社会不適合とフリーランス
こんにちは、さきです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はですね、数日ぶりにカフェに来ることができました。
はい、で、外ベンチでお話をしているんですが、ちょっとノイズキャンセリングをですね、オンにしてみたんですけど、どうなんでしょうか。
はい、セミの大合唱がですね、都内もしております。はい、今日もちょっとですね、屋外でお話をしてみようかと思います。
はい、今日のテーマはですね、社会不適合に見える部分って、実は武器になるんじゃないか、そんなテーマでお話をしてみたいと思います。
はい、初めましての方もこんにちは。さきと申します。私は会社員として約10年ほど働いた後、昨年の夏にフリーランスに転身をしました。
きっかけは勤務先企業の事業縮小、準備期間ほぼなしでフリーランスに転身をし、脱サラをした直後は、コミュニケーションプランナーとして代理店企業様から業務委託案件を受ける形で政権を立て、
最近はフリーランスのライフコーチとして活動を開始しております。
はい、というところでですね、フリーランスになるということにあたって、昨年の夏、いろんな方にお会いしましたし、今もですね、活動内容を変更していくっていうところであったりとか、
最近ですね、ちょっと数ヶ月間何もせずにプラプラするっていうですね、長い夏休みっていうのをやってみたので、そこからですね、また働いていくぞと、しかも内容も変えていくぞというところで、いろんな方にお会いしているんですけれども、
結構ですね、かつてお世話になった会社の社長さんだったりとか、役員クラスの方々であるとか、あとはですね、元クライアントさんですよね。
そういった方々が、本当に昨年、フリーになって1年以上経つので、2年前とかにお仕事をしたような方から、本当にですね、10年前、まだまだ私が右も左も分からないペーペーだった頃に、
かわいがってくださっていたような元クライアントさんまで、いろいろな方にお会いできているんですよね。
1、2年前ならいざしらず、5年、10年経つと、さすがに忘れ去られているかなと思ったりもしたんですけれども、意外と皆さん、懐かしいですねという形でお会いしていただけたりするので、
なんで覚えてくださっているんだろうなということをお聞きしてみたんですよ。そうするとですね、やっぱり何か印象に残っているというふうに言っていただけることが多いんですね。
逆にですね、全然印象に残っていない人というのも、正直いますよという話はお聞きするんですよ。
なので、この印象に残るというのは一つ武器だなということをですね、本当に最近思うそんな日々です。
この印象というのは、ポジティブでもネガティブでも何でもいいんですけれども、何らか引っかかりがあるよね。
何かデコボコしているところがあるよねという、そういう面白さが印象というものになっていくんじゃないかなということを思ったんですよ。
はい、ということで今日のテーマですね。
実は社会不適合だよねって言われるような、ともするとネガティブに見える部分も実は立派な個性であり、
誰かとお会いするとき、誰かとお仕事をするときの武器になるんじゃないか、そんなことを思ったんですね。
ということで、今日のお話はですね、自分ってどうにもこうにもスマートじゃないんだよなとか、
いわゆるエリートだったりとか、すんなり会社や社会に馴染むことっていうのがそんなに得意ではないかもしれないなという人、
あるいはちょっと自分ってポンコツな部分あるよねって思っている人、
そんな人にとっては何か希望だったりとかヒントになるお話になるんじゃないかなと思っております。
印象に残る個性
はい、ちょっと今ヘリが通ったのでさすがに中断をしていました。
なんで社会不適合者っていうですね、強い言葉を使ったかというと、
私、学生時代によく言われてたんですよ、社会不適合者だよねっていうふうに学友から言われたりですね、
ゼロか100かしかないの、やめたほうがいいよみたいな、周りが疲れちゃうよ、自分も疲れるでしょうみたいなことだったりとか、
そういうかなり揺れがあるタイプだったんですよね。
やっぱり社会に出るとなると、ゼロか100かとか尖ってる部分があるけどものすごいポンコツな部分があるっていう人よりかは、
一定、大体いつもアベレージ80くらいは安定して出せますっていう人のほうが重宝されるのかなと思ったりしました。
そんなふうに思っていた時期もあって、80とか無理だから20から30くらいのテンションで行こうみたいな形でやっていた時期もあるんですけれども、
ただですね、これ完全に揺らぎとかポンコツ具合とか尖りってなくすことってできないんだなって思ったんですよ。
