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2022-04-12 14:55

#16 情報と雑談のベストミックスは?(KONさん編③)

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第16回は前回に引き続き、PitPaプロデューサーのKONさんがゲスト。音声コンテンツを配信する際の、「情報と雑談のベストミックス」を考えていきます。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考URL】

KONさんTwitter

https://twitter.com/konteer10

Podcast「ポッドキャストが出来るまで」設楽・野村出演回

https://open.spotify.com/episode/30XjteUOfZiFN23ORrA1DF

https://open.spotify.com/episode/67Dz5LFsZdKFm50q468bxC

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

00:01
ポッドキャスト総研。この番組は、ポッドキャストスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
志田良佑介です。
はい、ポッドキャスト総研ですね。今回もゲスト回です。
ということでですね、ピトパディレクターのKONさんに、今回もお越しいただきました。ありがとうございます。よろしくお願いします。
3回も申し訳ないです。こんな。
いやいやいや。
KONさんに今回もって、もう何回言ってるかわかんないですよ。KONさん。
確かに。KONさんに今回も。
今回も来てもらいました。ほんとに。
はい。でもテーマは、前回の最後にですね、出ましたけど。
急に盛り上がったやつ。
急に盛り上がったやつ、はい。
はい。
情報と雑談のベストミックスってことで。
はい。
で、ポッドキャストやる方って結構そこもなかなか悩ましいところだなと思っていて。
情報を100%にする。まずそもそも情報をメインにした方がいいと思うんですけど。
でもやっぱり自分なりのカラーを出していきたいじゃないですか。
はい。
だからそうするときに、どれだけパーソナルな話っていうのを入れていくかっていうところが、割と悩まれる方も多いかなと思うんですよね。
はい。
で、それで言うと、先ほどコンさんは、ご自身の番組、ポッドキャストができるまででは、末尾、一番最後に1分、2分ほど雑談をされてるってことですよね。
そうですね。もう、例えば、えーと、なんだろう、オープニング不要説みたいな回をやったんですよ。
はいはいはい。
それのときは、なんでオープニングが不要なのかっていう情報を急やって。
はい。
で、エンディングの部分でだけ、僕の質を出すみたいな感じにしたんですよ。
で、その回を聞きに来た人が聞きたいのは、なんでオープニング不要なの、私めっちゃやってるんだけど、みたいなことを気にしてる人が聞きに来てるわけだから。
そこで最初の部分で、いやオープニング不要っつったけど、じゃあ俺の最近こんな感じなんだよねって話したら、いやお前話してんじゃねえかよってなったりとか。
普通に。
オープニングあんじゃねえかよって。
そう、矛盾とかなんか、いらん話になるから、リスナーからしたらめっちゃストレスだと思うんですよ。
はいはいはい。
で、結構なんか、専門的な番組やってる人でも、なんだっけ、多分もうやってないかもしれないですけど、なんかね、スケボーの話をしてる人がいたんですけど、
ほうほうほう。
なんかすげえスケボー二人とも、なんか自分で店やってて、今なんか木がちょっと海外から輸入できないから高くなってるって話は面白かったからそこだけ覚えてるんですけど、
その話に入るまでがめちゃくちゃ長くて、一番最初は最近見た夢の話し出してこいつマジかって思って。
いやそのスケボーの話聞きたいからポチッとしたのに夢の話し出したらやばいなこいつって思って。
なるほど。
