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高見知英
はい、SBC.オープンマイクナンバー106、空き家を活かす、ゲームでつながる、始まりました。
今回は、SBC.オープンマイクはこちら、香川県の方で活動を行われている北野さんのお話を伺え、ということでお話をいたしますと思います。
北野さんどうもよろしくお願いいたします。
Y.K. Works 北野洋一
よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それでは、まず簡単に自己紹介等から進めていければと思います。よろしくお願いします。
まず、自己紹介スライドを作っていただいたということで、そちらへ進めさせていただければと思います。よろしくお願いします。
Y.K. Works 北野洋一
はい、お願いします。
ということで、ご紹介いただきました北野と申します。私自身はYKワークスというフリーランスの主にサイバーセキュリティを事業としております。
活動を行っておりまして、その実績というのも簡単にご紹介させてあげますと、サイバーセキュリティのリサーチというものを行っていることが主なんですけれども、
ちょっと今画面に出させていただいているような調査内容などを報告したりということを行っております。
それ以外には、これもちょっと何年か前の話なんですけれども、三豊市市にある秩父ヶ浜という日本の烏有に縁庫というようなことで有名な場所のですね、
ライブカメラ、YouTubeのライブ配信カメラの諸々の作業などをやらせていただいておりました。
先ほどご紹介した通り、私自身はフリーランスということで活動してるんですけれども、
実はこんな感じのとんつきな格好をして、地元の観音寺市の市議会議員選挙というものにおよそ4年ほど前に立候補したということもありまして、
これが嘘じゃない証拠に、ちゃんとこういう感じで、選挙ポスターのところもこのポスターで活動を行いまして、
ただこういう格好をした人間がですね、実際どうなるかというと、だいたい団結の再会みたいな形ですね。
井戸物というか法末という形で、だいたいこんな再会になったりするというのが現実でございまして。
ただもちろんこの結果というのはある程度想定した内容ではあったんですが、それでもやっぱりこんな感じ、心をちょっと病んだりするわけですね。
その結果、リアルなんてもういいかなという気持ちになって、美少女になりたいという発展を心理的にするわけなんですけれども、
つまりは何かというと、最近流行りのバビニー・クータントと言いますが、私自身が美少女VTuberになって活動しようということでこんなモデルを作ってですね、
少し活動したりとかなんかもやっておりまして、現在はここが停滞中なので、もう少し進めていかなければいけないなと思っているようなところです。
今回のテーマというかいろんなお話をさせていただく中で、こういった地方政治とゲーム条例とかで、
儚く消え去った僕の260万という選挙資金についてちょっと愚痴を小1時間ぐらい聞いていただこうかなというふうな話で本当は思ってきたんですが、
もちろんそれは冗談というかですね、今回のテーマというかサムネイルとかとは全く違う内容なので、今回スルーさせていただいて、
今回実際やらせていただく内容は、こういったゲームをキーに再構築する新たなコミュニティとかサードプレイスみたいなテーマで、
ちょっといろいろとお話をできればなと思っております。よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。本当はこちらのゲームをキーに再構築するというこの話と、やっぱり新たなコミュニティの居場所ということで、
やっぱりそこについては自分たちも関わっているところではあるので、非常に興味深い内容だなと思っておりました。楽しみにお話ができればと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、資料の続きのほうをそのままお話をいただいてよろしいでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
ありがとうございます。それではちょっと続きのほうに入らせていただきます。
今回のテーマとしまして、この3つぐらい、古民家再生とか地方の空き家問題ですとか、
eスポーツとかゲームを通じたまさにサードプレイス、コミュニティをつくるみたいなテーマですとか、
さらにこの活用によっての予防医療などについての発展みたいな、この3つぐらいをちょっとお話をさせていただきたいと思って、
資料をですね、急遽今日の午後3時ぐらいまで作ってたやつなんで、内容的に足りないところもあるかもしれませんが、
この3点ぐらいで今回ちょっとお話をさせていただければと思っています。
まず1点目なんですけれども、古民家再生とか地方の空き家問題というのは、
かなり現在全国的に深刻な問題となっているかと思うんですが、
もちろんこれは香川県でも例外ではなく、特に私の家の近所でも何件か空き家になっていて、
Y.K. Works 北野洋一
誰も住んでいないという場所があります。
これはあくまで僕の偏見とか、いろんなバイアスがかかった見方かもしれないんですが、
ただよく報じられていたりですとか、私自身も友人ですとか、
知人がやってるような古民家再生のいくつかは、宿泊施設とかカフェというような、
いろんなところでやっているような再生事業がやはり多いような印象がありまして、
もうこれだけ広く古民家の再生で、宿泊施設とかカフェというふうなのが広まってしまいますと、
かなりレッドオーシャンと言いますか、
例えば三豊市の秩父ヶ浜のような、よほど強いメインのコンテンツがあって、
そのメインのコンテンツを体験するために近くで宿泊するというような、
そういった強みがなければなかなか、お客さんを呼んだりですとか、
古民家再生という部分で発展的に進めていくというのは、
もしかして今のこの時代になったのでは難しいのではないかというふうに、
私のほうでは実は考えておりまして。
ではこれ以外の古民家の再生とか活用というのは何があるのかというふうに、
ちょっといろいろと私自身も考えていたというのがありまして、
そのうちの一つとしてはもうこちらのテーマなんですけれども、
古民家とITというものを組み合わせる、
さらに先ほどお話したようなコミュニティとかサードプレイスという部分の
作るところも組み合わせていく、
さらに地方の情報が集まるようなインフォメーションセンターのような活用をしていく、
というのがもしかしたらちょっと個体の一つとしてはあるのではないかなというふうに、
現在考えて活動を今始めているというようなところです。
はい、それでまず初めの古民家とITというところの組み合わせってところなんですけれども、
これは東さんのほうでやってらっしゃる、東のお住まいの方がやってらっしゃる、
古民家を改装してデータセンターにするというようなプロジェクトを進めてらっしゃいます。
古民家とITのデータセンターというのはかなり組み合わせとしては変わっているというか、
想像しづらいところなんですけれども、
これも一定の効果を出していらっしゃるというふうに伺っています。
それで、メリット・デメリットみたいなスライドも作ってきたんですけれども、
これはちょっと本題ではないのでさらっと流しますが、
こういった今書いてあるようなですね、
安価であったり、いろんなデータをいろんな地域に分散することでBCP対策にもなったりとか、
もちろん地域の活性化、空き家であるよりは周辺地域の防犯などの対策にもなるというのが、
この古民家のデータセンターのメリットの一つだと考えています。
ただもちろんデメリットもありまして、これもさらっと本題じゃないので流しますけれども、
