会社での働き方の変化
コーチングとは、自分だけの幸せ、自分だけの答えを共に探す旅。
こんにちは、外資系コンサル会社の管理職とプロコーチ。
二足のわらじでパラレルワークをしている、みなべりんです。
今日は4月9日の水曜日です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日は会社の話をしようかなと思います。
会社というものも、今4月ですよね。私ちょうど1年前、去年の4月に会社に復職というか、移動して新しい組織に配属になって、そこで管理職として新しい仕事をし始めたのがちょうど1年前です。
その1年間、今の仕事をしてみて感じていることと、その前、その前は半年間サバティカル休暇として会社に給職していたんですが、その給職する前は、ちょうどもう丸6年かな。
6年間、ちょっと会社は2社に渡って、途中、転職はしているんですけれども、主にその6年間は、外資系コンサル会社でクライアントワークですね、クライアント向けのプロジェクトを主に最初提案して、契約して、その提案した内容を自分でデリバリー、その内容をクライアントへの支援をしてっていうサービス提供を、
メインにやってた6年があり、今はこの1年はクライアントワーク、クライアント向けのプロジェクトを実行するんじゃなくて、そのクライアントワークする人たちを支える社内の事業会社としてのコンサル会社の社内のインターナルのお仕事っていうふうに呼んでいますが、インターナルの仕事をしているっていうのが今の状況です。
で、やっぱり全然私の感覚としては違うんですよね。
で、それがいい意味で、私今心地よく働けてる、昔に比べてですね、働けてるなって思うのは、この〇〇を意識しなくなったからっていうのの〇〇は会社の社名だったり、肩書きだったり、そういう〇〇社のマネージャーの私。
心地よく働くための意識
っていう、肩書きはでも今マネージャーの仕事はしてるんで、あんまり肩書きというより、肩書きもあるんですけど、主にやっぱり〇〇社の人っていうふうに。
なんか会社、その会社の人っていうのをクライアントに提供する、クライアントに対峙する時って、別に私に何か支援してほしいっていうより、〇〇社にこういうことをしてほしいっていうふうな契約をして、そこにたまたま別に誰でもいいんだけど、そこのそれをできる
その役職の人であれば誰が来てもいいけど、たまたま私がアサインされたっていうのでね。なので、今まではこのずっとクライアントワークをしてた6年は、常にクライアントに対して自社の看板を背負ってる。
それはね、どんな会社員の人でもそうだとは思うんですけど、やっぱり普段接する人がクライアントとか他社の人ってなった時に、私がその会社〇〇社、例えばA社だとしますよね。
A社の人としてそこにいる存在意義とか存在価値。〇〇社だからこそを提供する価値。私がってよりその会社の看板を背負って会社の品質だったり、その会社としての価値を私が出さないといけないっていう重圧というかプレッシャーが
私は結構きつかったんだな。まあしんどかったんだな。その意識で、なんか自分というよりその会社の人としてそっちに自分を、自分じゃない何者かになろうとしてたっていう感じだったと思うんですよね。
それはでもある意味必要というか、やっぱり外資系コンサルってすごい、クライアントからしたらめちゃくちゃ単価も高くて、例えばマネージャークラスであれば月、もう本当に張り付きでフルで入ったら500万円とか。
でメンバーのそのスタッフ、管理職未満の人たちでも300万とかかかるので、本当3、4人でやるようなプロジェクトを契約したら月1000万円ぐらいがもう毎月出ていく。年間1年ぐらいの長期のプロジェクトだと1億円ぐらいのプロジェクトを私がそれだけのそこのプロジェクトマネージャー管理者として価値を出す。
で、その契約してくださるオーナーというかそのクライアントの方だったりその上司だったらさらにその上とか斜めとかからそれなりのコストを払ってる価値を出してくれてる人たちだよねっていうふうにちゃんと分かるように説明していかないといけないし。
みんなにもそれなりの価値を出す仕事を働いてもらわないといけないっていうことにすごい神経を使ったり頭を使ったり。
で、さらにそのクライアントだけじゃなくて社内。社内の自分の上司とか斜めとかさらにその上からもそのプロジェクトがちゃんと品質担保してやってるかっていうのを社内にも見せていかないといけないし。
