1. あ、今週のジャンプ読んだ?(褒めレビュー)
  2. ジャンプ+新連載紹介雑談 25..
2025-05-14 11:50

ジャンプ+新連載紹介雑談 25年上期⑥【土曜】

apple_podcasts
『大人大戦』©都築真佐秋(作画)/かっぴーhttps://shonenjumpplus.com/episode/17106567264648207234『銀青のプルースト』©えもふうhttps://shonenjumpplus.com/episode/17106567265233237158『鬼士道』©Wataru Studiohttps://shonenjumpplus.com/episode/17106567265033403580

サマリー

新連載作品「大人大秘宣」と「銀城のプルース」が紹介されています。特に「大人大秘宣」では、監視社会を描いたディストピアの設定が話題になります。「銀城のプルース」では、異なるバックグラウンドを持つ女の子たちの友情や恋愛がテーマとなり、開発が進む町での価値観の変化が描かれています。また、新しい連載作品の中では、恋愛と成長をテーマにした感動的なストーリーが展開されます。さらに、サイバーパンクな世界観を持つ作品では、日本の妖怪が登場し、独特のユーモアも合わせて展開されます。

大人大秘宣の紹介
では続きましてが、土曜日の新連載作品が1、2、3。土曜日の新連載作品が3作品ありまして、1作品目【大人大秘宣】。作画が篤木正明先生、原作がカッピー先生。
こちら原作のカッピー先生に関しては、ジャンプラスで【左利きのエレン】という作品の原作を担当されていて、2017年から2022年までの連載となっていました。
ではですね。
はい。ドラマコモされたヒット作品ですね。
ですね。面白かったですね。
まあそうですね。そちらが広告代理店を舞台にした人間群像劇といった感じのお話だったのが、今回はよりフィクション要素の強い作品となっております。
内容としましては、浦島雄太郎君という父親を亡くした少年が立派な大人になるための大人憲章というノート。大人になるにはこうした方がいい。人が見ていなくても人を助けなきゃいけない。親切しなきゃいけないみたいな、そういった自分が大人になるための大人憲章というノートをつけていたんですが、道端で猫をかばってトラックに跳ねられてしまいます。
15年後、浦島雄太郎君が目を覚ますと、自分は30歳になっており、猫をかばった雄太郎君を通報してくれた黒田さんという人が政治家になって、浦島君のつけていた大人憲章というノートをもとに、みんな大人にならなければいけないということで、超監視社会を構築していました。
おだしょー 目が覚めたら、浦島雄太郎的に目が覚めたら、もうディストピアになったってこと?
おだしょー ディストピアになっていました。そのディストピアの設定というのが、かなり現代的な設定で、いろんなところに監視カメラがあって、それを視聴者が見ていて、携帯でみんながみんなを監視し合って、いいことをしたらいいね、悪いことをしたら良くないねっていうのを評価していくんですね。
おだしょー いいねが一定数集まると、大人レベルが上がっていって、選挙権が獲得できたりですとか、大人としてできることが増えてきます。
おだしょー 良くない評価がついていくと、最終的に強制施設奥になります。
おだしょー 悲しい。
おだしょー なので、みんなカメラのあるところでは、礼儀正しく大人らしく振る舞わなければならないという社会になっています。
おだしょー 浦島雄太郎君は、この社会の異質性となった大人憲章を最初に制定した人として、黒田さんは君が全ての始まりだって崇拝してますし、
世間的な注目も高く、病院で目を覚ましたらすごいいいねをもらって、いきなり評価が高くなったりするんですが、
でも、この社会なんかおかしいぞっていう評価を盾に、お前そんなことしたら評価下がるぞみたいな感じで、すごいカスタラハラスメントみたいなこともされますし、
なんかこの社会おかしいなっていう感じの中で、浦島君がこの社会の闇を暴いていきたいな、みたいな展開ですね。
おだしょー なるほどね。どこら辺に対戦要素があるんだろうかって思ったけど、ここから先、本当レジスタンスになるのかわかんないですけど、
いいね評価稼いでいくのかわかんないですけど、バトルが始まっていくってことなんですね。
