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This is ReinaMoto's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone. This is ReinaMoto. 皆さんこんにちは。ニューヨーク、東京、シンガポールを拠点にするグローバルインベーションファーム
I&CO 共同創業パートナーのレイ・イナモトです。 この番組では世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回のゲストも前回に引き続き、ポルトガル在住のイラストレーターで詩人のハルカ・アオキさんです。 ハルカさんはイラストに詩を組み合わせた独自のスタイルで、ニューヨーク・タイムズなど様々な媒体で活躍をしています。
そんなハルカさんに、アーティストとしての働き方についてお話を伺いました。
So, let's get started.
クリエイティブ・ボイス
アーティストのビジョン
Where do you see your work and yourself going in the next year, three years, even five years from now?
Your work now…
これからやりたいことはありますか?
Yeah, I think just getting to know more people in the places where I want to exist, where I want my art to exist, and that is definitely happening.
音楽や香りと連動する作品を作ってみたいと思っています。
コラボレーションを通じて自分だけの世界を作り上げ、それを多くの人々と共有できるアーティストになりたいんです。
今は子供向けの絵本も制作中です。
最近は仕事のオファーをいただく機会も増えました。
今度はアメリカのメイン州の図書館に行くことになっています。
みんなが何をきっかけに私のことを知ってくれたのかわからないけど、私の作品を見て相性が良いと思ってくれる人たちと出会えるのは最高です。
オファーをいただいたときは、波長が合うかどうかでやるかやらないかを決めています。
波長が合っていないと仕事を引き受けてしまっても結果的に誰も幸せにならないということがよくあります。
そのためお断りすることもあります。
ただ波長さえあっていれば、その時はタイミング的に実現しなくても数年後にうまくいくということもありますし、前向きに考えるようにしています。
直感的にその人たちと仕事をしたいか、そのコミュニティに自分の作品を存在させたいか、そうした心の声に正直でいたいんです。
制作スタイルと日常
新しい仕事を引き受けるときに不安になることもありますが、不安や恐怖心は水面に浮かぶ泡のようなものだと思います。
私はもうその下、奥深くには豊かさや魔法のようなものが存在するのを知っています。
だから水面の泡に気を取られないように気をつけています。
あなたの仕事について、毎日のあなたの仕事について、何があなたを引き起こさせますか?
どんなふうに作品を制作しているんですか?
毎朝起きて、私はとても興奮して始めます。
私は人とつながりたい。私は深いレベルで人とつながりたい。
仕事をするのが楽しくて、毎朝歌いだしたくなるほどです。
人生の喜びを祝うような感覚で作品を作っています。
日本には家族で食卓を囲むときなどに、この味付けおいしいねとか、この肉は最高だとか、
ただ食べるだけではなく、おいしさを言葉にしてみんなで共有して食事を楽しむ文化があります。
私の制作スタイルもそれに似ていて、見てくれる人に話しかけるような感覚で楽しくやっているんです。
毎日のスケジュールはどんな感じですか?
毎日のスケジュールはどんな感じですか?
朝起きて、瞑想とストレッチをしてからコーヒーを入れます。
それからパートナーと朝ごはんを食べてスタジオに行きます。
メールを返す、企画書や請求書を送るなど事務作業をするときはできるだけまとめてやって、
制作を始めるときには必ず青いユニフォームに着替えて気持ちを切り替えます。
かっこいい服に着替えるとアートに集中しようという気持ちになるんです。
会社勤めの時と違い、今は自分で計画を立てて仕事をしないといけないので、
ユニフォームに着替えるという習慣を取り入れることにしました。
その他にもタイマーを使って30分ごとに休憩を取るなど、集中して制作するよう工夫しています。
ネコが好きなので、時間になるとネコの声が聞こえるタイマーを使っていて、
愉快な気持ちで制作できるんです。
アドバイスと自由
10年前の自分に会えるとしたらどんなアドバイスをしますか?
