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高岡玲子
はい、じゃあさっきの質問にちょっとちゃんと戻しますね。
高見知英
はい。
高岡玲子
私は主に配信番組についてちょっと聞きたくてですね、SBCast.、それからオープンマイク。
私の会社のほうがレオラジオというちょっと地域密着型番組を細々と4周年を迎えるぐらいちょっとやってるんですけど、そういった中でもね、ちょっと共通親和性があるというか、そこら辺をちょっと聞きたいなと思っているんですが、
なんかこの台本的なものとか、ゲストを探すとか、ご苦労な点が多いと思うんですけど、一番困ってるというか、助けてほしいなとか思われているところ、課題点とかみたいなのがもしあれば教えてもらいたいなと思っております。
高見知英
そこで言うのであれば、どちらかというと本当にSBCast.よりSBC.オープンマイクのほうが大変というところで、やっぱりライブでやらなければいけない。
もちろんライブじゃなくても、どうしようもなくやっぱり収録でっていうのであれば収録でもいいんですけれども、ライブでやる、原則ライブでやるってそうでなくても、できるのであれば顔出し、カメラオンの状態で話していただくっていうようなものになる都合上、
やっぱりSBCast.よりも喋りのハードルって高くなるんですよね。
だからそういうときにどういう人にお願いをしたらいいのか。
逆にSBCast.と違ってテーマが定まっていない分、難しいところはあるなと。どんな人に声をかければいいのかなっていうところがあります。
高岡玲子
わかる気がします。私なんか出たことありましたよね、たしかオープンマイクに出させていただいたことがあるのは。あれはオープンマイクですか?
高見知英
そうでしたね。まちBizみどりとかの活動の紹介。
高岡玲子
全く喋れなかった気がするんですけど、ライブって難しいなと常々。大した打ち合わせもあんまりないまま進んでいくっていうところが難しいなとすごく感じたんですけど。
高見知英
動画になってしまうので、動画ってほぼほぼ切れないんですよね。音声であれば長い思考時間とかそういうのってバッサリ切るってできるんですけども。
動画だとどういうふうに切るにしても違和感が出るので、例えばフェードアウトをかけるとか。ということにはなるんですけど、
フェードアウトをしたらしたで音声をどうやってうまくつなげるのかっていう話になるので。
工数的なことを考えると結局一切編集はできないっていうふうに考えたほうがいいのかなって思っていて。
そうなると、お相手の方にもそういうときに緊張しないで話をできるようにするにはどうすればいいのかっていうのは非常に考えなければいけないところでありますね。
高岡玲子
ほぼ始めましてだと相手のトーク力っていうのもわからないところがあるじゃないですか。
ライブで質問してて詰まったりとか質問の意図がうまく伝わらないとか、そういう会話がうわずっちゃうみたいなところに来たときに回避するコツとかこういう工夫があるよとか。
さっきの嘘はつかないはぐらかしじゃないですけど、そういう決め台詞みたいな必殺技みたいなのとかありますか。
高見知英
必殺技ほどでもないんですけども、やっぱりおうむ返しって意外と有効なのかなって思います。
こちらの実はどちらかというと、他のラジオ番組を参考にしてるっていうところが多いんですけども、
特に兵庫県三田市で配信をしているハニーFMという、今は地域のポッドキャスト番組ということでやっているんですけども、
そちらでは本当に高齢の方から幼稚園児までいろんな方にインタビューをしているという中で、
当然やっぱり緊張して一切しゃべれないっていうお子さんがいらっしゃったり、ひたすら自分語りに陶酔してしまうお年寄りの方もいらっしゃったりする中で、
うまく話をする。話に乗っかるためにはやっぱりおうむ返しをすることによって、
それで時間を稼いでいる間に、自分の考え方をまとめるとか、自分の言ってることをこれで正しいんですよねっていうのを確認をするとか、
そういうような時間を作っているって、本当にあれのやり方すごいなって思っていますから、そこは真似していきたいなと思って常にやってます。
高岡玲子
全然しゃべれない人ってめちゃめちゃしゃべる人みたいな時があるじゃないですか。
全然しゃべらない人って、いろいろ対処、時間を潰すということに対して何かをアプローチすればいいんですけど、
すごい長い人とかって切りどころがわからないとか、私そういう場面に来る時があるんですけど、
私の場合は酔っ払ってる席が多いので、本当にバッサリ、もう後でね、みたいな感じで切っちゃうんですけど、
しらふの状態でライブの状態で、なかなかバッサリっていうのは難しいかと思うんですけど、うまく介入できる?
