自分の視点と他者の視点
こんにちは、さきです。7月31日、木曜日。時刻は間もなく、朝の10時になろうとしております。
はい、いやー、あっという間に7月も終わりですね。びっくりです。はい。
どんな7月をお過ごしでしょうか?お過ごしだったでしょうか?
はい、明日から8月っていうのはですね、もう本当に信じられない、それぐらいあっという間に過ぎていった7月だったなぁと思っております。
はい、今日はですね、ちょっといろいろお話ししたいことがあるんですけれども、そうですね、
人から見た自分と自分が思っている自分とは結構ズレがある、そんなテーマでお話をしてみようと思います。
はい、人から見た自分と自分自身が思っている自分には結構なズレがあるということですね。
はい、今回のお話はですね、これからフリーランスとして個人でお仕事を獲得していく、作っていくんですね。
自分の名前でお仕事をとっていく方や、会社員としてもですね、やっぱり組織の中で周りからどういうふうに見られたいかということは結構大事な要素になってくると思うんですよね。
ですので、そういったことですね、そのお仕事の中で自分自身がどういうふうに見られていたら得なんだろうと言いますか、
どういうところ、どういうイメージを持ってもらえていたら、もっと仕事がやりやすくなるとか、お仕事が獲得しやすくなるとか、
あるいはせっかくいいところを持っているのに、いまいち出せていないせいで、機械損失と言いますか、少し損しちゃってるよね、みたいなことがあるかもしれないなぁと、そんなことを思いましたので、
今回のお話もセルフブランディングになるんですかね、そういった領域にご興味のある方はお聞きいただけたらと思います。
ギャップの理解
はい、思いますと言いながら、いま外のベンチにいるんですけど、今日は本当に涼しいからか、蚊がいます。もっと暑ければですね、蚊もいなくなるんですけど、
数年前に話題になってましたよね、キンチョウル、キンチョウルと言いますか、キンチョウという会社がありますよね、
害虫除けの、それこそ蚊とか、蜂とか、アブとか、いろんなそういう虫除け系のお薬を作っている会社さんがあると思うんですけれども、
あまりにも日本の夏が酷暑になりすぎたせいで、蚊の数が減ったんですよね。
蚊の数が減ったことによって、そういったですね、キンチョウさんを代表とする虫除け対策のビジネスをしているお仕事、
ん?ちょっと待ってください、今日蚊にやられて、完全に今集中力が落ちてますね。
虫除け系の授業をされている会社さんは、のきなみ売上がダウンしたっていうのが、
ほんと何年か前にちょっと話題になっていたかなと思います。
だから逆に言うと、本来の日本の暑さって今日ぐらいだったんだと思うんですよね。
今日ぐらいでいいんじゃないかな、蚊がいるのは困りますけれども、暑さとしては過ごしやすいですね。
さて、ちょっと横道に逸れましたが、他社から見た自分と自分が思う自分のギャップっていうところですよね。
これはまさにずっと私自身が広告マンとして、あるいはブランディング会社に勤めていたブランドストラテジストとしてですね、
ずっとこう、事業会社さんを相手に取り組んでいた領域だなぁなんてことを思いました。
何かと言いますと、その事業会社さんの、例えば商品開発した人というのは、自分の商品の売りっていうのがこういうところだっていうことをすごく強く思われていることが多いんですね。
本当に我が子のようなものなので、商品というのは。
そうすると、一般のお客様が思う、いいなって思う価値ポイントと、あとはその商品開発をした人が思う、いいなって思うところがだいぶ乖離していたりするんですよね。
だから、押していくところがちょっと間違えているとか、思い入れが強いあまり、冷静にその商品のどういうところが良いのか、どういうところを訴求していったらいいのかということがわからなくなっていると、そういう事象がよく発生していました。
よく発生していると言いますか、そういう事象がやっぱり人間というものは、どうしても当事者であると客観的に物事を見ることができなくなる。
だから、第三者である広告会社とか、ブランディング会社とか、PR会社とかに、どういうふうにうちの商品、サービスを押していったらいいですか、ご相談させてください、というふうにコミュニケーション設計のプロに該注をして頼むわけですよね。
