1. レイ・イナモト「世界のクリエイティブ思考」
  2. #139 注目のクリエイティブ 〜..
2025-09-02 23:18

#139 注目のクリエイティブ 〜ビジネスにおける時代に添ったクリエイティビティ〜

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第139回は、時代の流れに合わせクリエイティブ思考を使ってビジネスを成長させている事例をレイ・イナモトが徹底分析。Kendrick Lamarが経営するクリエティブエージェンシーは、なぜマイノリティの若者の心を掴んで成長しているのか?黒字化が難しいと言われる洋服のレンタルサービスで「nuuly」はどうやってスケールできたのか?クリエイティブ思考を武器に21世紀を生き抜くヒントを紹介します。


◆Kendrick Lamarのクリエティブエージェンシー

https://pg-lang.com/


◆Kendrick Lamarのクリエティブエージェンシーが制作した電子送金アプリ「Cash App」のCM

https://www.youtube.com/watch?v=c84RHTQ7JyI


◆洋服のレンタルサービス「nuuly」

​​https://www.nuuly.com/


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サマリー

今回のエピソードでは、ビジネスにおける時代に合ったクリエイティビティが探求されます。特に、クリエイティブエージェンシーのPGランとその創業者ケンドリック・ラマーの事例が紹介されます。また、服のレンタルサービスであるニューリーにも言及され、このビジネスモデルの挑戦と展望が考察されます。最近のビジネスモデルとして、服のレンタルサービスが注目されています。このサービスは、特定のクリエイティブ思考に基づき、時代に合った選択肢を提供することで成功を収めています。

