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おはようございます。愛知県の自宅とオンラインで30代から始める薬膳料理教室を開いている薬膳インストラクターの2です。
このチャンネルは、365日朝から元気な体を作るためのプチ健康情報を薬膳の知恵をまじめながらゆるっとお話ししていくチャンネルです。
今日のタイトルは、薬膳ってなに?っていうところなんですけど、薬膳って聞くと皆さんどんなイメージがありますか?
薬膳って結構私の周りの人に聞いてみても、やっぱり火鍋とかお粥とか漢方薬、クコの実とかそういう特殊なイメージを持つ方がすごく多いんですよ。
で、私も実際薬膳学ぶまでそうでした。
でも薬膳の定義って、季節とか体調、症状に合わせて食材を選んだご飯なんですね。
だから例えば、皆さん自然にやってるかもしれないんですけど、今日は寒いから生姜を食べようとか。
だから今日は冷えたからお味噌汁に生姜を入れようとか、これだけでも実は薬膳というふうに言えます。
じゃあ生姜以外に何か思いつくかなって言われると、以前の私は思いつかなかったですね。
で、それを薬膳のベースには中国の伝統医学、すっごく古い医学なんですけどの考え方がベースにあって、それに沿っていって食材を選んでいくっていうのが薬膳です。
で、全部の食材にそれぞれ働きがあるんですよね。
例えば生姜は温めるなんですけど、トマトは冷やす。
キャベツは胃腸を整える。キャベジンとかありますよね。
じゃがいもは元気をチャージする。
もちろんその食材でそれだけの働きじゃないんですけど、そういうふうに今の季節とか自分に合わせた食材を選ぶということで、
体のバランスを整えて健康を保っていけるっていうふうに考えます。
例えばもうすぐ梅雨なんですけど、梅雨になると外がジメジメしてきて、体の中もスポンジのように水気を吸ってしまうんですね。
そうすると体が重くなったり、むくみが出てきたりするんですけど、そういう時はなんか除湿というか離尿作用のある食材を取りましょうとか、
そういうふうに食材を選んでいくのが薬膳です。
学ぶのは少しだけ時間もかかってしまうんですけど、一度学べば一生ものの健康が手に入る手段だと私は思っています。
考え方とか日々の健康づくりに役立つ情報をこれからポッドキャストで配信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは今日も一日元気に頑張りましょう。