1. BOOTUP RADIO
  2. #4 Founder Market Fit:自分に..
2023-06-14 31:51

#4 Founder Market Fit:自分に適した事業領域の見つけ方 起業家の3タイプとバランスの重要性

お便りは⁠⁠こちら

エンジェル投資家/起業家の橋田一秀と起業準備中の伊藤拓真がお送りするポッドキャストです。

スタートアップを立ち上げる上での疑問や、起業に関するトピックを取り上げ、シード起業家や起業家予備軍に役立つ情報をお届けする番組です。


今日は事業自体と創業者の特性が合っているかというテーマ、いわゆるFounder Market Fitについて話しています。

サマリー

橋田さんはファウンダーマーケットフィットの重要性について話しました。自分のタイプを理解し、事業領域を見つけること、他人の意見に耳を傾けること、継続できる意志を持つことが重要だと述べられています。興味深いアイディアを試し、成長したらそれを進めるのが良いという感じですね。

00:08
BOOTUP RADIO 起業準備中の伊藤拓磨です。この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、スタートアップを立ち上げる上での疑問や、起業に関するトピックを取り上げ、シード起業家や起業界別群の方に役立つ情報をお届けする番組です。
橋田さん、おはようございます。
おはようございます。
ということで、第5回目も…ん?4回目も始まりました。
4回目。
失礼しました。はい。
4回目ですよ。
はい。
僕、昨日、名古屋に行ってきまして、エンジェル投資家が集まるイベントみたいなのがあってですね、起業家の方…要はエンジェル投資家向けのピッチイベント、起業家のピッチイベントがあって、それに行ってきたんですけど、
これ2ヶ月に1回やってるやつらしくて、初めて呼ばれて行ってきたんですけど、すごく熱量が高くて良かったんですね。
で、ある方から、橋田さん、お久しぶりですねと。
はい。
ポッドキャスト聞いてますって言われました。
やっぱり聞いてる方いるんですね。
はい。
まあ多分名前出していいと思うんですけど、セブンの山本さん。
山本さん。
伊藤さんもすごくお世話になった方だと思うんですけど。
はい。
山本さん、大阪でスタートアップのエンジェルコミュニティみたいなのやってるみたいで、それの関係で呼ばれていたみたいです。
それって何人ぐらいいたりするんですか、その名古屋の。
えーっと、エンジェルの人が20人ぐらいいて、ピッチする企業化は4人ですね。
4社ピッチして、エンジェルが20人ぐらいいるって感じ。
まあそれ以外の人もちょろちょろっといるんですけど、全部で30人ぐらいかな、の集まりがありまして。
これ何か2ヶ月に1回やってて、もう14回やってるらしいんですよ。
2ヶ月に1回14回。お、結構続いてますね。
結構すごくないですか。
はい。
結構すごくないですか、そう。
なんかすごいね、やっぱ。
対面で、まあオンライン配信も同時にやってたんですけど、対面でやっててすごく熱量があって、素晴らしい回だったなと思ってるんですけど。
はい、そこでもリスナーの方がいらっしゃってですね、なかなか。
どういう感じなんですか?恥ずかしい?
恥ずかしかったりするんですか?
