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高見知英
SBC.オープンマイクNo.114 街の中の小さな寄りどころ、始まりました。
今回は、SBCast.で以前ご紹介をした認定NPO法人こまちぷらす、こちらの団体の新たな居場所、こよりどうカフェのご紹介をしていきたいと思います。
また、こよりどうカフェのほか、こまちカフェ、2つの団体を運営するこまちぷらす、この2つの違いなどについてもお話をしていきたいと思います。
現代社会の中で進む孤立化。そんな中、世代を超えた多様な人々が自然につながる緩やかな出会いの場。
子育て世代はもちろん、リタイアされた方や得意なスキルを生かしたいと考える方々が集まる場。
認定NPO法人こまちぷらすの皆様が提案する新しいコミュニティの形が、今この活動には詰まっているというふうに改めて感じましたので、今回改めてこのこまちカフェの活動をご紹介させていただきました。
ぜひ改めてこちらの活動をご覧いただければと思います。それではどうぞご覧ください。
はい、それでは今回のSBC.オープンマイクナンバー114では、今回こよりどうカフェとあとはこまちカフェという2つのカフェに関わっている、以前こちらの方でもSBCast.の方でもご紹介しました団体こまちぷらすのお話を伺っていければと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。では改めて簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。
八木恵美
認定NPO法人こまちぷらすのこよりどうカフェという方で、事務とあと接客を中心としたキャストという業務をしています。八木恵美と申します。よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。ではこちらのこまちぷらすの活動の方にも向き込んでいければと思います。まずこまちカフェとこよりどうカフェ2つの拠点を運営していらっしゃいますが、その他もこまちぷらす、そもそもこまちぷらす自体で考えていることとか、あとはこまちカフェでやっていること、こよりどうカフェでやっていることをちょっと伺えてきますでしょうか。
八木恵美
私たちこまちぷらすは、子育てを街でプラスに、お合言葉に、子育てが街の力で豊かになる社会を目指し活動していますというのが大きなものとしてあります。
その中で、カフェ事業としては2つのお店をさせていただいているのと、その他に、ウェルカムベビープロジェクトといって、地域の企業さんや地域の商店の方から、戸塚区で生まれてくる赤ちゃんたちにプレゼントを贈ろうという企画を進めていたりもします。
また、居場所作り講座というのもありまして、実際に居場所を作ってみたいという方向けに講座を開くというような事業も行っています。
カフェ事業の2店舗なんですけれども、駅を挟んで東口と西口にありまして、それぞれ徒歩10分以内で来れるような場所になっています。
八木恵美
特徴としましては、お母さんと赤ちゃんがゆっくりと過ごしていただける空間というところが共通しています。
他のカフェと違うところとしましては、見守りボランティアさんがいるというのが大きな違いでしょうか。
なかなか赤ちゃんを育てているお母さんって、ゆっくり温かいものを両手で食べるというような時間を取るのが難しいというところで、
見守りさんがいるカフェを作りたいというところから始まっています。
お出しするお料理なんですけれども、やはりアレルギーのある方が一緒に楽しめないと悲しいので、小麦粉、卵、乳製品を使っていないお料理やケーキをご用意しているというのが、2つのカフェ共通の特徴になっています。
小町カフェは約10年経過しているんですけれども、小寄り堂カフェはちょうどこの間の12月1日で3周年を迎えました。
私はその小寄り堂カフェのオープニングスタッフとして関わらせていただいて、今3年目になります。
小町カフェの方は町の中のビルの2階になるんですけれども、そこはお子さんの遊び場とかがあったりするところなんですが、
小寄り堂カフェの方は400年の歴史を持つお寺の境内の中にあるお堂で運営しているというのも1つ大きな特徴になります。
いろいろな町の様々な人にとっての寄りどころとしての場所というところで、小町カフェ同様ランチの提供に加えて、金曜日は夜も営業していまして、そこで寺晴るというのをしています。
あとは近隣の保育園や就労移行支援事業所との連携にも力を入れていて、緩やかな出会いの場というところで日々運営しています。
高見知英
本当に以前お話も伺ったときとかに、やっぱりそういうのって結構ここにやってらっしゃる団体っていっぱいあると思うんですけれども、
それらを全部やっているところってそうそうないよなというふうに思っていて、
以前SBCast.へお話を伺っていたときにもやっぱりそういう話って結構あったんですけれども、
じゃあその後小寄りでおカフェもできていますし、
じゃあ改めてお話を伺うことって結構面白いのではないかなということで、この間思い切ってもう一度どうですかということでお話を伺いました。
本当に子ども向け、子どもと親向けというところと、あとは本当に全年齢いろんな地域向けというところでやっている2つの役割があるんだなというのを改めて聞いて、
それぞれ本当に特徴的だなというふうに思いますし、やっぱりそういうような活動の意思、なんでこういうことをやっているのかというところも含めて、
やっぱりオリジナルだなというふうに思いましたので、そこも含めてすごく興味が引かれましたね。
八木恵美
ありがとうございます。あとはいろんな年代の方向けのフラッと立ち寄れる場所というところで、
毎月定期的にダブルケアといって介護と子育て両方をされている方のケアラーの会でしたり、
