作るのは難しいので、そんな数が増やせないというと問題もあるにはありますが、やっぱり子どもさんにとってはそういうのってあまり関係ないので、やっぱり近くに行ける場所にそういう場所があるといいなというのはありますよね。
特に本当に自転車で行ける範囲内。そういうところは必要だなと思いますし、
自分もそういう子どもの場所を提供して展開していますけども、
仮に引っ越しても自転車でなんとかやってくるとか、そういうようなことで、とにかくつながりを維持したいというのはお子さんの気持ちはあると思いますので、
そういうところは重要だな、もっと増やしていきたいなという気持ちは非常にわかります。
今回のお話について、特にやっぱりお子さんに向けてっていうのはもちろん対象として考えているところいっぱいあると思いますが、
それ以外に例えば活動について対象としている人、変えたい人、お子さん以外にどなたか、どんな形の方とかそういう方っていらっしゃいますでしょうか。
田口和江
【佐藤】そうですね。地域公民館とか育成会というものがだんだんなくなりつつあるので、
そういう子どものイベント行事をやりたいけども、なかなか手法だったりやり方がわからないというところに、
私たちこども劇場が何かお手伝いできることはないかなっていうのを常に課題というか、それをどうやって地域に持っていけばいいかなっていうのが課題であり、
高見知英
それをどうやって地域に持っていきたいなっていうところがあります。
【佐藤】そうですね。地域の公民館を変えたい。
田口和江
【佐藤】育成会とかそういう行事のイベントとかのお手伝いじゃないですけど、今育成会とか子ども会ってなり手がいなかったりとか、
いろいろ変わってきている中で、子どもたちのために何かやりたいけどっていうところで悩んでいるお母さんやお父さんって多分いると思うんですけど、
髙見澤佳子
そのお手伝いというか、私たちが何かできるんじゃないかなと思いながらも、なかなか一歩は踏み出せないというか、悩んでいるところ。
変えたいといえば、大人の意識みたいなことは難しいけど、まだたくさん遊んだ大人が先輩とかにもいる感じで、話をすると大事だよねっていうことは分かってくれる人が結構まだいるんですよね。
大事だよねって言ってくれる人を、じゃあどうすればいいっていう、今度は担い手っていうかやってくれる人になってほしいなと思って、私たちなかなか何人かでやっているような感じだと難しい。
できあがったところに来て、参加する人はたくさんいるんだけど、それを作り上げていくっていう、今言った担い手みたいな人たちがなかなか育っていかないっていうか、
育ち合いの重要性
髙見澤佳子
自分の子どもはいいけれど、みたいなところがあって、そうじゃなくて、やっぱり育ち合ったりすることが大事っていうか、自分の子どもが大きくなっても次の子どものためにっていうような、社会活動とまでは言わないですけど、誰かのためにっていうようなところで活動になってくれて楽しいだけじゃなくて、やってくれるようなそういう人たちっていうか仲間が欲しいようなところもありますよね。
ここで話をすると理解はしてくれるんですけど、それをなかなか続けていこうっていうところが難しいですかね。
高見知英
よろしいですか、田口さん。
ここでご意見あるのかなと思って。
髙見澤佳子
行政の方も高崎では子どものことは高崎こども劇場って言ってくれるんですよ。
なので、話はとってもきて、魅力的な話がたくさん来るんだけど、それやるの私?みたいな感じにだんだんなってくるので、いろんな人がやってほしいなってやると楽しいし、子どもが変わっていくのもよくわかるし、自分も変わるのもわかるし、
文化祭のノリみたいな感じで毎回仕事の活動をしているので、そういう自分も遊びながら活動するっていうような雰囲気の人がなかなかいないっていうか、見つけるのが難しいのかもしれないんだけど、そういう人が長く続けてくれるといいなと思いながら、そういう人を探しながらいろんな人と一緒にやっています。
高見知英
そうですね。なるほど。
ちなみにまずは本当に大人の意識っていうのを変えていきたい。やっぱり遊びが大事だってわかっているけども、実際に具体的に何かできるわけではないとかいうような人も多い。それは本当に多いなっていうふうに思います。
やっぱりそういうような人に意識を変えるようなことをやっていきたい。そして、やっぱり出来上がったところに来て参加する人はいるんだけれども、その仕組みを作っていく人、いわゆる担い手のような人がまだ多くないという現状があるということなんですね。