いや、嬉しいですけど、ちょっとなんか面倒向かって言われるとちょっと恥ずかしい感じの気持ちにもなりますよね。
いや、嬉しいんですよ。めちゃめちゃ嬉しいんです。
せっかく配信してるんで、まあ聞いてもらえる人がいないと意味ないんで。
まあそうですよね。
やってるんですけど。
はい。
ということで。
はい。
ちょっと今日のテーマいきましょうか。
ファウンダーマーケットフィットの重要性
はい。じゃあ本題に移っていきます。今日のテーマはですね、起業家に適したアイディア。
まあなんかその、ファウンダーマーケットフィットみたいな言葉もあると思うんですけれども、
これから起業される方であったりとか、ちょっとピボットしようかなとか思っている方とかに向けて、
事業領域に対する考え方みたいなところを今日はお聞きしていけたらいいかなと思っています。
はい。
このテーマをちょっと取り扱いたいなと思った理由としては、
3月から橋田さんの投資面談とかも同席していく中で、
起業家に適した事業なのかみたいな部分ですごく大切みたいなアドバイスを橋田さんもよくされるかなと思っていたりとか、
あとは自分自身これからサンフランシスコでスタートアップをしていこうという中で、
どういう風に考えていくかみたいな、自分自身も聞きたいテーマだったりしたので、
今回はこのテーマで話していけたらなと思っています。
はい。
まず、ざっくりファウンダーマーケットフィットとかそういうことに対して、
橋田さんがざっくりどう思うのかみたいなところとか、なんで大切だと思うのかみたいなところをお聞きしたいです。
ファウンダーマーケットフィットって、スタートアップを創業する時にたまに言われることなんですけど、
要はファウンダーとマーケットがフィットしていることが大事だよねっていう話で、
ファウンダー、つまり創業者と狙っている市場、それに付随するプロダクトがちゃんと合ってるんだっけ、
その適性が合ってるんだっけっていうところが非常に重要な論点になることがあります。
で、これなんでファウンダーマーケットフィットが重要かっていう話で言うと、
結局、こういう考え方もあると思うんですよ。
要は、別に事業を当てればなんでもええやんけみたいな考え方もあると思うし、
実際に成長する会社を作れていたら、それはそれで正解なのかもなと思うこともあるんですが、
一方で、自分に合った事業をやってないと、どうしても飽きちゃったり疲れちゃったりすると思うんですよ。
これは過去のいろんな企業の方見てても、そうだなって思う部分はやっぱりあるんですよね。
これ別に昔から言われてた、ファウンダーマーケットフィットって昔からある話だと思うんですけど、
まあ、そうだよねっていうふうにいろんな事例を見て思っています。
例えば飽きちゃうとかっていうのは、
すごいわかりやすい例で言うと、
よくある例で言うと、これ儲かるからやってみようって始めるんだけど、
例えばトレンドに乗ってるもの、最近だったらAIとか、ちょっと前だったらクリプトウェブ3とか、
そういう、別に流行りに乗る事自体は悪い事じゃないんだけど、
じゃあ乗っかって、ずっとAIかける何々の会社をやっていったところで自分は幸せになれるのかっていうテーマなんですよね。
それが本当に自分がやり続けられるのかとか、やりたい事なんか見てる事なんかみたいなとこっていうのは結構考えた方が良くて、
例えば業界バーティカルのSaaSとかやろうと思った時に、その業界について詳しいか詳しくないかみたいな、
伊藤さんの例もそうかもしれないですね。学生上がりの企業家の伊藤さん、社会人経験のない伊藤さんが、
法人向けに売らなきゃいけないサービス、しかも専門的な領域、専門的な知識とかが必要なサービスをやろうと思った時に、
やっぱりそれって、自分でその領域の会社で働いたことがないとか、それからユーザーのことが、もちろんヒアリングするとかってすごい大事なことなんですけど、
ただ、僕よく業界のインサイダーって言い方するんですけど、インサイダー、中にいる人じゃないケースは本当に大丈夫なのかなって思うことが多いですね。
なのでまとめると、本人の特性とかやりたいことっていう面と、それからご自身のやってきたことの両面からフィットしてるんだっけ、
今からやろうとしている事業は本当にあなたにフィットしているんでしたっけっていうテーマを企業家自身がよく考えるということがすごく大事なんじゃないかなっていうのがまず全体感ですね。
ありがとうございます。
起業家のタイプ
企業家のタイプみたいな、自分のタイプがこうで領域とかその事業がこうでフィットするみたいなのって、まず事業も考えるのもあると思うんですけど、
自分自身を理解するとか、自分がどういうタイプなのかみたいなところも大事かなというふうに思うんですけど、
柱さんがいろんな企業家の方のピッチとか、企業家の方、人自身を見てきた中で、企業家にはどういうタイプがあったりしますか。
タイプみたいな話で言うと、僕もよくこのフレームワークというか使ってるんですけど、
昔、インキュベートファンドの和田さんが言ってたんですけど、なんか、創業する時に大体企業家のタイプ3つに分かれますと、
1つ目がビジョンドリブンな企業家、2つ目がマーケットドリブンな企業家、3つ目がプロダクトドリブンな企業家。
大きくこの3つだよねみたいな話がありますと、それぞれもうちょっと細かく言うと、ビジョンドリブンっていうのは、
こういう世界作りたいです、みたいな。教育で世界を変えたいですとか、そういうやつね。それ分かりやすいので言うと。そういうタイプ、そういうのが先行するタイプ。
2つ目のマーケットドリブンっていうのは、まさにこの市場はすごく伸びそうで良いと思う。だから参入します、みたいなタイプ。
3つ目がプロダクト、こういうプロダクトあったら良いよね、とか。3つ目は、マークザッカーバーグとかFacebook始めた時って、
別になんか、崇高なビジョンがあったわけでもなく、なんだろう、すげえマーケットがあったわけでもないんだけど、学生寮でFacebookみたいなプロダクト。
ハーバードじゃないや、どこだっけ。あそこ。あれハーバードだっけ?
