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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。毎朝更新している声の日記です。
今日も最後までお付き合いください。
大相撲の人気と魅力
大相撲5月場所が行われています。
最近は大相撲ほんと人気なんですね。全然チケット取れないんですよ。
まあ頑張ってるんですけど、次の東京は9月ですからね。9月リベンジしたいなと思います。
一緒に行きませんか?って私の方から声をかけた長野の友人からは、毎日大相撲の取り組みが終わってすぐにメッセージが届きます。
今大相撲は前頭筆頭なんですけど、上位陣とずっと当たってるんですね。
今日の大栄翔で終わりだと思うんです。その後は平幕同士の戦いになっていくんですけど、
まあその中で星を伸ばしているっていうのがすごいことで、まあ興奮して私は終わった後にやったーとか言って声を出してるんですけど、
声を出した途端にメッセージが届くもんですから、おっとっていう感じになるんですけど、そこでまたちょっとやり取りをしながら興奮して見てるんですね。
そしてその中で長野の友人が言うのは、王鵬の所作の美しさを言ってくれるんですね。
大相撲の魅力って、やっぱり力と力のぶつかり合いだったりとか、相撲の上手さを見たりするとやっぱり素晴らしいなって思ったりするんですけど、
ただの格闘技ではなくて、型の美しさも重んじる伝統芸能の側面も持っていると思うんですね。
その所作の美しさっていうのも注目ポイントだなって確かに思います。
力士たちのルーティンと心の勝負
王鵬は一つ一つが静かで、そしてでも力強いんですよね。
あんまり表情を変えないところも私は好きですね。
お相撲は土俵に上がる時の足の運び方、一つにしても約束ごとがあって、そこには型があるわけですね。
時間いっぱいになるまでの動きの中に集中力士たちが高めていく、そういう姿を見るのもいいなって思うんです。
昨日の取り組みは王鵬と今場所 綱取りの大関大の里でした。
大の里は本当に上手いし強いですよね。
そんな大野里に、ここ2場所は王鵬が勝っているんですね。
つまり今年になって負けてないんです。
ですが昨日は王鵬が負けちゃいました。
そんな時にもちゃんと長野からはメッセージが届きました。
彼女は大の里推しなので、もらいましたよ今日はみたいなメッセージでした。
顔を拭くシーンがありますけど、顔を拭いたタオルをちゃんとたたんで、ありがとうございますみたいな、なんかちょっとペコッと頭を下げて渡すっていうのが大の里ですね。
まく塩は多めで割と上の方にバーッと巻くんですね。
でその上の方に視線を送るんですね。
その塩の行く末を見るみたいな、あの大の里の姿私は好きですね。
王鵬のルーティンは膝をぐるぐると回して、あれ多分力を抜くっていうことの動きをしてるんじゃないかなと思うんですけどね。
あと立ち会い前の蹲踞（そんきょ）のその直前に両手をグッと上げるんですよ。
それはまるでなんだろうな、動物が相手に対して自分を大きく見せるみたいな、そういうなんか威嚇をしているようでもあり、でもずっと柔らかな感じなんですよ。
で柔らかい人なんだなーって思っているんですが、でもインタビューを聞くと結構気も強いんだなっていう一面も見えたりして、そういうのも楽しいですね。
いずれそんな力士たちのルーティンを見るのが好きですね。
今日も同じ姿を見て待ってましたって思うんです毎日。
そしていよいよ蹲踞 なんですが、互いの呼吸を合わせる、そして礼を尽くす、一瞬の勝負に向かっていくっていうその蹲踞のシーンとしたところ、この間が美しいなってまた思います。
そして心の勝負ってその時からすでに始まってますよね。
さらには取り組みが終わった後は、勝った力士が懸賞金を受け取りますよね。
その時の所作、懸賞の束を手にした後、一度それを掲げて礼をする動きがあるんですけれど、あれは勝利は神様のおかげ、応援してくれる人のおかげという感謝の気持ちを表していると聞いたことがあります。
強いお相撲さん、技が光るお相撲さん、それも十分に魅力的なんですけど、所作の美しさって心のありようが動きに滲むものだというふうに思ったりしますので、
強さの中にまた品格がある、そういうお相撲さんを見るのが私はすっごく好きだし、これからもそういう力士を応援していきたいなって思います。
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それではまた明日。