おだしょー おそらくそうですね、今のところは強制施設送りになった人は、その後誰も戻ってこない、一体強制施設って何なんだみたいな、大人強制施設ってなんだみたいなところに迫っているんで、
その辺が明らかになっていくと、改めて何かを打倒する話になっていくのかもしれないですね。
おだしょー なるほどね。いやでもなんかリアリティーがあって怖いですね。
おだしょー まあそうですね、実際SNS上の炎上とかはやっぱり、なんでこれで炎上するんだろうとか、なんか炎上したから企業が謝罪してるとかに関しても、
それってどうなの、別に謝らなくていいんじゃないのみたいなことを思ったりすることを結構皆さんあるんじゃないかと、僕は少なくともよくありますが、
そういうことを思っていると、やっぱり現代の偶和としてこの設定は、なるほどなと、あるよな、そういうところあるよな、これはちょっと気持ち悪いな、そういうの嫌だよなって、
共感するところの多い話にはなっていますね。
おだしょー そうですね、あとは最近だと中国とか信用スコアみたいなのがあったりしますからね、そういったところでもなんかすごい身近に感じるというかリアリティーのある設定だと思いましたね。
銀城のプルースの展開
まあそうですね、本当にそこら中に監視カメラを設置しまくって、みんながそれを見て評価してみたいな、その規模感とかそのプライバシー無視の感じとか、それを15年成し遂げた感じとかに関しては高等無形感がありますが、
でもそれが表している価値観、社会観みたいなものに関しては、本当にすごく今風なものがあるなという感じにはなってますね。
という感じなので、かなり社会風刺強めの作品なんで、そういった視点で楽しめる方はかなり楽しめそうな気がします。
土曜連載、もう一つ目が、銀城のプルースとエモフー先生。
こちらもエモフー先生、おそらく初連載じゃないかなと思うんですが、
内容としましては、とあるウインベの田舎町で、お嬢様学校に通うアサミ・カズキちゃんという女の子、美少女がいまして、その子はすごく風紀に厳しいと周りにも評判で、異性と交友してるみたいな子がいたら、
まあそれ法則違反だから、私は見逃してあげるけど、言わないようにした方がいいんじゃないの?みたいな感じのことを言って、みんなこえーみたいなことを言われてるような女の子です。
で、ただお父さんがこの土地のすごい権力者、大きなグループの社長さんで、めちゃくちゃその町を開発しているという感じのお父さんで、周りの人は誰も逆らえません。
そんななんか町中でたまたまでくわした、もう不良やからっていう感じの、ちょっと気だるげな美人のお姉さんのモカさんという人に出会いまして、
その人はなんか性に立たれた感じで、町中でそこらじゅう寝転がって柄の悪い感じなんですが、朝見さんが不良に絡まれてるところをモカさんが助けてくれたりとかして、そこからちょっと交流が始まります。
朝見さんがすごく貧困法制で性に厳しいという感じのイメージを持たれてるんですが、趣味が観音小説を読むことなんですね。
モカさんは小説にそんなに興味はないんですが、家に朝見さんの探していた昔の名作観音小説の続編、続きがなくて困ってたんですが、それがモカさんの家にあるということを知って、それを借りて返しに行ったりで交流が始まっていきます。
おー、いいですね。住む世界の違う女の子同士の友情、もしくは揺り話みたいな感じってことですね。
そうですね。モカさんはすごく昔ながらの貧乏な人たちが暮らしている汚らしい町で暮らしているんですが、そこはどんどん開発の手が迫って立ち向きで、
モカさんの好きなお店とかもどんどん潰れていって、朝見さんは消えるんじゃなくて、どんどん新しくなってるから、住み良くいい町になってくるんだからしょうがないじゃないみたいな感じなんだけど、
モカさん的にはうーんみたいな感じの、そういった感じでこれまで開発が良きことと思って、すごく清く正しく真面目に生きてきた朝見さんが、ちょっと新しい価値観に触れていくようなそういう話になっています。
友情の芽生え
なるほどね。いいじゃないですか。友情の芽生え、恋の芽生えかもしれませんけども、それがどうなっていくかっていう話なわけですね。
そうですね。一応かなり今のところは揺り感が強いです。
なるほどね。
だからそこら辺がどう扱っていくかですね。結構その絵的なところを見てもすごいなんかこう、そういう雰囲気感じるかね。
