フリーランスとしての内面との向き合い
こんにちは、さきです。
今日は、トラウマは親だけじゃない、そんなデーマでお話をしてみたいと思います。
初めましての方も、こんにちは。さきと申します。
私は会社員として、約10年ほど広告業界で働いた後、昨年の夏にフリーランスに転身をしました。
きっかけは、勤務先企業の事業縮小、事実上の解散ということで脱サラをし、
準備期間ほぼなしでフリーランスに転身。
フリーランスになった直後は、コミュニケーションプランナーとして、
代理店企業様から業務委託案件をいただく形で生計を立て、
現在はフリーランスのライフコーチとして活動をしております。
はい、ということで今日のテーマ、トラウマは親だけじゃないんですね、と。
はい、そんなお話になるんですけれども、
今日このテーマをお話ししようと思ったきっかけというのはですね、
私と同じく個人事業主として働いている方からのご相談というところがきっかけとなりました。
はい、個人事業でビジネスをやることとトラウマっていうことが何の関係があるの?
って思うかもしれないんですけれども、
そうですね、フリーランスになって1年経ってみて思うのはですね、
本当に個人事業の世界っていうのは内面と向き合う、そんなことの連続だなって思うんですね。
内面と向き合う、自分と向き合うことの連続。
はい、これいかがでしょうか。
すでにフリーランスになっている方、個人で事業を始めている方はうんうんって思っていただけるかと思います。
はい、実際ですね、会社員として4社経験してきた後にフリーランスになった身として思うのは、
会社員の時ってですね、すごく強制力が働いていたんですね。
強制力が働いていた。
だから、良くも悪くも自分の意思とは無関係にやらなければいけないこと、やるべきことっていうタスクが降ってきたと思います。
会社としての目標、組織としての目標、部としての目標、それらがあるので、
それにのっとって個人の目標というのも立てられて、それに即してやっていくっていうですね、
ある種、自分の内面とは向き合わなくて済んだと言いますか。
そうですよね。大事なのは自分が属している会社、組織がどの方向性に行きたいかであり、
その行きたい方向性に力添えができる乗組員ですよね。
会社という他人が作ってくれた船ですよね。
大きな船に乗務員として、船員として乗せていただくのであるので、
こっちに行きたくないとか言っていられないですよね。
こっちに行くぞっていう風にオーナーが決めた、その目標を達成する、
そこにお力添えをしていくっていうのが会社員として働くということであるので、
自分は本当はどちらの方向に行きたいんだろうかとか、
自分がやりたいのって船を漕ぐっていうことだったんだっけとか思われたら、
会社としても困るわけですよね。そこに疑問を挟んだりとか、
それと違うからこの仕事はやりたくないっていうのは通用しない。
見張り番なら見張り番、掃除なら掃除、食事を作る人なら食事を作る人、
船を漕ぐ人なら船を漕ぐ人っていう風にそれぞれ船の中で与えられた役割を全うする。
そこに疑問を差し込まないっていうのが、いわゆる会社員という強制力のある働き方でした。
でもですね、フリーランス、個人ビジネスの世界っていうのは、
この強制力っていうのが一切働かない。
どこを目指すのか、どのルートで目指すのか、自分は何の仕事をやるのか、
全て自分の裁量ですね。
全部自分で決めていかなければいけないし、全て自分で決められる。
で、そうなってくると自分はどっちに行きたいんだろう?
それは何でなんだろう?
何が達成されたら幸せを感じるんだろう?