お子さんの発達に不安を持つ保護者の方とか支援者、当事者の方がおしゃべりする情報交換の場としてデコボコの会というのも小町カフェのほうでしています。
あとは、ほっと一息金曜日ですね。小・中・高校生世代の不登校でしたり引きこもり、行きづらさを感じているお子さんを持つ保護者の方や支援者の方が集まって情報交換をするほっと一息金曜日というケアラーです。
そういう企画も毎月開催しています。そういう場が毎月定例であるよというのを知っていただくというところも、一つ地域の中での場所として思えているというところです。
高見知英
本当にすごく詳細なイベントについても聞いてみましたけれども、すごくこういうところに参加できる場所がそばにあるというのがいいなと思いましたし、
高見知英
やっぱり本当に同じようなコミュニティカフェでいろんなところで話を聞いていて、やはり本当に今って孤立化がそれぞれ進んでしまっているというところもありますし、やっぱりなかなか人と話せる機会がない。
ただその一方、やっぱり技術とかテクノロジーとか地域社会とかどんどん複雑になっていって、人に聞かなければ分からないことが増えてしまっている。
そんな中で、じゃあどうバランスをとっていけばいいんだろうというところはすごく課題でもあるし、やっぱり地方とかの課題でもあるのかなというふうに思います。
自分自身今活動している岩手県普大村の方でも、やっぱり近隣の人々とのやり取りって結構減ってきていますので、
例えば本当に昔ながら地域社会のつながりがとても密で、逆にちょっと行き苦しいところもあるかもしれないというふうな田舎のイメージって全然なくなってきている。
もちろんまだまだ地域に残っているのかもしれませんが、少なくとも普大村の中心地では割と減ってきているなという感覚があって、
だからこそこういうような場って本当に横浜に限らず本当にどこに行ってもそれこそ普大村でも必要になるものだろうなということで、
本当にいろんな分野で活動している人にヒントになればいいなということで今回お話しさせていただいております。
八木恵美
おはようございます。
高見知英
2つのカフェでやっていて良かったなというようなことはどのほうがありましたか。
八木恵美
小町カフェはもう10年以上続いているカフェなので、2店舗目を作るときにどういうカフェにしようかという議論があったというのを聞いています。
私たちは2030年美女というのを持っていまして、2030年になったらこういう風な街になってほしいな、こういうような地域があったらいいなというような1枚の絵なんですけれども、
そちらが2030年に実現するといいなという風な形で活動しています。
その中で新しく2店舗目を作るときに小町カフェのコピーにするのか、同じスタッフがやるのかといった議論があったようなんですけれども、
小売堂カフェは新たに核を受け継ぎつつも新しいオリジナルの場所にしようというところで2店舗目があるというところです。
大きな違いとしましては、どちらかというと小町カフェはママと赤ちゃんというところにフォーカスされていて、
大人の人は入りづらいのかなという声も聞くんですけれども、小町カフェの方には箱ショップといいまして、
手作り雑貨を展示販売できるようなブースが30個ほどありまして、それで参加していただいている作家さんもあって、
雑貨好きな方がそれだけを見に来るところもしていただけるようになっているんですけれども、
小売堂カフェの方は場所がお寺の中にあるということで、
法事に来られた方のその後のお食事の会でしたりとか、大人の方のご利用が結構多いので、
幅広い年代層の方にご利用いただいているなというのが一つ大きな違いかなと思います。
高見知英
そうですね。
やっぱり自分も小町カフェには別の弁当の用事で少し行ったことはありますけれども、
やっぱりかなり雰囲気が違うなというふうに思いますし、
確かにそういえば小箱ショップみたいなそういうところってあちらすごく多かったですもんね。
八木恵美
そうなんですね、はい。
高見知英
だから本当にそういうようなところで入りやすい雰囲気っていうのが出てきているなというふうに思いましたし、
やっぱりそういうようなところがこの小売堂カフェにももちろんあるので、
本当にいろんな人が来てもらいやすい場所になっているんだなというふうに思います。
本当におしゃれなところでやりますしね。
八木恵美
ありがとうございます。
普通のお店と違うっていうふうに自身が働いていてとても思うところが、
やはりスタッフそれぞれの自発的な思いとつながっているというところが大きいのかなと思っておりまして、
小町プラスの大きなミッションの中に役立ち感があるというところがあります。
豊かな子育てとは役立ち感があったり、外出動機や外出場所があることだったり、
豊かなソーシャルサポートがあることというところで定義しているんですけれども、
やはりスタッフ自身もそれぞれのアイデアを持ち寄って、
例えば季節ごとにメニューが変わっていくんですけれども、
メニュー開発のときにもプロのシェフはいないんですけれども、
それぞれが例えば冬だったらこういう野菜を使ったらいいんじゃないかとか、
こういう味があったらいいんじゃないかというアイデアを出し合いながら参加している機会があるというところが、
通常のカフェと少し違うところなのかなと思います。
同様にボランティアさんも今約390人ほど登録いただいてまして、
お皿洗いだったりとか、あと見守りさんで少し赤ちゃんを見ててくれる方というのを募集してまして、
それぞれの方が自分のお都合のいいときにお都合のいいタイミングで参加できる場所、
関わりしろのある場所というところがすごく大きい、個性的なところかなと思っています。
高見知英
そうですね、自分もすごいお話を聞いていて、以前ちょっとお話を伺っていたときも、
実際にボランティアで来ていらっしゃる方のお話も伺いましたけれども、
やっぱりそこがすごい特徴的だなというふうに思いました。