孤立していると感じても、自分が他の人と違うと感じても、それは当然のことなんだよと伝えたいです。
あとアドバイスというよりは励ましのような感じなんですが、
あなたはすでに多くのことを成し遂げているし、すごく頑張っているので、
自分のための人生を歩んでください。そんなふうに言葉をかけたいです。
企業で働くことが合っていないと感じている人に、何かアドバイスはありますか?
世界はとても広く、皆さんは本当に愛されています。
周りの人も、皆さんが成功して幸せになることを心から願っています。
何かがうまくいかない場合は、それを変えることができるし、
誰にでも変える力はきっとあります。
どんな人でも、困難な状況から抜け出すことはできます。
自分がどんな人間になりたいか、どんな人生を送りたいか、ぜひ考えてみてください。
あなたには自分の人生を自分で決める力があります。
うまく言葉にできているか分かりませんが、こんなアドバイスを送りたいです。
2つ目、規律を持った仕事の仕方が自由につながる。
3つ目、人と違っても大丈夫。
これが僕の3つの聞いていかがでした。
1つ目の働き方を自分で選べる時代だからこそ、場所と時間にとらわれない。
このことはですね、ようやくパンデミックを越えて、
こういうリモートが完全に可能になった時代だからこそ、
場所だったりとか時間、それこそ時空を超えた仕事っていうのを、
もう本当に実現、そしてそういう生き方をされてるんだなっていうことを、
話をし始めて改めて気づいたんですね。
私なんかできないっていう風に思われる方も少なくないんじゃないかなと思うんですけども、
彼女の場合は、まずアメリカのヘルスケアの会社で大企業で勤められていて、
その時はアメリカの東海岸にいらっしゃったんですけども、
こういう仕事をやり始める、そしてポルトガルに移住するっていうことを決めたことが、
彼女の人生のきっかけにもなって、
そして今となっては海の向こうからそういう仕事をして、
それも英語を喋れる人、英語圏の人たちに対して発信できることっていうのを、
軸を越えてされているので、
これはもう本当に日本にいても海外向けの仕事もできるし、
海外にいても日本向けの仕事をできる。
それも軸を越えながらできるっていうのが証明されているので、
そこから何かインスピレーションだったりとか勇気をいただければなと思います。
これはですね、彼女の仕事の仕方について聞いたときに、
結構なんかしれっと出てきたことなんですけれども、
アーティストとかだとご自分の仕事なので、
すごく選ばない言い方をしてしまえば、
自分の好きなときに起きて、
自分の好きなところで自由に仕事ができるっていうふうに見えてしまうかもしれないんですが、
でも逆にちゃんとやっぱりこうやって仕事をするっていうことをしていかない、
そして形にしていく、成果物を出していかないと、
それを買っていただくっていう仕事なので、
すべて最初に物を完成しなきゃいけないっていうある意味リスクがあると思うんですね。
彼女にどういう1日の過ごし方をしているんですかって聞いたときに、
アーティストとしての自己変化
まず最初に朝起きて、ヨガなどストレッチをして、
瞑想したりとかして、コーヒーを飲んでっていうことをされるんですが、
その後にイラストレーター、アーティストとして活動するときに、
服を着替えてユニフォームを着るっていうふうにおっしゃってたんですね。
それって意外なことで、でも確かに自分の家の中で仕事ができるし、
極端なところパジャマで寝て、パジャマで起きて、
パジャマで仕事するっていうことも可能では全くあるんですが、
あえてユニフォームに着替えるっていうことで、
スーパーマンじゃないですけども、アーティストとしての自分になり変わる、
変身するっていうことを意識的にやられている。
他にもあったのは、ポモドール方式という時間の使い方の方式なんですが、
これ皆さん知っている方も少なくないかなと思うんですけども、
25分の時間の割り方を25分でして、5分とか10分休んでまた25分っていうのが、