でも最後は確かにいい話したから、僕はそれはなんか気になってたから割と最後まで頑張って聞いたんですけど、順番逆だったら持ってよかったのになって思った。
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なるほどね。
夢の話しするのはラジオ業界的にマジでNGだから、するなって話なんですけど。
なんかね、聞く価値を頭に持ってこないと、本当に一口目からめっちゃ美味しいって思わせないとやっぱポッドキャストは厳しいんじゃないかって思うから。
なるほど。
だからこれ聞く理由、今回あなた方に聞いて欲しい理由はこれです。
先週話そうと思ったので全然話せなかった部分にも似てるんですけど、制作で注意してることで。
僕XYめっちゃ考えてたから、僕じゃなくてピトパはその考えがすごくて。
はいはいはい。
X、XY、X軸Y軸ってあるじゃないですか。
はいはいはいはい。
Xはなぜこの話をしますっていうテーマ設定ですね。
テーマ設定があって、じゃあなんでこの話をするのかっていうところがY軸なんですよ。
ほうほうほうほう。
で、この話をしますで、なんか誰でも知ってるような情報、Googleで出てくるような情報だったら、そのグラフで言うと下の方にある情報だから価値は低いんですよ。
この話をしますってネットにも載ってない専門家の取り下ろしの話ですだと、このポッドキャスト聞かないと聞けない話だから価値として高いんですよね。
はいはいはい。
だからそういうXY、この話をします。なぜならばこの話はこういうふうな理由があって、あなた方にとって言うべきだからですよっていうふうな考え方っていうふうのを、うちの会社は結構大事にしてるんですよね。
うーん。
なんの話でしたっけ?ごめんなさい。
その雑談というか、タイトルを聞いたときに、スケボーっていうタイトルを見たときに、いきなり夢の話をされると、やっぱりメインクラウドっていうところで。
だからスケボーの木が取れないっていう話のタイトルで聞きに行って、え、そうなんだ。気になるって思って聞きに行くじゃないですか。しかもスケボーのショップをやってる人がパーソナリティっていうのだから。
そうですね。
その人にしか話せない情報だから、いやマジでお前の夢の話どうでもいいよってなるから。
確かにな。
いや、これ結構私は今の結構ドキッとしてて。
だから。
最近のやっぱ自分の作り方は、しだらさんってやってるみんなのメンタールームって番組はそうなんですけど。
そうですね。
割とね、雑談入れちゃってるんですよ。
入れちゃってます。
冒頭に。で、何を考えたかっていうと、回数をこなしていくと、ある程度雑談を入れる、なんかその許容されるのかなっていう感じがしたんですよ。
最初の3回とかで雑談入れちゃうと、誰で王になるかなと思っていて。
最初の3回とか、まあ多分最初の5回なのか10回なのか分かんないですけど、それくらいは割と短めで、このコンテンツの価値は何かっていうのをおいしいところを見せるっていう、なんですけど。
10回過ぎたあたりくらいから、徐々に人間的なものっていうのを入れ込み始めるっていうぐらいの感覚で今までいて。
で、冒頭と末尾に雑談、多少なりとも数分間の雑談入れて、真ん中を本編、ただもちろんそれが一番長いみたいな感じで言ってたんですよ。
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なんですけど、今の話聞いて、ひょっとしたら冒頭じゃなくても、末尾に集約した方がいいかもしれないっていう。
僕は本当にオープニング不要説で、エンディングで絶対に言うべきことっていう2つのエピソードをやってるんですけど、
パーソナルな話をするのはエンディングの方が絶対いいと思ってて、その雑談するなとは言わないんですよ。
最後まで聞いてくれた人は結局もう聞くのやめるタイミングを失ってるんで。
最後まで聞きますよね、その場合は。
だからもうエンディングでパーソナルな話しちゃうと、その人が何してようが割と聞いてくれると思って。
で、毎回固定で同じエンディングの文言言ってると、あ、もうエンディングねって思ったら切られちゃうから。
だから切らせないためにもエンディングで、なんかエンディングまでなんだろう、なんかアベンジャーズとか見てるとエンドロールの途中でなんかバッていいシーン出てくるじゃないですか。