できないんだなって思いましたし、むしろ揺れ具合を心配してくれたりとか、面白がってくれたりとか、
そこに共鳴してそれがつながりのフックになるとか、そういうことが最近起きているんですね。
なので、全然その部分は個性として生かす道はあるんじゃないかなっていうことを思いました。
逆にですね、無理してデコボコをなくしていくっていうことをするとどうなるかっていうと、印象に残らないと思うんですよ。
印象に残らない、引っかかりがない。
引っかかりっていうのはデコボコがあるから引っかかるんだなと思っていて、
ツルッと表面を滑らかにすると何にも引っかからないので、毒にも薬にもならないみたいなことになっちゃって、
もったいないんじゃないかななんてことを思いました。
転職活動の経験
思いましたし、本当にデコボコしている人間が、あるいはものすごい波がある人間がフラットにできるかって言われたら、
多分できないです。
できない。
私自身の経験で言うとですね、20代前半の頃ですね、転職活動をしていたことがありました。
私自身ですね、3回転職をして、4社経験をしてフリーランスになって、今1年以上経っているところなんですけれども、
上手くいった転職と上手くいかなかった、あるいはもう自分から辞退した転職ってあったんですよ。
その時の違いでいくと、自分のデコボコを面白がってくれた会社さんとはものすごく長くお付き合いができましたし、
今もフリーランスになった今もですね、辞めてから3年以上経つんですけれども、
久々の再会で繋がりが持てたりとか、実際にお仕事をいただけるとか、
お仕事の発注者ではないけれども、いわゆる経営陣の方々と会食に行ったりとか、がっつりお話をしたりとか、
そういう関係性になれているんですよね。
でも逆に、平準化しようとした時ですね、どうなったかというと、
身体にガタがきましたし、心もどんどん全部灰色に見える世界が、みたいなことになってきましたし、
分かりやすく言うと、転職活動でですね、20代前半の頃に思ったことがあって、
どこからお話ししようかな。
私、新卒で入った会社を3ヶ月で辞めてるんですね。
今だったらそこまで珍しくないかもしれないんですが、
当時、2012年とかだったと思うんですけれども、
今から10年以上前に新卒で入った会社を3ヶ月以内で辞めてる人ってあんまりいなかったんですよ。
少なくとも自分の身の回りには誰もそんな人いなくて、
結構バカにされましたし、結構足元見られたなっていうのが印象としてあります。
転職活動をするってなった時に、
あるエージェントさんが、とある代理店さんとの採用面接の場に同席をしてくださったんですけれども、
その時にですね、すごく生意気って言われたんですよ。
確か、社員数100人、200人、もしかすると300人規模ぐらいの代理店さんに応募をしたんですけれども、
お話をしているうちに、自分が求人票を見て雇用仕事かなって思っていた、
自分の目指す方向性とどうやら実態が違うようだっていうことが会話の中で分かってきたんですね。
多分部長、課長さんと部長さんくらいのクラスの方とお話をしていて、
すごく代理店の採用担当の方も丁寧に、
ちょっと勘違いしているかもしれない、うちの仕事って実はこういう側面が大きいから、
ずれてるかもしれないねっていうふうに、すごく正直ベースで言ってくださったんですよね。
その時に、残念だなっていう顔を多分したんだと思うんですよ。
でも面接ってそういう場じゃないですか。
会うか会わないかを事前にできる範囲で回収していくとか、
お互いに擦り合わせていくっていうことなので、全然ネガティブなことではないと思ったんですよね。
でも若かった私は、ちょっとそうなんだ、残念っていう顔を、
多分あからさまにしちゃったんだと思うんですよ。
喋り方もこういう形だったんですけれども、
同席をされていたエージェントの方から言われたのが、
面接中につまらなさそうな顔をしないでくださいっていうふうに指摘をされました。
あとは喋り方に、語尾にですね、
何々なんですね、何々なんですよっていう、
ねとかよとかつける喋り方は、ちょっと生意気だと捉えかねない、
捉われかねないので、
この一時面接だったのかな、部長さんクラスの面接は通過になりましたが、
社風との不一致
次最終面接、社長さんの前ではそういう生意気な喋り方はしないでくださいね、
っていうことをアドバイスいただいたんですよ。
で、その時私がどうしたかっていうと、
分かりました、じゃあ今回はご縁がなかったということで、
社長面接は辞退しますっていうふうに言ったんですね。
これ今でも正解だったなと思っていまして、
