こんにちは、ZUSHI RECOパーソナリティの三輪ひかりです。この番組は、神奈川県の図志・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている声のローカルメディア、毎週水曜の週1回で配信しています。
今日は、葉山で子どもやみんなの孤食を防ぐために活動している、葉山食卓プロジェクト実行委員会の代表、清水明絵さんをゲストにお迎えしてお届けします。最後までお楽しみください。
今回はMCそれぞれのゲスト会です。私、みわの個人会では、ゲストに笑っていいとものテレフォーショッキング形式で、次にお呼びするゲストの方をおつなぎいただいています。
今回のゲストは、前回のゲスト、一般社団法人ハップ代表の大橋真希さんからご紹介いただきました。
真希さんの声は、結構いろんな方から直接会った時も聞いたよとか、すごいよかったとか、ハップのこと知ってよかったなという声を聞くことが多くて、すごくうれしい会になりました。まだ聞いていない人はぜひ聞いていただけたらなと思います。
では早速、今回のゲストの方をお呼びしたいと思います。清水明絵さんです。こんにちは。どうぞよろしくお願いします。
まずは前回のゲストの真希さんよりメッセージを預かっていますので、読ませていただきたいと思います。
明絵さん、いつも葉山堀内地区の地域活動を支えてくださってありがとうございます。地域の仲間でゼロからスタートしたみんなの貯金も丸5年。今では90歳以上の葉山のお友達がたくさんできましたね。
大きな家族みたいな関係がとても心地いいです。私たちも元気でハッピーなおばあちゃんを目指しましょうねとのことでした。
ありがとうございます。
ぜひ今お話しに、真希さんからのメッセージにもあったみんなの貯金のこともお話しお伺いできればなと思います。
何か真希さんにありますか、一言。
そうですね。こちらこそって感じなんですけど、今、皆さんミドル世代の方と交流がやっぱり多くて、このまま年を1年2年って重ねていくと、一緒におじいちゃんおばあちゃんになっていくんだなっていうのをやっぱり最近感じています。
今は担い手というか支える側というか、そういう形で会に関わったり活動に関わったりしてますけど、いつかは自分がケアされる側になるんだなっていうのを日々本当に感じながら、いつなるんだろうなって思いながらやってますけど、
この後いろいろ話す活動の中でも出てくると思うんですけど、いつかは自分ごとっていうか、そこがいつもテーマにはあるので、そういう土台作りを自らがして楽しく自分たちの老後を暮らせるように今耕しとくっていうののパートナーだと思っています。
素敵です。ありがとうございます。
それでは、けいさんにいろんなことを聞いていけたらなと思っています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずはご自身のご紹介、自己紹介をお願いできますか。
先ほどご紹介いただいた、葉山食卓プロジェクト実行委員会というのを2017年に立ち上げまして、それから今ずっと活動を続けてます。
職業っていうのが、普通に会社員でして、普段は半分半分ぐらいで会社に通ったり在宅でやったりっていう感じで働いてまして、検討は建築系っていうかな、建築のコンサル担当を今はやってるんですけど、
もともと建築設計をやってて、同じ会社の中で部署をチェンジして、今はコンサルタント系の役職というか部署に配属をされています。
今は葉山の長江に住まいはありまして、森戸川の原油入っていくところの途中というか、あの辺なので、
普段東京で働くときと自宅とっていうのが、わりとずし駅ぐらいでパチッとスイッチするっていうかオンオフが。
長江のあのあたりってまだ田んぼがあったりとか。
そうですね。
夏の初めの頃はホタルが飛んでたりするようなとこですよね。
だいぶ違いますね。
そうですね。
葉山の中でもね、わりと田舎のほうっていうか。
里のほうっていう感じですよね。
里のほう。
ありがとうございます。
今日はその2017年からスタートした葉山植卓プロジェクト実行委員会についてのお話をお伺いできたらなと思うんですけれども、