耐震設計とか弱い場合があったりとか、
発電機とかなかなか導入したらうるさいので、
データセンターとしてはUPSっていうバッテリーで代替するしかないですとか、
高速の回線、データセンターみたいに何十ギガみたいな回線が引けないですとか、
基本的に技術者の人はよそから来て、
その地域の人材の雇用という部分にはつながらない可能性もあるですとか、
いくつかのデメリットももちろん存在するのかなというふうには考えています。
これらのメリットデメリットを考えた上で、
私として考えているのは地域密着型の古民家データセンターという部分で、
先ほどお話して、これから話すテーマでもあるんですけれども、
コミュニティとデータセンターを合併というか一つで運営してしまおうと、
つまりデータセンターとして動かすためには最低限の電源設備ですとか、
もちろん耐震とか綿芯構造のある建物とかに修復するというか、修理するというか、
そういったこともやらないといけないんですけれども、
そういったふうにある程度補強された建物っていうのは、
万一のときの避難のときの災害時の避難場所としても使えるような可能性もありますし、
コミュニティスペースとしてももちろん使えるのではないかということで、
このゲームを中心とした地域コミュニティをちょっと作りたいなというふうに現在考えながら活動をしてる感じですね。
高見知英
はい。
Y.K. Works 北野洋一
ありがとうございます。
はい。
高見知英
あ、いい。
Y.K. Works 北野洋一
ごめんなさい、ちょっと僕がどんどんしゃべっちゃったんで申し訳ないんですが。
高見知英
いえいえ。本当に面白いところだなと思っていました。
データセンターという視点は自分としてはなかったんですけども、
そのコミュニティを使ったゲームもできるサードプレイスという意味であれば、
自分としても非常に考えているところではありまして、
実際自分のところでも山手縁乃庭という、山手のコミュニティを再利用したスペースに関わっておりまして、
そちらの中で毎週木曜日、今は春休みなのでお休み中ではあるんですけども、
木曜日に町のお茶の間子どものフリースペースとして子どもが自由に遊べるスペースを用意しています。
そちらのほうではNintendo Switchを置いたゲームなんかも展開しておりますので、ちょっと画面を映しますね。
こちらのような場所で公開をしておりまして、
実際このほうで上にちょっと写真も出ているとおり、
今上にはコワーキングスペースという形でお仕事ができるような電源設備が整った場所を用意しているほか、
下のほうはこうやって子どもたちが遊べるスペースということで開放しているんですね。
なので非常にそことしては近いなと思っています。
おっしゃるとおりまさに魅力的だなというふうに思って、
プラスさらにデータセンターというところが、
こちらとも違う何かがあるなというふうにすごく思っていて、
そこも含めて本当に非常に今回の資料を見させていただいて、
すごく今回の話楽しみにしております。
Y.K. Works 北野洋一
ありがとうございます。
データセンターといっても本格的な想像するようなサーバーをたくさん置いてあるデータセンターというよりは、
IoTと組み合わせたデータセンターという形でして、
IoTというのはインターネットオブシングスという、
いろんなものがネットにつながる未来とか、
そういったシチュエーションみたいなものを指すんですけれども、
このIoTの機械の一つに、
地域の気候状況を観測するためのユニットみたいなものが存在するんですね。
今回この古民家のほうで、
地域の情報というか、ピンポイントの気象状況などを調査して、
データを残していくことで、
最近ですとゲリラ豪雨などがいろんなところで発生したりもしていますけれども、
そういった局地的な気候の変動とか、
問題に対してのデータを収集するというような部分でのデータセンターというか、
そういったデータを保存するみたいな部分も、
今回のデータセンターの中の目的の一つとして、
現在考えているというような話ですね。
高見知英
なるほど、そうですね。
完全にいわゆる、例えば、
どこかの会社とかが持っているようなデータセンターというような形ではなくて、
地域の見守りと情報を提供するスペースを兼ねた、
監視塔みたいな形になるっていうことなんでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。昔でいうところの百葉箱みたいなものをデジタル化したものを、
まず入れたりですとか、もちろん地元の企業さんになると協力して、
地元の企業さんのデータを預かる、
ローカルに預かるデータセンターみたいな部分ももちろんあるんですけれども、
主な部分で言えば、まさに今おっしゃっていただいたような、
高見知英
ローカルの情報を収集するというのを大きな目玉の一つとして考えています。
なるほど。デジタル百葉箱としての情報の収積地という機能を持って、
かつ、地元の会社の方々がそういう情報を出し入れする場所にも使える。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。そういった姿を目指しているということですね。
高見知英
特に専門的な設備、観測設備とかになると、
なかなかじゃあうちに取り入れてみようとか、
ホイホイと簡単に気軽に入れられるわけではないので、
やっぱりそういうようなものが気軽に触れられるっていう場所は、
とても重要なのかなというふうに思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
ぜひぜひ、こういうようなものの展開についてもお聞かせいただければなと思って。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。今後の展開というのは、まだ一つ目すら稼働していないような状態ですので、
なかなか今からその将来の展望っていうのをお話しするのも難しいところではあるんですが、
将来的にはそういったコミュニティとか、このコミュニティ化を活かしたデータセンタープラス、
コミュニティ的なものを多数増やしていくことで、
点の一つ一つの点としてあるコミュニティとかデータセンターが広く面になるような、
そういった方向性を考えているというのが現状ではありますね。
高見知英
そうですね。やっぱりこういう、何か新しいもの、こういうようなことができるよっていうものが、
わりと身近な場所にあるっていうのは、
特にテクノロジーに普段関わってないような方々が興味を持つきっかけとしても、
とても良いものなのかなというふうに思います。
やっぱりこういうような様々な情報を調べる、
例えば気温とか雨、降水量ですとか、
そういうようなものを情報として手に入れて観測をする、
特にデジタル機器、IoT機器なんかだと、
そういうようなものを使って情報を得て、
じゃあそれをどういうふうに活かせますかっていうのが、
なかなか自分の近くにないとピンとこないっていうものが多いと思いますので、
そこからこそやっぱりそれが、
自分の近くの古民家で動いているんだよっていうのは、
何かそういう情報があると、すごく自分たちとしても、
地域の人たちとしても身近に感じるというところはあるんじゃないのかなというふうに思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね、はい。
それでちょっと先ほど話が途中だったので、
また本題に戻させていただきますけれども、
まずなぜゲームを中心としたコミュニティを作りたいのかみたいな部分の話なんですが、
ゲーム自体は年齢を問わず幅広い層が本当に楽しめる趣味というか、
ものだと私は考えておりまして、