ハーバードです。
ハーバードか。ハーバードの学生寮で作ったプロダクトが、気づいたら世界を制覇してましたみたいな。
それって別に狙って作ったわけじゃないっていうか、最初はね。っていう意味で、こういうのあったら良いよねっていうところから作ったプロダクトっていうのが、プロダクトトリブルな企業かと。
この3つって、自分がどのタイプかなみたいなのを考えるのにすごく役に立つ話で、最終的にこの3拍子揃うと良い会社になるよねってよく言うんですよね。
柱さんのプロダクトドリブンな経験
例えば僕はどれかっていう話で言うと、僕3つ目のプロダクトドリブン。
ペライチっていうサービスを作ってきた時も、もちろん企業する時にマーケットあるかとか、ビジョンどうしようとか当然考えるんですけど、どれが強いタイプですかって言われると、
やっぱりエンジニアってこともあるんですけど、こういうものが世の中にあった方が良いよねっていうところで作り始めたっていうのは結構大きくて、
実際にそれが市場に受け入れられるかみたいなのももちろん順を追って考えてはいたんですけど、
なんかめちゃめちゃ困ってる人いるし、市場にあるっていうか他のプロダクトよりも絶対ある点においてはいいものができるって思って作ったのがペライチなんで、割とプロダクトドリブンのタイプかなと自分では思っています。
柱さん自身がプロダクトドリブンな企業家っていうのは、ペライチっていうものを思いついたからプロダクトドリブンっていう感じになったのか、
30歳で企業をされようとする中でいろいろなアイデアを考えてたと思うんですけれども、他のアイディアに関しても全てこんなのあったらいいなとか、こういうの作れる時に便利だなみたいな感じでプロダクトから入っていったのか、そこら辺ってどんな感じでしたか。
えっと割とプロダクトから入ってるのが多かったんですけど、なんかアイデアリストみたいなの作ってやってましたね。そういう意味で言うとマーケットインなものもあった気がしますけど、ちゃんと覚えてないので割とプロダクトかなと思いますね。
プロダクト1、マーケット2、ビジョン3みたいな感じでした。なんかその順番で言うと。
自分自身がどのタイプなのかみたいなのを考えるっていう時に、自分自身をちゃんと正しく理解してあげないといけないかなとか思っていて、いろんな人のアダバイスとか、いろんなピッチ出たりいろんな壁打ちとかしていく中で、自分の軸とかってすごく保つのって最初は簡単なのかなと思いつつ難しい部分もあると思うんですけど、
橋田さんがされていることとか、当時されてたことなのか、今もされてることなのかちょっとわからないんですけど、なんかあったりしますか?