高見知英
そこはオンラインのいいところかもしれないです。
高見知英
特に本当に第三者目線で見ていただける方が出てくれるといいなというところですかね。
高岡玲子
はい。ありがとうございます。
じゃあもうちょっとお時間も過ぎてるんですが、せっかく2025年始まったばかりですので、
何か今年の抱負的なものあったりしますか?
高見知英
配信でですか?配信についてってことですか?
高岡玲子
そうですね。なんでもいいですよ。全然プライベートでもいいですけど。
高見知英今年のコレみたいな。
高見知英
そういう点でいえば、配信する人が増えてくれればいいなというところで。
自分は以前、SBCast.のIT関係のコミュニティの方ということで、
LISTENっていうポッドキャストプラットフォームの近藤淳也さんにお話しいただいたこともあるんですけれども、
そういう話の中でも、「もっとみんなポッドキャストやったらいいのに」っていう話をされてて、
個人的にはすごく同意するんですね。
例えば地域の課題、こんな課題があるんだよって、こういうところお金が本当に必要なんだよとか、
すごくいろんなお悩みとかって、本当にいろんな地域の場に行ってるとたくさん聞くんだけども、
「じゃあその話ってどっかにしました?」っていうと、「うん、してないな」っていう話になっちゃったりして。
じゃあなぜそれを表に出さないの?
もっと言うと、可能ならそのネタって別にオンラインでもっと日本全国駆け巡っちゃってもいいような内容なので、
じゃあそういうのってなんで発信しないの?っていうふうに思うんですよね。
じゃあその人たちがブログを書けばいいのかっていうと、
ブログはちょっとやっぱり個人を知ってる人じゃないと届かないっていうところがありますし、
じゃあ動画はどうなのっていうと、動画をその人たちがやれますかっていうと、
多分かなり難しいところはあると思う。
じゃあ音声だったらどうなのっていうと、
割とちょうどいい感じの難しさにちょうどいい感じの気楽さっていうのがあるのかなっていう感じがしてて、
どうしても何かずっと考え込んじゃったらそこの部分は切るっていうこともできますし、
あとは不用意に自分たちの行動がバレないっていうところもあるので、
例えばYouTubeの配信とかだとよくあるのが、
背景に映っている壁紙で住所がバレるとか、
学生さんだったら着てる制服で学校がバレるとか、
そういうようなこともあるし、
もっと言うと、瞳に映ってる建物で大体どの辺がバレるっていう事例もあるという話はありますし、
だからそういうふうに意図せずバレてしまうっていうことがすごく多い中、
音声がバレるって結構自分で住所を言ってしまうとか、誰かが本名を言ってしまうとか、
選挙カーが通って自分の選挙区の話をしてしまうとか、
そういうような、わりと予期できる内容以外でバレるってことはそうそうないのかなっていう気がして。
だから、配信による正体のバレを防げるっていう意味でも、
情報がより多くのところに届くっていう意味でも、まずは音声で流してみると。
それでも文章のほうがいいっていう人もいるんであれば、
例えばLISTENみたいな音声を文字起こしできるプラットフォームで配信をしてみるっていうことによって、
より多くの人に届くって何かできるんじゃないのかなっていうふうにはすごく思いますので、
やっぱりそういう意味で、配信者さん、音声で何かしゃべってみる人とか、
地域のことをお伝え、案内する人、
自分こういうこと困ってるんだよっていうようなことをしゃべる人っていうのが増えてくれるといいなとは思います。