なかなかそういう地域にいて、でも割と孤立している人がいると思いますし、
そういう人が活動できるかというのは本当に足りないなというふうに思います。
実際やっぱり自分の親世代だと本当にそろそろ定年も仕事も定年になって、
どこに行く当ても特になくてというような人って結構いるという話は聞きますし、
そういう時にちょっと寄れれば、そこで地域の活動に関わったり、
話し合ったり、ちょっと仕事っぽいことができたりするような場というのはとても重要になるとは思います。
自分自身本当に他のところでも、今プログラミングの授業とかで、
今中学生に関わっていますけれども、以前でも今もやっているんですけれども、
高齢者向け60,70代に向けた授業とかもやっていますし、
その他小学生とか新入社員の方々の授業とかも関わっていて、
本当に子どもも大人も高齢者も本当にいろんな人が関わる場というのは必要だし、
やっぱりそういうようなところによって、
例えば子どもさんが全然違うお年寄りの方と出会うことによって、
やっぱりお互いに分かることってすごくあるんじゃないかなというふうに思います。
高見知英
自分自身も本当に小中学生、あとは高校生、大学生ぐらいまでの学生さんのコミュニティにもかかっていたりしていたと思います。
やっぱりそういうようなことにすることによって見えてくるものとか分かってくることがあると思いますし、
それは別に子育てしているかしていないかに関係なくいろんなところにあってほしいなと。
そういうような場所というのはやっぱりもっといろんなところに増やすというのをすごく話をしていて、
いろんなところのインタビューをしていて感じるところなんですよね。
八木恵美
実際に今活躍されている見守さんのボランティアの方は、
リタイアされた男性の方が数名いらっしゃって、実際にご自身もお孫さんが生まれて、
だけど自分が子育てのときは仕事が忙しくてなかなか子育てには関われなかったという方が、
やっぱり仕事という一つのステージを終わられた後にすごく活躍の場があるというところで、
一緒に楽しんでいただいているかなという感じがしています。
高見知英
本当にそういうような環境があるということはご知事にとってもきっといいことになると思いますし、
なかなかやっぱりやることがないとどうかって早く進むものなので、
そういうような励みにもなるし、
お子さんにとっても自分以外、自分の親とかおじいちゃんおばあちゃん以外の
次世代の大人を知るって想像ないことなので、
やっぱりそういうのを知る経験としてもいいんじゃないのかなと思います。
八木恵美
家庭の場所としてすごくカフェってちょうどいい場で、
強制的に行く場所でもなく、来たくなったら寄るみたいな、
それぐらいのふわっとした感じがちょうどいいのかなというのを感じています。
高見知英
そうですね。だからよく子育て関係のコミュニティにお話を伺っていてやっている、
子育ては街でやっていくというような言葉についても、
街でやっていくというのはわかるけど、
そこにいる、その街にいる人って本当に全ての人ですか?
例えば実際子育て最初のお母さんお父さんしかいないんじゃないですか?
というようなことって結構あるのかなと思っていて、
実際自分も本当にインタビューで結構そういうような団体の話を聞く機会がありましたし、
実際にいくつかの場所には現地に行ったこともありますけれども、
じゃあ実際にそこにお母さんお父さん以外の結婚も、
結婚していなかったり子どもがいなかったりする家庭の方が来ていますか?
その人の意見ちゃんと大事にされていますか?
というと結構微妙なところがあるのかなというような気がしていて、
でもそういうところも含めてお話ができるのが、
高見知英
このカフェという形なのかなというのはすごく納得しますね。
八木恵美
それが当事者にちゃんと伝わるかとかってすごく難しくて、
実際に赤ちゃんを抱えていっぱいいっぱいのお母さんからすると、
街の人の視線がなんとなく冷たく感じるし、
なんでもすいませんって言ってしまうみたいなのってあると思うんですけれども、
そうじゃないよって言って温かく見守っている人もいっぱいいるけど、
それが伝わるか伝わらないかというところで、
その一環としてそのウェルカムベビープロジェクトというのが、
他の知らない誰かなんだけれども、
街全体で赤ちゃんの誕生を待っているよ、お祝いしているよというのを一つ表せられる、
社会全体で子育てを応援しているよというようなプロジェクトなのかなと思います。
高見知英
本当にこのウェルカムベビープロジェクトについても内容を調べていて、
これだったらうまくいけるんだろうなというふうに思っていました。
やっぱりよく子育てに不寛容な街ができているという話はちょこちょことあって、
例えば本当に以前お話を伺ったところの言葉を引用すると、
例えば本当に子どもが泣いていたときにキシッと見るような大人がいるとか、
そういうような環境があるという話は聞きますけれども、
やっぱりその不寛容な社会ってなんでできたのかというと、
子育てコミュニティが結局子育てしている人だけで構成されていたから、
だから結婚していない人、子どもがいない人って子どもと出会う機会がないので、
それは寛容にはなれないよねというのをすごく思っていて、
そういうようなときにカフェのような場でなんとなく子どもに
こういうことがいるんだなというのを知る機会がもっとたくさん増えてくれればいいなと思ったりします。
八木恵美
同じ空間にいるだけでもなんとなく知り合うとか、
なんとなくお互いの存在を意識するみたいなのってすごくいいなと思っていて、
小百合堂カフェでもお客さん同士でお互い小さい子が一緒に遊びだしたりとか、
一人のお母さんが用事をするからちょっと私見てるよみたいなのとか、
お客さん同士での見守り合いみたいなのもよく見られることなので、
社会全体もそれの延長だったりする。
八木恵美
