2022-10-22 24:59

あ、すごいスマホ読んだ?

apple_podcasts

普段は週刊少年ジャンプの感想を語り合っているGARUと味噌が『すごいスマホ』(原作:冨澤浩気先生、作画:肥田野健太郎先生)を紹介。それぞれ印象的だった3つのエピソードを元に作品を紹介・オススメします。(※最終回までのネタバレを含みます)

00:01
どうもガルです。ミソです。
今週は週刊少年ジャンプ2022年第46号において最終回となりました。
スゴイスマホ。こちらに関して僕とミスさんで打ち切りを追悼する意味でも、この連載作品をネタバレ満載で振り返って、スゴイスマホというのはこういうお話でした。
そんな中で僕とミスさんがそれぞれお気に入りの話数を3つずつ上げていって、あのシーン良かった、この辺が魅力的だったという取り上げ紹介をしていきたいと思います。
まず基本情報としてスゴイスマホ。連載開始が2022年23号から全23話の連載。
作者の方が原作作が分かれておりまして、こちら原作の方が富澤博紀先生。こちらの方が元々は第69回千葉哲也賞、ヤング部門大賞を直結という作品で受賞。これが2013年ですね。
千葉哲也賞を受賞した後、週刊ヤングマガジンに《戦火の彼女》という作品を連載しました。
デビューがマガジン系です。
おー面白いですね。
はい、こちら全5巻。その後ジャンプ系に来ましたのが、2017年第1号のミラクルジャンプという雑誌に原作、森田雅則先生で《絶望のペテンシたち》という作品を読み切りを掲載しました。
作画の方なんですね、そっちの方が。
先ほど言った《戦火の彼女》というのは作画お話し、両方とも富澤先生、その後原作森田先生がつきまして《絶望のペテンシたち》という読み切りで、その次の作品というのが隣のヤングジャンプ、このウェブ版のヤングジャンプに和牛○○の小池さん全巻というのを原作小池勝尾美先生で連載しました。
こちらに関して原作という小池さんというのがちょっとグルメライター的な方みたいなんで、漫画の原作としてのお仕事だったのかどうかはちょっと分かりませんね。
なるほどね。
小池さんが和牛を食べる漫画ですね。
そういうグルメルポンみたいな、そういう漫画を全1巻連載しまして、その次の作品が週刊ヤングジャンプ2018年47号から全2巻、『Who I am?これが自分だ!』という輝きという作品。
こちらはワウワウで放送されていたパラリンピックにちなんだ番組、『Who I am?』というそのパラリンピック、パラリンピストの特集をした番組の漫画家というものでした。
企画モノだったんですね。
企画モノの作画を主に担当された方なんですね。
なるほどなるほど。
という富澤先生が今回原作として初めて作品に携わったのが、すごいスマホという形でいきなり週刊少年ジャンプ、連載でデビューという形になりました。
03:02
おー面白いですね。
作画の方の日田の健太郎先生に関しましては、皆さんご存知、2018年に自画という怪獣漫画の作画、こちら原作は佐野六郎先生という方で作画を担当されていた先生です。
その後、ジャンプラスの方にさまざまな原作の方と組んで、読み切り等何作も発表されていた方となっております。
今回すごいスマホで連載2作目となりました。
といったお二人の組んだ作品すごいスマホ、内容としましては、男子高校生桜田九君というのが幼い頃に弟の周君というのが行方不明になったという事件をずっと抱えてきていたんですが、そんな彼のカバンの中にある日突然すごいスマホが入っていました。
すごいスマホですね。
すごいスマホ。
こちらは人間が作った情報的なものは全て検索できるというすごいスマホでした。
すごい。すごすぎる。
すごいですね。
そんなすごいスマホを手に入れた九君ですが、弟の周君の件は調べられない。