なんでかっていうと、たった1時間程度の面接で漏れた癖を
毎日抑え続けるのは無理だなっていうふうに思いましたし、
何々なんですよねっていう喋り方を生意気だっていうふうに捉えるような感覚の人たちと
自分とは多分合わないだろうなっていうふうに感じたんですよ。
それ以前にそもそも業務内容もちょっとイメージと違ったっていうのがあるんですけど、
でもそういう感覚や感性ってどうしようもない部分があると思うんですよ。
スキルとかって後から業務を通じて身につけることができるんですけど、
個性を生かす
何が嫌だって感じるとか、何を甲斐不甲斐と感じるっていうことって、
後からどうこうできることではあんまりないかなって思ったんですね。
なので、その生意気とかつまらなそうな顔は本当に申し訳なかったと思います。
それは申し訳なかったなと。
実は、実を言うと途中から面接官の方が顎をいじる癖があって、
ケツ顎っていうんですか、くにゅって顎をつまんで、
ハリウッドの方とかでありますよね、イケメン俳優さんの顎。
まあいいや、それをやる癖があったので、面白い癖だなと思って、
そっちに注目してしまってたりしました。
これは確かに若気のイタリでした。
なんですけれども、そういうふうにそこって思ったんですよ。
そこって思ったので、ちょっと社風が合わないかなと思いました。
そのままの喋り方のまま、別の会社に行きました。
結果的に、やっぱり面白がっていただけたんですよね。
3ヶ月で辞めたとか、もう全然先方は気にしていなくて、
むしろ私の方から実を言うと、1社目3ヶ月で辞めたんですって言ったら、
本当だねってその時にさらっと流されるぐらいだったりとか、
離職期間も半年以上あって、
なんですけど、そういうこともあるよね、ぐらいの感じでしたし、
非常に楽しくお話をして、
本当に面接官の方の娘さんのお話とか聞いていたりとか、
あとなんだっけな、何のお話してたんだろう、
実はすごく尊敬する先輩がいて、
そういう人とお仕事をしたいと思っているから、
今こういう案件を注力してやってるんだよね、みたいなお話を
別の方から聞いたりとか、
そういうわきあいあいとしたお話ができる会社さんもあって、
結果的にそこは長く在籍できたんですよね。
っていうのがあったので、
環境大事って思いましたね。
環境が大事だし、
社会不適合って思われるような、
感情の揺れとか、
生意気って思われたりとか、
何でしょうね、
えいやーって本当にずっぱしれるときと、
なんでそんなところで落とし穴に引っかかってるの?
っていうぐらいポンコツなときとあっても、
それを面白いね、個性だねとか、
しょうがないなって言いながらフォローし合ってくれるとか、
それも味だよねとか、
そういうところが佐紀さんにもあって、
安心しましたよとか言ってくれるような、
そういう相手って絶対にいるんですよね。
いました。
なので、
何かですね、
集団に完全に溶け込めないなとか、
なんかデコボコがあるから直さなきゃいけないなとか、
そういうことをもし思っているんだとしたら、
何でしょうね、
ポジティブかネガティブだとか、
正解か不正解かとか、
役に立つのかポンコツなのかって、
全部環境次第だなって思ったんですよね。
環境によっては、
まるで役に立たなかったスキルが、
ものすごい強い武器になる、
価値になるっていうことが起こりうるし、
その逆だって起きるじゃないですか。
なので、無理に丸く削るとか、
自分の個性を押し殺すのではなく、
出す場所と抑える場所を選べばいいんだな、
ということを思いました。
なので、ちょっとまとめると、
デコボコした部分ですよね。
デコボコした部分、どうしようもなく尖ってる部分、
あるいはポンコツな部分、
なんか社会不適合者なの?って言われるぐらい、
どうしようもない部分っていうのも、
覚えてもらえる理由になる。
そして、それを隠すよりも、
生かせる場所で伸ばしちゃった方が、
ずっと楽だし、自分自身もハッピーだし、
周りもハッピーだなと、
そんなことを思いました。
なぜならば、隠すっていうことに労力を割いてしまうと、
いいところを伸ばす体力、
リソースが残らなくなってしまう。
でも、それはもういいんだっていう形で、
そっちに構わずに、
いいところを伸ばしていけば、
周りも得られる価値が、
メリットが、
ずっとずっと大きくなるからですね。
そんなことを思いました。
いかがだったでしょうか。
本日のお話、
何かヒントにしていただけたら、
とっても嬉しく思います。
それでは本日も最後までお聞きいただき、
ありがとうございました。
また別の配信でお会いしましょう。
最後まで聞いた方は、いいねをお願いします。
ありがとうございました。