模倣とトラウマの影響
どうしたら自分は走り続けられるんだろう?っていうですね、
本当に自分の内面と向き合っていく必要があるんですよね。
で、走れなくなっちゃったってなる時ももちろんあるんですけれども、
走れなくなったとか、満足のいくパフォーマンスができなくなるっていうのは、結構死活問題ですよね。
というのはやっぱり会社員と違って、
会社員の場合は多少パフォーマンスが下がったとしても、
大きな船の乗組員なので怪我しちゃうこともあるよね。
多少パフォーマンスが下がることもあるよね。
でも、俺たちがいるからっていう形で乗組員同士で助け合えますし、
一人がパフォーマンスが落ちたとしても、船自体は進んでいけるので良かったんですが、
個人で、フリーでやっていくってなると、
自分のパフォーマンスがそのまま売上げに直結しますし、
次のお仕事が頂けるかに直結していくので、
自分が納得いくパフォーマンスができること、
それができるコンディションを保ち続けること、
もちろんクライアントさんにご満足いただけるようなことをやり続けるためには、
自分の内側と向き合って向き合って、
自分をなるべく気持ちよく動かしてあげる。
なるべく走り続けられるようにしてあげるっていう必要があるので、
本当に自分との向き合いになっていくなと思います。
前置きがだいぶ長くなったんですけれども、
今回のご相談はですね、
すごく個人のビジネスで売れっ子の方からのご相談でした。
もうですね、売れっ子も売れっ子で、売れすぎちゃってですね、
逆に周りから模倣されてしまうっていうことですね。
それがお悩みでした。
すごいですよね。
いわゆるインフルエンサーって言われる部類の人になるかなと思うんですけれども、
いろいろやっぱり自分のスタイルっていうものを、
その人は自分なりにゼロから編み出していってるわけですよね。
でもそれをその後から来た人に模倣されてしまう。
そこにリスペクトが感じられたらいいんですけれども、
そうじゃなくて、自分が苦労して苦労して編み出したものを
あっという間に模倣されて、
しかもその模倣してきた人の方が
ちょっと自分よりも注目されてる時があったりすると、
本当に心がざわつくみたいな話をしてたんですよ。
で、何でしょうね。
その方からそういうご相談だったり悩みをお聞きするのは、
実は初めてのことではなくて、
その相談者さんもまたこの話ですみませんって言ってたんですね。
年単位で悩まされていると。
そういうお話でした。
そうですね。
そんなに長いんですかということで、
なんでそんなにも何回も何回も悩まされてしまうんでしょうね
っていうお話をしていったんですよ。
全然気にしなくていいですよと。
正直、相談者さんのユニーク性っていうものは、
後から来た人に模倣されるほど素晴らしいっていうことであるし、
結局2番センジ3番センジでしかない。
あなたが確立したものとか、あなたの価値っていうものは
模倣されたとて、あなたにファンがついているので、
全然あなたのファンが去っていくとか、
あなたの取り分が減るとか、
そういうことではないんですよっていうことは
前々からお伝えしていたんですけれども、
本当に何回も悩まされるっていうお話だったんですよね。
どうしてこんなにも囚われてしまうのかと。
そこに囚われてしまうんだろうねっていうところでいくと、
もしかして過去のトラウマがあるかもしれないと思ったと。
そういうお話だったんですよ。
その方は私よりも全然個人ビジネスを始めて歴が長いんですね。
私はまだ1年ようやく経ったところですけれども、
どれくらいかな、2年、3年はやってらっしゃるかなと思うんですが、
そうやって今までも何か心がざわつくなとか、
ここでちょっとへこんじゃって前に進めないなっていう
つっかかりはあったんだと。
それに向き合うべくトラウマにアプローチするっていうワークを
自分お一人でされたそうなんですよ。
すごいなって思いましたけど、
本当にいろいろ書き出していって、
過去の親とのあれこれっていうのを泣きながら書き出して、
自分なりに分析をして、
そしたら結構執着が手放せて、
どうでもよくなった。
なんだけど、ある人物から必要に模倣されたりとか、
コンタクトも向こうから来たりすると。
自分から視界に入れないようにしたとしても、
向こうから来るとか、アルゴリズム的にお勧めされるとか、
自分の意思とは無関係に情報が入ってきちゃう。
また心がざわつく。
なんでそんなに繰り返し起きるんだろうって思って、
職場での人間関係の影響
思ったんだけど別に過去を掘ってみても見つからなかったっていうんですよ。
