大相撲11月場所の展望
おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
大相撲の番付が発表になりました。11月は九州場所です。いよいよ今年も締めくくりの場所に向かっていきます。
大好きな力士たくさんいるんですけれども、秋田にゆかりのある力士というと、祖母が秋田出身の王鵬です。
王鵬の祖父は昭和の大横綱、大鵬です。今回は帰りさん役で関分けになりました。
関分で前回負け越した時に跳ね返されましたかね?とアナウンサーが聞いたら、王鵬は跳ね返されたとは思っていないとはっきりと言っていました。
お顔は童顔でちょっとおっとりした感じなのに、こういう力強いコメントをしたりするので、すっごくそこがギャップがいいなって思ったりします。
三役って場所の前半に役力士との取り組みが組まれることが多くて、負けが混んじゃうんですよね、前半に。
そういうのも今回は2度目なので、気持ちの持ち方を学習できているのではないかと私は勝手に思っていて、
そして後半、番付けが下の力士と取り組みが組まれるということになりますが、その時に星の取りこぼしがないようにしていくっていうことが、
関分として、役力士として勝ち越していくっていうことにつながっていくわけですから、その気持ちの持ち方っていうのが今回2度目だっていうことで、
整えてくるんじゃないかなっていうふうに勝手に期待しています。
他に大好きなのは若隆景です。戦場所は大関取りの場所だったのにもかかわらず負け越しちゃったんですよね、本当に残念でした。
今回の番付けでは、三役から落ちてもう一度仕切り直しの場所ということになります。
でもここからもう一度立て直してほしいなって思います。大関・若隆景という姿を見てみたいです。
相撲観戦の楽しみ方
あと注目しているのは安青錦、藤ノ川、そして草野ですね。今回、草野が志向南を改めて義ノ富士としました。
ひとしとの取り組みで、もう草野とひとし、草野ひとしが見られないのはちょっと残念ではあるんですが、義ノ富士の活躍も期待したいです。
戦場所、9月場所には国技館に行ってきました。日帰りの弾丸ツアーであったんですけれども、本当に行ってよかったです。
テレビや配信でも十分にお相撲の迫力って伝わるんですけれども、やっぱり生で見る相撲って全く違うんですよね。
特に土俵際で見ますと、張り手とか、ぶつかる時の音、そして伝わってくる振動というかですね、そのぶつかる瞬間の空気の震えですよね。
今でも本当に蘇ってきます。それを体の芯で感じた経験があると、画面越しでもその臨場感を思い出せるようになるんですね。
そのぐらい、本当に相撲が身近になった気がします。
特に日本相撲協会が100周年だったということで、特別な感じがあったんですね、国技館って。だからそのタイミングで行けたっていうのが本当にありがたかったですね。
次は九州場所で国技館ではありませんけれども、一度現地で味わったあの熱気を思い浮かべながら観戦できるっていうのは、また一つの楽しみ方だなって思います。
相撲という興行の中には取り組みそのものだけじゃなくて、応援の仕方だったり観戦の空気、いろんな楽しみ方があるんですよね。
私がラジオのワイド番組をやっていた時に相撲コーナーがあったんですけど、王鵬の孫たちはどうなのかっていうような、そんな話をしていたんですよ。
で、それが始まった時っていうのは、大宝の孫、つまり大宝は、十両上位から幕内に入るかどうかみたいな、そんなタイミングだったんです。
大宝の祖母が秋田出身ということで、祖母の弟、つまり王鵬から見ると大叔父ということになりますが、その方がラジオのゲストに毎回来てくれて相撲解説をしてくれるという、そんなコーナーだったんです。
そういうご縁もあって、私はもう王鵬は親戚のような気持ちで見守っているというようなところがあります。
大宝の弟、夢道鵬は、今回幕下7枚目です。もう一度重量に戻ってきてほしいです。
さらに王鵬のお兄さん、納谷は3段目で頑張っています。兄弟揃って石取りというのを見てみたいですね。
そしてこのほど大相撲の公式LINEスタンプが新しく出ました。これ第2弾ということのようでしたけれども、思わずポイントを使ってダウンロードしてしまいました。
その中に王鵬がいるんです。幕尻から見ていた力士が、今やスタンプになるほどの人気力士になっているっていうのは、なんだか感慨深いものがあります。
そして毎回思うことなんですけれど、それぞれの力士が怪我なく、本当に持てる力を出し切れますようにと思います。
場所が始まったらまた、お相撲の話をしたいと思います。
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それではまた明日。