どうやらそれは他のスマホ持ち、スマホホルダーがその情報をロックしているせいであるということがわかりまして、周君、弟の失踪の真相を知るために九君は他のスマホホルダーと対決していくようになるというようなお話です。
その戦い、最初の出だしとしましては、九君の大人なじみの由加ちゃんというのがタワマンに住んでいる友達の家に泊まりに行ったら、そのタワマンが何者かに襲われて、由加ちゃんに助けを求められた九君が助けに来まして、事件は解決というか、友達たちは助けられたんですが、どうやらこの事件の裏にはスマホホルダーがいるらしいという形で、九君がいろいろと情報を探っていく形になります。
この九君と対決することになる悪のスマホ持ちというのが、カンガン全一郎様。様と言いましたが、カンガン全一郎様ですね。
様がついてしまいますね。
全一郎様という形で、こちら存在はずっと示されていたんですが、はっきりと紹介されたのが第5話。こちらがまず僕が選んだ一つ目の印象的な話、第5話となります。
この作品の柱の一人になる登場人物ですかね、全一郎様はね。
第5話というのは、もう完全に全一郎様紹介会で、全一郎さんのやっている会社にヘッドハンティングされた、スカウトされたSEプログラマー的な人が、全一郎さんに初めて会って、なんだこのヤバい会社は、なんだこのヤバい男はと思うんだけれど、最終的に全一郎様の魅力に飲まれてしまって、その従者になるというか、従ってしまうという、そういう一連のお話を描いたのが第5話でした。
そうですね。いやー、その会社の面接の感じとかヤバかったですね、本当に。
そうですね、完全に宗教という感じでしたからね。
そうなんでね、部屋の作りもアホだったからね、なんでそんななんか屋上っぽいところにそんな台座みたいなのあるねんって感じだったんですよ。
全一郎さんのデスクだけめちゃくちゃ高いところにあって、はしごとか、本当になんかどうやって登るのかな、手段が、描かれてないから、いちいちキャラクターでも出して登ってんのかなっていう感じでしたからね。
06:08
そうですね。
そういった絵面的にも大変面白いところが満載で、全一郎様に関しても、そのすごいうっとりするようなキラキラする表情で他人をバカにしたりとか、いろいろといい絵作りもありましたし、そして何よりも最後に、全一郎様に突きしたがっているおじさん、きっと何か権力か何か能力のあるおじさんなんと思うんですが、
そのおじさんが全一郎様にどうぞフリスクですみたいな感じでフリスクを出してあげると、全一郎さんがやれやれしょうがないなっていう感じでフリスクを受け取るんですよね。
そうですね。
あそこ本当に面白かったよね。
全一郎様のそのある種の包容力みたいなものが示されてましたからね。
そうですね。フリスクを受け取ってあげる優しさもあるし、なんでフリスクやねんっていうね。
タバコをよこせみたいな感じのギャング的な少年ジャンプであったらフリスクになったんかなとかいろいろ想像するけど、本当に絵面が面白かったからね。
そうですね。おじさんがもう黄骨の表情で全一郎さんにフリスクを与えてますからね。
そうなんだよね。本当に全一郎様がこの人を支配してるんだって感じがしたからね。
そうですね。おじさんも幸せなんだなっていう感じも分かりましたし、フリスクいかがですかみたいな感じで寄ってくるおじさんに対して全一郎様がやれやれみたいな感じで手を差し出したところに、
これパラパラと今コマを見てみたらもうすでに4粒落ちてるし、5粒。5粒目ももうほぼ落ちてるんですよね。
多いね。
そんなフリスク食わないと思うんですが、でも全一郎様はフッて顔してるんですよ、これ受け止めて。
そうですね。
全一郎様、これは包容力ありますよ。
受け取ってあげる俺、かっけえなって思ってるんですね、きっと全一郎様ね。
そうですね。素晴らしい関係ですよ。
本当に!?