そうですね。本当に綺麗という感じの画風で描かれていて、一話の段階で、これはモカさんという女性がいた、シトラスの香りのする女性がいた3年間のお話という形で、何かすでに終わりが匂わされてるんですよね。
あー、よくあるやつですね。
アサミさんのモノローグですべてが当たらないんですが、これはそんな彼女がいた3年間の物語として締めくくられているので、第一話が。まあ切なそうだなというのがすでに伝わってきていますよ。
そうだね。いやーでもまあ、切ない中でこそあった本物の感情というかね、そこでしか味わえない青春の1ページみたいなところが我々は見たいし、その悪の強さみたいなところがね、たぶん我々心に刺さってくると思うからね、そこをすごい楽しみたいような作品ではありますね。
そうですね。やっぱりゆりであるからこその、ある種の純粋さみたいなものは絶対あると思うんで、実際の同性愛の話がどうこうというのはちょっと離れますが、文学作品としてのゆり作品でしか表現されない、ある種の純粋さみたいなものはあると思っているんで、僕は乙女の帝国でその辺のアンテナを開いていただいたんで。
はいはい。
そういった点でこの作品もそういった綺麗な、そして切ない、そして時に汚い、そういう話だったらいいなと期待していますよ。
そうですね。
で、土曜日、もう一つインディース連載があります。騎士道、こちら、鬼に武士の道で騎士道となっています。作者の方が渡るスタジオさんという方で、Twitterとかでフルカラー漫画をたくさん書かれている方のようで、CGとかも多用しているのかなと思うんですが。
CGっぽい絵ではあるよね。
そうなんですよね。かなりCGっぽいというかアメコインっぽいという印象でしたが、僕は。かなり独特の画風の濃いめのバタ臭い感じの絵で、かなりいいですね、これは。
そうですね。味があります。
設定的にもうめちゃくちゃサイバーパンクな未来都市みたいな感じのところなんですが、ネオンまみれの汚らしい雑多な街みたいなところなんですが、そこに妖怪の子孫、妖怪の末裔というのが暮らしていてめちゃくちゃ差別されている。
で、街の空には仏と呼ばれる光り輝く人形のものが浮かんでいて、妖怪が悪さをすると仏が降りてきて、妖怪をぶち殺すという、そういう世界観ですね。
かつて仏が現れたときに妖怪は仏と戦ったけれど、負けてしまって、今人間界にいる妖怪は力を失った弱々しい妖怪しかいないという、そういうことらしいです。仏が何なのかはよくわかりません。
仏ですからね、わかんないですね。
おだしょー めちゃくちゃ光ってて全身パワードスーツのアメコミヒーローみたいな格好をしてるんですが、よくわかんないです。
そんな中、親友の妖怪を仏にぶち殺された、しかも冤罪濡れ切るでぶち殺されてしまったマックス君は、もう落ち込んでこんな世界で生きていくのは嫌だみたいな感じになっているんですが、
そんな彼にもう一人の親友のジェフさんというおっさんが、「そこまで君が思い詰めてるんなら、じゃあちょっと僕の秘密を明かそう。」と言って、実はその世界ですでに滅びたと言われている力のある妖怪、鬼の末裔で、マックス君にその伝説の鬼の力みたいなものを与えるというお話になっています。
おだしょー なるほど。だからこそ、騎士道、鬼、仏師道みたいな感じってことね。
しばやん そうですね。という感じの鬼っていう感じの日本妖怪っていう感じの世界観なんですが、登場人物はみんなアメリカ人風で外国人風で、マックス君とかジェフ君とかそういう感じの世界観で、これは個人的にはかなりクセになると思いますね。
おだしょー 画風の話ばっかりしちゃいましたが、会話のビットに飛んだジョークがいい感じなんですよね。 なんか気の抜けたギャグめいた会話が繰り広げられてていいんですよ。
しばやん なるほどね。スペースコブラみたいな感じってこと?
おだしょー 多分近いものがありますね。もうちょっと砕けた感じではありますが、でもちょっと近いノリがありますね。
しばやん なるほどね。そういったところは絵柄と合ってるじゃないですかね。
おだしょー そうですね。なので、画風の魅力と会話のセンスの独特さというので、僕はこの作品かなり注目で、ここから先戦闘展開になっていった時に、さらにこの作品がどういった魅力を見せてくれるのか、とても楽しみですよ。
しばやん なるほどね。
おだしょー という感じで、以上土曜連載作品となっております。
11:50

コメント

スクロール