またやっぱり市からも提案はあるものの、やれる人が足りていない。文化祭のようなノリで活動しているので、そういう雰囲気の人ってなかなかいないという問題があるということなんですね。
本当にそうですね。やっぱり実際に自分たちも活動していて、やっぱり参加するよっていう人はいるものの、じゃあその活動に積極的に自分から参画するよ、何か手伝うよっていう人って意外といないっていうようなところが多いと思いますし、やっぱりそこは本当にどの分野でもそうだなというふうにはとても思います。
だから本当にそういうときに、じゃあ提案はあるけれども、じゃあその提案って誰がやるのっていうところまで考えるとなかなか人がいないという悩みは本当にどんなところでもあるんだなというふうに思います。
実際本当に自分も非常にそのあたりについては感じるところで、やっぱり自分も子どもに関わるような活動を非常に多くしていて、やっぱり大人が今の子どもたちの遊びっていうのになかなか寛容になれていないとか、なかなかうまく受け入れられていないとか、それこそ先ほどのとおり、遊びの中から学びを取り出すにはやっぱりそれなりに大人が関わる必要があるっていう中、
関われる大人がいないので、結局その遊びが遊びの中にあるせっかくの学びの要素を何も引き出せないまま終わってしまっているっていうようなところは非常に大きいのかなっていうふうに思います。
だから本当にそういうような人が増えていってくれればいいな、かつ子どもの方も見てくれる人が増えてくれるといいなっていうふうにはとても思いますね。
大人の意識の変化
髙見澤佳子
今おっしゃった遊びの中から学んでいくっていうのは結構時間がかかる作業じゃないですか。
一回パッと来て遊んで、それができるわけではなくて、継続的にある程度見てくれる大人みたいなのも必要だし、この場所に来て仲間になるというか、子ども同士も慣れて自分を出し合っていけるっていうか、
そういう関係になっていくのにも多少時間がかかるので、そういう意味で、先ほど言ったように、なるべくならば子どものすぐに行ける範囲にそういうものがあるほうがいいだろうし、
大人が今日はダメだって言って行けないとか、車で出かけなければダメだとか、連れていかなければダメだとか、そういうとき、そういう大人の判断で行けなくなっちゃったりするんじゃなくて、
子どもが今日行きたいと思ったときに行けるっていうような範囲の中に、そういう場所があるのが理想的だなと思うし、そこにちゃんと子どもを継続的に見られる大人がついていることが大事なんだなってずっと思っているので、地域にそういう場所がたくさん欲しいなというのは不安ではあるということなんですよね。
高見知英
本当にそうですよね。やっぱり、親の車で連れられていくことができるような距離ではダメで、子ども自身が自主的に自転車で気軽に行けるという範囲じゃないとダメっていうところはありますよね。
本当に親はなかなかそういう時に連れていく時間すら惜しいっていう時もあると思いますし、やっぱりそれ以外にも、親はこの遊びの仕方あんまりしてほしくないなって思ったときに、子どもがそこに行きたいっていうことをよしとするかっていうような問題もありますし、
そういう時に親は別に認めちゃいないんだけど別に行く分にはいいよっていうような、そんな気持ちだけでも子どもが行けるような、そんな環境ってのがとても重要になってくるし、そのためには本当に、それこそすぐに行ける範囲にそういう場所があるっていうことが必要になってくる。
髙見澤佳子
子どもが少なくなってもいるし、やっぱりいろいろな社会状況があるから、子どものことを見てなくちゃならないっていうようなこともないわけじゃないけど、見すぎててやっぱり子どもが息苦しいっていうところがとてもあるような気もするので、上手にほっとける大人みたいな人がやっぱり子どもの周りにいるといいなっていうのはやはり思うので、大人のプレイリーダーみたいな人も
育成するっていうか、そういうこともすごく大事だなっていうふうに感じています。先ほどちょっと話した9月にあったメルヘンと遊びの世界展というのは、高崎で10日間同じ会場でしているので、そこにリピーターとして子どもが毎年毎年10日のうちに何度も来てくれる子どもがいるんですけれども、