主従の関係としてはちゃんとなったけどね。
といった全一郎様の登場、これがQ君がこの連載を通して対決することになる。
そして後に明かされた設定においては、どうやらこの世界の主要人物というか、この世界を救い得る人物として設定されているらしい全一郎様の登場回でした。
そうですね、インパクトありましたね。
といった第5話、ここから怒涛のこの全一郎様とQ君の対立構造がはっきりしていく展開が続いていきます。
そうですね。
という形で、ミスさんが選んだのがここから続く第6話、第7話。これらをそれぞれ3つのうちの1つ目、2つ目として選んでみましょう。
そうですね。
まあそのタワバン事件があって、結局警察もね、そのタワバン事件を追っていくにしたがって、もうなんか超テクノロジーが使われてるんじゃないかみたいなことを突き止めていくわけですね。
そこに出てきたのが、セオミズ刑事というね。
一見するとすごい小っちゃい女の子なんだ、目つきの悪い小っちゃい女の子だけど超有能っていうね。
09:03
そういう有能ちびっ子警察ホワイトハッカーキャラが出てくるわけですけどね。
この登場回であり、その有能っぷりを発揮するというかね、その警察内でこの誰がさんと、仕事ができない係長と違って私有能なんでね、みたいな単価を切るっていうね。
すごい良いキャラの刑事キャラが出てくるっていうこの第6話、このセオミズでかが俺は大好きなんで、今回その6話を印象に残った1話っていうのを選ばせていただきましたね。
確かにあの登場すごい印象的で、何かそういった組織内での極端に有能なキャラクター、しかもなんか歯に機能を着せぬキャラクターという形で、
周りからもっと足並みを揃えろみたいな、なんだその口の利き方はみたいな叩かれ方をするんですが、
それに対して私は圧倒的な実力がありますんでみたいな感じで堂々と言い返すっていう、あのキャラクターはすごく印象的でしたし、好感が持てましたね。
そうですね。ちょうどね、その時のポーズとかがね、こうなんかちょうどルリドラゴンが第1話掲載した時期でっていう。
表紙のルリドラゴンとポーズが被ってるんで、ルリドラゴンやーんって俺がすごい突っ込んだっていうのも印象的でしたね。
まあまあ、ガオーって顔してましたからね。
いやー、だからセオミズさんにはルリドラゴンが救済したというのは、ルリドラゴンを継ぐものになってほしかったんですけどねっていう。
残念ながらルリドラゴンの期間までは持たせられなかったですね。
そうですね、残念でしたね。
ただ本当にね、セオミズさんに関しては、まあちょっと後に出番が減っちゃうっていう感じではあったけれども、
本当に全一郎様、Q君の間に挟まって警察としてどっちを選ぶんだって言われたりとかね。これは7話ですけどね。
そういったところで、ある意味ではQ君と全一郎様の勝敗を決めるキーキャラとしてもすごい活躍しましたからねっていう。
まあ確かにそうですね。しばらくはレフェリー的な立場にいましたね。
そしてまあまあそのね、セオミズさんが登場した第6話で、その対決、三者会談が行われるのが第7話っていうね。
ここが俺がもう一つ選んだ、二つ目で選んだすごい良かったところっていう感じですけども。
ここはとにかく本当に頭脳バトルがちゃんとしてたんで、この漫画の中でもやっぱり随時の緊張感のある戦いだったと思いますし、Q君と全一郎様。
そしてセオミズデッカイジっていう形でね。で、そこに対して本当にね、さっき言った全一郎様が顔を晒すっていう意外そうな手を出すんで。
顔を晒すっていうね、もう意外な手を出すんだよねっていう。
そうですね、それぞれ匿名で会談をしていて、スマホ持ちの正体、そのホルダーの正体というのが、まあどっちが先に判明させるかみたいな戦いが始まっていたところで、いきなり全一郎様が顔と本名を明かしましたからね。
そうなんだよね。これにはQ君もびっくり、セオミズデカイジもびっくりっていうね。
ここは本当にさっき言ったね、5話で出てきた全一郎様の格がさらに一段階上がる回だったじゃないですか。
まあそうですね、それにやっぱりこのキャラクターとしてとても魅力的な分、正体を隠していることがあしかせになりかねないところをものすごく露出のあるキャラにしてくれたことで、やっぱり全一郎さんがより輝きましたからね。
12:08