特に私が小さかった頃なんですけれども、
10歳とかぐらい、今から30年ぐらい前に、
存命だった祖母はもう本当にテトリスが私より上手かったぐらいでして、
本当にそういったコンピューターゲームは、
70歳前後ぐらいだった祖母ですら色々と楽しむことができる、
幅広く楽しめるものがあるというのがやはりゲームという題材であると私は考えています。
そういったもちろんデジタルゲーム以外にもアナログゲーム、
特に私は最近ちょっとマージャンにハマってたんで、
マージャンを想定してますけれども、
手先を使って範囲を並べたりですとか、
それぞれの点数計算などをすることで、
もう本当に認知症の予防みたいな部分、楽しみながらそういった予防ができるという部分が非常に大きいのかなと。
そしてもちろん幅広い年代がいろんなゲームを楽しめる、
いろんなゲームで楽しめるということは、
もう年代を超えてお互い一緒に楽しんだり、
例えばゲームの特典などで競い合うということで、
特にお年を召した方ですと意欲が減退していくっていうことが結構多いので、
そういった部分の向上っていうのが見込めるのではないか、
というふうにちょっと考えているようなところですね。
高見知英
そうですね。
Y.K. Works 北野洋一
これもちょっとあくまで参考画像として持ってきたんですけども、
デイサービスなどで、ラスベガスというテレビなどでも特集されている有名な場所があると思うんですが、
本当に特に私の祖父がそうだったんですけれども、
なかなかデイサービスに行きたくないというふうによく言ってたんですね。
祖母のほうはデイサービスに特に文句も言わずというか、あまり苦情も言わず行ってたんですけども、
祖父はやはりちょっと行き渋ってたっていうところがあって、
そういった祖父でもあっても、こういうゲームというか、
その楽しみをデイサービスのところであるとわかれば、
通いやすかったんじゃないかなというふうに今思っているところでして。
すみません、ちょっとサードプレイスに行っちゃいましたけども、
そういったゲームを中心としたコミュニティをつくるというのが現在考えているようなところですね。
先ほどからコミュニティとかサードプレイスっていう部分もちょっとお話はしたところなんですけども、
このニュースのほうからいくつか持ってきたんですが、
やはり特にお子さんのサードプレイスが最近は本当にないということを実感したことがありまして、
私どもが高校生とかだった時代だから、もう30年近く前ですかねぐらいですと、
この観音寺市などにも例えばゲームをプレイするようなゲームセンターとか、
ゲームコーナーみたいなのがスーパーの中にあったりして、
そこで自分とは違う学校の人と友達になったりとか、
もっと年代の違う年上だったり年下だったりとも一緒にゲームをプレイしたりして、
仲良くなったりみたいな。
あとは学校と家だけじゃない息抜きができる場所みたいなところが、
比較的僕らの世代はまだ多かった記憶があるんですけれども、
最近は特に私の住んでる観音寺市とかでも、
学生さんとかがスーパーのイートインコーナーに結構いらっしゃるというか、
そこでみんな集まって勉強してたりみたいなところを結構見まして、
その件で詳しいというか、教員をしている友人などにもいろいろと聞いてみたんですけれども、
なかなか学生さんが気軽に立ち寄ってお互い交流したりするような場所っていうのが現在はほとんどないんだよね、
みたいな話が実際あったんですね。
そういった話は学生さんとか若い世代が僕としては結構目にはつくんですけれども、
このNRC、日本リサーチセンターのリサーチのレポートなどを読むと、
そういった若者だけではなく、僕らみたいな中年ですとかもっと例えば年齢の高い層の方も
サードプレイスっていうのが欲しいと、そういったものがないのでちょっと息が詰まるみたいな感じの話などもレポートとしては報告されてまして、
実際私自身がいろいろと調べた形でも、特にミッドクライシスというか中年の危機という言い方をしますけれども、
我々ぐらいの年代とかそれ以上の年代になってくると、なかなか友達をつくるのもつくりづらいし、
自分の居場所っていうのが家と仕事場にしかなくて、
存在意義とは何かみたいなところを考えたりすることが結構増えてくるというようなことでして、
そういった話からするともちろん若年層もそうなんですが、
高見知英
僕らみたいな年代になってきてもサードプレイスっていう部分は本当に必要なんじゃないかなというような現状になっているというふうに考えています。
Y.K. Works 北野洋一
今ちょっとお話をした部分ではあるんですけれども、
やはりそういったサードプレイスっていうのがどの年代に対しても必要となっているという現状があるとするならば、
どうせつくるなら、いろんな世代の人たちがそれぞれの特定の年代だけじゃなく、
すべての年代の人たちが情報のやり取りできたり、先ほどお話したゲームでの交流ができたり、
さらにお年寄りの方だったら認知症の予防とかリハビリなどのところにも使えるのが最高じゃないかなっていうことで、
現在それをやってみようという形で活動を少しずつ始めているというような状況になっています。
それがこういうところなんですけれども。
現在この水戸市の空き家は、今回私の選挙の候補時にも対談動画に参加していただいた岩倉先生という香川短期大学の先生がいらっしゃるんですが、
その先生が譲り受けた場所でして、
こちらのほうで、現在結構荒れ果ててるような状態でしたので、いろいろと片付けなどを一緒に手伝いながら、
先ほどお話したようなデータセンターとかコミュニティっていう部分について一緒にやらせてくださいという形で、
Y.K. Works 北野洋一
現在環境を整えているというような状況になっていますというところです。
高見知英
そうですね。
本当にこういうサードプレイスっていうのは意外と足りてないという状況がありますもんね。
Y.K. Works 北野洋一
自治会のほうにも進んでも大丈夫でしょうか。
高見知英
ぜひぜひ。
大丈夫ですか、いけますか。
ぜひそのまま続けていただければと思いますけれども、どうでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
ごめんなさい、ちょっと今音声が止めたんで。
高見知英
ぜひそのまま続けていただければと思います。
Y.K. Works 北野洋一
はいすいません、失礼しました。
それプラス、コミュニティといえばやはり自治会という部分についてもちょっと触れたいと思って、
このスライドなどを持ってきたんですけれども、
現在自治会というものについて、そもそも母数が477人という形ですので、
あんまり多くの人にアンケートを取ってる結果ではなかったんですが、
これが今年の1月ぐらいに出たリサーチ結果なんですけれども、
現在自治会に加入している477人の方が辞めたいと思ったことが、
そのうちの8割ぐらいの人が一度は辞めたいと思ったことがあるというようなアンケート結果が出ておりまして、
やはりこの結果からすると自治会の魅力と言いますか、
自治会に対する現在の満足度っていうのは若干低いのかなというふうに現在考えているところでして、
現状というところでもちょっとまとめたんですけども、
私自身も自治会の活動に時折顔を出させてはいただいてるんですが、
やはりなかなか真剣に取り組んでる方はやはり一部分の方で、
その方たちの熱意でもちろん皆さんを引っ張っていってらっしゃるんですけれども、
なかなか全員の力を合わせてというような状況が難しいような環境になってるのかなと思っています。
若者の参加率もやはりちょっと最近は低い。
私自身が若い部類になってるぐらいでして、私45歳なんですけども、
それよりも若い年代という方がそんなに数としてはいないのかなというようなところもあります。