本当はそうなんだろうなという、そういうふうになっていけたらいいなというふうに思います。
高見知英
多分本当にそうすることによってやっぱり危険なものも徐々になくなっていくんじゃないかなというふうに思って、
やっぱりあの人がこういうことをされると多分困るだろうなとか、
そういう像が頭の中に浮かばないとどうしても良かれと思ってやったことが相手にとって悪いことになると思いますし、
自分はこれで得なんだけど、相手にとって損することってやってしまうっていうこともあると思いますし、
だからそのためにもこういう場がもっとたくさん増えてくれればいいなということで、
こちらのこの場で発信をするっていうことによって、
なんか興味持ってくれる人、変わってくれる人が出てくれればいいなみたいな、
そんな意図もちょっとあります。
八木恵美
あとはお贈りカードっていうのがあるんですけれども、
カフェの一角に貼ってあるんですが、
一つのカードの商品ではあるんですけれども、
そこにですね、贈りたい人の思いと、
このカードを一つに持っていけばランチが召し上がれます、
ドリンクが召し上がれますっていうカードなんですけれども、
それはですね、1000円でカードを購入してくれる贈り主の方が、
例えば双子ちゃんのママとか、2日に引っ越してきたばかりの方って、
贈りたい先の方へのメッセージを書いてくれるんですね。
そのメッセージを見て、私のことだわって思ったら、
そのカードを使ってドリンクでホッとしていってくださいとか、
ランチを食べていってくださいっていうような、
思いが巡るような仕組みをカードにしたっていうものになるんですけれども、
それも実際には知らないとか、会ったことない誰かなんだけれども、
あなたのことを愛してますよっていうのを示すような、
一つの形になっています。
高見知英
なるほどですね、こんな感じのカードですね。
八木恵美
ヨーロッパのほうのカフェで始まったそうなんですけれども、
高見知英
それも一つの形として思いが伝わるものなのかなと思います。
ぜひ本当にこちらのほうを見ていらっしゃる方は、
ホームページのこまちクラスのホームページから見ていただければと思いますけれども、
本当にやっぱりこういうような気楽に関われる場所というのが、
なかなかやっぱりないのかなって思います。
カフェだけでもなかなかそういう場所ってなかったりして、
コミュニティカフェはあるのし、カバカショップもあるんだけれども、
でもそういう物送りとかそういうメッセージがある場がないので、
結局つながれないとか、来たことはあるけども、
来たことある人と人同士でしかつながらない。
そこで偶然の出会いが生まれないというようなことになってしまうというのが
結構あるのかなというような気はしています。
八木恵美
なんか不思議なことに小百合堂カフェは偶然の出会いがすごく多くて、
別に本当に偶然に以前知っている人同士が出会ったりとか、
あとはイベントもカフェタイムにしていただけるんですけれども、
イベントスペースでご利用し合った方同士がお友達になったりとか、
イベントをしたいという方とお客さんがたまたま同じ興味があって、
そのままそこでお茶を飲みながら会話が弾んだりといったような、
すごい偶然な出会いをこの3年間すごい見受けることがあって、
それもすごくカフェの不思議な魅力だなと思っています。
高見知英
本当にそれって他のカフェってだけだとなかなかできないんですよね。
実際自分も他のところでそういうスペースを作っているというコミュニティカフェの話を聞いて、
これ逆にやっているところほとんどないなと思っていて、
そうすると普段仲良かった人をさらに仲良くすることができていても、
知らない人と出会うことはできないんですよね。
地域の縁日とかでもそうで、
自分も実際の横浜側の縁日にも普代村側の縁日にも両方参加してみて思ったんですが、
やっぱり知らない人と仲良くなる機会ってないんですよ。
特に普代村みたいな小さいスケールになると、
知らない人と仲良くなると、じゃあマジコンかという話になる。
八木恵美
いやそうじゃなくてさっていう。
高見知英
別に結婚とかそういうの全然考えなくていい。
ただ趣味の共有できる仲ができればいいの。
八木恵美
そうですね。私もこの3年ですごい戸塚に顔見知りが増えたなっていう。
別に約束してランチをするまでではないけれども、
道で会ったらどうもっていう人がすごい増えたなっていう感じがしていて。
小町プラス自体が商店会事務局っていうのもやっていたりして、
商店街のお祭りだったり、秋は毎週のようにイベントがあるので、
そこの中で近隣のお店の方と関わったりだとか、
いろんなスタッフがイベントで来れる人っていうところで小連れできたりとか、
っていうような関わりがあるっていうところも一つ、
NGOの活動なのかもしれないですね。
高見知英
本当それは重要だなって思います。
そういうような場所がないとなかなか知らない人同士でつながるっていうのはないし、
知らない人同士がつながらないと結局、隣は何をするとぞみたいな環境になっちゃうし、
その結果、例えば人見知りが多くなりすぎてちょっと居づらくなったなっていう風に感じる方もいるかもしれないですけども、
でもそういうのとつながりたくないときはつながらないみたいな、
そういう感覚を持ってもらえれば、お互いに結構うまくいけるんじゃないのかなっていうふうに思ったりはしますね。
八木恵美
そうですね。あとカフェとしても、
すごくちゃんとお客様のどういう居場所で居たくてこのカフェにいらしてるかっていうのを、
様子を見ながらお声掛けさせていただくっていうのがあって、
赤ちゃん抱っこしますよっていうのではなくて、どうしますかっていうお客様の声を聞いてからっていう、
ちょっとしたことだけれども意外と大事な距離感というのをみんな大切にしている。
高見知英
本当にそれは何度も何度も出会うことによって自然と分かってくるっていうところはあると思うし、