そうなんですよ。そして、俺がこの話を選んだ一番の理由は、もうその全一郎様の輝きですよっていう。
なんと、自分が飲んでいたワイングラスを天井に投げて、その天井で割れたグラスの破片がキラキラして輝くっていうね。
そうですね。
謎のエフェクトというか、なんで全一郎様がキラキラしてるの?それは天井でグラスを割ったからだよっていうのがちゃんと描かれてるっていう。
この絵面の面白さはもう、俺がすごいスマホで一番好きなシーンですよっていう。
本当にここのシーンは俺もすごいスマホで大好きだったんで、ここはもう開けざるを得ないっていう感じでしたね。
そうですね。この先も全一郎様はいろいろと小道具を使いこなした感じの画面表現、画面演出をやってきますが、ここが本当に始まりでしたもんね。
そうですね。
なんか僕が最初読んだときに、その階段中全一郎さんが飲んでいたワイングラスを投げ捨ててパリーンってなって。
で、Q君にこっちから会いに行っちゃおうかなみたいなこと言って、Q君にやべえと思わせるみたいな。
その一連の流れを、何かこうなんでしょうね、宣戦布告というか、自分の戦意を公表するために、あえてグラスを投げてるのかなぐらいの印象だったんですよ。
そうです。
伝採中で語っているときにも言いましたが、銀河英雄伝説で帝国側の人たちが出陣する前に飲み終えたワイングラスを床に叩きつけて、乾杯プロジェクトって言ってパリーンって割って出陣みたいな、
ああいった戦意公表の一種なのかなと思ってたんですが、ミスさんに言われて読み返したら間違いなくビデオ通話中の自分の背景をキラキラさせるために割ってるんですよね。
そうだね。全一郎様面白すぎやろってね。
なのでその画面、その一音に対するこのQ君のこいつヤバいっていう感想もちょっとひと味違って感じられましたからね。
そうですね。ちょっとシリアスなお笑いになってましたね。
確かにヤバいなという感じで、その全一郎様のいろんな個性が5、6、7話とここまでの3話を通じて描かれた感じでしたね。
そうですね。
といった感じ。
いやー素晴らしい回でしたね。
本当に全一郎様の登場によってこの作品の印象というのが一気にかなり高まった、濃くなったという感じは間違いなくありました。
その後お話は全一郎様とQ君の対決となっていきまして、全一郎様の仲間であるスマホホルダー、すごいスマホホルダーの桃浦さんというのの足取りを掴んだんですが、どうやらそれが劣りでQ君絶対絶命という中なんとか逃げ出して、
代わりに桃浦さんはスマホを手放して警察に身柄を保護してもらうんですが、残念ながら桃浦さん、全一郎さんにもう用済みだという形で殺されてしまう形になりました。
そうですね。
という形で、そこで僕とみっさんが共通で挙げた印象的な1話というのが第15話。
こちらが桃浦さんが死ぬ話、そしてそこから一気に事態が動き出すお話のスケールが広がる話となっていました。
15:00
そうですね。
ここに関しては桃浦さんの死亡というところもありますけど、個人的にここを押した1番の理由は死亡通知がスマホホルダー全員に行くというところで、12人、桃浦さんが死んでいるので残りは11人ですけど、全部スマホホルダーが出てくるというところですね。
ここがすごいワクワクしましたね。
そうなんですよね。前半で桃浦さんが死んでしまった。
Q君に関してはそれを後で気づいて、桃浦が危ないというふうに後で気づいたけれど、暗否を確認したらすでに死んでいて、チクショーという感じでうなだれるという。
Q君がものすごい激しい息通りと悲しさを味わうという展開も、ここまで15話やってきた中では描かれなかったQ君の一面が描かれてすごく印象的でよかったですし。
そこから連なる通知が飛んだことによって、全スマホホルダーの顔が描かれず存在だけ示されたりという形でありましたが、あそこで一気に世界が広がった感じは大変ワクワクしましたからね。
そうですね。そこで僕は、瀬尾水さんが告げなかったルリドラゴンを継ぐ者として、節田さんを押し始めるんですけどね。
ナンバー2ホルダーの節田さんがVTuberで、明らかにドラゴンっぽい格好をしてるということでね。
これはルリドラゴンを継ぐ者や!って言って、もう救済してたんで。
というところで、節田さん頑張れ!これはこれから節田さんを押しで行くぜ!って言って宣言したにもかかわらず、あんまり出番なかったんですね、この後。
