秋の養生の重要性
4歳と2歳の子育てをしながら、会社員として働くバーママ、薬膳インストラクターの2です。
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皆さん今日も元気にお過ごしですか?
今日は、秋の養生、薬膳的に見た秋のおすすめ食材についてお話をしたいと思います。
秋はね、白い食材がいいよっていう風に言ってるんですけど、
今日はね、もうちょっと深掘りして、こんな時はこんな食材がいいよっていう話までできたらいいなと思っています。
最近ね、ちょっと私の住む愛知県でも涼しいなって感じる時が増えてきたんですね。
毎朝公園行ってるんですけど、今日公園行った時に、やっぱり日差しが強いと暑いんですけど、
前も同じ話したかもしれない、自転車で行ってるんですけど、当たる風が冷たいんですよね。
これね、ちょっと前に話したかもしれないんですけど、さらに今日はいつもよりもっと涼しくなったなって感じました。
なので、徐々にですけど、秋に近づいてきているんだなっていう風に感じました。
潤いを与える食材
薬膳でより健康を保つ秘訣により健康を保つ秘訣っていう風にも言われているんですけど、
じゃあそんな涼しくなってきた頃、どんな食材を選べばいいのかというと、
まず一番に秋の特徴から見ていくと、まず乾燥なんですね。秋といえば乾燥の季節です。
五行理論で、蛇気も5つに分けられるんですけど、秋は金魚に属するんですが、
この金魚の蛇気は草蛇って言って乾燥の蛇気なんですね。
っていうことは、乾燥が秋に体に悪い影響を与えることが多いよっていうことを意味しています。
なので対策としては、潤いを補給してくれる食材を選んでいくっていうのが大事になってきます。
例えば人参とか、あと夏野菜なので体が冷やすんですけど、
トマトとかきゅうりとか、あとは大根とか豆腐とかね、
あとリンゴは本当に秋にぴったりというか、秋といえばリンゴみたいな旬ですよね。
こういう食材が潤いを与えてくれるので、これから乾燥してくる時期に向けても食べていきたい食材になってきます。
特にちょっとまだ暑さが残っているので、トマト、きゅうりとか、あと豆腐とかですね、豆腐も体冷やしてくれるんですけど、
そういう食材もとてもおすすめです。
潤いを与えるのも大事なんですけど、実は血を補うっていうのも秋に大事なポイントになってくるんですよね。
薬膳では神血導元っていう言葉があって、この潤いと血っていうのは相互関係にあるっていう考え方があるんですよね。
だから乾燥すると血が少なくなるし、血が不足すると乾燥もするみたいな、そんな考え方があります。
で、潤いを補うといえば酸寒下品っていう言葉があるんですけど、甘味と酸味の組み合わせは潤いを生み出すっていう風に考えるんですね。
だからフルーツとかって酸味と甘味が兼ね備えているものがほとんどなんですけど、そういうのが実はこの秋にぴったりになってきます。
あとは乾燥によって肺も弱りやすくなってくるんですよね。
なので肺をケアしていくっていうことが大事になってきます。
薬膳だともちろん潤いを与える食材は間接的に肺をケアしてくれるんですけど、純肺っていって肺をケアしてくれるっていう効能の名前があるんですよね。
こういうのは肺を潤してくれて咳を沈めたりとか、痰を吐き出しやすくしてくれたりします。
どんな食材があるかっていうと、レンコンとか山芋とか、かぼちゃね、最近私よく食べますね。かぼちゃズッキーニ、水菜春菊とかがあります。
この辺が潤いを与えつつ肺も潤してくれるので、すごく秋におすすめになってきます。
風邪予防と食材選び
あとはね、気を補うっていうのも大事になってきて、肺の気を補うっていうことがイコールで肺の働きをよくしてくれるっていう意味になってくるので、
例えばお米も実はおすすめですし、あと山芋さっきも出てきましたね。山芋とかエリンギとか鮭とかもろへいやしめじとかこの辺もおすすめです。
特に秋ってキノコが結構出てくると思うんですけど、キノコは元気の補給にもすごく優れた食材なので、この時期キノコおすすめです。
私ね、キノコがすごい苦手なんですよね。だからキノコが食べられないのがちょっと残念なんですけど、キノコが食べられる方はぜひキノコを食べてください。
あとは気温の変化が激しい季節でもあるので、秋の前半は温巣っていって暑いんですよね。だけど冬になってくると寒くなってくるんですよね。