そういう子どもたちを見ていると、最初に来た時は遊びが慣れていないから上手じゃないんだけど、だんだん家に帰っても工夫して帰ってきたりとかして、2回目3回目になるとそこで上手に遊べるようになっていて、その10日間の間でもとても成長が見ることができるんですよね。
そう思うと、そういうことが日常的にあると、その子の成長を親じゃない大人が見ていられるとか、それをまた親に伝えられるとかって、そういう良い循環が生まれるんじゃないのかなっていうのは肌で感じているので、そういう場所があるといいなというのは本当に実感で思っています。
高見知英
そうですね。やっぱり本当に子どものことを親が見すぎている。そのせいで生き苦しくなっているという側面もあるだろうなというふうに思います。
やはりなかなか親が、自分も結構そういうような親御さんとお話をする機会っていうのもありますけども、そういうようなところになかなかどういう範囲で、どういう距離感で親が子どもを見ていればいいのかって、親自身も難しいし子ども自身も難しいってところがあるのかなって思います。
だから本当に周りの大人、親とは関係ない、学校の先生でもない大人、こちらについては以前お話しいただいた方と斜めのつながりっていう形で表現いただいてましたけども、そういう斜めのつながりの場っていうのが必要だなっていうふうには思いますね。
大人についても子どもについてもそういう場が必要なんだろうなっていうふうには思います。
こういうような課題っていうところについて、もちろん今までたくさんいろんな方法ということで、今まで場所を増やすですとか、そういうようなことについていろいろお話いただきましたけども、これ以外に何かNPO法人高崎こども劇場として何かやっていきたいなとか、こういう形で課題に立ち向かっていきたいなとか、そういうものを考えていらっしゃるものって何かございますでしょうか。
髙見澤佳子
今本当に一つの組織、こども劇場だけではなくて、他の団体と一緒に協力してやることも大事というか、なんだろうなっていうのは思います。
田口和江
やっぱり私たちだけで担い手不足だったり、やる側のスタッフが少なかったりする問題は直面していて、でも他の団体とかもやっぱり担い手が少なかったりとか、悩み以外に同じだったりするので、そういう団体とどういうふうに、いかに上手にというか、お互いのいいところをシェアしながら一緒に取り組むことができればいいなっていうのは、
高見知英
本当に課題です。
田口和江
中村さん。
髙見澤佳子
まあそうですね、同じような話になってしまうけど、こども劇場の大きな特徴は演劇を承知するということで、
地域での芸術体験
髙見澤佳子
そういうのばっかり話しましたけれども、他にやっぱりなんて言うんでしょうね、想像活動というか、なかなか現実では味わえないようなことをその想像の世界で、本を見るとか、読むとか、小説を読むとか、見るとかっていうのと同じように文化体験として演劇を見てほしいなと思っています。
高崎は首都圏の端っこの方にあるのであるんですけど、なかなか親子で見るような演劇を承知するっていうことは少ないので、こども劇場が独自にやっぱり、いろんなところで子ども向けの、
創造団体というか、子どものためにこういうものを見せた方が、子どものこういうところにいいんじゃないかというのを考えて、いかいを作っているような団体や、いろんな創造団体を招致して見てもらうということをしているんですよね。
やっぱり今の子どもは生まれながらにいろんな競争社会の中にどうしても入って、それをしないわけにもいかないし、SNSとかインターネットとかいろんなものにも触れなければいけないし、そういうときにやっぱり同じぐらいの割合で感動体験を持ってほしいなというような思いがあって、
それにはやはり生の舞台を見てほしい。そこで大人の人が汗を流しながら、自分に語りかけてくれるような熱いものを直に感じてほしいなってやっぱり思うので、ぜひそういうところにも力を入れていきたいなと思っています。
なかなか文化体験というのも、貧困の差というかすごくある時代になってきて、行政がいろいろ援助をして安く見る舞台みたいなのもあるんですけど、そればかりだと本当にちゃんとした創造団体が潰れてしまうような状況になっているんですよね。
そういうところをやはりこういうことなので、お金を払ってちゃんと見ましょうということも声をかけて、みんなで親子で舞台鑑賞みたいなことをするような活動にも力を入れているんです。
やはりたくさんの体験の中に、大人が汗を垂らして何かをするというのを子どもが見る機会というのは今とても少ないと思うんですよね。