建築のお仕事をされているけれども、ご自分でこういう活動を立ち上げられたっていうことかなっていうふうにお聞きしてて思ったんですけど、
どのような団体で実際どんなご活動をされているのか、まず教えてもらってもいいですか。
私自身が活動立ち上げるきっかけ自体は、会社員だったところを3級1級で、葉山にずっといる時間が増えたっていうタイミングで立ち上げるきっかけになったんですけど、
ただやっぱり子どもと食っていうところにすごく興味があって、子育てする時間の中でまだ小さい子どもが、もし大きくなったときに、
その当時やっぱり子ども食堂が少しずつ地域で話題になってたりとか、夕方のワイドショーなんかで少し話題見たりとかっていうような時期感だったんですね。
図紙でも始まってきたみたいな感じだったんですけど、それも自分ごとというか、自分が今度育休が終えて働きにまた出るようになる。
小さいうちはまだ、保育園に通っているうちはまだあまり心配ないかもしれないんですけど、それなりに子どもたちが育ってきたときに、
果たして毎日毎日夕食を共にできるのかとか、夏休みの間にちゃんと昼夜食事を作れるのかなとか、少しそういうところが不安になったり、
子ども食堂の開催日の中でも、孤食っていうところ特に、一人でご飯食べるっていう子が割合早までも多いんだっていうのを、子どもを児童館に連れて行ったりすると、
指導員の方とかと話す時間があるんですけど、そのときに、やっぱり夏休みの昼は一人の子いないとか、夜もギリギリまでやっぱり閉館ギリギリまで遊んで、その後一人でご飯食べてるのかなみたいなの心配っていうのをおっしゃってた指導員の方がいらっしゃったんです。
やっぱり働きながら育ててるっていう人口が特に早間も多いと思うんですね。
なんで自分もそうなるし、そうなったときに急に思い立って培っていくというか、土壌を絶やしていくよりかは、少しずつそういうニーズがあるよっていうのを
共有していくっていうか、そういうことが大事なんじゃないかなと思って、それが一番最初の本当に始めるきっかけになってますね。
その後、図書の方でやってる子ども食堂を見学に行かせていただいて、そこでもやっぱりすごい一定層には需要があるし、こういった場所を作っていくことはすごい素敵なことだなっていうふうに思って
それで、私の周りにいる保育園のマトモとかにこういうのだんだみたいな話をしたら、じゃあやろうかっていう声が少し上がって、じゃあできる範囲でやってみようかっていうのが本当に2017年の始まりできっかけなんですね。
なので、活動のメインになってくるところは、子どもの個食の解消と居場所作りっていうところがメインになっていて、さらにそれをどんどん強調していくっていうよりかは、そこに集まって食べることが楽しいっていうふうに
子どもたちが感じるような場所作りだったり、食事作りだったりっていうのに少しずつ考え方もシフトしていったっていうか。こんな感じで団体の始まりとやりたいことは、そういうふうに少しずつ決まっていった。
それを形にして実際やっちゃうとこがかっこいいですね。すごい実行力。
でもなんていうか、言い出しっぺんの状況になっちゃったんで。みんなやっぱりやるならやるよみたいな感じ。自分にできることはやっぱりみんな限られてるから、その中で自分が発揮できるところはやるから、
仕切るというか、その会を立ち上げるっていうところをやってしまえば、いろんな人がいろんな形で参加するっていうのができるのかなっていう。そこにはちょっとなんていうかな、あんまり気負いがなかったっていうか。やるだけやってみて、ダメだったらっていうか、もうできないってなったら、絶対続けなきゃいけないわけでもないし。
関係性の中で始まって、その中で終わるっていうことであれば、それはそれで仕方ないしっていうんで、最初は思ったより気軽にというか、気楽に始まったんじゃないかなと思いますね。
でも、2017年からスタートしたっていうことはもう8年もとかな?
そうですね。3年で4年で7年。まる7年。
そうですね。すごい。
そうですね。思い返せば。
今ではどれぐらいの頻度で、どんな形にその子ども食堂みたいなのは育ってきてるんですか?