えー難しいな。なんか、あんまりなんかないんだけど、じゃあ今となってはっていう話で言うと、当時どうだったかっていうのはちょっとさとき、要は当時は別になんか、なんとなくこの考え方は頭に入っていたものの、何をしたいんだっけっていうところから結構考えたところはやっぱあったんで。
その意味ではなんかあんまりブレずにやってた感じはするかな。結果的にあんまりブレなかった。周りからのフィードバックはもちろんあってたんだけど、それなんか自分に不足している部分を補うっていう意味でアドバイスを聞いていたって感じなんで。
例えば、自分は20代の時、事業の経験があんまり、事業サイドの経験があんまりなかったので、そういう意味では、これマーケットあんだっけとか、どうやって売るんでしたっけとか、そのための話は聞いてはいたものの、だからじゃあやらないかっていう話で言うと別にそうではなかったと思うんで。
でも最初期においては、ペライチとかもっと前の話で言うと、考えたプロダクトに対して、これ誰使うんですか?みたいな。それあなた以外使う人いるんでしたっけ?みたいなのは確かにあって、そういうのはいくつか没にもちろんしましたけど。
なんかよく僕してる話で言うと、今っていうプロダクトハントみたいなサービスを作りたくて、10年ぐらい前に考えたんですよね。
ウェブサービスカタログっていう名前で企画してたんですけど、それを日本でやろうとしてたんだけど、要はどういうものかっていうと、新しいウェブサービスを集めたっていうか、集めたっていうか、投稿できるサイトみたいな。
サービスを作ったりアプリを作ったりしたら、そこにそのサイトに投稿するみたいなやつを作ろうとしていて。当時本当にプロダクトハントがなかった時代なんですけど、アプリはアプリストアで見つけられるけど、ウェブサービスって見つけらんないよねみたいなところから、じゃあこれあった方がいいよねって発案したサービスなんですよね。
でも投資家からのフィードバックは、それは本当に超オタクの人しか使わないよねみたいなフィードバックだったんですよね。そうなのかと思って、その企画自体はペンドして、結果作らなかった。正確にはブログ的にそれを始めたのはその後あるんですけど。
集まるかとか、見られるかみたいなところが分からなかったんで、まず集める必要がない。自分で書けばいいと思って、自分でサービスを使った感想とかを、ワードプレスのサイトを立ち上げて、僕と二人で、もう一人と一緒にライティングをしてました。ウェブサービスを使った感想を書くブログみたいなのをウェブサービスカタログっていう名前でやってましたね。
結果長続きしなくて、多分10本15本ぐらい書いたところで止まっちゃってたと思う。もう今は世の中にないんですけど。
それも誰かに求められてたかっていうと、うーん、分からんみたいな感じでしたね。結果、アメリカでプロダクトハントっていう同じようなコンセプトのサイトが出てきて、一応確かエグジットまで行ってるんですよね。
どこ行ったんだっけな、忘れたけど。今はやっぱりウェブサービスを立ち上げたりアプリを作ったら、そこに投稿するみたいな文化があって、例えば日本からでもUSに、グローバルで、特に英語圏にサービスを認知してほしいって思ったら、まずはプロダクトハントに投稿して、
知り合いに、明日投稿するんでいいねしてねみたいなアップボートって言って、いいねボタンみたいなのがあるんですけど、いいねするとその人数だけ上がっててランキングが上がるみたいな。今日のナンバーワンとかウィークリーのナンバーワンとかそういうのが出るんですよね、ランキングで。
なので、絶対今日のナンバーワン取りたいんで、皆さん協力してくださいみたいな連絡とかたまに来ます。みたいな。だから、やっとけよかったみたいなのはちょっと違うんですけど、英語圏だから、特にC向けサービスで英語圏だからちゃんと成り立ってんのかなとかは思うんですけど。
まあまあそんな感じでですね、なんかそういうのやりたかったなーとかっていうのは思って、割とこれすごいなんか今でも、僕なんか10年前ってただのウェブサービス好きのオタクみたいな感じだったんで、サウンダーマーケットフィットしてるなーって思う事例ですね。
まあやっとけよかったっちゃよかったけど、まあ結果フェライチやってすごいよかったんで。
絶対ではないが重要な要素
なんかその学生っていうところでいくと、なんかやってみないと分かんないじゃんみたいなところがあると思うので、どうしようかなと決めあぐねてるときはやっぱりなんか小さくとにかく試していくみたいなのがいいんですかね。
まあなんかそうなんですけど、なんだろうなーなんか、今まで言ったことをひっくり返すようなことをちょっと言うと、ファウンダーマーケットフィット大事なんだけど、でも別になんか絶対じゃないよねっていう話は実はあって、