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This is ReinaMoro's Podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi everyone, this is ReinaMoro. 皆さんこんにちは、ニューヨーク、東京、シンガポールを拠点にするグローバルイノベーションファーム
I&CO 共同創業パートナーのレイ・イナモトです。 目まぐるしいスピードで世の中が変化する中、この番組は日本人が世界で必要不可欠な存在となるためのヒントを探ります。
今回は注目のクリエイティブをお届けします。 今日はこの番組のプロデューサー、竹村由紀子さんと一緒にお届けしたいと思います。
レイさん、今日もよろしくお願いします。 今回注目のクリエイティブでは何を取り上げましょうか?
今回はビジネスにおける時代に沿ったクリエイティビティについてお届けします。
なるほど、今回はビジネスの紹介になるんですね。 なんでこのテーマを選んだんですか?
最近テンである例えば個々の作品だったりとかイベントだったりとかっていうことももちろん気になったりとか、これが最近話題になったなーとかこれが気になったなーっていうものとしてもあるんですけども
ちょっとそういうのを考えたときにその背景にあるのはどういう会社なのかなとかその背景にいるのは誰なのかなっていうことを考えて
クリエイティブ思考を使ってクリエイティビティを発揮している会社って別にそのクリエイティビジネスじゃなくてもあるなっていうのを思って
ビジネスにおける、なおかつ時代に沿ったクリエイティビティっていうのをちょっといくつか具体的な例を出して今日深掘りできればなと思います。
なるほど、レイさんがいつもこうなんでこのビジネスが今受けてるんだろうっていうのを思ったときに背景にあることを分析しているのを今日は聞かせていただけるんですね。
はい、では早速行きましょう。
ではまず始めにレイさんが注目したのはどんなビジネスですか?
PGランとケンドリック・ラマーのクリエイティビティ
はい、今日紹介したいまず最初のビジネスはですね、PGランというクリエイティブエージェンシーなんですね。
これは以前、それこそ注目のクリエイティブのコーナーで紹介したスーパーボールのイベントに出ていたミュージシャンのケンドリック・ラマーが経営しているクリエイティブエージェンシーです。
この会社は結構新しい会社で、ここ数年の会社なんですけども、ケンドリック・ラマーがパフォーマーミュージシャンであるということで、
もちろん音楽を作っているっていうこともありますし、あとですね、彼は自分のミュージックビデオの監督もやっていて、
ただ音楽を作るっていうことだけじゃなくて、それをどう見せるかとか、それをどう演出するか。
彼が作るアルバムも結構コンセプトあるので、裏側にあるストーリーがどうあるのかみたいなのもすごくこだわるアーティストなんですね。
だから、いわゆる、ただのって言ってしまうとちょっと上から目線かもしれないんですけども、ただ音楽を作っているだけではなくて、
ちゃんとその裏側にあるストーリーが何かとか、その社会的メッセージが何かだったりとか、そういうコンセプトを持って、なおかつその見せ方も演出するってことをすごくこだわっているアーティストなんです。
その彼がそれを活用して、それをサービスとして他のクライアントにも提供をし始めて、それをクリエイティブエージェンシーという形で実現しているのがこのビジネスなんですね。
具体的な例で言うと、これは日本であまり知られていないとは思うんですが、アメリカでここ数年すごく伸びているCASHっていう、これはペイメントアプリで、
それこそ、例えばApple Payみたいなものだったりとか、GoogleのAndroidにもペイメントのGoogle Payがあったりとか、日本だといろんな形のペイメントサービスがたくさんあるとは思うんですけども、
それに似たようなCASHアプリで、自分のそのアプリの中に人工のコーダーをつなげて、携帯でそのアプリを通じてどこでも払えるみたいな、そういうすごく一般的なアプリがあるんですけども、
そのアプリがですね、ここ数年アメリカで特に若者の間でなおかつマイノリティーと言われる若者の間ですごく伸びてるんですね。
で、その裏側にあるのが、このケンドリック・ラマーが経営しているクリエイティブ・エージェンシー、PGEランで、ケンドリック・ラマーもそのCASHっていうアプリのブランドアンバサダーとしてサービスを提供してるんですね。
で、例えばこれ2年ぐらい前の動画なんですけども、これはですね、ケンドリック・ラマーが監督をして、演出をして、で、彼もちらっと出てるんですけども、どういう設定かっていうと、彼が若者に対してお金の貯め方だったりとか、ちゃんとその経済的に独立していくのはどうしていけばいいのかっていうのを、10代か20代頭ぐらいの若者に先生連れてくるから、