昔は魚屋に行けば魚屋のおじさんが声をかけて魚を売っているとか、商店街、高崎はほとんどそういう場所がなくなってきていて、スーパーに行ってみんな買うみたいな感じになっていると、
生の働いている人はテレビで見る人とか、お巡りさんもあんまり街の中を歩いていないし、工事のおじさんとか本当に働いている人を生で見るということが学校の生成AIとかそれぐらいで、それが働いているって子どもが思っているかどうかちょっとわからないんですけど、
そういうようなことがあって、大人がきっちり生活をしているっていうようなところを見せたいなっていう思いがあって、舞台鑑賞の生の舞台鑑賞を子どもたちと一緒に楽しみに待つというか、いろんなワークショップなどをしながら当日を待って迎えて舞台を見るっていうような活動のことをすごくそこの重点を置いています。
高見知英
そうですね。まずは本当に他の団体との共催をするなどして、他の人たちと合わせてトータルで自分たちがやりたいことを実現していく、そういう仕組みをつくっていきたいということなんですね。
やっぱり本当に今の子どもたちが生まれながらに競争社会にいるというのは本当にその通りで、もちろん子どもだけではなく大人も競争社会を意識しなければならないというケースがすごく多くなっていると思いますし、そういうものについて実際に立ち向かっている大人たちの様子を見る機会。
ともすれば自分たち大人もそういうようなものを見る機会って少なくなっているなというふうに思います。
本当にリアルなものを作っている人たちについてもその人たちの活動というのはなかなか見えなかったり、特にやっぱりコンピュータベースの活動とかになると全く見えなかったりしますからね。
そういうようなところの人たちの姿をよく見ることによって、特に子どもさんたちに軸をしっかり持ってもらうというのが大事なのかなというふうに思います。
こういうふうに様々な情報が流れてくる今だからこそ、でも自分はこれだからこれをするんだ、これをしないんだと思ってもらうということはとても大事になってきますので。
髙見澤佳子
やっぱりそういうような気持ちを持ってもらうために自分たちは活動するんだということはとても重要な気持ちだなというふうに思います。
田口和江
それではこちらもぜひ一度聞いてみればと思うんですけれども、子どもたちと今まで関わっていて、何か子どもたちの変化を感じたエピソードなどあればこちらもお伺いできますでしょうか。
今、私が住んでいるところの公民館であそびやという、平日の4時から5時の週に1回やっているんですけど、子どもの中でいろんな家庭環境ってあると思うんですね。
安心できる居場所の提供
田口和江
遊んでいく中で子どもがボソッと家の心配事とか話をすることがあって、それってお母さんにはないでしょうねとかってそういう感じで、安心して私に言ってくれてるんだなっていうエピソードがあって。
それを公民館で4、5年活動しているんですけど、本当に居場所として活動しているんですけど、その子どもがこの間中学生になりました。
髙見澤佳子
そういう悩みもなく立派にあそびやがすごく楽しかったって言って卒業していったんですけど、やっぱり1回だけのイベントじゃなくて、居場所として毎週毎週顔を合わせて、来ない日もあるんですけど、毎週毎週顔を合わせて
その子の成長を感じ取れた瞬間だったっていうか、それこそ子どもが自由に来ていい場所なので、いろんな子が来るので、いろんな子の成長を見れる場所で、子どもたちは本当に成長を感じられる日々を過ごしています。
でも、あの子がいるから嫌だとかって言われることも、子どもに相談されることもあって、じゃあこういうことを一緒にいるから、こういうことが嫌なんだよって気持ちを言ってみようかとか、そういうふうに関わり方の練習じゃないですけど、そういう場でもあるんだなっていうのを、子どもたちを通して学ばさせてもらっているのがありますね。
高見知英
【佐藤】そうですね。本当にあそびやがすごく楽しかったっていうコメントをいただくということで、やっぱり1回だけでなく居場所としてこういう顔を合わせられる場が必要だっていうのをすごく感じたということなんですね。
そうですね。やっぱりその感じについては自分も非常によくわかります。やっぱり毎週1回だけでもいいので、そういう顔を合わせられる場っていうのがあるっていうのがすごく重要で、なかなか関わり方が子どもたちもわからないっていうのがあったりする中、どうやって一緒に遊んでいいのかもわからないっていうのを教えるわけでもなく、一緒に遊びながら場所を育んでいける。