その親との関係とか何にも関係なかったっていう話でした。
でも、トラウマって親子関係じゃなくて、
大人になってからの人間関係でも作られることってあるんですよね。
今回のお話はですね、
結果から言うと、
今回のお話はですね、その方が何年も前に
勤めていた会社でパワハラを受けたことがあったと。
そのパワハラをしてきた上司とのやり取りと告示してたんですよね。
あれ俺詐欺とか言いますよね。
あれ俺がやったんだっていう風に
部下とか後輩の手柄をかっさらっていくような人を
あれ俺詐欺って言うんですけれども、
そういう風にコツコツと泥臭くやってきたところから
いいところだけ美味しいところだけかっさらわれていくだったりとか、
密室で圧をかけられるとか、
そういったことと構造が酷似しているなっていう話になっていたんですよね。
で、そういうところなんじゃないですかっていう風に言ったら、
あ、そうかもっていうお話になって、
その時に言われたのがですね、
トラウマって親との関係だけじゃないんですねって言われたんですよ。
そう、そうなんですよ。
これ私意外だなって思ったんですけど、
もしかするとトラウマとか過去の自分を癒すって言った時に
インナーチャイルドがどうっていう言葉から
親子限定のこととして思っている方多いかもしれないんですけれども、
やっぱりですね、何かお仕事でつまづく時に、
それって親子関係から来る内面の課題っていうのは、
確かに割合的には多いと思うのですが、
やはり会社員として長く戦ってきた人ですよね。
にとっては会社という組織の中で働く中で身につけてきた
武器とか思い込みとか傷とか、
傷による思い込みですよね。
自分を守るみたいなところがあるので、
トラウマとその影響
そこもですね、実は何か引っかかる原因だったりとか、
心乱される原因になっている可能性はあるんじゃないかなと思いますね。
私自身もですね、そういったそのご学習ですよね。
社会に出て何社も経験していく中で、
やっぱり手痛い目にあったりとかはしました。
そうした時にまたあの痛みを味わうのは嫌だなって思ったりとか、
それこそ自分の領域が侵されるみたいなことってすごく嫌なので、
アラートが出るんですよね。
アラートっていうのがザワッとしたりとか、
ザワッとしますね。ザワッとしたりとか、
取られる前に守らねばとか、やられる前に何とかしなきゃ、
みたいなことだったりとかするかなって思っていて。
でもですね、あの時の自分と今の自分は違うでしょっていうことですね。
あの時はこれは自分自身もマイコーチから言っていただいたことだし、
今回のご相談者さんにもお伝えしたんですけれども、
あの時のあなたと今のあなた。
あの時、訳もわからず傷つけられてしまったりとか、
へこまされてしまったりとか痛い目を見たかもしれない。
それは事実としてあるんだけど、
でも、じゃあ今のあなたってあの時のあなたとは違いますよねと。
確実にパワーアップしてるはずだから。
だからいつまでもあの時の傷を引きずらずに、
今だったら対応できるっていうですね、
そういうふうに上書きしていっちゃえばいいんだなっていうことですね。
そういったことをお伝えさせていただきました。
実際にですね、被害が出ていないケースって多々あるんですよ。
なんかざわってして、つい過剰に反応したりするんですけれども、
冷静に見てまだ被害出てないなとか、
あとはむしろ養分にしちゃってるパターンもありますね。
なんだという感じで、こんなのにやられてなるものかみたいな感じで、
新しいですね、独自スタイルを編み出していっちゃったりする人もいるんですよね。
今回の相談者さんはそのタイプだったので、
ざわざわはするかもしれないし、してもいいけど、
被害を被るどころかどんどんパワーアップされてたんですよね。
そのパワーアップするための踏み台にしちゃえばいいっていうお話になったんですよ。
これはもう人によってケースバイケースなんですけど、
多分ですね、もう大丈夫ってなったときに、
その人は消えるんじゃないかなって思いますね。
そうですね、ということで今回ですね、
トラウマっていうところでお話をしてみました。
トラウマなんだろうな、
もう一つお話しすると、
その方とはですね、今までどちらかというとゴリッゴリのビジネスのお話をしてました。
サービスの設計ですね、内容をどうしていったらいいかとか、
価格ですよね、価格ってどうつけたらいいかとか、
そういうお話をですね、過去にしてきたんですけれども、
今回みたいなそのトラウマの話とか、
こういう内面のお話っていうのもコーチングだと取り扱ってもらえるんですか?
