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こんにちは、さきです。
今日は、リアルで人と会うということについて、前回に続いてですね、ちょっとお話をしていきたいと思います。
その中でもですね、リアルで人と会うことの何がいいのかというところで、
前回は、得られる情報量が圧倒的に多いですよというお話と、
そもそも移動するということ自体に価値がありますよというお話をしていきました。
今回はですね、余白があるみたいなことをちらっと前回言っていたんですけれども、
そこにですね、触れそびれていたなと思ったので、そこのお話をしていきたいと思います。
余白というのは雑談みたいなことですね、遊びの部分みたいなものがリアルだと発生するというお話で、
この遊びの部分、余白の部分というのがすごく大事ですね。
ビジネスとか人との関わりにおいて、遊びの部分がある。
そもそもビジネスというもの自体が、人が人のために何かをするということなので、
人と人との関係、関わりということになってくるかなと思うんですけれども、
これがですね、すごく大事なんですね。
私は今、フリーランスとして活動をしているんですけれども、
もともと会社員として広告業界にですね、長く10年ほどですかね、在籍をしていました。
広告製作会社に7年半と、後は後半2年近くはブランディングエージェンシーというところに在籍をしていて、
コミュニケーションプランナーというお仕事をしていました。
後はもう2社ぐらいですね、経験をしていたんですけど、
ちょっと多分カタカナばっかりで、よくわからない、得体の知れないお仕事をしてたんだなという印象はあるかもしれないんですけれども、
広告会社だとちょっとイメージをしやすいかなと思うので、ちょっとそこでのお話をしていきますね。
広告製作会社というとテレビCMだったりとか新聞広告だったりとか、
いわゆる広告というものを作っていくクリエイティブの会社、デザイン会社みたいなところにいたんですけれども、
そこでいわゆるそういったマス広告以外にも、本当にいろいろなものを作っていたんですね。
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例えば企業さんの、今3月なので、3月過ぎちゃいましたかね。
新卒採用の時期って結構大きな企業さんは、新卒の方を取るために新卒の方向けに特設サイト、公式サイト上に特設ページを作ったりとか、
パンフレットを合同説明会に置くとか、いわゆる採用ツールの制作とか、そういうお仕事もしていたりしたんですけれども、
新卒採用サイトとかパンフレットを見たことがある方はイメージしていただきやすいかなと思うんですが、
わが社はこういう会社でこういう先輩が働いているんですよ、みたいな。
1日の先輩社員の生活というか働き方はこんな感じです、というようなことを結構載っていると思うんですね。
社長さんとかお偉いさんの方の一言みたいなものが載っていたりとかすると思います。
そういうものを制作物に落とし込んでいくにあたっては、現場への取材というものが必要になってくるんですね。
動画の撮影であったり写真の撮影であったりもそうですけれども、どういう1日を過ごされているんですかとか、
どういう思いでこの会社を経営されていて、どういう新卒の方に入社してほしいですかとか、
どういうカルチャーを持った会社さんなんですかとか、そういうことを取材しに行くわけです。
広告会社ですと、そういう取材は基本的に言葉を担当するコピーライターと言われる人たちがメインで担当するということが多いんですね。
プランナーである自分も同席することはあったんですけれども、
メインで取材、インタビュアーを務めるコピーライターの先輩方が、みんな口を揃えて言っていたのが、
会議室でボイスレコーダーをセットして、よろしくお願いしますという形で2時間お話を聞いていったりするんですけど、
そこでのお話ももちろん大事なんだが、実を言うとその後とか、その合間にちょっと休憩します、お疲れ様ですと言って、
タバコを吸いに行くと、タバコを吸われる方、最近減っては来ているかもしれないんですけれども、
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お互いにその企業のクライアントの方とコピーライターさんが喫煙者だった場合、
ふらっと喫煙所に立ち寄って、先ほどはどうもみたいなところでタバコを1本吸っている間に雑談が発生するんですね。