この人の話を聞きなさいっていうふうに若者に言うんですね。で、レイダリオっていう金融業界ではめちゃくちゃ大御所のめちゃくちゃ成功している、金融業界ではすごく有名な人が若者に経済的に独立するにはみたいなことを説明し始めるっていう、2分か3分ぐらいの動画なんですけども、それをケンドリック・ラマーが監督して演出して、
特にここ5年ぐらい、コロナが白車をかけちゃったんですけども、もう物価が高度してると、そこでやっぱりその若者の生活が苦しくなっていっていて、で、その経済的な悩みを持ってる、抱えてる子たちもすごく増えていて、そういうやっぱり時代の流れに、その時代に沿って提供していくっていうことが、このケンドリック・ラマーが、もちろん彼は一人個人としてめちゃくちゃ有名人なんですけども、
それをビジネスとして、PGランというエージェンシーとして、他のブランドとかにも提供してるっていうのは、なんかすごくこう、ただクリエイティブだけではなくて、スマートだなと思ったので、今日、多分日本ではあんまり知られてない会社でもありますし、紹介してみることにしました。
電子決済サービスの影響
なんか、自分が消費者の立場になった時に、電子決済サービスってものすごくいっぱいあるけど、特別、何が何でもここの電子決済サービスを使いたいとかって、あんまり思ったことないなって思って、なんかたまたま使おうとしている店で、いつものやつが使えないからとか、何かきっかけがないと、新しい電子決済サービスに登録して利用を始めないだろうな、なんていうふうに思ったんですけども、
確かにこの人の音楽好きだなーとか、この人の、例えば俳優さんだったらパフォーマンス好きだなーみたいに思っている人が、しかもなんか私たちのためを思って、お金こうやって貯めるんだよ、お金使い方もっとこうしなきゃダメだよとか言ってくれてるって思うと、ちょっといいかなと思って使い始めるかなーなんて思いました。
僕が言いたいのは、コマーシャルを作ったからとか有名人を起用したからっていうことではなくて、どうやってその文化の中に切り込んでいく。
重要なのは、彼がこのサービスを使ってるから自分も使ってみようっていうふうに思わせるのではなくて、この会社、この企業、このブランドって自分のことをわかってくれると思うっていう共感を作れてると思うんですよね。
やっぱりそのクリエイティブ思考っていう全体的なことを考えると、ただかっこいいものとか、ただ奇抜なものを作ってるだけでは、作ってる人はそれで満足するかもしれないんですけれども、でもそれだけでは結局世の中に広まらず、文化に切り込んでいくことができない。
そもそもこのミュージシャンがクリエイティブエージェンシーをやるっていうのを初めて聞いたんですけど、結構アメリカではあったりするんですか?
いや、数はめちゃくちゃ少なくて、ミュージシャンとかいわゆる有名人ですよね、っていう人たちが彼らのクリエイティビティをサービスとして提供するっていうのはすごく正直少ないんですね。
古いところで言うと、例えばですね、映画監督のスパイクリーがDDBという新生のクリエイティブエージェンシーなんですけども、そこの会社と、もうこれ多分20年か15年くらい前、もっと前かもしれないですけど、それくらい前の話なんですが、ジョイントベンチャー的にスパイクDDBっていうエージェンシーを立ち上げて、スパイクリーの場合は彼は彼自身が映画監督で映像を作ることもできますし、
すごい古い話にはなるんですが、それこそナイキが急成長していた80年代、90年代の時にスパイクリーとマイケル・ジョーダンが共演して、シリーズもののコマーシャルに出たことがあるんですね。
そういう背景もあって、スパイクリー自身が映画監督としてコマーシャルを作るとか広告を作るっていうところに近いところにいたっていう理由もあるんですけども、それにちなんでスパイクDDBというエージェンシーを立ち上げたのが一つの事例として思い浮かびますし、
もっと最近だと俳優のですね、ライアン・レノルズっていう、例えば映画で言うとデッドプールっていう映画に出て、スーパーヒーローのちょっとコメディの映画なんですけども、そもそもですね、彼がそのデッドプールっていう映画に出ていて、マーケティングのバジェットがあんまりなかったんですって。
だったら俺が自分で作るよっていうふうに言って、彼とあとその映画会社のマーケティングを担当してた人が協力して、その映画のプロモーションを宣伝を作るんですけども、それをきっかけに、これって会社そしてサービスとして提供できるじゃんっていうことで、エージェンシーとして2018年に立ち上げたっていうのは調べててわかったので、
そういうふうに有名人が自分のクリエイティビティだったり、映像を作るだったりとか、何かメッセージを伝えるっていうことをサービスとして提供しているのは、すごく少ないですけども全くないケースではないですね。
なるほど。そういった場合の他とは違う強みって何だと思いますか。
強みは今の時代、特に今の時代、それが強くなっているっていうのは、例えばケンドリー・クラマーだったりとかライオン・レノーズの場合は、彼ら自身がブランドであり、彼ら自身が何百人どころか数千万人のフォロワーを抱えていて、それがTikTokだったりインスタだったりするんですけども、彼ら自身がメディアになっているから、