いやそれでもこの領域やるんだみたいな強い気持ちがあるとか、この領域変えないとダメなんだっていうパッションがあるんだったらやればいいじゃんっていう話なんですよね。これが難しいんですよね。
例えば僕もそういう企業会員だったら反対っていうか、それ大丈夫なんみたいな、これファウンダーマーケットフィットしてんのかなとかって言うんだけど、なんか別にいやうるせえって話かもしんないし、なんかどうしてもやりたいんですってなったらやるよねっていう話なんで。
これってなんかその方が成功しやすいんじゃねえのっていう、ごめんなんか今統計的なデータパッド出せないんですけど、成功しやすいんじゃねえのって普通の人は思うから、まあ普通に考えたらそうだからそういうフィードバックするんだけど、でも別にそうじゃなくても成功するケースもあるから、なかなかこうなんていうのかな、絶対じゃないよねっていう感じなんですよね。
こういうのってよくあるんで、別にこのケースに限らず。この前のストックオプションとか株とかの話とかもそうで、なんか社長が、創業メンバーが2人以上いたときに社長に株式の大半寄せておくべきなぜならみたいな話とかあるけど、それも絶対じゃなくて、いやGoogleだって半々で創業してうまくいったじゃないですかとか、
実際僕の投資先でも半々で創業してる人っていたりするんで、だから別にこれはセオリーはそうだけど絶対じゃないみたいな話なんですよね。いやいやいや、あの絶対的な信頼してるんで、あの半々でやりたいですみたいな、じゃあいいんじゃないみたいなっていう話なんで。
なんかね、難しいですね。絶対じゃないけど、セオリーはちゃんとでも頭に入れておいた方がいいんじゃないですか。それでもやりたいならやればっていう話ですね。
うんうんうん、なるほどなるほど。そうそうそう、どれくらい人の影響を受けるかとか、人の意見聞くかとかっていう話のような気もするんですけどね。でもちゃんと一旦そう考えた上で、スマートなのはやっぱり一旦それをちゃんと考え、自分でファウンダーマーケットフィットしてるかなって考えた上で、
例えばじゃあもうちょっと分解して、さっき言ったように学生だとして、別に学生企業で法人のサービスの自分での経験がない、一方でこの領域は絶対に自分たちなら変えられるっていう、何かこう技術なのか思いなのか何かいくつかあると思うんですけど、それがあるならやりゃいいんじゃねっていう話なんですよね。
実際にそうやってやってる人いますしね。
なるほどなるほど。
ただそれで、これも確率論で、それで投資を受けられるかとかっていうのはまたちょっと別の話で、当然例えばじゃあプレシードで実績がない中で、そういう企業家に出会った時に、そういうっていうのは、いやこれファウンダーマーケットフィットしてなさそうみたいな企業家に出会った時に投資家はどう思うかっていうと、いやー難しいんじゃないこれって思う気がするよね。
他のアイディアの方がいいんじゃないかみたいな。
投資家の視点
そう。そう。そう。ってアドバイスをしちゃうと思うし、別に何かそれで企業家が思い直してピボットするっていうのは、思い直してた結果、よりファウンダーマーケットフィットする、自分にしっくりくる、続けられると思えるような事業にピボットするのはいいんじゃないかなって思いますけどね。
何でこれずっと続けられるかみたいな話を何でずっと言ってるかっていうと、やっぱしんどい事めちゃくちゃ多いんで、何かそれで心が折れない事って、とにかく続ける事って大事なんですよ。
続けられるかどうかっていう観点で言うと、やっぱ自分が思いのある事とか、業界の事が分かるとか、ちょっとやそっとの事じゃこのテーマやりたいって本当に思ってるかっていうのがすごい大事なんですよね。
ちょっとの事でやめない事が大事。何でファウンダーマーケットフィットしてるかっていうのをよく見てますって感じですね。
もう一個言うと、特に社会人経験ない学生企業の場合、そればっかり言ってもなともちょっと思ってて、学生企業してるから法人向けサービスやってはいけないかっていうと、そもそも経験値が全体的に少ないわけだから、何やってもそう言われるよねっていう意見もあるわけで。
だからこそ、出来る事としてはやっぱりちゃんと自分内省するとか、内省する自分をちゃんと見つめ直すとか。
僕、投資家として何聞くかって言うと、学生時代の経験とかも聞くし、そもそもの根っこにあるもん何なんすかみたいな話を引き出せるように質問するかな。
たとえば、いわゆる就活における学地化っていうやつだと思うんですけど、学生時代力入れたことなんですかってやつなんだけど。
それ聞くしかないし、あとはどれだけパッションがあるかとか、学生時代の経験でも企業に向けての準備とか、今もうやってますと。
別に資金調達してなくても事業は出来るわけだから、やってる中でどういうことしてきたんだっけとか、っていうのはちゃんと聞きますよね。