気持ちを育んでいけるっていうそういう場所はとても大事ですもんね。ちなみにどうでしょうか。大人の方々、親御さんの方々との関わりで何か感じることなど何かございますでしょうか。
髙見澤佳子
長く活動を続けているので、子どもだった人が大人になり、親になり、子どもと一緒に来たりとかしていることも結構あるんですよね。あと大学生でボランティアで来てくれた子たちが、そのまま残って担い手になってくれて、親になって今理事、NPOなんで理事をやってくれたりとかってそういうつながりもあったりして、
親も、例えば子どもたちがちょっと遊んでいる会のところで、お母さんたちにも声をかけて一緒にお昼を作ったりするような手仕事をしながら話をしたりすると、お母さんの心配なところが話の中に出てきたりとか、
他の子どもを見ていると、自分の知っている自分の子どもだけじゃなくて、子どもが他の子との関わり合いで大きくなっているということを気がついて、そういうことを嬉しそうに話してくれたりとか、そういう場面はたくさんあるので、お母さんにも集団の中の自分の子どもを見てほしいなと思います。
やっぱり子育てすると自分の子どもと正面から向き合うので、視野が狭くなっていっちゃうのかなというような感じもあるので、いろんな人の中で子どもがどういうふうに大きくなって変わっているかということを見ることによって、お母さんも変わっているというか。
お母さんも当たり前だけど、子どもが来て初めて親になるというか、お母さん初心者なので、子どもだけが身近なわけじゃなくて、例えば3人いても3人とも子どもが違うから、どの子どもにもやっぱり親も初心者なので、そういうことを話していろんなことがあるよねということをお互いに話すと、たくさんのお母さんがいるので、お母さん同士の話の中でも自分の悩みは大したことはないことに気がついたりとか、
解決策を見つけたりとか、いろんなところにつながっていくとかっていうこともできて、お母さんもとても変わっているのはよくわかります。
デジタル化への対応
高見知英
そうですね。やっぱり親の変化を感じるということも非常にあるということなんですね。
まず親と関わったり、手仕事を一緒にやったりというような会話の中で、結構心配なところとかの話題が出てきたりする中、やっぱり親の気持ちっていうのは非常によく聞いていらっしゃるということなんですね。
やっぱりそういうような親に向けて、子どもが周りのことと関わりで成長しているということを実感しているという言葉を聞けたということはとても良いことだなというふうに思います。
そういうような集団の中で活動する子どもを見てほしいというのは非常によくわかりますね。
それでは続きまして、ITについて高崎こども劇場としてどのように関わっていきたいなど何かございますでしょうか。
髙見澤佳子
そうですね。最近話したように、今本当に難しいけれども、上手に付き合っていかなければならないので、なくすということはもう無理なので、やはり大人もそうだし、子どももみんなそうだし、
この間中学に行った時にもそういう話になって、子どもが平日にスマホを見る時間が3時間以上の子が50%以上いるとかって、平日にですよとか先生が言うから大人もそれぐらい見てるんじゃないですかって言って笑ったんだけど、
なかなか上手に付き合うということが難しいですね。こども劇場としてはうまくそこを利用するという言い方ですけど、もう皆さん見るのは当たり前なので、
そこでヒントがあったら、その遊びを実際にやってみるとか、こういうことやってたよね、じゃあこれやってみようよとか、面白そうだったよねっていうヒントにしたりとか、
あとは本当にいろいろなところで、自分たちもホームページしたり、Facebookしたり、リニスタをしたりとかっていうようなところで、自分たちも使っているので、うまく上手に付き合っていけるように模索中ですけれども、やっていこうかなと思っています。
活動には自分たちのスマホは持ってこないでね、みたいな話はしているので、それはそれでまた別の問題なんですけど、そんな活動では役に立って使っていければいいなとは思っています。
高見知英
そうですね。
田口和江
そういうふうにうまくスマホとかインターネットとかを使いこなしながら、子どもたちとうまく取り組んで付き合っていこうっていうふうに思っています。