これがですね、開発した商品でもそうなのだから、自分自身ですよね、自分という商品に対して第三者視点で客観的にどういうところが推しなのかっていうのを見つけていくのは本当に難しいと思います。
なので、やっぱりメンターをつけるなり、周りに取材をしてみるなりして、私自身の印象ってどういうことですか、どんな感じですか、私の印象って、外から見た私ってどういう感じですか、私のいいところって何ですか、どういうところをもっと押していったら売れると思いますか、というふうに取材をしていくっていうのは一つ、
とても有効なことだと思うんですよね。
今日どうしてこのお話をしようと思ったかというとですね、まさに昨日のライフコーチ仲間の皆さんとのグループミーティングがそういう話題になっていきました。
フィードバックの重要性
だから、本当にですね、そうやってグループでのディスカッションでも良いですし、普段から接している人、自分自身を知ってくれている人に聞くのが一番いいかなと思うんですよね。
これが絶妙なんですけれども、私がフリーランスになった時にやったのは、かつて仕事をご一緒したことがある人に聞きに行きました。
仕事人としての私を知っている人ですね。
一度仕事をしたら、3ヶ月とか短期でもいいんですけど、一回お仕事をご一緒したら、大体のパーソナリティーって見えると思うんですよね。
この人はこういうところが強いなとか、このコミュニケーションスタイルはこの人独自の強みだなとか。
なぜこの人はお仕事で指名が取れているのかなとか、3ヶ月も関わっていたら見えてきますよね。
実際、そういう形でフィードバックをいただいた時に、結構意外だったんですよ。
佐紀さんのコミュニケーションってものすごく丁寧ですよねとか、ヒアリングがとにかく丁寧だとか、そういうことを言っていただけて、自分の中では当たり前のことをしている。
プロジェクトに必要なことを聞きたいから、そしたらこういう質問をしておいた方がいいよねっていう感じでやっているだけだったことが、
本当に聞いていくと皆さんヒアリングがとても丁寧って言っていただけるので、なるほどなと思ったりですとか、
あとは関係構築がすごく丁寧っていうのも言っていただきましたね。
本当に広告業界にいた時は、最新の話題の流行りのネタっていうものを組み合わせて派手なことをやろうぜっていう、そういう提案スタイルの人もいたんですけど、
だから見ててわかるんですよ。今この人の中で、同じプランナー仲間だとしても、この人の中で、
この、例えばキャラクターがブームなんだなとかですね、見ていると、どこに行ってもその案を出しているみたいな、それを押していく。
自分がこれがやりたい、これを押したいって思った時に、人物でもそうですね、このプロデューサーを勝たせたいとか、
この人は本当にすごい人だって思った人を勝たせたいとか、その人と一緒に仕事をしたいがために、クライアントへの提案に全部無理くりにでもねじ込むスタイルの人とかいました。
私はそういうことは一切ないんですね。逆にそういった流行り者への興味というものが、
もう本当に昔から、子供の頃から全くなくてですね、どちらかというと普遍的なものに興味があるんですよね。
本当に1000年、2000年も前から、例えばその、最近の若者はっていうことを人類は言ってるんだなとか、
人間の本能って、都会的な格好をして済まして過ごしてるけど、結局動物なんだなとか、そういうことにすごく興味があるので、
話題のネタとか、そういうものを推しでいくことってなくて、
結構そうですね、やっぱり人間関係をベースにプランナーのお仕事を構築していくっていうスタイルをとっていました。
それが、そういうスタイルをとる人が、佐紀さんが卒業されてから新しい人も入社をされているけれども、
佐紀さんのスタイル、コミュニケーションスタイルでお仕事をしている人は、今、うちの会社にはいませんと。
だから、それはすごく武器になると思います、というふうに言っていただけたりとか。
自己の強みの発見
そういう形でですね、意外と自分はまだまだだって思ってるけど、そこはつよつよだよとか、
自分は当たり前だと思っていたけど、すごく丁寧だと思われているとか、
自分にはそういった流行りに乗っかるみたいな、ミーハーシンとかがなくてダメだと思っていたけど、