そういう時に意外といい話が出てくるんだよね、ということを何人もの方から聞いていました。
これがリアルで対面することによって生まれる遊びの部分、余白の部分、雑談というところがあって、
本当に取材でもそうですし、例えば広告宣伝物のキャッチコピーを考えている時とか、
企業のスローガンを考えている時とかも、ポロッといい言葉が出てきたりするっていうのは言っていました。
この言葉、キーワードだな、みたいなこととか、本当にこれそのままコピーになるな、みたいなワンフレーズがポロッと出てくるのが、
実は雑談のシーン、広告会社の現場だと喫煙所が多いなというお話だったんですけど、
リアルであっているからこそ、ちょっと休憩でちょっとオフでというふうになって、
ふっと緩んだタイミングで出てくる大事な話にアプローチできるというのがリアルのオフラインの良さですね。
オンラインだとどうしてもこの雑談、余白というのが発生しにくいんですね。
1対1の会話だったら、電話と似たような形なので、お仕事の打ち合わせでもですね、ちょっと最近どう?みたいな雑談が入ることもあるんですけど、
これが複数に集まった場合になるとみんな画面越しになるので、
どうしても目的に沿った、今日の議題、アジェンダはこうだから、これに沿ってお話をしていきましょう。
1時間の枠の中で最初の10分はこのお話をして、次にこのお話をして、この1時間の中でこれとこれとこれは決めきりましょうみたいなことで、
完全に目的に沿って時間、スケジュールに沿ってやっていくタイムスケジュールがあるので、
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どうしてもその余白の部分、遊びの部分というのが生まれにくいですね。
なんか場がちょっと固まっているから温めようかなみたいな形で、
意図的に誰かが少しそれたお話をするみたいなそういうことはあれど、
やっぱり現場の空気感みたいなものは伝わらないので、相手がどういう状況にいてお話しているのかみたいなのが見えづらいので、
どうしてもポロッと出てくる何か深いところにアクセスする一言とか、
それをもっと掘っていったら面白いねというきっかけになるような個人的なお話というのがどうしても出てきにくいし、
お相手さんからしても出しにくいですよね。やっぱり関係ない話しちゃってもいいのかなみたいなのが、
どうしてもそういう気遣いというものも多分あるので、出てきにくい状況なんですね。
なのでリアルで人と会うということですね。それはすごく大事だよというお話でした。
それは余白というものがあるからだというところですね。
すいません今ちょっとアラームが、私の方で今日ちょっとアポがあるので早起きしようと思って、
いつもとは違う8時にアラームをかけていてちょっとそれが鳴ってしまいました。
余談ですね。余談なんですけれども、昔々読んだ本にですね、仕事というのは4たす5は10というエピソードがあったんですよ。
いや4たす5は9、9やっていうふうに主人公が返すんですけど、
その主人公のおじいちゃんが4たす5イコール9だと四国になってしまうと。
これはつらい。1という遊びっていうものを足すと4たす5は10。
遊びっていう1っていうのが仕事には大事なんだよっていうお話を、
おじいちゃんが魔王にするみたいなシーンがですね、昔読んだ小説にあったんですね。
多分20年以上前の本なんですけどすごく印象に残る言葉で、なんかそれだなというふうに今回思いましたね。
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主語句はやっぱつらいですね。主語かれる仕事みたいな、主語句のも主語かれるのもしんどいですけど、
仕事においてですね、1の遊びの部分、人間関係もそうですよね。遊びの部分、余白の部分っていうものが大事だなというふうに思いますので、
遊びっていう部分ですね、余白っていうものを持ってビジネスをする、お仕事をする、人との関係を築いていく、行動をしていくというところですね。
意識していきたいなというふうに思います。
今回のお話がですね、何か聞いてくださったあなたのヒントになったらとてもうれしく思います。
はい、こういうお話をまたしていけたらと思っておりますので、ぜひですね、いいねやフォローしてお待ちいただけると嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。またねー。