なんかそれがすごいしんどかったんですよね。逆になんかちょっとクレームというかなんか大丈夫みたいな心配されると余計辛くなったりして。
やっぱりそうですね。自分が自分ならではの自然体での価値を出すっていうより、やっぱりこうプロジェクトとして自分がっていうことじゃなく会社として価値を出すかっていうところに合わせに行く。
全然等身大で働けてなかったなっていうのがクライアントワーク、外資系コンサルでコンサルティングのプロジェクトに入ってた頃の私。すごいやっぱり○○社の人っていうの意識が強かったなと思います。
で、今去年からの直近1年間はクライアントには全然接してなくて、むしろいつもいる私の組織の一緒に働いてる毎日話して一緒に仕事するメンバーはみんな○○社、同じA社の中の人たち。
その中でのマネージャーだったりメンバーとか上司とかそういう役割の違いはあれど、みんな同じ会社の人だから逆に自分はA社の人っていうふうに意識しなくてもいい。
ほとんど全員社員というわけじゃないんですけど、基本的には大部分の人が同じ会社の社員っていう同じ立場なので、その中でそれぞれのみんなの強み弱みとかいろいろ技術系が得意な人とか、
マネジメントよりのことが得意な人とかいろいろいる中でカバーし合ったり協力し合いながらチームとして価値を出していくっていうのが、私はそこで初めて肩書きというか鎧を脱いで、
自然体の自分でいろいろ会議での発言とかも、これ言ったらダメなんじゃないかとか、ちゃんとしたことを言わなきゃ。コンサルトして価値ある発言を会議でしなきゃとか、そういったことも全然考えずに本当に思ったことを思ったタイミングで言える。
そこがすっごく私は心地よい。一言で言うと、自分らしく等身大で、何者か全然別の人になろうとしなくてもいいっていう安心感。
もちろんね、価値を、私のレベルならではの価値とか、その組織の中での貢献はそれが比較的、この直近1年間の仕事の役割と私ができることがすごくたまたま向いてた、マッチしてたっていうのもあって、
どっちかというと今までやってたプロセスを外部からというか、途中から入ってきた私がゼロベースで考えたら、こういうふうにした方がもっと効率的かつ合理的だよねっていう。
無駄な仕事を辞めて、もっと合理的に仕事をしようみたいな方向性で、プロセスを改善、改革しようっていうのを今年やって、それが私の価値観とか考え方にもあって、私がむしろコンサル時代にやってた資料の作成とかできることもすごく使えて、
なんかすごい自分の能力、自分のできることをすごくやれたな、自分の力を、才能を発揮できたなっていう感じがすごくあって、だからこそチーム組織にいて心地よく働けてるっていうことなんだなっていうふうに思います。
やっぱり外部からの評価、クライアントからの評価とか上司からの評価とかをそこまで気にせず、自分が本当にこうした方がいいよねっていうことをある程度裁量をもって任されて自由にやれてる。
それについて、あんまり批判されたりすることなくむしろ評価されてる。だからこそ、もっと前にアクセル踏んで前に進みやすい、挑戦しやすいっていう、やっぱり心理的安全性が大事って言われてるけど、本当そうなんだなっていう。
一言で言うと、会社の看板、〇〇社の人っていう看板を背負う重圧から解放されたっていうのがやっぱり一番大きいなって思います。
自然体での価値発揮
それであっても別に年収とか給与とか変わるわけじゃないので、なんかこれすごい快適だなっていうのと、やっぱり人も、今いる会社の今の組織の人たちはすごく嫌な人とかいないし、働きやすい。
優秀かそうじゃないかみたいなとこの能力の差はその人によってあれど、別にみんなクライアントワークしてるわけじゃないから、その人ができることをできる範囲でやったらいいんじゃないみたいな、私も結構肩の力を抜いてメンバーとも接することができてるっていうのがすごくいいんだろうなと。
ということで、あんまり私と同じような悩みだったり感覚を持ってる人は少ないかもしれないですが、もし同じような人がいたら、会社で心地よく働くためには会社名を意識しない。
純粋に目の前の仕事とか事象とか課題に自分だったら本当にどうするのかなっていう考えで向き合ってみると、かつ自然体で無理しない、何者か、自分以外の何者かになろうとしないっていうことが大事なのかなと思って、今日の配信を撮ってみました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。ではまたバイバイ。