結構そのコロナで、コロナ禍でやっぱり集まることができないような状況もあったりとかしたんで、結構そこが1個ターニングポイントになってるというか、ずっとそれまでは3ヶ月に1回ペース。春夏秋冬みたいな感じで、4回ぐらいの開催続けてたんですけど、
コロナになってからはそれがやっぱり難しくなって、やる時期やらない時期みたいなのがあって、やるにも集まるんじゃなくてオンラインでやるとか、お弁当配布をして、それぞれのお家からオンラインにつなげる子はつなごうみたいなのをやったりとか、細々と続けて、
その後、去年かな、すっごい久しぶりに集まるバージョンっていうのをやったんですよ。それ何回かやって、今年は春に夏みかんのプロジェクトがありましたんですよね。
それの夏みかん祭りがあった時に、協力っていう形で、葉山町の花の木公園、屋外で。
それもお弁当箱持ってきてもらって、みんながバイキング的に自分で詰めていただきまするってやつを、またそれも久しぶりにそんなこともやったりして、っていう感じで今、積極的に自分たちでグイグイ企画していくっていうよりかは、お声掛けいただいて、そこに向けてみたいな感じになっているので、もう超不定期開催の形ですね。
そうかそうか。でもどうですか?実際にこの7年間ぐらいの間で何度かそういう場を設けてみて、
経産家の目から見て、子どもの孤食の問題だったりとか、自分に居場所がないっていうことだったりとか、なんかそういう問題っていうか課題みたいなのって、実際やっぱりこの葉山の子どもたちの中でも起きてるなっていう感じがありましたか?
全くそういったところが目に見えてこないんですよね。
そうなんですよね。お家の中にね、とどされているものですね。
そうですね。実行委員会のメンバーの方だったりとか、やっぱりそういう活動をしていると自然にそういうのを耳にするというか、例えばそういうご家庭が近所にいるよとか、
おご両親働いてて帰りが夜遅いこともあるから、そうすると子どもたちでご飯食べたりしてるっていうのも聞くよとか、そういった人捨ての噂話みたいなこととか、口コミみたいなことで知るっていうことが多くて、
だから今、子どもの食卓に参加するのも基本予約制になっていて、アレルギーの問題があったりする子がいるので、子どもが食べれると思って食べれなかったりするのもすごくかわいそうなので、大人が予約するって形になってるんですけど、そこまで行き着いてない場合もあるわけじゃないですか。
そうすると子どもは情報キャッチしてるけど、学校から配られるチラシなんかっていうことになるんだけど、大人はそれに気づいてないっていう過程もあったりとか、そこをどうサポートしていくのかっていうのはすごく難しくて。
子どもがこうしたとしても大人が気づいてない。だけど子どももなんていうか、それが自分の課題だったり、こうしたいっていう気持ちがあるのかどうかも、結構微妙なところでして。
だから、なんていうかな、補職の解消っていうのに実はつながってたぐらいしか気づけないし、私たちももちろん積極的にそれやっていきたいんですけど、やる術が今あんまりこう、こうやれば解決みたいな方法がないんですよね。
だからそこは本当に試行錯誤するところだし、どうしたらいいのかなっていつも課題ですね。
だから冒頭に言ったように、ここに行くと楽しいとか、ここに行くと何かあるかもとか、友達ができるかもとか、なんか子どもの方がそこに行くことでポジティブな気持ちになれるっていう要素を伝えていったり。
子ども同士の口コミ、一体何で広がっていくっていう方が早いのかなと思ったりして、だから予約の受付とか会場に来る子っていうのも、なんかこう、あんまり選別なくというか、先着順だったりとか、
特別にこういうふうな事情があるっていうのをアンケートの項目にしないっていうか、そこはやっぱり難しいところなんですけど、来るもの拒まずで来てもらって、それで私たちは気づいてないけど、でも来た子どもたちの中で普段固食だったりとかする子がいたらいいなみたいな感じですかね、今はね。
そうですよね。子ども自身がね、自分がそういう状況に置かれてるんだってことに気がつくことって、実はなんかそれこそそういうみんなで食べる場だったりとか、そういう食卓みたいなのを囲んで初めて気づけることだったりする気もしますし、