そんな初めて出会っていけない距離感をうまく保てるのはそんな人いないので、
多分結局的にどのところでも全文屋で出会いが足りないっていうところはあるのかな。
出会っていろんな人と話せるとかそれが当たり前になればなるほど、
お互いの距離感ってうまく保てるようになると思うし、
お互いここまで行っちゃうとちょっと迷惑かなとかいう距離感も保てるようになってくるし、
それもいい関係築けるようになってくる。
そのためにもとにかくご本人じゃなくてもいいからとにかく話そうっていう、
そういうような場が必要だし、やっぱりそういうところがもっと増えてほしいなっていうのはすごく思いますね。
何かこちらで特にオンラインで何かやってるとか、
そういうような取り組みとか何かあればこちらもお伺いできればと思います。
八木恵美
オンラインでの取り組みなんですけれども、
SNSの情報発信というのはNPO全体の法人としての発信だったり、
カフェそれぞれでも発信して個別のイベントだったり、
キャンペーンとかそういったものの情報発信をしています。
あとは小町応援隊、オンラインミーティングというのが不定期でありまして、
小町応援隊っていろんな寄付者だったり、小町プラスを応援してくださる方がいらっしゃるので、
八木恵美
その方々とのつながりを持ちたいとか、
実際に最近お店の方ではどんなことをしているのっていうのをお伝えして、
総合のコミュニケーションを取り場として、主に夜なんですけれども、
8時くらいからオンラインミーティングというのをして、
小町を応援してくれる方々、地域の方だったり、他の団体の方だったりという方とのミーティングがあったりします。
あとは小町プラスチャンネルというYouTubeも持っていまして、
そこもそんなにはあれですけれども、YouTubeも持っています。
あとは適宜いろんな登録会でしたり、イベントもハイブリッドでやったりというようなこともあります。
あとは居場所づくり講座というのを1年に何回かやっているんですけれども、
25年2月にはオンラインでの居場所づくり講座というのを開催して、
高見知英
まん延防の方でも参加できるような形を作りました。
オンラインでも結構やってるんですね。
今までいろんなところで話を聞いていて、オンラインってそこまでないっていう方も多くて、
結構オンラインでもそれなりの発信をしている方、SBCast.と基本的にオンラインでお話を伺うので、
そうなるのは必然なんですけれども、
ただそれでもオンラインでの情報発信がそんなに多いか、
オンラインでのイベントがそんなに多いかというとそうでもなくて、
本当にそういうところまでやってるんだなというのは聞いて心強いなと思いました。
やっぱりかとは言ってもオンラインじゃなきゃ繋がれないという人がいて、
特に例えば自分がいる岩手県普代村なんかはまさにそうなんですけれども、
お隣の町行くのに電車で30分くらいかなという話になってきたりしますし、
やっぱりここ横浜でも交通の便の悪いところって結構あったりします。
例えば本当にそれこそこの辺近くだと、
栃木原宿とかだと駅までだと1時間近くあったりするし、
自分は岡村にいますけれども、岡村でもやっぱり駅まで40分歩き、
バスはあるけど終バスそこそこ早いので、
例えば本当に遠くまで行ってくるとだいたい終バスが確定してるみたいな、
終バスあるいは歩きが確定してるみたいなことって結構あったりしますし、
そういうときにじゃあ、
続きはオンラインでねという話ができる関係性が築ければいいなというふうに思いますし、
高見知英
本当はそういうところギャリギャリとなくて、
オフラインでこういう場で話をして盛り上がって、
その話続きできるのって1ヶ月後に次に会う時だったりとかそういうことが多くて、
でもそれじゃあちょっと今時ではないよなというふうに思いますし、
オフラインで会ったとしてもオンラインでも続きはできるし、
次のオンラインイベントでもまた話ができるしっていうのは、
好きなときに話せる関係性っていうのがもっともっと必要だよねっていうふうに思いますね。
八木恵美
育て中のスタッフも結構いて、
そうすると夜に出かけるのは難しいけれども、
耳だけでもいいとか聞くだけでもいいっていうのでしたら参加できるっていうところで、
オンラインがあることで参加するハードルがちょっと下がるかなっていう。
高見知英
本当そういうのはすごく、逆になんでないんだろうっていうふうに思うところもあったりしますね。
本当にお子さんが小さい時はやっぱり出づらいっていう時もあると思いますし、
そういうようなときに気軽になんか行ける場っていうのは、
もっともっとあったらおかしくないと思うんですけどね。
意外なことに本当にないなっていう。
八木恵美
そういうものですね。
あとはオンラインショップも進めてまして、
イベントの参加チケットとかもすべてオンラインで決済が済んでいて、
もう当日は来るだけっていうのも利便性としてあります。
高見知英
たまに日本も見て、ああこういうのがあるんだっていうのは聞いていますね。
八木恵美
あとオンラインでお惣菜の注文もできまして、
小百合堂では保育園にお惣菜のお届けっていう授業をやっているんですけれども、
それも保育園で経験している保育園にお子さんを預けている方が、
お子さんを迎えに行ったら注文したお惣菜も届いているという取り組みになってまして、
やっぱりそこで決済とかが必要だとまた煩わしいので、
オンラインの方で決済の方は済んでいて、
お惣菜は受け取るだけというような仕組みは作っています。
高見知英
本当にいろいろ、どんな方面でも関わりがありますね。
本当にこういうような仕組みっていうのがいろんなところにあればいいなと思うんですけれども、
そういう考えとかって他のところにも真似してほしいなとか、
こういうことをやってほしいなとかってあったりするんですか?