そしてやはり引っ張ってらっしゃる方が少数ということで、
結構意見がばらけてしまうとなかなかまとまらないみたいなことも多いというような、
よくある現状ですよね。
こういった自治会の現状というのが今ありまして、
自治会の存在自体はもちろん素晴らしいものだと思いますし、
全く否定するつもりはないんですけれども、ただ現状自治会だけで、
例えば今後、特に四国などでは起こるとされている南海トラフの地震ですとか、
Y.K. Works 北野洋一
そういった大災害などが起こった場合に、果たして多くの人というか全ての方々を
例えばサポートしたりですとか、救助したりですとか、
そういった部分っていうのはできるのだろうかみたいな不安定もやはり若干ありまして、
今回私のほうが考えている、そういったサードプレイスとなるような地域、
ローカルコミュニティというものが、
自治会を例えばITとか世代間の交流ができる場所としてサポートしていくことで、
自治会を補助していければいいのかなというふうに現在考えています。
自治会だけでは集められないような情報などもできる限り集めて、
例えば災害のときに、よくこのコミュニティに来てた何々さんがどこにいるのかわからないみたいな情報があれば、
今だったらあそこにいるんじゃないみたいな、そういった情報の提供ですとか、
どこかの家が今大変なことになってるからみんなで助けに行こうみたいな部分も、
広く、幅広い人たちに対して働きかけができるんじゃないかなみたいなことが、
このコミュニティの中でサポートしてやっていければいいかなというふうに考えてるところですね。
高見知英
そうですね。
本当にこういうようなコミュニティっていうのが、
自分も自治体に関わっている時期っていうのはちょこちょことあったんですけども、
なかなかやっぱり、自治体の人たちと自分たち、
青年世代、30代、40代の世代が関われるかっていうと、
なかなか共通言語がなさすぎてうまく話がまとまらないというようなことが多くて、
結局そこがうまくいかないっていうことはすごく多いなというふうに思いますし、
そういう共通言語の構築のための一つの手法としてのゲームっていうのも、
あるのかなというふうにはとてもここ最近感じています。
なのでやっぱりそういう取り組みも含めて、
ゲームが起用できるところって多いのかなっていうふうに思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。実際、僕自身もそうですけれども、
趣味がきっかけとかでつながった友人関係って、
わりと長く続いたりするじゃないですか。
まさにゲームっていう趣味というか楽しみ、
ホビーを通じて広く通じ合った人たちってやっぱり、
例えば自治会で顔を合わせてるだけとか、
たまにちょっと通りがかって挨拶をするだけという関係性より、
より深い関係性ってのにもちろんなっていくのかなと思ってまして、
そういった深い関係性ができればやっぱり何か問題とか、
災害とかが起こったときに、
もうあの人を助けに行かなきゃみたいな、
そういったきっかけには、
Y.K. Works 北野洋一
たぶん強いきっかけにはなるんじゃないかなと思うんですよね。
高見知英
そうですよね。
本当にそういうきっかけとして使えるなというふうにはとても思っていて、
今回自分は山手園の場でそういうような活動、
ゲームをきっかけにするというのを考えは出してみましたけれども、
できればもっといろんなところにも行ければいいなというふうに思っていて、
例えば地域の区民センター、コミュニティハウスって、
なかなかやっぱり高齢の方と、
やっぱり来るにしても地元の学生さんがたまに来るかなぐらいのものになっていて、
なかなかその相互の交流とかがない状況はあるなという状況はよく見ていますので、
そういう時にいろんな人が集まることによって、
じゃあ世代間交流も生まれるし、一緒に遊ぶっていうこともできるし、
遊びというような文脈で言っても、
ゲームであればなんだかんだ言って別の世代の人がつながるっていうこともできる。
他の遊びだとなかなか、じゃあ会社遊びをみんな遊びますかっていうと、
遊べなくはないんだけれどもっていうようなところはありますし、
でも、じゃあゲームを入れてみたら、
じゃあ結構みんなで遊べるんじゃないかっていうのはとてもありますので、
そこをもっともっと広げていきたいなというのはとても思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
まさにおっしゃる通り、同じ場所にいてもやはり、
集まって話してるのは同年代の方ばかりですとか、
世代を超えて話したりコミュニケーションを取るための、
まさにコミュニケーション言語的なものが現在なかなかないというのがあると思うんですが、
そこをこのゲームという形で、もちろんデジタルゲームに限らずアナログゲームでもいいんですけれども、
そういったものを媒介として各年代というか、
幅広い年代を繋ぐことができれば一番いいのかなと思いますね。
高見知英
そうですね。やっぱりそういうデジタルゲーム、もちろんアナログゲームもありますけれども、
そういうようなものを入れていくっていうことはとても大事だと思うように思いますし、
やっぱりアナログゲームでも、いくつか最近だとアナログゲームでもできるけれども、
デジタルゲーム版もあるよみたいな、そんなゲームもあったりしますので、
やっぱりなかなかアナログゲームをやろうって言って、すぐにやれるメンバーが集まるかどうかというと難しかったり、
ゲームルールを知っている人が何人いるかという問題もあったりするので、
そこはうまい具合に、ニーズが集まったからアナログのゲームをやりましょうかとか、
ニーズが集まらなかったとか、ルールを知っている人がいないからということで、
じゃあデジタルゲームでやろうかとか、
そういうような遊び分けができるような環境があるといいなというのはとても思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね、まさに今回ちょっとコミュニティとは若干外れるのでスライド持ってきてなかったんですけど、
私自身が選挙の立候補をするときに、地域初のeスポーツチームを作ろうみたいな話をもともとしていまして、
まさにeスポーツは主に最近ですとネットを経由した対戦型のゲーム、
よくある格闘ゲームとかシューティング、何かを打つゲームだけではなく、
落ち物パズル、ぷよぷよみたいなゲームでもネットをつないだ対戦というのが最近はできるようになってまして、
そういったもので競い合うと言いますか、まさに今お話があったような、
メンバーが集まってないからローカルではちょっと対戦ができない、今楽しむことはできないけれども、
ネットを経由したそういったゲームプレイですとか、もちろんそういったプレイを周りの人が見ることによって、
周りでも盛り上がったりですが、特にeスポーツと言われているものはプレイしているプレイヤーももちろんなんですけれども、
そのプレイヤーを観戦するみんなもそれぞれの楽しみがあって観戦している、
まさに普通のスポーツと同じような状況に現在なってきてますので、
そういったeスポーツも含めたコミュニティのための環境づくりっていうのは現在同時に進めていきたいなと、
まさに今回データセンターとして活用するというのは、ネット回線とか電力関係を同時に整えるということもできますので、
それでeスポーツなども同じ場所でちょっと進めていきたいなと考えています。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうようなゲームを周りの人と一緒に見るって、
やっぱり自分も山手縁乃庭で子どもたちが他の子がゲームをやってる様子を見るっていう様子から見ていて、