その企業としては、ブランドとしては、例えばケンドリー・クラマーとかライオン・レノーズに頼むと、物を作ってくれるだけではなくて、彼ら自身が発信源になってくれる、メディアになってくれるっていう、いわゆる今までのクリエイティブを作るだけのエージェンシーではできないことが
専門的なことなんですけども、メディアエージェンシーがメディアを売って商売をしてたのが、クリエイティブを作ってもらって、プラスメディア費を払わなくても、この人たちに行けばクリエイティブなことも考えてくれるし、プラス彼ら自身も発信源になってくれるっていうダブルパンチというか、それを提供することができるっていうのが経緯的な違いじゃないかなと思います
確かに、CMのキャラクターとしてマスコットとして出てくるだけっていう感じの人が何を言っても、あんまり心に響かないけど、お金もらってるから言ってるんだろうなって思うけど、自分自身の言葉で自分のSNSから自分が作ったものを発信してくれたら、本当のことを言ってる感じはしますよね、見てる方からしたら
だから、いくつか要素が重なるんですけども、やっぱり他では提供できないことが提供できるっていうのが強みだと思いますね
まさに時代に沿ったクリエイティビティですね
では続いて、レイさんが注目しているビジネスは何ですか?
服のレンタルビジネスの挑戦
これはですね、全く違う業界で全く違う形のビジネスなんですけども、ニューリーっていうサービスで、これは一言で言うと服のレンタルビジネスなんですね
で、どうしてこれ僕最近ちょっと気になったのかなっていうと、服のレンタルビジネスって実は非常に難しいサービスで、手間暇はかかるし、場所も必要だし、ネットワークも必要で、なかなかスケールするのに時間がかかる、利益も非常に出しにくいと言われていたビジネスのエリアなんですけども
このニューリーっていうのはアーバンアウトフィッターズの親会社のアーバンというURBNという会社があるんですけども、その会社ってアーバンアウトフィッターズだったりとかアンソロポロジー、そしてフリーピープルっていういくつかの服のブランドを抱えているグループ会社なんですけども
そこの会社が6年前に設立した会社なんですね
ようやく6年目にして、去年の後半から今年にかけてようやく利益を出し始めて、なおかつ色々他の競合もいるんですけども、それも追い抜いている勢いがあるビジネスなので
日本語でもカタカナ英語で使われているサーキュラエコノミーという言い方があるんですけども、一回使ったものをまったく還元して他の人に使ってもらったりしているっていうサーキュラに円形として回していくエコノミーという文脈で、この服のレンタルビジネスっていうのも15年くらい前からちょこちょこ出てきてはいるんですけども
例えばそこの大手と言われているレンタランウェイというレンタルビジネスがあるんですが、そこはですね15年ずっとビジネスを展開しているんですけども、いまだに黒字ができてないんですね
なるほど、難しいんですね、やっぱり洋服のレンタルって、確かに買っちゃえばいいじゃんって思っちゃうかもしれない、あんまりレンタルっていう感覚はあんまないかもしれないですね
そうですね、これ具体的にどういうサービスなのかっていうと、1か月98ドルの値段を払って、だからめちゃくちゃ安いわけではないんですが、1か月約1万、今の日本円にすると1万4千円から1万5千円くらいの値段にはなるんですが、その値段を払うと毎月6個のアイテムが送られてくるんですね
それ例えばどういうスタイルがいいかとかどういうものがいいかって指定できるんですけども、6個のアイテムが来て、それ98ドルでその時何回来てもいいんですけども、もし好きだったらそれを買い取っちゃうこともできる
もしこれちょっと着てみたけどちょっと違うなっていうあれだったら返すこともできる、それで毎月新しいものを、新しいというか古着なんですよいわゆる、服のレンタルビジネスだから他の人が着たものなんですけども、それを1か月単位で借りて、もし気に入ったらそのままキープ
もちろんそれを買い取るためにはお金を払わなきゃいけないんですけども、買い取ることもできるっていう、そういうビジネスモデルとしては表面的にはそこそこシンプルなビジネスモデルなんですけども、裏側ではそれをどうやって流通として管理していくかということを考える、なおかつスケールをさせようということになると非常に難しいビジネスモデルなんですね
サブスクリプションモデルの進化
そうですよね、だって倉庫に大量の服、しかもいろんなサイズの服がないといけないし、きっとクリーニングとか、あと春もの夏ものとかだけじゃなくて、冬のコートとかめちゃくちゃかさばるものもあるってことですもんね
そう、この彼らがやっているビジネスの約6割がいわゆるそのハウスブランド、彼らが抱えているブランドのものがレンタル主にされるんですけども、でもそれ以外に数百社の他の彼らの兵庫と言われるところとも提携をして、それらの服をレンタルとしてお客様に提供している。
それももう数百とかすごい数のブランドを手ゲットしているから、お客さんとしては選択肢が非常に多いと。