そうですね。一応折々に触れて描かれてはいたんですけどね。
そうですね。というわけでやっぱりテイストが一気に変わる感じは、ちょっと変わりきれなかったんですけどね。
本当にスマホ持ちのバトルロワイヤルが始まるぜ!っていう雰囲気はすごい良かったですよね。
はいはい。確かにそこの盛り上がる感じは間違いなくありました。
ちなみに節田さんは普通に顔出ししてるYouTuberですね。VTuberではなく。
はいはい、そうでした。YouTuberでしたね。
といった感じの本当にスマホホルダー同士の戦いが本格的に始まるという印象的な第15話を経まして。
お話としましてはQ君が、もうらさんが死んだ頃に大変落ち込んでいるところ、幼馴染のユイカちゃんに励まされたりとかして。
大変発奮しまして、やるぞ!ってなったところに、他のスマホホルダー、ボウケン君とレイちゃんという2人が駆けつけてやってきまして。
Q君も試した末になんとか仲間になって、これで改めて禅一郎さんと対決だとなって、最終回に向かっていくわけですが、
その中で僕が選んだ3つ目のお話というのが第20話。
こちらは禅一郎さんとお父さん、カンガン禅徳さんのお話です。
はいはいはいはい。禅徳さんも謎キャラだったね。
ほぼ喋らず、お付きの人が何々ですか、これはいかがでしましょうっていう、いちいち聞いてくるのを、人差し指を左に向けるか右に向けるかで、イエス・ノーで全て指示をするという人でしたね。
18:06
そうですね。いやー、本当にそうなんでしょうね。
毒王夜間満載でしたし。
あと常に携帯を通じているのはいったい何をしてるんだって、我々は議論になりましたからね。
そうですね。指示とかをしつつ自分自身は携帯をずっといじっているという、片手間に全機を日本社会、世界経済を動かしつつ、ずっと本当にただの携帯で何かをしている人という、大変意味深なキャラクターではありましたね。
そうですね。この漫画で本当に何だろう、総理大臣がラッパーじゃないけども。
イン・オフのという。
イン・オフのような言葉を出したりとか、意外と地位が上だ人ほどおかしいってなったよね。
そうですね。大物感をその異常さで表す感じの作風でしたよね。
そうですね。そこは結構好きでしたね。
そうですね。そこは間違いなく魅力だったと思います。
という感じで大変印象的なお父さんキャラが出てきた結果、全一郎さんの中で父親に対する復讐心みたいなものが描かれて、
それまで完全な王、僕は生まれついての王だ、みたいなことをずっと言っていた全一郎さんというのの全く違った一面というのが描かれて、
彼の中の激しい憎悪とか、ある種の動機みたいなものが描かれることによって、
全一郎さんが間違いなくもう一人の主人公として地位を確立したのが第20話だったんじゃないかなと思いますよ。
いやー、あれですね。ヒュー君の話が一切出てこないですね。
全一郎さんのキャラが大変経って、最終回23話を迎えまして、
その中では全一郎さんがキュウ君の弟シュウ君の失踪にどう関わっているか、
そしてみんなが持っているスマホというのは一体何なのか、どこから来たのか、
そしてそれを与えたとされる監視している人たちは一体何者なのかといった疑問に答えが出たり出なかったりしましたね。
そうですね。出た分は出たけど、出てない分は書き下ろしに来たみたいな感じの終わりでしたね。
コミックス最終巻に書き下ろしというか、アフターエピソードをつけてくれるらしいんで、
エピローグをつけてくれるらしいんで、そこで全ての謎は明らかになるのかもしれませんが、
本紙連載においてはとりあえず、俺たちの戦いはこれからだという、
もう本当にそれ以外に異形のない終わり方をしていましたね。
全くもって相当ですよ。さっき言った15話で集まったスマホ持ち、結局誰一人減ってないからね。
そうですね。ただ最終的にこのスマホ持ち同士の投票で決着がつきそうな流れにはなったので、
それぞれ味方スマホ持ちがいる中、11人の過半数を制した者が勝つという形で、
これから他のスマホ持ちとも絡んでいくというのは確定路線ではありましたよ。
そうですね。追放的なものが、アモングアスみたいな形の、
一人追放ゲームとかそういうのはわかんないですけどもね。
そのルールとかもすごい気になったし、もしそういう一人ずつ追放していくみたいなルールとかだとしたら、
21:06