学校がタブレットをずっとあるじゃないですか、見ているのが当たり前なんですね。
髙見澤佳子
学校の先生と話したときに、意外ばかり言われるけど、タブレットを持っているから、普段授業中に声を出してなかなか発言しにくい子が、ちゃんと質問してくれるとか、コロナの時とかもそうなんだけど、学校に来にくい子たちもそれで授業に参加できるようになって、
コロナ明けになっても学校に来られるようになったとか、そういう話も聞いたりして、上手に使うという言い方があっているかどうかわからないんですけど、使われないように使うというか。
あと、ちょっと前は話をしていて、ネットの方を信じなかったのに、今はネットの方を信じるじゃないですか。
実際の人の話より。だから、何を自分でちゃんと見極められないと厳しいなっていうか、っていうような実感があるので、その辺は上手に付き合ってくれるといいなとは思っています。
高見知英
そうですね。
髙見澤佳子
難しいですね。
高見知英
本当にここは結構課題に感じることも多いと思います。自分自身もどういうふうにいっていけばいいのかというのは迷うところではありますね。
なくすということはできないし、かといって全部スマートフォンに依存するのかっていうとそれも違うしっていうようなところですよね。
やっぱり上手に付き合うのが難しい。見るのが当たり前なので、やっぱりヒントがあったらそれを取り込むっていうことも必要。
活動にじゃあなかなか持ってこないでとも今更言いづらい状況がある。
やっぱりどう付き合っていくかっていうのはとても課題だなって思います。
もう今ここ最近の子どもであれば本当にそれこそ1歳2歳の頃からタブレットとかに触れ合ってきているということも珍しくもない状態になってきていますし、
学校の授業でも実際にそういうようなものを使っていることが珍しくなくなってきたというのは自分も聞いていますしよく感じています。
自分の関わってる子どもの居場所にもやっぱりスマートフォンを持ってらっしゃるお子さんは何人かいらっしゃいますね。
いつもは棚にしまっていることが多いですけども、置いてしまうと結構他の子どもと遊んでいて割ってしまうこととかもありますので、
そういうことないのにちょっと横に置いてもらっていることは多いですけれども、
そういうような着信音が鳴ったときに取りに行って、自分の顔よりひょっとしたら大きいかもしれない。
その後も耳につけて話してらっしゃるというお子さんも結構いらっしゃるなというような感覚はあります。
だからやっぱりそういう子どもたちとスマートフォンとどうやって関わっていくのか、
スマートフォンの情報とどうやって関わっていくのかと考えていくということは重要だなというふうに思います。
それこそこれからリモートでの授業とか仕事とかもありますので、
そういうものとうまく付き合っていくという考え方って学校のみならずいろいろと重要になるところあると思いますので、
やっぱりそういうような感覚を自然に皆さん持って行ってもらいたいなというところありますよね。
それでは今後インターネットで高崎こども劇場の活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか。
田口和江
高崎こども劇場のホームページ、NPO法人高崎こども劇場と調べていただければ、
ホームページやInstagramにつながると思いますので、ぜひそこからいろいろな活動をしていますので見ていただければなと思っています。
高見知英
ホームページやInstagramをまずは見てみてほしいということなのですね。
それでは最後の方にはなってまいりましたけれども、高崎こども劇場の活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか。
髙見澤佳子
高崎こども劇場は子ども文化の発信基地として、高崎周辺の子どもたちと一緒に子どもの遊びを通して、子どもの時代に生きる根っこを作るということで活動しています。
高見知英
ぜひ皆さんで出かけていただければと思っています。
髙見澤佳子
子ども文化の発信基地。
高見知英
そういう意味で発信基地があるというのはとても大事なところだなというふうに思います。
髙見澤佳子
何かぜひこの言葉に込めた単語に込めた意味とか思いとかも一言もう一度伺えると嬉しいなと思うんですがいかがでしょうか。
本当に子どもは10年経てば大人になってしまうので、その大事な大事な時期に生きる根っこを作るということで、遊びと文化体験を通して自分の人生を楽しく演じていただきたいということがこども劇場という意味なんですけれども、