そのポモドール方式なんですけども、
だいたいそれぐらいのタイミングで仕事をして、
例えば20分30分集中して、一瞬休んでまた20分30分仕事をするっていう、
そういう規律を自分で作っているっていうこともおっしゃられたんですね。
なのでここは2つの例だけではあるんですが、
それだけでもユニフォームに着替える、変身をする、
そして30分おきに休憩をはじめながらタイマーを使って仕事をする、
それだけでもかなり自分の仕事のシステムというか、
仕事の進め方のシステムっていうのができてくると思うんですね。
人と違っても大丈夫
なのでその規律を持って仕事をすることによって、
そういう規律がアーティストとして自分のやりたいことを、
自分の言いたいことを、自分の書きたいことを仕事にする、
そういう自由に繋がっているんじゃないかなと思います。
なのでこのキーテクアウェイ2つ目は、
規律を持った仕事の仕方が自由に繋がる。
3つ目、人と違っても大丈夫。
これはですね、話の一番最後に出てきたことなんですが、
自分に対して昔の若かった頃の、
まだ彼女も全然若いんですけども、
さらに10年前の自分に対して何かアドバイスはありますか?
っていうふうに聞いたときに、
彼女の言葉がですね、たくさんのことをやってきたし、
人と違っても大丈夫だよと声をかけてあげたいっていうふうに、
その彼女らしい、彼女ならではのすごく柔らかい、
優しい言い方でおっしゃってたのが、
これも強く印象に残ったことの一つでした。
彼女の場合、日本から海外に出て、
そしてマイノリティとして、
ずっと自分の居場所っていうのを探し求めていたというか、
もしくはそこが自分の居場所であるべきっていうふうに、
強制的に思い込ませていたっていうところが、
話の中からもすごく伝わってきたんですけども、
自分が人と違うっていうことに違和感を持ちながら、
そっちに合わせなきゃいけないっていう重荷を背ってたのかなと思います。
なんですが、そこは別に人と違っても大丈夫なんだよっていうことを、
自分にも言い聞かせてあげたいということですし、
僕もですね、子供の頃、東京で生まれて、
本当2歳とかそれぐらいの時に、
平高山というすごい山の奥に、
家族、父親が起業するということで移住したんですけども、
子供の頃も地元の人間ではないっていう違和感があったりとか、
あと高校でスイスの行政の学校に行かせてもらったんですけども、
そこの場合はもう人がいろんな人種の人がいて、
人と違うことが普通で、
大学に行って、大学にアメリカに来て、
逆にアメリカっていう多民国家ではあるんですが、
基本全ての人がアメリカ人の人が多くて、
そこへも何か居場所がなくてみたいな、
ずっとそういう、
遥さんとは全然違う環境ではあったんですが、
似たような違和感っていうのは、
社会人になっても持っていたのかなとは思うんですね。
なのでこの遥さんが10年前のご自分にしたいアドバイスっていうのを、
人と違っても大丈夫なんだよっていうのは、
なんか僕もすごくそれはしっくりきて、
同じことを僕の場合は10年前ではなくて20年前、
そしてまだ10代だった30年ぐらい前の自分にも、
それを送ってあげると、
すごく勇気をつけてあげられるのかなと思います。
なので特にこの番組をお聞きの皆さんで、
お若い方もしくはその10代とか高校生とか、
まあ思春期になるとそういう感性が豊かになってきて、
感情的になってくるお子さんお持ちの方も少なくないかとは思うんですけども、
この人と違っても大丈夫だよっていう言葉を聞かせてあげればなと思います。
今回は遥青木さんにアーティストとしての働き方についてお話を伺ったんですが、
3つのキーテルカフェは、
1つ目、働き方を自分で選べる時代だからこそ場所と時間にとらわれない。
2つ目、規律を持った仕事の仕方が自由につながる。
そして3つ目、人と違っても大丈夫。
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