結構これって今の大人が忘れているゲームの遊び方なんじゃないかなっていうふうに思うところはありましたね。
そういう面でのゲームの楽しみ方っていうのは思った以上に自由だなっていうのを、
本当に子どもたちを見ていて感じることは多いなっていうふうに思います。
Y.K. Works 北野洋一
特にやはりeスポーツとかですとすごい技を決めたりですとか、本来のスポーツもそうですけれども、
それでやはり盛り上がる、その場で盛り上がるっていうのは結構ありますので、
そのすごいプレイを見て盛り上がるっていうのはもちろん年齢も関係なくて、
若い人も年を召した方もすごいプレイを見たらやっぱり一応にスポーツと同じように、
すごいなっていうふうに感動したりっていうのはあると思うので、
そういった部分、さらに本来のスポーツですとやはり自分の肉体という部分がある程度発達していないというか、
鍛えていないと、例えばサッカーはプレイできなかったり野球だって人数もそうですが、
自分自身がある程度バットを振れて球に当ててということができないと、
なかなかスポーツをプレイするっていう部分には楽しめないっていう部分が大きいと思うんですけれども、
eスポーツであれば、指先が動けば大体はゲームイングでプレイできますので、
そういった点でも障壁が低いと言いますか、
高見知英
広く万人に開かれているスポーツの一種というふうに考えてもいいのかなと最近思ってますね。
そうですね。やっぱりそのほかにも、ここ最近だと天候の問題もあったりしますし、
じゃあ真夏に外でスポーツやれますかっていうとちょっと危ないものもあるので、
やっぱり特に自分たち山手縁乃庭、夏休みの時期は流石にお休みになってしまうんですけれども、
夏休み以外の本当に夏の間はやっぱり外で遊ぶより、
中でスポーツのゲームやってた方がやっぱり健康的に汗が流せるしいいんじゃないのみたいな話をしている時もありましたね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。確かにそういった天候の部分も大きい要因ですよね、最近ですと。
高見知英
そういうような面もあるし、
やっぱり空き家を使っている、特に自分の山手縁乃庭はそんなに決して広い場所ではないので、
そういうゲームを使って遊び回れるか走り回れるかっていうとそんなに広くはないですけれども、
何かそういうものをもっともっといろんな場所で増やしていければいいな、
例えば公民館を使えば、
推奨のゲームのスペースが8畳のマリオカードライブホームサーキットみたいなゲームだってできるし、
もっとアクションの激しい、
例えばスイッチのリングフィットアドベンチャーみたいなゲームもできるし、
今、家で遊ぶっていうのはまず現実的ではないゲームを遊ぶっていう場にも使えるんじゃないのかなーなんて思ったりすることはありますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね、まさにそれが僕らがおよそ30年前の僕らがゲームセンターで体験したゲームっていうのはまさにそれで、
昔ですと家の中では絶対置けないような大型筐体という乗って運転するバイクだったり車みたいなものがあったと思うんですけれども、
現在はもうそういったのをプレイできる場所もだいぶ特に田舎ですと限られてきてしまうので、
そういったまさに体験型のゲーム、別にアーケードゲームというわけではなく、
内部で体を動かす系のスイッチのリングフィットアドベンチャーなどももちろんそうだと思うんですが、
そういったものを気兼ねなくできる場所をサードプレイスとして用意したいというのはありますね。
高見知英
そうですね。やっぱりそういうようなゲームを特に他人のいる場でやることによって、
そこから何か話し合いが生まれるかもしれないし、そこから何か文化交流が生まれるかもしれないっていうのもありますから、
そういういろんなところにつながる可能性っていうのが今のゲームにはあるんじゃないのかなと思うことはありますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。おっしゃるとおりで、まさにそういったゲームを媒介として、
ゲームを話題としてお互いが話すきっかけになるとか、そういった部分を作りたいっていうのももちろんありますね。
高見知英
そうですね。やっぱりなかなか一人でゲームをやれるって言っても、
そのゲームって一人でやって楽しいのかっていうと、ちょっと違うなって思えるようなゲームもあったりしますし、
じゃあそういうようなゲームを複数人でやれる場所っていう意味でも、
Y.K. Works 北野洋一
本当にいろんな可能性がコミュニティ地域にはあるんじゃないのかなっていうふうには思います。
高見知英
ぜひその他についてもお話を伺えればと思うんですけど、どうでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
それではスライドのほうに戻らせていただいて、
それぞれが有機的に連携することで、組織体として大きくしていきたいなというのがもちろん将来的な考えではあるんですが、
それぞれの細かい話ってところなんですけれども、ゲームにおけるケアはこれ先ほどのスライドと同じように、
予防医療とかリハビリにもやはりゲームってのが役立ちますよね、
アナログだけではなくデジタルも役立ちますよねっていうのがこのスライドですね。
そして地方創生効果、つまり先ほどお話した2番目の話なんですけれども、
つまりこういったゲームの中心としてはこういういろんな取り組みをして魅力度が上がるっていう形にすると、
やはり人がゲームなど媒介に集まってきやすくなってくると。
今ちょっと参考としてクリエイターズギルドさんのウェブサイトから一部持ってきてるんですけれども、
この実績とか諸々を見ていると、やはり現在の地方の自治体もこのゲームを媒介として地域を発展させよう、
もっと賑やかにしていこうという取り組みをしてらっしゃるところもたくさんありますし、
ただそうは言っても地方ってなかなか人がいないですし、
高齢化も進んで若い人がなかなかこういった取り組みをしてくれないみたいな部分もあるので、
まず人を育てていくことが最初ですよねってことが実はこの記事の中に書いてあるんですが、
まさに私自身もやりたいと思っているのがそれで、
いろいろとプロジェクトとか考え方はあっても、なかなかそれをゼロからスタートしたところで、
一緒にやってくれる人って多分いないと思うので、
まずは少しずつでもいいので、コミュニティを作って若い人などを呼び込んでいって、
そういった小さなところから例えば何年も経って、
その当時子どもさんだった人がある程度の年齢になっていたときに、
地域の地元を支えていくような、特にゲームなどを媒介としてそういう活動を一緒にやってくれるような、
人たちがたくさん出てくればいいのかなっていうことが、現在の目標として考えているところです。
この防災のあたりの話は、先ほどもほぼほぼ同じような話をさせていただいたんですけれども、
やはりコミュニティ活動と一緒に、趣味でつながった仲間の絆というのは結構強かったりするので、
高見知英
そうですね。それはありえるなっていうふうにすごく思いました。
特に本当に自分も、
そういうポケモンスカーレットバイオレットの、
いいぐらいにデフォルメされた地域っていうのを見て、
こういうところは、
実際に行ってみたらすごく楽しそうだなとか、
いうふうに思う場所っていうのはありますし、
それって多分、
Switchのいい感じのデフォルメされた地域だからこそ、
感じる何かっていうところもあるのかななんて思ったにもしました。
ただ一方やっぱりこういうようなお話を、
特にこういう古民家とかの場を提供する側は、