八木恵美
真似してほしいところですね。
私たちも試行錯誤をしながら、
あとは逆に先ほどお伝えしたダブルケアのえんがわの回とかですと、
逆にオンラインが苦手という方に対してどういうふうにアプローチするかというのがあって、
そうすると一応電話番号も書いておいた方がいいのかなという、
逆にアナログにしたりですとか、
あとオンラインショップに抵抗がある方も結構いると思うので、
そこがなるべく煩わしくないように、
やっぱり子育てで忙しい中でもオンラインでその日の後にパッと思いついたらパッと頼む。
1週間前の予約ではないとダメですみたいなのだとやっぱり使い勝手が悪いので、
なるべくそこのハードルを低くするにはどうしたらいいかなというのを検討事項として。
高見知英
オンライン使えるにしてもちょっと苦手だなというふうに思う方はやっぱりいますし、
そういう人が関わるための場所というのも用意しておかないといけないというのもありますよね。
そういうようなところのオフラインでも関われるように、
オフラインだけでもなんとかできるようにというように道を用意しなきゃいけないというのは、
逆に今は難しくなってしまっているところがあるのかなというふうに思います。
本当、自分もいろんなイベントに関わっていて、
本当にオンラインだけでしか申し込みできないというようになっているところがあったりして、
それはいろんなお金を集めるための都合上とかそういうところもあったりするんですけれども、
じゃあそういうようなときに、でもオンライン使えないんだという人がいたときにどうすればいいのかなというのは、
やはりこちらとしても考えなきゃいけないなというふうに思いますね。
もちろん逆もなんですけれども、逆になってしまいがちなところがあるので。
なんかそのほか、そういうようなスペースを考えているみたいな人に、
何か言いたいこととかで何かあったりしますか。
八木恵美
そうですね、あとは先ほど活躍の場というのをお伝えしたんですけれども、
両店舗ともイベントスペースということで、
ご自身で得意なことがあるけれども、まだ起業するにはハードルが高いということで、
でもこの資格は取ったとか、子育て中にこのスキルを持っているという方が、
チャレンジしやすいように1時間で何かしてみませんかというようなスペースをご利用いただくというのがあります。
そこはベビーマッサージとか、アロマの資格を持っている方はアロマで楽しんでいただくとか、
そういったいろんな企画をしていただいているんですけれども、
それもなるべく初めの一歩が踏み出しやすいような形で、場所を使っていただけるようになっています。
小町カフェの方では個室もありますので、そこでお子様が自由に動き回っても大丈夫なような環境になっているので、
ご自身の得意なことを活かす場としても使っていただけたらなというふうに思っています。
高見知英
本当はそういうような場を活かしてもらえればと思いますし、
本当にそういうようなスペースをちょっと作ってみたいなと思っていらっしゃる方がいらっしゃったら、
ぜひそういうようなところを考えてみるとか、
あとはもちろんこちらに来ていただく、小百合堂カフェを見ていただくというのももちろんなんですけれども、
そういうところから始めていただければなとは言っても、
ちょっと横浜とつくと多いなという人もいるかもしれないですけれども、
ただそのためにも情報はいっぱいあるので、見ていただければいいなというふうに思います。
八木恵美
あとは居場所研究会というのが始まっていまして、
居場所づくりに興味があるとか、実際に情報交換をしたいという方の研究会も立ち上がっていまして、
八木恵美
こちらもオンラインでも参加いただけるものになるので、
実際に自分のコミュニティではすごい小さいから、
なかなか周りに聞ける人がいないけどというところの方とかも、
実践的な話なども学んでいただけるような場所というのを作っていたいと思います。
高見知英
そうですね。居場所研究会は本当に必要だなというふうに思います。
自分自身も本当に自分で調べて何とかなるかというと意外とならないことも多いですし、
それはもう詳しい人に聞きたいというものって山ほどあるけれども、
なかなかそういうようなことで話を聞ける機会がないというところって結構あったりしますので、
そういう場って本当にいくらでもあっていいし、
それこそいつか会うために、いつか会うけれども今はオンラインでみたいな、
そんな関係性があってもいいのかなと。
本当に出会うのって1ヶ月か2ヶ月に1回ぐらいしかないけれども、
いつもオンラインで話しているから。
そうするとたぶんオフラインでたまに会うときにいきなり本題から入れるので、
いきなりオフラインで久しぶりに会うと本当に身の上の緊急報告からずっと話をして、
それでねって話になっちゃう。
もうその時点でもう30分しか残りないよとかいう話になっちゃったりするので、
そうじゃなくていつでも話せてっていうような関係が必要だよなというふうに思いますし、
それは本当にこれから結構いろんな地域の方々とお話をするっていうのが多分多くなればなるほど
それって重要になってくるのかなというふうに思います。
やっぱり本当に横浜に住んでいる人同士で出会うっていうのは
1週間に1回でも苦にはならないと思いますけれども、
じゃあ関東圏内群馬の人といつでも会えますかって1ヶ月に1回ってギリギリだなっていう感じになると思うし、
そうしたら岩手の方というと半年に1回かギリギリかもしれないし、
沖縄とかになるともう本当に1年でもきついかもになっちゃう。
そんな関係性って結構あると思うけど、
でもだったらこそオンラインでもつながれるようになってれば。
八木恵美
2023年から場所づくり講座っていうのを各地でやりたいというところで、
全国各地にこういう居場所、カフェ型居場所ができるというところで始まってまして、
岡山が第一弾で、その後長野、北海道ときまして、
今年は神奈川県です。
県の事業としてカフェ型居場所の講座をさせていただいてまして、
11月の初めに実際にその講座を受けられた方々で1日小町カフェ体験、
小寄り堂カフェ体験をして、実際にカフェでの働いてみる、
カフェを運営してみるっていうのをやっていただくと、
いいですね。
高見知英
いいですよね、本当。
そういう体験から別の場所に同じようなカフェができていくっていうのは、