なおかつここに行けば、アーバンアウトフィッターズとかこのアーバンっていう会社が抱えている数社だけではなくて、他のものも一緒に見れて、で、その98ドルという月額のサブスク料金で少なくともトライすることができるっていう。
これはどっちかっていうとオペレーションの話なんですけども、やっぱりクリエイティブに考えたのはどうやってスケールできるかってことを踏まえたときに、
やっぱりその服の企業としての強みと、あと上手かったなと思うのは、自分たちだけで完結しようとしてないところですよね。
ああ、確かに。
そうそう、他のブランドを巻き込んで、いわゆるいい意味でのコラボができていて。
なるほど、確かに昔ってそんなに何かをレンタルするっていう感覚ってなかったけど、今はネットフリックスだったりサブスクって当たり前にやってるから、なんかそれが洋服になってもあんまり違和感はないかなっていう、本当に時代が変わったんじゃないかなっていう感じは、自分が消費者としてもありますね。
そうですよね、だから今竹本さんがおっしゃったみたいに、特に動画とか映画みたいなソフトなものは、昔だとブロックバスターだったりとか、ネットフリックスもそもそもDVDで映画をレンタルするっていうモデルで、
ストリーミングになる前は、あれはですね、月にそれこそ2000円とか3000円の月額のサブスクフィーを払うと、その決まったサブスクフィー、例えば2000円ぐらいの企業で何個でもDVD買えられるっていう、そういうサービスだったんですね。
へえ。
で、そうなんですよ、常に3個までは持ってていい。で、次の映画見たい場合は、そこについてくる封筒にそのDVDを入れて、送り返して、で、次のが送られてくるっていう、そういうのをネットフリックスができた当初はそういうサービスだったんですね。
で、その時はまだやっぱりその重たいデータっていうのは普通の通信技術では普通の一般家庭には届けられないものだったので、なかなかそのインターネットで映画を見るっていうのはまだまだ先の話だったんですけども、そういうインフラが整ってきて、まあDVDっていうものが必要なくなり、今はストリーミングっていう形になってますけども、
そういうビジネスモデルが、やっぱりそのネットフリックスみたいなものが普及したことで、さっき武さんがおっしゃったみたいなその概念が今まではもう完全になんかこの世の概念じゃなかったのが、それがこうだいぶ一般化して、で、なおかつ例えば日本の場合だと、まあメルカリみたいなサービスが、ネットフリックスのようなソフトをレンタルするっていうことではなくて、
時代に合ったクリエイティビティ
たとえば中古の本を買うと、で、特に日本の場合は、中古の本でもこうね、本とかでも結構きれいに読んでる人たちも少なくないと思うので、いや、例えば2000円で本買うんじゃなくて、500円でどっかから買ってきて、ほとんど新品だったらどうせ1回しか読まないわけだし、全然いいよねっていう、そういう概念もだいぶ一般化してきて定着してきると思うんですね。
だからそういうやっぱりそのタイミングっていうか、その時代に沿ったビジネス、そしてビジネスにとってのクリエイティビティっていうことを掛け合わせて、やっぱりクリエイティブ思考っていうのがあるのかなっていうのを思います。
さて、ここまでお送りできました、レイナモトの世界のクリエイティブ思考。今回はビジネスにおける時代に沿ったクリエイティビティについてご紹介しました。
どちらのご紹介いただいたビジネスも、本当に5年前、10年前だったら、まあうまくいかないだろうなって思うようなことが、いろいろなSNSの普及だったりとかレンタルの定番化だったりとか、いろんな流れの中で今クリエイティビティとして身を結んでいるんだなっていうのを実感しました。
そうですね、やっぱりその時代の流れとか社会の流れがあるじゃないですか。で、そういうことでその時の時代、そしてその時の文化に沿ったことを作っていかないと、いくらそのクリエイティブ専門の人がこれってすごいクリエイティブだよねって言ったとしても、それが世の中に広がるってことはないとは思うんですね。
僕がこの番組を通じて伝えたいのは、やっぱりそのクリエイティブっていうものとしての言葉とクリエイティビティっていう考え方ってちょっと分けて考えていて、考え方っていうことを強調する言い方としてクリエイティブ思考っていうことを言ってるんですけども、
それって繰り返しになるんですが、クリエイティブ専門の人だけのものではなくて、別に誰でも使えるものだし、それによって、例えばケノリック・ラマーが音楽活動だけではなくて、それを提供するビジネスに回したりだったりとか、あとこのさっきのニューリーっていうのもその時代の流れを見て、じゃあそれをどうやって形にするかっていうところもやっぱりクリエイティブな考え方が必要なので、
今日はそういう思いで、クリエイティブ作品っていうことではなくて、時代に沿ったクリエイティビティ、ビジネスというコンテクストの中でちょっと話してみました。
世界のクリエイティブ思考、お相手は麗奈本と竹村由紀子でした。
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