提供していくっていうのが結構難しいことでもあるんだろうなっていうふうには同時に思っています。
やはりゲームを紹介するっていう以上は、
ゲームの文脈をしっかり理解していなければいけないので、
じゃあそのゲームをやったことがあるっていうような人がいなければいけないし、
じゃあそういうようなことをやっている人って今どこにいるかって大体会社にいたりして、
なかなか地域の場には来れなかったりすることが多いので、
じゃあそういうような人をどうやって地域の場に来てもらうのかっていうところが難しいところでもあるのかなっていうふうには思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。まさにおっしゃるとおりで、やはり自治会活動なんかも皆さんお忙しいので、
若い方とかは、例えば自治会の会合なども比較的集まりやすい、
例えば土曜日とか日曜日の夜の7時前後ぐらいみたいな形で行われたりするんですけれども、
やはりそれでも最近はいろんな仕事の働き方がありますので、その時間が忙しくて来れないという方も結構いらっしゃって、
なおさらやはりそういった会合に集まるのは結構年配の方が多いという形にもつながっているのかなと思うんですよね。
そういった忙しい皆さんをいかにこのコミュニティの活動というか、
こういった部分に来ていただくのかっていう部分がやはり一番難しいところだとは思うんですけれども、
ただそこは特に年代層問わない広いコミュニティとして動かすためには、
特にやはりお子様というか、低い年齢層のコミュニティに参加してくださる方をいかに集めて、
その方々といかにお互いにコミュニティ全体の形をつくっていくかみたいな、
そういった部分がどちらかと言えば重要なのかなと現在ちょっと思ってますね。
高見知英
そうですね。まずはとにかくやってみて、何かファンを集めるっていうところから始めていくのも良いのかなというふうに思ってはいます。
やはり自分たちの山手縁乃庭の街のお茶の間、子どものフリースペースも、
今のところはまだデジタルゲームやれるっていう人、
常日頃から遊んでるっていう人は自分一人しかいない現状ではありますけれども、
やっぱりそれでもいろんな人が来ることによって、やっぱりじゃあゲームってこういうものなんだなとか、
うちでもこういうことできるかなとかそういうふうに思ってくれる人が少しでも増えていくっていう効果はありますし、
そこから誰かじゃあうちもやってみようかなっていうふうに思ってくれる人が出てくるという可能性は十分に期待できるので、
まずはやってみないことには変わりないのかなっていうふうには思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。まさに私自身が現在はまだ計画の本当に始めも始めの部分で、
今お話したような内容もすでにやってらっしゃる皆様からしたら、
ただの机上の空論に今多分見えてしまう部分は大きいとは思うんですけれども、
ただやはりそれでもこの地域でそういった活動をやってらっしゃる方があまりいないということも踏まえて、
高見知英
まず第一歩を踏み出していきたいということで、現在こういうプロジェクトとして少しずつ動いてるような現状になってますね。
そういうようなことを考える人が特に地域にはまだまだ決して多くないというような現状はあると思いますので、
だからこそじゃあそういうことをやってみようっていう人がいるということが、
それが一番大事なのかなっていうふうに思います。
なので今回ぜひにということで、北野さんにお越しいただいたわけでもあるんですけども。
Y.K. Works 北野洋一
ありがとうございます。
高見知英
やっぱりそういうようなことをまずは考えるところ、意見を発するところからじゃないと何も始まらないっていうところが、
今の地域には多いのかなっていうふうに思います。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。もちろんそれもありますし、やはり皆さんお忙しいとかそういったコミュニティ活動に、
お金も含めたいろんなコストを投資するっていうのがなかなか難しい現状っていうのもあるのかなと。
私自身もこのプロジェクトって完全に自分の支費というか、
自分のポケットのお金だけでやるっていう形に考えてますけれども、
ただその形ですと、私のお金が尽きるとか、
熱意が枯れてしまった場合、これがやはりプロジェクトとして飛んだしてしまうみたいな危険性というか、
ところも危惧してまして、やはり私一人ではなく多くの人を巻き込んでいきたいという部分もありつつ、
ただやはりお話にあったように、なかなか皆さんお忙しいのでそういった人も見つからない、
この辺りは地方の人材の層の薄さという部分ももしかしたらあるのかもしれないんですが、
そういったところを現在やはり不安視しているところはありますね。
高見知英
そうですね。やっぱり今地域で活動している人って、
どうしてもそういうような遊びっていう面にはあまり関心を払っていないっていうところも多かったり、
少なからずそういうことを考えてる人がいたとしても、
なかなかそういう話ができるような場ではなかったりするようなことがあったりして、
自分たちも関わってる団体とかいろんな団体でも、
やっぱりなかなかゲームをしている人がメンバーの中に自分とあと一人ぐらいしかいない、
だから話しても全然話題にならないとか、そういうようなことも多いですし、
じゃあそういうようなことをいつ話せるのかっていうと話すタイミングが一切ないっていう人もすごく多いので、
やっぱりそういうような人たちがもっともっと話せる場が必要だなっていうふうに思うところはありますね。
Y.K. Works 北野洋一
やはり私どもの方でもなかなかそういったゲームをやっていて、
私の友人とかが例外的にみんなゲームが好きだったりするので話す友人って結構いるんですけれども、
ただやはり今お話にあったような集まりとかそういったコミュニティでも、
ゲームの話というのはなかなか通じないことが多かったりするんでしょうか。
高見知英
そうですね。特に自分が地域で関わっているような団体などだと、
やっぱり結局今までそういうようなゲームに一切触れてこなかったっていうような、
少なくとも自分のその人たちの思い出の中では触れてこなかったっていうような人が多いので、
なかなかゲームの話といってピンとくるっていう人は多くなかったりするなという印象はあります。
ただやっぱりじゃあその人たちも本当の意味でゲームに触れたことないのかというとわからないですけどね。
例えば本当に実際小さい頃振り返ってみれば、
なんか親にゲームを勧められたり一緒にやったことあるかもしれないし、
そういうような世代だとひょっとしたらどこかでインベーダーゲームとか、
それこそ先ほどのゲームセンターのゲームとかそういうのを遊んだことがあるっていう方もいらっしゃるかもしれないので、
意外と忘れているだけっていう可能性もあるのかなっていう気はしますけれどもね。
ただやっぱりなかなか今覚えている限りで、
そういうようなことをゲームで遊びたいとかいうようなことを前面に出される方は多くはないなっていうふうに思います。
Y.K. Works 北野洋一
あとはやはりゲームというものがまだ一段文化として下に見られてるという風潮もまだあるのかもしれないですね。
香川県の場合ですとゲーム条例という、ディジタルゲームなどに対しての制限をかけるような条例っていうのが何年か前にできまして、
当時から今も割と話題になったりもしてたんですけれども、
一昔前ですと小説というものを読んでる人も継続だとか言われてた時代がかなり昔はあったそうなので、
これはもうちょっと時間の流れがいるのかもしれないんですけれども、
もう少し経っていけばゲームというものも一つの誇るべき文化として、