ぜひたくさんの実体験をしてもらって、より良い親子の時代というのを味わってほしいなと感じています。
いろいろな活動で皆さんが来るのをお待ちしていますので、ぜひ参加していただいて楽しいことを一緒に共有していただければと思っています。
高見知英
そうですね。
やっぱり10年経てば大人になるので、やっぱり大事な時期にだからこそ根っこを作る。自分の人生を楽しく演じるためのコツを今の時点で掴んでほしい。
そしてやっぱりたくさんの実体験をしてほしい。より良い親子の時代を味わってほしいというところですね。本当にそこはすごくよくわかります。
だからこそやっぱりそういうような根っこを作るためのヒントをこちらとしてもどんどん発信をしていきたいし、そういうような根っこがこういうものもあるんだ、根っことしてあり得るんだということを知らせられるような大人でありたいなというふうにはとても思いますね。
その他何か、これは言い忘れたな、これだけ言っておきたいな何かございますでしょうか。
田口和江
はい、11月9日に高崎こども劇場で一大イベントである子ども遊びバザールというイベントが観音山ファミリーパークで予定しています。ぜひ遊びに来ていただけたらと思います。
あともう一つ、11月16日に忍者修行といって子どもたちと大人と街中を街探検するようなイベントがありますので、こちらも参加していただけたらなと思います。
ホームページやインスタをご覧ください。
高見知英
高崎こども劇場の子ども遊びバザールと街探検のイベント。
このようなイベント本当に増えていますもんね。
このようなものをぜひ見ていただければいいなと思います。
それでは今回のゲストは、NPO法人高崎こども劇場、田口和江さん、髙見澤佳子さんでございました。
お二方どうもありがとうございました。
髙見澤佳子
ありがとうございました。
高見知英
今回は群馬県高崎市にて、子どもの遊びを通して子どもの時代に生きる根っこを作るということを目指して活動するこども劇場、NPO法人高崎こども劇場の田口和江さんと髙見澤佳子さんの2人に活動の内容や思いを伺いました。
共働き世代の増加。
社会のデジタル化への対応。
人と人との現実のつながりが希薄になりつつある現状。
子育てにおいて子どもたちがだんだん育てにくい時代になっていると感じた高見澤さん。
遊びの中から子どものいろいろな発想とか親子の出会いとか地域との触れ合いとか、いろんな子ども周りの問題を遊びや文化活動みたいなことで解決していけたらいいなという思いから高崎こども劇場は始まりました。
子どもの文化体験
高見知英
生まれながらにしていろんな競争社会の中に入り、さまざまなものに触れなければならない現代の子ども。
同じくらいの割合で感動体験を持ってほしい。
生の舞台を通じて大人の実体験や生き様を見せていきたい。
そんな思いから親子での野外活動の実施や子ども向けの舞台を高崎に招致して鑑賞するなどさまざまなイベントを実施しています。
高崎こども劇場の活動のキーワードは子ども文化の発信基地。
そして子どもの時代に生きる根っこを作るということ。
子どもは10年経てば大人になってしまうので、その大事な大事な時期に生きる根っこを作るということで、
遊びと文化体験を通して自分の人生を楽しく演じていただきたいと高梅沢さんは言います。
かつて子どもだった人は親となり、自分の子どもを連れてくるなど、世代を超えた繋がりも生まれているという高崎こども劇場。
高崎だけではなく、日本全国各地にも存在するこども劇場、皆さんの近くにあるこども劇場、探して関わってみませんか。
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また、SBCast.は継続のための寄付受付を行っています。
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今後もこの番組では様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCast.を終了します。
お聞きいただきありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
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