生姜の出版と役割
おはようございます。5歳と2歳の子育てをしながら会社員として働くバーママ、薬膳インストラクターの2です。
毎日のご飯や過ごし方でちょっと楽になるようなヒントをお届けできたら嬉しいです。
皆さん今日も元気にお過ごしですか?
今月、私が初めて出版したキンドル本のダウンロード期限、無料のダウンロード期限が12月の16日の火曜日までとなっています。
明日ですかね。明日までとなっているので、こちらの本がゆるく整う私の養生100ということで
今まで私が発信してきた薬膳のコラム、食事だけじゃなくて体のこととかっていうのをいくつかのカテゴリーに分けて100個コラムを作りました。
そのまま初めてのキンドル本の出版となるんですけど、そちらが今無料でダウンロードできるので、ぜひ年末年始の読み物として、ぜひダウンロードして読んでいただけたら嬉しいと思います。
概要欄にキンドル本の無料ダウンロードの事前登録じゃなくて、事前登録じゃないですね。
ダウンロードURLを貼っておきます。
ぜひダウンロードしてください。
今日は冷え性に生姜逆効果、生姜の正しい使い方という話をしたいと思います。
生姜っていうのは結構漢方食材としても薬膳食材としても冷えを取るで有名ですよね。
冷え性の人は結構生姜を食べましょうみたいな、生姜で温かつみたいな本も結構並んでいるので、
生姜は冷えを取るで有名だよっていうのは知っている方がすっごく多いと思います。
なんですけど、実はこの生姜の使い方っていうのはちゃんと気をつけなきゃいけない部分があります。
実は最近私もこれ知ったんですけど、血流が整う食べ方っていう本を今読み終わりました最近。
この本はシリーズ本されていて、血流がすべて整う…血流がすべて解決するか。
血流がすべて解決する、血流が整う暮らしみたいな感じの…ごめんなさい。
ちょっとはっきりしたタイトル覚えてないんですけど、これ3つのシリーズ本なんですね。
それの最後の食べ方編を今回読み終わったわけなんですよ。
そこに書いてあった生姜の使い方っていうのが衝撃で、実はもしかしたら薬膳学んでる方には常識かもしれないんですけど、
そちらについてちょっとお話をしたいと思います。
生姜の歴史っていうとすごく古くて、4000年以上前から香辛料として使われてきて、
中国では昔の文献では、毎食生姜を食べるっていうことが進められてきたっていう記憶もあるそうです。
日本に伝わった時は薬として伝わったようで、江戸時代あたりから普通に食用としても使われるようになった食材なので、やっぱり根本は薬なんだなっていうふうに思いました。
この生姜の使い方を気を付けた方がいいよっていうのはどういうところかっていうと、
生姜を生で食べると乾燥させたものを食べると、あと蒸してから乾燥させたものを食べるっていうのでは、
小薬として名前がちょっと変わってきて効能も変わってくるそうです。
薬膳でもね、生の食材は体を冷やすし、煮る蒸すとか焼くとかでどんどん体温める力が強くなっていくよっていう、そういう考え方もあるんですけど、
生姜もそういう考え方があって、生と乾燥と蒸してから乾燥させたものっていうのでは名前も変わってくるんですね。
これを栄養学的にも実はわかっていて、生だとジンゲロールっていう成分が加熱することによって、
生姜オールっていうのに変化するっていうのが栄養学的な根拠、理由として挙げられています。
栄養学はあんまりちょっとわからないんですけど、この生姜オールめっちゃ効くなっていう風に思いました。
ジンゲロールはあんまり私聞いたことないんですけど。
この生の生姜のジンゲロールは何かっていうと、ピリッとした感じとかスッとした感じがあって、
食欲を増進させたりとか、増加させたりとか、あと殺菌効果があるので、食中毒予防とかにも効果的だったり、
あとは弱った胃腸を一時的に強くするためにはすごく効果的っていうような効能を持っています。
このジンゲロールですね。
で、よく薬膳では風邪の初期症状には生姜が良いっていう風によく言われているんですけど、
これは生の生姜が持っているこの邪気を発散させる働きを利用しているんですね。
なので薬膳で言うと氷症っていって、表に邪気がいる状態は風邪の初期症状、鼻水とかくしゃみとか鼻詰まりとかね、
なんかそういう症状が出てくるんですけど、おかんとか。
で、そういう初期症状には寒い風ですね。鼻水がサラサラだったりとか、くしゃみがいっぱい出るとか、
そういう寒い風の初期症状の時にこの生姜がすごく使われます。
なんですけど、実はこの邪気を発散する働き、真音毛瓢とも言うんですけど、
これはジンゲロールの方が強い、ジンゲロールが強いので、
実はそういう時は生の生姜を摂るべきだっていう風に書かれていて、
あ、そうなんだって思って、ちょっと知らなくて恥ずかしいんですけど、知らなかったんですよね。
だけどね、毎日生の生姜を食べてしまうと、この真音毛瓢の効果が強い生姜なので、薬でも使われるくらい強いので、