みんなが受け入れて広くプレイするように、もっと今以上に広くプレイされるようになってくると、
そういった傾向っていうのは変わってくるのかもしれないですね。
高見知英
実際自分の世代でも、例えば自分の親の世代がゲームをよくやってたとか、
そういう方って先ほどのとおりも結構多いと思いますし、
自分の母方の家庭もなんだかんだ言ってゲームをよくやる世代なので、
うちの祖母も晩年までドクターマリオやってましたし、
今母なんかも現行で普通にいろんなゲームやってますし、
そういうような方も多いですし、
自分もYouTubeのゲーム配信などで見る方々も、
親の世代でゲームが好きな人が親だったとかいうような方ってのはすごく多いなっていうふうに思います。
だからこそそういうような人はもうほぼほぼ一般的になってきている。
ただなぜか不思議なことに地域に関わる人っていうと、
ガクッと人が減ってしまうっていうような状況ではあるのかな。
ただやっぱり外に人がいるのは確かなので、
じゃあその人をいかに迎え入れるのかっていうような、
そういうような人がいかに入れるような場を用意するのかっていうのが重要なのかなっていうふうに思います。
例えば自分のところのSIDE BEACH CITY.の副理事長が行っているのが、
マインクラフトで作ったものをみんなで自慢し合うというようなイベントをやろうとか、
そういうようなことをやっている人たちもいますし、
やっぱりそういうような場をとにかく広げていくことによって、
ひょっとしたら自分ここに行けるかもしれないなっていうような、
大人の方、若い世代の方々が出てきてくれるんじゃないのかなっていうような、
Y.K. Works 北野洋一
可能性はあるんだなと思っていますね。
あとはその公の場とかでなかなかゲームの話題が出ないというのは、
やはり僕らの世代はあんまりそれもない、
まだ若干引きずってる部分もあるんですけど、
やはり公の場所でゲームというものの話をするのが、
方言かもしれないですけど、不が悪いというか、
ちょっとカッコ悪いじゃないですけど対面が悪い的な考えっていうのが、
まだやはりもう少し上の年代の方っていうのは、
持ってらっしゃる方もいるから話が出ないとかでもあるんですかね。
高見知英
そうですね。やっぱりそこは本当に、
世代というよりどういう場所で活動してるかっていうところが大きいのかなっていう感覚はあります。
はい、ありがとうございます。
では次は、
次の方にお話をさせていただきます。
はい、こんにちは。
私は、
自分のアイデアの中で、
特に例えばIT分野ですとか、
そういうところだと、別に、
追い明けの場でゲームの話しても全然問題ないよねっていうような話をする方は多いですし、
それこそIT勉強会なんかの場だと、
高見知英
それが逆に問題を引き起こしちゃってるケースもあったりします。
だからこそ、世代的にはゲームが受け入れられる段階にはなっているのかなって思います。
ただ、どうしても場の空気が、今地域ってとてもまだまだ固いので、
そこをどのように柔らかくしていくのかっていうのが重要になるのかなっていうふうには思いますね。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。その話ですと若干話がずれちゃうかもしれないんですけども、
私が市議会議員選挙に立候補して、地域初のeスポーツチームを作ろうって話したきっかけのひとつも、
そういったゲームというものが話されると、
不謹慎だみたいな感じの雰囲気っていうのはやはり地方って結構残ってる場所があって、
そういったのを例えば、市がeスポーツのチームを作ってやってるんだよと、
ゲームで地域を盛り上げようとしてるんだよってなってきたら、
そういった空気感っていうのも変わっていくのかなっていうのがあって、
そのきっかけを作りたかったっていうのが立候補したきっかけのひとつでもあったんですけども、
やはりそうなってくると、そういった空気とか風潮を変えるには、
政治の力というか、もっと下からのボトムアップじゃなく、
上からの何かそういったものも必要となってくるのかなというふうにちょっと思ったりすることもあるんですが、どうでしょう。
高見知英
そうですね。やはりそこの行政機関が何かバックアップするってのはとても大きいのかなって思います。
例えば福岡では、エンジニアフレンドリーシティ、福岡というようなビジョンを掲げて、
例えば、SBCast.のほうで先日インタビューもしましたが、
エンジニアカフェっていうのは、エンジニアが集まれる、ITエンジニアが集まれる拠点を作って展開して、
運営としては別企業が行っているんですが、作ったのは福岡っていうことだそうで、
やっぱりそういう場があるっていうことは、じゃあエンジニアはこういう場所にいていいんだっていうふうなメッセージを発信することに大きく影響しているのかなって思いますし、
だから行政機関ないし、やっぱりそういうシーだったりそういう場所が、
ゲームっていうものを押し出していくっていうのはとても大きいのかなっていうふうに思います。
ただ他の自治体のように、やっぱり何もそういうのにくっついて考えていないっていうところに比べると、やっぱりその香川の動きっていうのは大きいのかなっていうのは正直個人的に思っていて、
例えば自分はそちらのほうで展開されていた、ゲームと付き合いを考え直すようなキャンプイベントっていうのについての取材の内容を読ませていただいたことがありますけれども、
案外やっぱり子どもさんはゲームとの距離感って自分なりにうまく考えていて、むしろそのあたりがよくわかってないのは親の方だったりするっていうことは結構あったりしましたので、
高見知英
やっぱりそういうようなところで改めて見つめ直すきっかけを与えるっていうような意味でも、
あえて1時間ゲームは1時間までっていうようなメッセージを自治体が出してみるっていうところも、ひとつきっかけとしてはよかったのかもしれないなっていうふうに思うところはありますね。
Y.K. Works 北野洋一
なるほど。確かにそういった見方もありますね。私自身がどっちかというとその条例に反対派のほうなんで、なるほど、そういう見方もあるのかと今ちょっとお話を伺ってて。
高見知英
本当に自分自身もやっぱりゲームによっていろんなことを身につけてきた記憶は、経験はありますし、それをなんで1時間ってそちらで制約をするのかっていうふうに思うところもあるんですけれども、
ただ逆に考えると、何も考えてなかったところよりはいいのかもしれないっていうふうに思ったりするところはあって、やっぱりそういうようなところを含めると、
確かに1時間っていうふうに行政が言っているけれども、これはその枠に含めていいものなのかとか、その枠からはみ出したほうがいいものなのかどうかっていうのを考える機会としては、
逆にこういう制約をつけないと誰も考えないよねっていうところはあるのかもしれないななんて。
特にそのニュースの記事ですとか、香川での活動とかそういうのを見ているとすごく思うところはありますね。
Y.K. Works 北野洋一
確かに制限がある中でこそ、発揮できる個性とか魅力があるみたいなのも、確かに芸術などの分野ではある話ではあるので、
確かにそういったおっしゃることも一理あるのかなとは確かに思いますね。
もちろんいろんな問題を抱えた条例で、今もそれをなんとかしようという形で、私も含めて活動してる方っていうのも結構大勢いらっしゃるところではあるんですけども、
実際その条例ができたことによって逆に見つめ直すきっかけになった。
それをもっと言うと、現在の条例があるからこそもっといいように活動していこうっていうことで、
例えば高松の方でも、讃岐GameNという方々が独自のゲーム関係のイベント、