あれに近いようなもので、最後まで聞いてねっていうので、そこでしか聞けないような話を入れるみたいな考え方に近いのかなって俺は思ってて。
確かにな。
まあ1個それで言うと、オープニングってわけじゃないですけど、私冒頭で絶対この番組が何者かっていうのを説明するようにしてるんですよ。
これは絶対に大事っすね。
はい。で、これはやっぱり初見の人に対して、もう端的にこの時間くれたらどんな価値が提供できるかっていうのを返してるってことなんですよね。
そう、僕もだから自分の番組の冒頭はポッドキャストプロダクションピトパノコンですっていうので、ポッドキャスト作ってる人なんですよっていうのを一言で自己紹介してからやる。
でもなんか最近そうじゃなくても、結局聞きたい情報さえ言ってくれたら自己紹介さえいらないのかなみたいなふうに思ってて。
まあでも最初に言わなくて、その最初の1分でさまった後に言うみたいな。海外はわりとそれが多くて。
なるほどね。
なんか例えばトゥルークライムがわりとこの手法をよく使っていて、2002年何月何とかっていう街である一人の女の子が突然消えてしまいました。
ただその事件にはこういうふうな理由があります。何とかかんとか番組名言って、はい私は何とかかんとかです。今回の話はみたいなふうな作りが多いのかなって思ってるんで。
確かに。
まずはこういう今回はこれの話をしますよ、まあ何だろう番線みたいな感じでちょろっと作って番線というか何だろう。
最初に今日はこれの話です。ここが聞きどころですって言って、はい私は何とかです。今からこの話をします。
でCM入って本編行くみたいなのが海外のトゥルークライムはなんかフォーマットとしてこれが正解っぽいなっていうふうに思うっていうので。
だから情報と雑談の割合やっぱ雑談入れることによってその人の新しい一面ギャップみたいなのがあるからそれ入れるとファンになりやすいのかなって思ってて。
そうですね。そうなんだよな。だからそうですね。
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多分そのポッドキャストに何を期待されてるかっていうのでもベストミックスは変わってくるとは思うんですけど。
情報を期待されてる番組だったらあまりにも個人的な話ってノイズになっちゃうんで本当に最後にちらっと言うようなのが良くて。
で一方でカノオ姉妹の番組とかはあれ情報は誰も期待をしてなくて。
あれはもうカノオ姉妹という存在の話が聞きたいんで。
カノオ姉妹っていう超高級な存在がめっちゃジョジョ見てるじゃんっていう。私と一緒じゃん。
あのキャラ萌えなのって共感することによってこんな人でも私と共感できることがあるんだっていうことによってよりファン化が強くなってる気がするんですよ。
そうなんですよね。
あれに関しては。
ミカさんって扉開けたまま寝てるんだとかね。そういうことをやっぱり知れるわけですもんね。
だからそこのまあそうなんだろうな。やっぱあれですね。前回の話じゃないですけど自分に何が期待されてるのかっていうのを見てみましょうってことですね。
そうね。
最後そこに戻ってきちゃいましたけど。そういうことなんだろうな。
そうだから人にファンつけるか番組にファンつけるかだよね。本当に。でどっちもどっちメリットあるんですよね。
そうだなあ。
うーん。
そうだなあ。
バランス難しい。だからタイミングいいバランスとあとはでもみんなが聞き出すタイミングがバラバラなので。
はいはいはいはい。
ねえ。そこは確かにこれから聞く人も考慮しなきゃならないし。
そうなんだよなあ。そこなんですよね。
難しいところですよね。
だからねえ。
あとライバル番組がどうあるかとかにもよってくるような気もしてくるなあ。
そうですね。
なんかあんまりライバル番組ないところだったら戦い方とライバル番組やるんだったら今度は人で差別化するしかなくなる。
そうですね。そうなりますね。
例えば歴史を今やるんだったらコテンラジオにないなんかユニークな人間性で引きつけるっていう方法あるじゃないですか。
確かに確かに。
そうそうそうそう。
だからそういうこと考えるとなかなかこれ深いですね。
そうなんですね。