体の体表から発汗させて、体の表面についている邪気っていうのをピッと散らすっていう働きなんですね、これは。
邪気が発散されるので、長期的に摂り続けてしまうと、体の体表から発汗させるためにやっぱり体温を発汗させて出すっていう、
熱を出す、熱と一緒にちょっと出て行ってしまうので、やっぱり冷え性が悪化してしまう。
体の中心の体温が奪われてしまって、冷え性が悪化してしまいます。
だけど一方で加熱した生姜は、生姜オールっていう成分が多く含まれるようになる。
栄養学的には。この生姜オールっていうのは、体を中心部からじんわりと温める働きが強いそうです。
なので、これは長く使っていくことで胃腸の働きを高めて冷え性を改善していくっていう効果が強くなります。
胃腸を温めて働きを良くするのは健康的な、健康の土台、胃腸は健康の土台っていう風に薬膳では考えるんですけど、
漢方の処方では胃腸を温めて働きを良くするだけでもかなりの不調が軽減することができるので、
処方では加熱した生姜がよく使われるそうです。
これは実際にも実験でも明らかになっているそうなんですけど、
健康的な取り入れ方
加熱した生姜を含む漢方薬というのを飲むと胃腸の血流を改善させて、
冷えを根本から解決するということにつながっているらしいです。
なので使い分けとしては、風邪の初期症状、
寒い、ゾクッと来たら生の生姜がおすすめ。
生の生姜が効くんですね。
あとは一時的に食欲がないなとか、そういう時の改善にはすごくいいんですけど、
慢性的に胃腸が弱っているなとか、ずっと冷え性だなみたいな、
そういう方は加熱した生姜がおすすめです。
加熱するのはもちろん鍋とかに入れて、味噌汁に入れて加熱するとかでもいいんですけど、
私この間インスタグラムのリールで投稿したんですけど、
私はスライスして蒸して乾燥させてみました。
すりおろした生姜って冷凍すると栄養成分、現代栄養学的には
結構栄養損失が大きいそうなんですよね。
この間スレッツで流れてきて、それを見たら他の人の投稿もいっぱい出てきて、
ああそうなんだと思って、そこはちょっと知らなかったので、
ちょっと注意しなきゃなと思ってて、今までずっと私切って冷凍してたんですよ。
でも乾燥させると日持ちするようになるので、それを常温で保存して、
たぶん1年くらい持つのかな?カリカリになれば。
なのでこれを紅茶に入れて飲むっていうのがすごくいい。
紅茶も体温めてくれるのでね。
あとは鍋に入れてそれを加熱するとかでもいいかなという風に思います。
そんな感じでね、この薬としてもすっごい優秀な漢方薬にも使われる生姜。
これはちょっと上手に使わない手はないなという風に思いますので、
今日紹介させてもらいました。
本当にこの本、血流が全て整う食べ方、めちゃくちゃ学びが多かったです。
めっちゃおすすめなので、ちょっと本のURLも貼っておきたいと思います。
今年こそ、2026年こそちょっと土台から整えたいなっていう方は、
本当に食べ方の決定版みたいな。
でも私も知らないことがいっぱいあったんですよ。
私、逆転の講座を受けてた時に、中級の時ですね。
先生が例えば、菊花は頭ののぼせを下げるから上の方に効くんですよねみたいな。
緑茶とかもいいですよとか、そういう話を聞くんですけど、
そういうのって本に書いてないんですよね。
その生姜は生がどうだとか加熱がどうだとか、そこまで深く書いてある本ってあんまりなくて。
で、私先生にそういう情報って食材帳には載ってないんですけど、
っていう風に聞いたことがあって。
そしたら言い伝えって言ってました。
私もこれ先生から聞いたんですよねとか言っていたので、
多分私はいろんな本を読むことで、
たまたま今回別に生姜のことを調べてたわけじゃないのに、
生姜ってこういう風に使い分けるんだよっていうことがわかったので、
こういうことをちょっとずつインプットしていくしかないんだろうなっていう風に感じています。
はい、なのでなんか新しい気づきとかがあったらまたラジオの方でお話ししたいと思います。
まあね、やっぱり健康について薬膳って本当に一生学んでも学びきれないっていう風に前の先生も言ってたし、
今回の先生もそうやって言ってました。
なので、なんか学び始めると本当に一生終わらない学びになって、
それがねすごい趣味になって楽しいんだよっていう話をしていました。
私も薬膳好きなのでこうやって一個ずつ、
なんか一気に食材全部を覚えようとしたら難しいんですけど、
一個ずつこういう特徴があるんだなっていう風に楽しみながら、
本を読んだりして学んだりして、
自分の生活とか取り入れていきたいなという風に思っています。
今日の話がね参考になればすごく嬉しいなと思います。
はい、それでは今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今日もゆるっと一日過ごしていきましょう。