本当に一回一回について心理戦、お互いの立場とか変わっていく。
もちろんスマホがそれぞれにとって大切なものであるから、
絶対一人手放したくないという状況に対して、どう妥協というのを費やしていくのが、
すごい頭脳ゲームが始まりそう、しかもみんな人生かけてるぜ、
命よりも大切なものをかけてるぜっていうのがあるから、めちゃくちゃ楽しくなりそうだったんだけどね。
そうですね。なので本当にこれまでに示されてきたいろいろなアイテムとかルールみたいなものが、
これから活かされそうだなっていう流れまでは来たんで、
本当にいろいろこの世界、この後が控えていたんだろうな、いろいろと考えていたんだろうなという感じを示して、
面白くなりそうな雰囲気を滲ませつつ、
まあ、ハンター×ハンター、いや何とは言いませんが、終わってしまいましたね。
そうですね。
いやー、だから本当にね、実際Q君の話が出てて、ちょっとチラッと言いましたけど、
そのQ君自体もどんどん話が、最初はちょっと取っ付きにくかったんですけど、
どんどん熱いところもあったりして、成長してとかは見られましたし、
ほんとか全一郎様は最初から面白いしっていうところで、
なかなかね、やっとこうキャラクターが揃ってきて立ってきたぜっていう感じだったんだけどねっていう。
そうですね、全一郎様はちゃんと最初から面白い上に、その後どんどんキャラクターが広がっていきましたからね。
そうですね。
最後、シュウ君の死の真相に関して言及したあたり、ちょっと格を落とす感じがあったのは残念ですが、
まあ、全体としてはキャラが立っていましたし、
本当にQ君に関しても、モウラさんを失って、幼馴染に嫉妬されて、
自分のやるべきことをやらなければというところから、冒険さん達を仲間に引き入れてみたいな、
その一連のエピソードで、やっと主人公として確立し始めたところでしたからね。
そうなんだよね。
やっぱりちょっとスロースターターすぎたのかなっていうのはありますよね。
まあでも振り返ると、5話で全一郎様登場っていうのはかなりいいペースだったのかもしれないんですけどね。
そうだね。
あとはやっぱりQ君サイドが全一郎様と釣り合うくらいの、全一郎様と対決するに足るだけの足場を、
もうちょっと早く確立していたら、このお話の盛り上がりは、
さらにさらに倍、3倍、4倍と盛り上がっていったのかもしれないんですけどね。
そうですね。
そういった意味では、本当ここでね、振り返ってしまうのが惜しいっていうのが俺の感想ですね、本当に。
という感じではあったんですが、本当に各キャラクターの魅力的なところとか、
全一郎様に代表される、おかしな、チンキなキャラクターたちのユニーク表現というのはすごく印象に残る感じでしたし、
本当に短期連載とはなりましたが、短期打ち切りとはなりましたが、
この連載文を読むことによって、これはどうなっているんだろうな、この作品どうなるんだろうな、
このキャラクターはどうなっていくんだろうなとか、
そういったいろいろと想像させられるような、すごい何か刺激を受けるような作品にはなってましたよ。
そうですね。
という感じで、全3巻となりましたので、ぜひ3巻読んでその刺激を受けていただいて、
そして書き下ろしエピソードでこの結末がきっと描かれていると思いますので、
24:04
ぜひ皆さん読んでいただきたいなと思いますね。
そうですね。私のセツナさんがどうなったかは見届けないと思いますね。
ちゃんとこの11人の、合計12人のスマホホルダーの中に2人ユーチューバーがいるというのは、
すごい現代的で面白かったですからね。
そうですね。
ユーチューバー対決とかも見れそうだったりとか、なかなか面白い要素もいっぱいあったりしたので、
セツナさんとレイちゃん、ユーチューバーでどう戦っていくかとかも気になったりとかしましたが、
2人でコラボとかするんでしょうか。
という感じの、いろいろと気になる要素もあった、面白い要素もたくさんあった、原石的な作品、
そして何か気になるワード、印象的なシーン、印象的なコマをたくさん描いた、
大変作者の方お2人の今後は気になる感じの作品、スマホ、すごいスマホでした。
はい、といった紹介お勧め番組となっております。
あとは最終回に関して単独では本編の方で感想を語っていきます。
24:59

コメント

スクロール