なんか私も一親として、なんか自分も働いてますから、今はね、まだ子どもが小さいのでね、一緒にご飯食べれてますけど、けいさんが言うように子どもが大きくなったりとかして、自分が都内にちょっと仕事出なきゃいけないときに、じゃあなんかその一人で食べさせることになっちゃうけど、でも今のなんか世の中の人って頼り下手だったりもするじゃないですか。
し、なんか自分のこの程度のことで、なんかそうやって外になんか頼っていいのかなとか、行かせちゃっていいのかなみたいなところもあると、なんかその親の一歩を踏み出す環境も結構難しかったりするだろうなっていうのをなんかお話し聞きながら思って、なんか解消できたら本当にいい問題だなと思いつつ、すごいなんか結構、なんかどこからアプローチしていいのか難しいんだなって。
だからそれを完全に把握する人っていないんですよね。本当に家庭の中の問題だから、そこをノックして入っていかないとわかんないっていうようなものなんですよね。
だからそこをこじ開けて入っていくほどのスタンスでもないんですけど、でも結果的に一人でも子どもがみんなで一緒に食べるっていうことを楽しいっていうふうに思うような機械を作っていけたらいいなっていうのが、一番最初からそう思っていることで、
それを軸に進めてはいるんですけど、一方でこうさっきおっしゃったように、親としての気持ち、なんかちょっと楽視点じゃないかっていう、そういう頼ることとか、何かを、仕組みを利用するみたいな感じで、
気持ち的にちょっと楽することを悪っていうような気持ちが生まれる瞬間って、多分ある人ない人いるかもしれないけど、想像できると思うんですけど、なんかそれいいじゃんっていうことも同時に伝えていきたくて、
いつもその子どもの食卓のチラシの中で、子どもの楽しさ、そういう居場所づくり、子どもの楽しみっていうことと、親の負担軽減、解放っていうのも入って、だからその子どもの食卓やってる数時間、
6時いただきますってことが多いんで、5時ぐらいからみんなちょろちょろ来て、ちょっと遊ぶ何か用意してて、でいただきますして、でその後ご飯食べて、またちょっと何かしらデザートが出たりリュックしたりとかあって、最後歯磨きまでやって、でなると大体7時半とか8時ぐらいで解散なるんですね。
そうすると長くて3時間。その間やりたいこといっぱいあるじゃないですか。家のこともそうだし、ちょっとゆっくりご飯食べるとか、テレビ見ながらご飯ゆっくり食べるとか、何でもいいんですけど、そういう時間があるのとないのとでは、自分のモチベーション全然違うじゃないですか。
だから、それなんでダメだって感じちゃうのかなっていうのを、いいよねって言いながらやってるっていうのがありますね。
だから、そういう頑張らなきゃいけないっていう気持ちからの少しばかりの解放みたいなのにも役立ててもらいたいし、それって普通のことだよねっていうのをお互いに許し合うみたいなことが実現できたらいいなっていう風に思っていて。
それって同じ世代だと割とだよねって共感できるんですけど、世代がちょっとずれると、やっぱりそれぞれの世代の考え方って言うと思うんで、こういう風な取り組みでやってますっていうのを、例えば会場をお借りするときにその地域の世代の違う方と交渉したりとかっていう場面もあったりするんで、
こういうプロジェクトでこういう風な方針でやってますって言うと、やっぱり本当に最初の方は、それってお母さんたち楽すんの?みたいなことを思われた方もいらっしゃったりしたんですけど、実際に会場に来てもらってその様子を見てもらったら、
とにかく子どもたちが楽しそうだと。これはいいねって言ってくれた方がいらっしゃったんですよ。そういうのを聞いてると、親がどうとかこうとかじゃなくて、子どもが楽しいっていうことをみんなが守ってたり、みんなが作ってるっていうことで、それ以外のこと、それを作れるんだったら何でもいいじゃないっていう雰囲気が作れるのがいいなっていうのは何回かやった。
それも実現していきたいことだなっていうのは思ったんですよね。世代が違うと感じ方も違うし、子どもにご飯を食べさせるかいっていうくぐり方をされたりもするんですけど、一言で言ったらそうなんですけど、
それを目指すところはその機会の実現だけじゃなくて、それに対して周囲の考え方もちょっと変えていくというか、受け入れられる世の中にできるかもしれないっていうのがあるのと、