取り扱うんですか?って聞かれたのかな?
そう、そうなんですよね。
これは人によってなんですけど、私は取り扱いますよっていう風にお伝えをさせていただきました。
それは何でしょうね、
何だろう、私自身のお仕事っていうものですね、
最近何なんだろうなって考えてたんですけど、
人のお話を聞いて、その人が前に動く、
本来全然動いていける人、
みんな何か持っているはずなんですよね、
何か持っていて自分なりに動いていけるはずなのに、
何かが原因で動き出せなくなっている。
それが何でしょうね、
例えば自分のサービスだったり、自分の強みだったり、
自分のセールスするものが何なのかっていうことに対する解像度が荒いからという原因で動き出せないのであれば、
解像度を高めるお手伝いをするし、
そうじゃなくて、何か知らないけれどもずっと心がザワザワするようなことがあって、
それが原因で手が止まってしまう。
手が止まってしまうことがあると。
そういうことなのであればそっちにタッチをするしっていう形で、
何か特に決めてないんですよね。
その時に必要だと判断した関わりをしていっているっていう感じなので、
全然その内面のお話もしてくださって結構ですよって言ったら、
そうなんだっていうふうにおっしゃっていただいたんですけど、
私にできることであればやりたいなって思いますし、
全部が全部解決できるかって言ったらわからないんですけど、
何かやっぱりお話ししたいって思ったことには何らかの理由があると思いますし、
そうやって私にお話をしてくれることでまた何か違う視点が得られたとか、
よし、これでこの鎖をぶっちぎって動いていけますっていうふうに言われた時の、
あの爽快感っていうのは本当に素敵ですよね。
本当に素晴らしいなと思うので。
そうですね。
そういったお話もタッチしていくんじゃないかなと思います。
はい、いかがだったでしょうか。
今日のお話ですね。
何かご自身でビジネスだったりとか、
自分個人で稼いでいくっていうことをやっている時に、
何か毎回毎回ぶち当たる壁があるなとか、
何だか知らないけれども何度も何度も起きる、
同じところで突っかかるなとか、またこれ?またここ?みたいなことですよね。
が、繰り返し繰り返し訪れるエラーやアクシデントというか、
何でしょうね、エンカウントしてしまうことがあるのであれば、
それって何かを伝えてくれようとしているんだなって思うんですよね。
それは何かですね、過去に引っかかっていることがあって、
それを解消すれば水に流せることかもしれないし、
あるいは痛みを伴うけど養分にしちまえくらいのですね、
毒が薬にもなるっていう感じでやっていくフェーズなのかもしれないし、
それはケースバイケースだなって思うんですけど、
一つそういった思いもよらないところに実は引っかかりがあるっていうことはあり得ますと。
そしてそのトラウマっていうのは確かに親子関係がよく注目されるんだけれども、
30代40代と歳を重ねていたらやっぱり親もと離れて社会に出ている時間も長いので、
全然ですね、親以外の原因だってあり得るよとそんな話でした。
自己反省と成長
はい、いかがだったでしょうか。
今日のお話ですね、何か自分を振り返る中でですね、
ヒントにしていただけたら嬉しいなと思います。
はい、そしてここまで聞いてくださった方は、
いいねをいただけると大変嬉しく思います。
はい、それではまた別の配信でお会いしましょう。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
サキでした。