アナログとかデジタルを含めたゲーム関係のイベントなんかも開いてらっしゃって、非常に取り上げられてるというような現状もありますので、
そういった制約の中でまた新しいものを生み出していくって考え方も非常に大切なものだなと感じますね。
高見知英
だからこの制約があるという事実だけではなくて、
じゃあその先に何かあるんだろうか、その先どういうことができるんだろうかというところまで含めて、
例えばその条例自体が変わっていくという可能性も含めて、
何かその可能性があるのではないのかなというものを、
特にここ最近やっぱり香川の活動とかが減る機会が増えてはいますけども、
Y.K. Works 北野洋一
それを知るたびに思うところではありますね。
Y.K. Works 北野洋一
実際条例は3年ごとに改正を検討するみたいな話で、まだ3年以上経ったんですけど、まだそこの部分が進んでない部分もあるんですが、
ただやはり最近ですとそういった条例を変える、
プラスゲーミフィケーションというゲームをもとにした学習、さまざまな勉強などにつなげていこうみたいな部分についても、
別途活動というのは盛り上がってきてるところもありますので、
そういった方向性で上手く条例と付き合うじゃないですけど、
条例をうまく変えていって、みんなのいいお年どころ的なところができていくと一番いいのかもしれないですよね。
高見知英
ちなみに、このほか今までお話をしてきたもの以外でも、
もちろんこれまでお話をしてきたものの中でもそうでいいんですけども、
これを聞いている人に何かしてほしいなあとか、何かございますか。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。
僕自身が今回お話しさせていただいた内容は、まだ現実にできてない、
いわゆるプロジェクトの初期の初期の段階でお話しさせていただいたので、
Y.K. Works 北野洋一
僕が偉そうに言えることは全く何もないんですけれども、
あくまで僕個人の考えで言えば、
今後全国的にどこでいたとしても、
災害などが起こってくる可能性が非常に大きくなっているので、
こういったコミュニティ活動とか自治会とかっていう部分に参加はしなくても、
周りに住んでらっしゃる方とか、そういった方を少し、
例えばいらっしゃるなとか気にかけていただいて、
災害とかのときにはみんなで助け合って避難をしたりですとか、
活動したりみたいな部分の考え方っていうのを少し、
持っておいていただければいいのかなというふうに思ってます。
もちろんゲームを通じて、
いろんな周りの人とお友達になっていくっていうのも、
進めていただければもっと嬉しいかなと思うんですけれども。
高見知英
そうですね。やっぱりこういうゲームを一緒にするような中になることによって、
初めて会話ができるようになることってあると思いますし、
やっぱりそういう人だからこそ、
じゃあこの悩み相談してもいいかな、
打ち明けてもいいかなっていうふうに思うところもあると思いますし、
やっぱりそういうような平時のつながりが、
やっぱり何か災害が起こったとき等に役に立つというか、
今まで以上に力を発揮するっていうことはたくさんあると思いますので、
だからこそやっぱりそのためにも考えて、
そこまで意図して考える必要もないとは思いますけども、
まずその可能性も見据えた上で、平時のつながりをより密に、
もちろん遠くの人とももちろんそうですけども、
Y.K. Works 北野洋一
近くの人とも仲良くなることを考えていただけるといいなあというふうには思いますね。
高見知英
それでは、今後の北野さんの活動を知るのに、
インターネット上から情報を知る方法はございますでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。現在ウェブサイトなどはまだ立ち上げてはいないんですけれども、
何らかの活動が起こったら、僕が選挙に立候補したときのアカウントが、
チーム4Kアンダーバー観音寺というようなツイッターがありまして、
そちらのほうで随時いろんなことを書いていこうかなと思うので、
もしよろしければ僕の北野洋一とか観音寺って検索したら、
たぶんユーザーとして候補に出てくると思うんで、
もしよかったらそちらのほうを見てください。
さっきスライドでお見せした変な軍師みたいなカッコの顔のマークになってるんで、
高見知英
たぶんわかると思います。
そうですね。こちらは…。
ちょっとじゃあお映ししますかね。
少々お待ちくださいね。
Y.K. Works 北野洋一
こちらの画面のほうに出しますかね。
高見知英
こちらですね。こちらのアドレスですね。
Y.K. Works 北野洋一
はい、そうです。
高見知英
こちらのほうにぜひ見ていただければと思います。
こちらのほうは、後でYouTubeのコメント欄の概要欄のほうでも見ることができるようになりますので、
こちらのほうなんかでも見ていただければと思います。
それでは最後のほうにはなりますけれども、
北野さんの活動のキーワードをお伺いできますでしょうか。
Y.K. Works 北野洋一
キーワードはなかなかちょっと難しいですね。
そうですね。
やはり地元のコミュニティとか地元密着で、
高見知英
みんなが幸せになれるような場所をつくりたいってところですかね。
そうですね。地元密着でみんなが幸せになれるような場所ですね。
やっぱりそういう場所がもっともっとたくさんあるといいなと思いますし、
そういう人たちが集まれる場所っていうのが、
いろんなジャンルの人が集まれる場所があるといいなと思います。
やはり今地域にいる人たちだけだとどうしても偏ってしまうっていうところはありますので、
もっともっといろんな人が関われるような、そんな場があるといいですよね。
高見知英
それでは、そのほか何か。これは言い忘れたな、これは言っておきたいなとか何かございますか。
Y.K. Works 北野洋一
そうですね。すみません、早口でもうばーっと喋ったんで、
ちょっとわかりづらい内容が多かったな感じもするんですけれども、
本当に最後お話をさせていただくとするんだったら、
こういった活動って、プロジェクトの初期も初期で、
なかなか絵に描いた餅というか、
本当に理想を語ってるだけのように思われる方も多かったかもしれないんですけれども、
こういった部分、一歩一歩いろんな方のアドバイスとか、
例えば、今すでに活動されていらっしゃる方にもいろんなお話を伺いして、
少しずつ進めていきたいと思いますので、もし興味がありましたら、
またXのフォローとか、発言とかをチェックしていただければと思います。
ありがとうございます。
高見知英
まずやっぱりこういうような活動をする人の周りに集まって、
何か話すっていうことによって、
何か変わってくるところもあるのかなっていうふうに思います。
ぜひこちらのお話聞いていただいた方も、
ライブ配信の方も、アーカイブ見ていただく方も、
Y.K. Works 北野洋一
そういうような活動、興味を持って見ていただければと思います。
ありがとうございます。
高見知英
それでは、今回のゲストは北野洋一さん。
こちら、空き家を活かす、ゲームでつながるということで、
北野さんにお話を伺いました。
Y.K. Works 北野洋一
北野さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
また、こちらの配信をご覧いただいた方もありがとうございました。
こちらのアーカイブ等で見ていただいた方もありがとうございます。
こちらのほう、チャンネル登録していただきますと、
また来月等の配信も情報が回ってまいりますので、
ぜひチャンネル登録、評価などお願いいたします。
それでは、今回のSBC.オープンマイク終了いたします。
どうもありがとうございました。