そういうものに乗っからずに、人間関係の構築というところだけで丁寧にやっていくみたいなスタイルはすごく独自性がありますよ、というふうに言っていただけたりとか。
というですね、弱点と思っていたものが強みだったり、自分には足りないと思っていたけど、
別のところで、別のスタイルで受けているということがですね、結構あるんですよね。
だから、そこですよね。
そういうことを見つけて、いっぱい聞くといいと思うんですよね。
たくさんの人に聞いて、確信を強めていく。
自分の中で、自分が受けているのってこういうことなんだな、という確信度合いを深めていって、
じゃあそれが一番生きる、例えば営業の仕方とか、
それこそ関係構築の仕方ってどういうことかな、というふうに次の戦略が立てられるようになっていく。
あるいは、見せ方とか、やらなくていいこともクリアになっていきますよね。
私はミーハー心が全くないので、ミーハーな人にならなきゃと思って、義務感からですね、結構いろんなものに手出しをしていました。
全然テレビを見ないのに、一応広告業界に入ったからテレビがあった方がいいかな、という感じでテレビを購入したりとか。
それは、媒体特性を知っておくために、ミーハー云々抜きにしてテレビは持っておいた方がいいとは思うんですけど、
それはテレビというメディアがどういう特性を持つのか、そういう学習をするために必要。
ただ、そこで何が流行っているかまでは、ミーハーな人にミーハーなジャンルは任せておいた方が絶対間違いがない。
だから、そこは私が担当する領域じゃないな、という割り切りですよね。割り切りができるようになってくる。
ブランディング会社の時によく言っていたのは、なぜコンセプトを決めるのか。
それはコンセプトでもステートメントでも何でも良いのですが、
どうして最初に言葉を決めるのか、自分たちは何者である、誰に何をなぜ届けるのかという整理にこんなにも時間をかけるのか。
それは届けたい相手に届けたい印象を届けるという精度を上げていくためということもありますし、
逆に自分たちらしくないことをしないで済む、そのための指針にもなるんですよ、というお話をしていました。
やらなくていいことが明確になる。これですね、結構ミソだと思います。
どうしてもやらなくてもいいことに、つい自分もこれをやれた方がいいのかな、というふうに周りを見て焦って手出しをしてしまうんですけど、
そうするとせっかくの良さが済まってしまったりとか、注意力が散漫になるとか、
いわゆるらしくない振る舞いになってしまうとか、そういったことが生じてくるんですよね。
だから、らしさを定める、ブランドの思想定義をしていくということは、
つまり、ブランドらしくないことをしないで済むようになるというですね、そういう点もあるのかなと思います。
他者の視点を借りる
はい、いかがだったでしょうか、今回のお話ですね。
何か自分のセルフブランディングというところだったりとか、
どういうことを売りにして、自分という商品をこれから売っていくのか、
そんなことで悩んでいる方にとって何かヒントになれば幸いです。
はい、方法としては、ごめんなさい、まず前提としては、
自分が思っている自分と他者から見た自分というのは違う。
強い弱いもそうですし、何が推しポイントで、
何が別段そこまで推しじゃないのかということも結構ずれているので、
第三者の視点を借りるということが大事ですという前提がまずあります。
第三者と自分とのずれがあるので、
じゃあどうしたら自分という商品の良さというものを認識できるかといったら、
第三者に取材を重ねていくことです。
その第三者というのはどういう人が良いかといえば、
できれば一緒に仕事をしたことがある人、
3ヶ月ぐらい密着に関わったことがある人であれば、
あなたの仕事のスタイル、能力、パーソナリティというものを一通り知ってくれているはずなので、
そういう人に聞いてみるのが良いと思います。
それをやることによって何を出して何を出さないのか、
何を伸ばして何をやらないとするのか、
そういうことが決められるようになっていきますよと、そんなお話でした。
はい、いかがだったでしょうか。
今回のお話、ここまで聞いてくださった方は、いいねをお願いします。
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それでは本日も最後までお聞きいただきありがとうございます。