2025/09/21
サマリー
両国国技館での初めての相撲観戦を通じて、観戦の迫力や魅力について話されます。特に、生の体験がもたらす感動の重要性が再認識されています。
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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
両国国技館での初観戦
先日19日金曜日に、両国国技館でお相撲観戦しました。
実は私、ラジオでは、お相撲に詳しい人というイメージを持たれている方多いと思うんです。
でも、国技館での観戦は今回が初めてでした。
まだ行ったことなかったの?と驚かれる声を何度もいただいていました。
ただ、ほんとチケットが取れなくて、何度もチャレンジしてもほんと難しかったんですね。
なので、今回ご縁があって初めて観戦が実現して、ほんとにありがたいことでした。
私には、子供の頃から少し変わったインプットがありました。
国語の教科書に、確か説明文だったと思うんですけど、
国技館で相撲を見たけれど、解説がなくて味気なかったというような文章が載ってたと記憶しています。
それを強烈に覚えていて、国技館で見るよりもテレビとかラジオの方が楽しいんだろうなぁと思い込んじゃってたところがあります。
なので、大人になってもその相撲そのものに強い関心を持たずに過ごしてきていたんですね。
ただ、転機はラジオの生放送でした。
秋田出身の元関脇 豪風が番組に来てくださって、それでイベントでもご一緒したこともあるんですけど、
その時に私は質問がうまくできなくて、非常に悔しい思いをしました。
そこからちゃんと勉強しようって思ったんです。で、場所ごとにテレビ観戦をちゃんとするようになりました。
さらに現役歴史 王鵬の大叔父にあたる小国さんをスタジオにお招きして解説をお願いするようになりました。
質問の仕方が変わるとやっぱり解説も深まるというものですから、番組のコーナーとしての面白さも一段と増したと思います。
そして少しずつ相撲の世界が私の中で立体的に広がっていくという感覚がありました。
そして迎えた初めての国技館が19日金曜日のことです。
両国の駅に降り立ったことはもちろん何度もあるんですが、国技館の中に入った瞬間からもうワクワクしました。
そこにはもう賜杯が飾られてあるし、総理大臣杯が飾られてあるんですけど、まあ大きいですよね。
あとは館内を散策して記念品を眺めたりとか、日本相撲協会100周年ということで、
体験の重要性
みんなから付箋のメッセージが書かれた掲示板があったりして、それを写真に収めてきたりとかしました。
お昼には500円のちゃんこを食べました。大の里弁当っていうのが売られていて、大の里弁当を食べました。
今回はアテンドしてくださった方のおかげで国技館の裏側の仕組みなんかもたくさん教えていただけました。
実際にお掃除をする方に土俵の砂をいただいたりとか、まさに初めて尽くしの1日になりました。
そしてやっぱり一番驚いたのは迫力ですね。土俵際の攻防で体と体がぶつかるその瞬間に会場全体が震えるんですね。
震えるっていうのは空気がっていうことじゃなくて、もちろんそれもあるんですけど、震度2ぐらいの地震が起きたかと思うぐらいの体に振動が伝わるんですね。
こんなにすごいんだなっていう、これはラジオとかテレビでいう迫力という言葉では追いつかない感覚です。
体験しなければわからないことはたくさんあるなぁと思いました。
今日は大相撲9月場所の中日です。これから後半戦が始まっていくわけなんですが、やっぱり現地に行って初めてわかることがあって、
経験した後に体験した後にテレビ中継を見るともう感じ方が全然違うんですね。
ライブで見ることの意味ってこういうところにあるなと思います。
以前、箱根駅伝を沿道で見た時もそう思いました。
今はネットで世界の裏側の出来事まで瞬時にすることができます。
でもやはり自分の体が元気なうちに直接体験すること、目で見て耳で聞いて手で触れて全身で感じること、これが人生をとても豊かにしてくれるものだなと改めて感じました。
地方に住んでますと、まず移動に時間がかかります。もちろんお金もかかるんですけれども、行きたいな、いつか行きたいな、いつか行ってみたいなと思っても手を伸ばしづらいところがあります。
でも行きたいなと思った瞬間に行くことを考える。どうやったらいけるかなっていうことを考える。迷ったらゴーなんだなって思いました。
昨日は一つ一つお土産を開いてみました。もう両国の栗ですよ。中身は天津甘栗なんですけれども、両国と書いてあるだけで特別に思えてきます。
おせんべいとかあられもありますが大入りって書かれていたり、両国国技館と印刷されているだけでも宝物です。
パッケージ一つ一つがもう愛おしくて、眺めてはもうニコニコしています。
食べ終わるまで少し時間があると思うんですけど、楽しさがずっと続くなって思っています。思い出をかみしめながらしばらくこの余韻に浸れそうです。
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それではまた明日。
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