オープニングエンディングバランス論。
歴史やるんだったらもうなんか黒い歴史とかそういうブラックなんとかみたいな海外のああいう系のダーク歴史みたいな番組は海外当たってるのあるんで。
なるほどね。
日本はないからそう誰かやってみたらいいんじゃないって気はしますけど。
なるほどね。
確かに。
そうですよね。歴史はもう今から当てにいくってやっぱ相当大変だから。
そう。
やっぱ切れなきゃいけないですよね。テーマを少し狭めるとかね。
そう。またちょっと話飛びますけど100円で買い取った怪談話最初の1ヶ月はめちゃくちゃオープニング長かったんですよ。
怪談バイバイショットはこういうふうなことでで今回はこういう人の話をやりますで私はこういう人ですっていうのをやってたんですけど明らかにそこ飛ばされてる形跡が見えて。
ああそれは裏で数字見てるってことですか。
そう再生完了率見たときに。やっぱCM入れたときにもCMだけすげー飛ばされてるなみたいな変なポコってなってるのはあるんで。
っていうのを見てじゃああんまりもうオープニングいらないんだなって思ってだからトレーラーで言ってるからいいやっていうのでもうある程度10話目以降からはもうオープニングがっつり半分以下の時間にしてやって最終的にはもうオープニングいらないんじゃないって思って。
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もうなんかSEからもう体験者の話っていうふうなので自己紹介さえ削りましたね。
なるほど。
なんかそこはトライアンドエラーって話につながるのかなって思ってて。
これはちょっとあれですねあのしずさんと私の作り方も少しね。
変わるかもしれない。
修正してもいいかもしれないなって思いましたね。
1回でもテストしてもいいかもしれないですね。
そうですね。
だから。
いろいろ。
いきなり本編。
そう1回じゃわかんないから1ヶ月まずこれでやってみてどう数字変わるかな。4回ちょうどいいっすね。
結構4回数字取ると前回4回と今回4回で割とこんだけ数字違うんだなっていうのは今までなんか去年作った番組だとやっぱ露骨に数字違うのとか出てくるんですよ。
へえ。
なんか最初にアバンっていうかフラッシュ入れてるんですよ。なんか30秒くらいの今回の聞きどころこことここだよっていうのをやってた回のなんか残存率があんまり高くなくて80%台だったけどそれ削ってもう最初から自己紹介ともう今回この人でこういう話を聞いてきますってやったら10%くらい上がったんで。
へえ。
アバン。
アバンがいれなかった。
アバンがいれなかったなって思ったりして結局そこは自分の番組のリスナーと合ってるかっていうのをちゃんと見極めて作ったからやっぱこれいれなかったんだなっていうふうなのはだからね数字ある程度再生数あればどこで聞いたかやめたの分かるグラフはすごいいい感じになってるんであんまり再生数ないとカクカクだから見ても意味ないけどねって思うんですけど。
なるほどね。
いやいやということでこんなところですかね今日は。
いやもうちょっと話尽きないですね定期的にちょっとすいませんあのフォトキャストができるまでにも行きたいしフォトキャスト展にも来ていただいてちょっとまあこれ3ヶ月もすれば状況変わってきますからね今世の中。
確かに。
ぜひぜひなんか末永くお願いしたいなと思う。
楽しかったです。
いやほんと楽しかったです。
はいというわけであのですねまあ本当になんていうか多分このまま一晩ぐらい喋れるような感じなんですがまあちょっとこのあたりで一旦あの終わりにしたいと思いますただですねまあちょっとねすみませんさっき言った通りですね本当にあの定期的に我々もお邪魔させていただいて定期的にあのコンサーにも来ていただいてちょっとポッドキャストの最新状況をアップデートしていきたいなと思いました。
どんどん情報交換していきましょう。
ぜひぜひ。
ぜひぜひということであの前3回ですねあのお聞きいただきましてありがとうございました。そして河野さんも本当にあの貴重なトークをありがとうございました。
ありがとうございました。
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