その上で、ファンダマーケットヒット、微妙かもだけど、他に良いところがあれば投資をするっていう決断するかもしれないし。
そんな感じで見てますかね。特に若手で経験値、社会人経験っていう、いわゆるビジネス経験値が少ない場合はそうですね。
ありがとうございます。
じゃあ逆に、ひとさんが今テーマを考えている中で、ファウンダーマーケットヒットはどうですか、かなり意識しますか。
自分に適した事業領域の見つけ方
自分自身に対してってことですかね。
自分自身の話を聞きたいですね。
そうですね、やっぱりめちゃくちゃ意識しています。自分に適していて、かつこれやったら面白いんじゃないかって、自分でも作れそうなものというか、
そういうものを試していって、そのまま大きくなったらそれを進めていくみたいなのがいいんじゃないかなという感じですね、自分自身に対しては。
なんかあれじゃないですか、学生企業の事例とかいっぱい調べてみたらいいと思います。
結局そうしてその社会人経験がない中で、いろいろじゃあ、よく例えば安直な話で言うと、若いからC向けサービスやります、みたいな。
別にそれ自体は悪くないんだけど、みたいな。
それだけじゃないよねっていうか。
そこにどう考えて、なんでこの事業に取り組むのか、なんでっていうのは、自分自身の性質とかも踏まえて、なんでこれ取り組むんだっけみたいな話とかなんじゃないかなと思ってますけどね。
さっきの3タイプで言うと、伊藤さんは何になると思いますか。
もともとはビジョンがすごく強かったなとは思っていたんですけど、今は他の2つ大きくなってる、割合としてなってるんじゃないかなっていうのを感じますね。
たぶんそこも、別にこの考え方に引きずられすぎる必要はないんですけど、ビジョンがもしあったとしたら、それはどんなビジョンで、何を実現したいのかみたいな、世の中に対して何を実現したいのかみたいな話を突き詰めていくと、そこから事業が生まれるかもしれないし、これでもすごい抽象的な話になっちゃうんで。
ちゃんと事業って考えると、教育を通じて世の中を変えますって言われても、それだけじゃ事業としては至らないんで、じゃあどこのどうやってみたいな。
サービスを考えるときにフーフワッとハウのフレームワークを使うともちろんいいんですけど、誰のどんな課題をどうやって解決するっていうこの3つが一言で説明できると、エレベーターピッチ的にはすごくいいんですけど。
ビジョンドリブンとマーケットドリブン
そこまで落とし込むのに、ビジョンドリブンだとなかなかこう、教育の世界変えたいんですってフワーっとしてて、どこに課題があるんですか、それみたいな。課題だらけだと思うんですけど、じゃあ学校教育のとかになったら、それはあなたは事業をやるんじゃなくて、まずは学校の先生になってみたらいいんじゃないですかねとか。
それをビジネスで変えたいんですと。ビジネスで変えるって言っても、じゃあ何やるんですかねみたいな。じゃあ学校作るんですかとか、インターネットサービスをやるんですか。じゃあ教科書作ってもいいんじゃないですかねとか。何でもやり方いろいろあると。だからそこから事業まで落とし込むのってまあまあ大変だと思うんですよね。
だからそういうの、ビジョンドリブンでも別に結構なんですけど、そういうのをちゃんと考えてねっていう話だったり。逆にマーケットいいのは一番事業を作りやすいですよね。もうこのマーケット伸びてるんで、ここにこういうポジションで事業を作ります、以上みたいな。そういうのもやっぱり事業を考えやすいし。
プロダクトはこれあったらいいと思います。なぜなら、から入って、要はそこから多分もうプロダクトが解決したい課題ってのはもう分かってくるはずなんで、からの市場を考えて、今Pera1だったら例えば、強豪プロダクトはこういうのがあるんですけど、もっと具体的に言った方がいいですね。
Pera1だったら、10年前、日本でウェブサイトを作れるサービスがいっぱいすでに海外から含めてありましたけど、スモールビジネスフレンドリーなものがないとか、スマホが普及したのに何ページも作るホームページサービスみたいなのがすごく多かったんで、1ページで簡単に作れて公開できるものの方がスマホフレンドリーだよねとか、そういったポジションで簡単に作れる、リテラシー低い人でも簡単に作れるようなもので日本で作ってるものってないよね。
じゃあやったらいいんじゃないっていう、なんかそういうシンプルな話だったんですよね。
そんな感じでですね、伊藤さんもたぶんまだまだこれからどんな授業やるか模索してると思うんですけど、そういう観点でじっくり考えてみてください。
ありがとうございます。
ということで、今日はそんな感じかな。
では第4回ブートアップレイディを終了します。ありがとうございました。
ありがとうございました。
31:51

コメント

スクロール