やっぱりそうは言っても横浜だからできてるんでしょって思う方もいらっしゃると思いますし、
やっぱりそういう人に、でもこれだったらできるんだよっていう、
スケールを変えてもこれだったらできるんだよっていうのは、
多分こういうところに来ればこそ分かることってあるんじゃないのかなっていう気がしますね。
八木恵美
今回神奈川県で実際にやってみて初めてなんか気づいたのが、
意外と神奈川県も広くてですね、小田原とか戸塚とか東海道線でつながっていたりはするんですけれども、
30分じゃいけないっていうかな。
神奈川県の中でもすごくこう、実際やりたいと思っている方の拠点はすごく点在しているっていうのが、
それは逆にちょっと地方とは違う現象だったみたいですけれども。
高見知英
本当に確かに点在しているので、そこの全部ネットワークで結びたいなっていうふうに思うところはありますね。
それにやっぱり、ちょっと例えばここ最近自分もちょっと遠方に、
高見知英
例えば坂見原にとか見に行くことも多いんですけれども、
単一で行って、残り1時間まだどこ行こうっていう時になった時に行ける場所がないっていうところはやっぱり寂しいので、
やっぱりそういう時に、こっち行ったらちょっとそこにも行ってみようかっていうふうに思えるような場所がたくさん増えるといいなって思いますし、
それこそ本当につながりが増えれば、じゃあそこに行くためにっていうようなところにも増えてきますし、
なんかそういうようなところで行ってくれればいいなと思うし、
やっぱり地域を知るっていうことは、やっぱり自分が本当に似合う場所っていうのを知るっていうことになるのかなっていう。
それこそ自分のこの間インタビューした団体でも、団体の方の話聞いててもやっぱり、
都会が似合う人と田舎が似合う人ってやっぱりいるよねっていうふうに思ってて。
八木恵美
似合う場所ですね。
高見知英
だから、都会に住んでるんだけれども、やっぱり田舎の方が合うわっていう。
なんか田舎ってすごいコンパクトだったりしますし、
自分それこそ、普代むらなのかだと職場まで2分歩けば行けるとか。
いいですよね。
だいたいメインのその駅でも、15分歩けばだいたい端っこに着くんじゃないというようなところもあったりする。
そのコンパクトさがいいと思う人がいる一方、
やっぱりもっとスピード感があるところの方が楽だなっていうようなところとかもあると思いますし。
そういうような似合う場所を探すためにあちこち行ってみる。
そのきっかけにカフェがあるっていうのも、あれなのかなっていうふうにはすごく思いますね。
八木恵美
そのきっかけが自分が好きなことだったりすると、すごく入りやすいのかなっていうのがあって。
小百合戸カフェでも、この好きをキーワードにしたイベントっていうのが今年始まってまして、
戸塚って結構東京にも出やすいしっていうところで、流入も多いし出てくる人も多いという感じで、
結構変動がある、大きいマンションができたりとかっていうところで、
戸塚に来たばっかりなのっていう方もカフェのお客さんで出会ったので、
ようこそ戸塚っていう、戸塚について語ろうっていう会が毎月あったりとか、
あとスタッフの好きから始まったものとして、はじめまして本の日っていう本をテーマに
ブックトークをするっていうのがワンドリンクでできたり、
あと映画とコーヒーの日っていう映画好き。
あとは寺小屋っていう、もともとここ寺でやってますけれども、
ご住職の方とお話をしたり、小中学生の方で軽食を食べながら
ちょっとゆっくりする場所っていうのができたりとか、
いろんな好き、あと先ほどお話しした金曜日のテラバルっていうので、
ライブが月に1回ぐらいあったりするんですけれども、
そこで音楽とお酒とっていうのをテーマに、
音楽好きが集まるっていうのをちょっとずつテーマを決めて、
好きが集まる場所っていうのを今年初めて見ていたりします。
高見知英
これも本当に面白いですよね。見させてもらっていましたけれども。
ありがとうございます。
本当にこういうような場、イベントがある場っていうのも結構あって、
なかなかいろんなバリエーションがあるんだなと思って見てました。
やっぱりなかなかこういうようなものって、
結構やっぱりワンパターンのものが多かったりするので、
いろんなバリエーションがあるといいよね。
どっかしらに誰か刺さるよねっていうところがあったりするのかなって思います。
自分自身も本当に例えば本とかも、本を書いておきながらあまり本を読まないというのはあるんですけれども、
でもなんかここ最近結構、輪郭ができるのって本ぐらいしかないと思ってて、
結構やっぱり他にもいろんな情報のメディア、例えば新聞もそうだし、
ドラマとかもそうだし、アニメとかもそうだし、いろんなメディアで、媒体とかありますけれども、
輪読してみんなで感想を言い合えるというメディアってそうそうなくて、
ここを見てよっていうふうに言えるというのは本当に読書ぐらい。
そういうようなものとして結構可能性はあるんじゃないのかなと思って、
ただそのために輪読するためには場所がないとだめ。
八木恵美
場所と時間と案内とっていうところですよね。
高見知英
特に複雑な内容を扱ったり、情報が更新が早い分野だとか、
出た瞬間にも古いという本とかがあったりしますので、
自分自身もやっぱり技術系、テクノロジー系の本を書いているとすごく思うところで、
出る前に直前にバージョンアップがあって、もう古かったですとか言うようなことって割とあって、
でもその読み替えを訂正法として出すことができても、
じゃあそれをどう受け止めればいいのかって結局本人に伝えられない。
八木恵美
だからそういう時って輪読界とかそういう場って結構あるなと思って。
高見知英
紙砕く時間みたいな。
だからやっぱり更新の早い分野の本であればあるほど、
やっぱりその本一つで完結させたらダメなんじゃないかなっていうふうにすごく思うんですよね。
その場として本当にこういう読書界ってすごくありかもなっていうふうにすごく思ったりします。
八木恵美
実際にこの場に行くと、やっぱりいろんな意見とかアイディアだったり、
同じものを見ててもこういう感想もあるんだっていうのを実感する場になるので。
高見知英
本当にそういう場っていうのはたくさんあるというふうに思う。
八木恵美
必ずしも本の内容に限らず、いろんなところで問題を解決するためのヒントになればいいのかなっていうふうに思うので。
高見知英