だから秋の前半は体を冷ましつつ後半は体を温める。もちろん季節だけじゃなくて、自分の体調とも見ていかないといけないんですけど、そういうふうに分けたりもします。
そして肺が弱ってくると、肺が乾燥すると肺が弱ってくるので、これから秋冬と乾燥してきて肺が弱って、要するに風邪がひきやすくなるっていう時期にもなってきます。
なんでかって言うと肺は、愛器っていうバリア機能を全身に送り届けているんですけど、肺が弱くなるともちろんバリア機能も全身に配置できないことが増えてきて、
ジャギが入ってきてしまうっていう、そして風邪をひくっていうことになってしまうんですけど、風邪の予防として薬膳ではゲヒョウっていう効能を持った食材があって、
これは辛みで汗を出して、ジャギを取り払ってくれるっていう働きになります。
だからちょっとね、肥大氷にジャギがついて風邪ひきそうだなっていう時に、このゲヒョウっていう食べ物でピッと散らすみたいな、そんなイメージですね。
あとは中に入ってきてしまったものも外に出してくれる。出すように頑張るっていうような働きもあるので、こういうのも食べていくといいかなと思います。
このゲヒョウっていうのは心温と心涼っていうのがあって、辛みで発散するっていうのは一緒なんですけど、温めながら発散するか、冷ましながら発散するかっていうのがあって、
例えば寒気とか、関節痛とか肩こりとか、冷えによる風邪ですね。布団かぶっても寒いみたいな、そういう時の風邪は生姜、ネギ、青ネギ、シソとかがおすすめです。
逆にパッと高熱が出たりとか、喉が痛いとか炎症とか、こういうのは熱の風邪になるんですけど、そういう時はオレガノとかタイム、カモミール、ミントとかレモンバームとかそういうものがおすすめになってきます。
最後にプラスアルファとして咳を止める食材もあるんですね。やっぱり肺が弱ってしまうと咳が出やすくなってしまうので、この秋とか冬は咳が出やすい季節でもあります。
特にうちの娘は喘息になってくるので、喘息だと乾燥する時期って本当に肺が弱りやすくて喘息になりやすかったりするので、こういう咳を止める食材もうまく取り入れていきたいなと思っています。
生姜とかニンニクとかかぼちゃ酒、オリーブオイルとか、蜂蜜とか落花生、アーモンドとか、この辺が咳を止めてくれるので、肺を潤してくれる純肺の効能を持つものとか、潤いを与える寿院とか、そういうのと組み合わせてとるといいかなっていう風に思います。
うちの子はかぼちゃが苦手なんですよね。かぼちゃって温めてくれるし、元気も補ってくれるし、肺もケアしてくれるので、実は秋の初めとかめちゃめちゃおすすめ。秋の後半でもいいんですけど、旬は夏なんですけどね。夏から秋なんですけど、かぼちゃすごくいいんですが、うちの子はかぼちゃが嫌いで、この間生地にカルゾーネを作ったんですよ。
カルゾーネの生地にかぼちゃを結構な量入れて、粉よりもかぼちゃ入れたみたいな。中はチーズとソーセージ入れたんですけど、食べてほしくてとりあえず。焼いたらめっちゃ美味しかったみたいで、かぼちゃ食べてくれたんですよ。
今のところ私の中のレパートリーとしては、このカルゾーネ。また作ってって言われたので作ろうと思ってます。このカルゾーネと、あとカレー。かぼちゃカレーにすると食べてくれます。これは毎年そうなので、今年も作りたいなと思っているんですけど、かぼちゃってわかると嫌みたいなんですね。
だけどカレーってオレンジじゃないですか。かぼちゃもオレンジなんですよ。だからこれかぼちゃの色じゃなくて、カレーの色だよみたいな感じ。騙すみたいな感じにはなるんですけど、そうすると結構食べてくれることがあるので、今年もこのかぼちゃのカレー作りたいなと思っています。
そんな感じで季節に合わせて食材を選ぶっていうことが、やっぱり身体も自然界の一部っていう風に考えるので、自然に合わせて身体を寄り添わせていくみたいな感じですかね。食材で。
昔の人は本当に今みたいにハウス栽培とか冷凍とかそういうのがなかった時代は、今この土地で食べたものを食べていたんですよね。
それと同じように今の生活でもなるべくそれに近づけていくっていうことが薬膳ではすごく大事っていう風に考えているので、私も冷凍食品とか使うときもあるんですけど、なるべく日本で採れたもので季節の旬で採れたもの。そういうものを採っていくっていうだけでも全然違ってくると思うので、私も心がけていきたいと思います。
はい、それでは今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。今日も一日頑張りましょう。