今後インターネットでぜひこの活動を知っていくにはもちろんホームページ見ろよというのもあるんですけれども、
高見知英
それ以外に何かあったりするんでしょうか。
八木恵美
当面は小百合堂の方ではちょうど3周年ということで、12月1月はアニバーサリーマンスみたいな感じで、
今までの3周年を振り返ったり支えてくれた方々に感謝を伝えるような12月1月にしていきたいなというふうに思っていまして、
今ですとランチを召し上がった方にクッキーをプレゼントだったり、
次に使えるドリンクチケットをプレゼントだったりっていうのをしていっています。
あとはですね、多言語対応をできたらというところで、
結構いろんなところから留学生の方が来たりとかっていうのもあるんですけれども、
まずは英語と中国語、大陸系の中国語と台湾系の中国語と両方で
簡単なお店の案内を指差しで分かるようにっていうのを出していったところです。
あとは旅茶時間っていうのをやりたいなと思っていまして、
季節ごとに今までいろんなドリンクも開発したりですとか、
あとお惣菜を開発したりっていうのがあったんですけれども、
旅茶時間は、今まで茶居好きなスタッフ同士でまずは開発をして、
何ヶ月もかかって店長にOKと言われる茶居ができたっていう経緯があるんですけれども、
そこからスピンオフして12月から茶居マフィンっていうのも作り始めまして、
先日イベントで発売がスタートして結構好評をいただいたというのがあります。
高見知英
本当に盛りだしたんですね。
ぜひホームページの概要欄にもうまく記載がございますので、
そちらも見ていただければいいなと思いますし、
本当にその中から気に入ったところを見ていただければいいなと思います。
八木恵美
それぞれのインスタが一番リアルタイムで新しい情報を発信していますし、
ちょうど12月なんですけど、こまちを知るっていう講座とイベントがいくつかありまして、
実際に運営の方からですね、先ほどお話しした
ウェルカムベビープロジェクトの企業と地域の連携の事例の紹介ですとか、
パートナーさん、先ほどお話ししたボランティアで入ってくださる方との連携の実践の紹介でしたりとか、
ファンドレイジングはどうしてるんだろうとか、
あとは実際にこまちぷらすの事務局の運営、ロームなどはどうなってるんだろうかっていうのをお話しする時間が12月にいろいろありますので、
そちらもホームページの方からご覧いただければと思います。
高見知英
こちらもいろいろありますので、ぜひ自分もなるべく早めにお返ししますので、見ていただければと思います。
それでは最後の方になってもらいますけれども、
このこまちぷらす、あるいはどちらかのカフェとか、そういう形でもいいんですけれども、何か活動のキーワードを伺えてきますでしょうか。
八木恵美
私が一番中にいて思うのは、それぞれが自分らしくっていうのもテーマですし、
みんなが子育てをまちでプラスにっていうのを念頭に置きながら、それぞれの得意分野を生かして動いているというところがあります。
そうですね、あとはキーワード、ちょっと待ってくださいね、考えますね。
二言でぐらいですね。
私が一番好きなところでいいですかね。
それとあとはこのグレードっていうのがありまして、六つの支点と土台っていうのもありまして、
グレードにしたい。
そうですね、キーワード。
キーワードはですね、遠くに行きたければみんなで行く。
こないだの毎月に1回スタッフ同士のミーティングをしているんですけれども、やはりNGOらしさみたいなのが出るところで、
遠くに行きたければみんなの力を合わせて、それぞれの力を合わせて行くっていうところが、私が最近印象的だった言葉です。
高見知英
そうですね、やっぱり遠くに行くためにはみんなで行く。
それぞれがやっぱり自分らしくあるっていうのは本当に大事なところだなというふうに思いますし、
そのためには、じゃあまずはどこで人を集めようか仲間を集めようかっていうようなときに、
じゃあまずはここかなっていうところから始めるっていうのは本当に重要かなというふうに思います。
ですね。
何が起こるの?その他に何かこれを言い忘れたなとか、これ言っておかなくちゃって何かありますか?大丈夫ですか?
八木恵美
はい。
高見知英
はい。
八木恵美
で、ですね、少子化とかもあって、なかなか子育て世代が減っているというのもあるんですけれども、
その中でやっぱり必要な居場所として継続していくということを大切にしていきたいなと思います。
高見知英
ですね。
本当に必要な居場所として、すごくやっぱり居場所って言える場所化がなかなか減ってきているところはあるのかなというふうに思っていて、
職場も多様性のもと、居場所に足りないっていう人も増えていると思いますし、
じゃあ家庭はそうなのかっていうと、バリエーションとしては確かにそうなんだけど持っているとかもあると思いますし、
いろんなところで居場所って意外と足りてないっていうところがあると思うので、
そういうのが増えてくれるといいなというふうに思いますね。
それでは最後に、じゃあ一旦先に締めましょうか。
はい。
それでは今回のゲストは、こよりどうカフェの八重さんでございました。
どうもありがとうございました。
八木恵美
ありがとうございました。
高見知英
こんな感じのお場所ですね。
天井もすごく、少しカメラの都合上デカっちゃってますけども。
八木恵美
はい。
高見知英
天井もすごく特徴的で。
八木恵美
本当は空調がいらないような建物になっていまして、上が煙突になっていて、空気が抜けるようになっています。
高見知英
はい。
ひんめりって言うんですけど、あれも得意なスタッフがいて、ワークショップをやって、今は販売をしているというようになります。
八木恵美
窓にもトランスパレントっていう折り紙が貼ってあります。
あれも北欧の冬を飾る合図。
高見知英
で、そのほか本当にテーブルもすごく過ごしやすい場所になっていますので、よろしければぜひこちらに来ていただければいいなというふうに思います。
はい。
では、どうもありがとうございました。
八木恵美
ありがとうございました。
高見知英
以上が現在の認定NPO法人こまちぷらすの活動でございました。
八木恵美
Welcome Baby Projectや知らない誰かへの思いを巡らせる恩送りカードなど、こまちぷらすは誰かの役に立っているという実感をスタッフやボランティア、そして地域の人々に提供しています。