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2025-09-17 10:43

#1298 いわき市での大震災を題材にしたマンガ「ある光」が良かったという話

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いわき市の薄磯、豊間あたりで東日本大震災の被害を受けた女性を主人公にしたマンガ「ある光」。フィクションながらなかなかリアルなマンガです。和歌山県出身の阪本繁紀さんが新聞社の記者をしながら、3年以上の月日をかけて自主出版したマンガです。2024年9月よりkindle本で、全話無料で読めるようになっています。びっくりするほど、いわき市の各所が緻密に描かれてあり、震災前後のいわき市がマンガで描かれています。福島県が舞台になっているのに、福島県で話題になることが少ないです。ぜひ福島県の大勢の人に読んで欲しいマンガだと思いました。

サマリー

今回のエピソードでは、いわき市を舞台にした漫画「ある光」の魅力が語られています。この漫画は、東日本大震災をテーマにしたストーリーで、作者の坂本茂則さんによって描かれ、無料で提供されています。

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はい、おはようございます。本日の放送は2025年の9月17日、水曜日です。
本日は第1298回目のお話となりまーす。 このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が響きになったことを
だだーっと話をしていくという番組です。 よろしくお願い致します。
いわき市と漫画の紹介
昨日ですね、何気なくですね、いわき漫画、その2つのワードでですね、ネット検索をしたんですよ。
そしたらですね、「ある光」っていうですね、漫画を紹介されたんです。 ある光。
坂本茂則さんっていう方のね、書いた漫画らしいんですね。 すいません、自分全然聞いたことない方だったんですね。
その他の漫画なんですよ。 今回ね、その漫画についての話をしたいと思っております。
皆様はご存知でしょうか、ある光。 いわき市の漫画って言ったらですね、いわき市出身の漫画、
のべまさみさんによるですね、漫画、カラテ・バシャラデン・ギンジだとかね、 ランブルヒストだとかね、いわき市の女浜が出てくる漫画がありますよね。
そういう作品がね、他にもないのかなぁと思って検索したんですよ。 そうしたらですね、自分の全く知らない漫画、ある光って作品が出てきたんですね。
そんなわけで、その漫画、どんな作品かなぁと。 どれ売ってるのかなぁと思ってね、アマゾンで検索してみたんですね。
そしたらあっけなく見つかってしまいました。 すでにですね、その本、キンドロ本になっていまして、そして値段がね、全部は無料なんですよ。
無料、0円です。 えー、新しい作品なんでしょう?これ2024年の9月に出たらしいんですよね。
それが無料、というわけでびっくりしたんですね。 不思議だなぁと思いつつですね、まぁ無料なのね、まずは読んでみましょうと思いましてね、読んでみたわけですね。
漫画としてはですね、これ長編ストーリー漫画に分離される漫画ですね。 長編と言いましたね、漫画を早めに読む人だったらですね、1時間ぐらいで読める。
それの分量です。660ページぐらいですね。 物語はですね、東日本大震災をですね、いわき市、薄磯、豊間あたりですね、高校時代に経験した女性が主人公です。
2020年頃、その頃ですね、久々に故郷のいわき市に戻ってきましたね。 10年前、2010年の頃、高校時代を思い出します。
その震災の1年ぐらい前からですね、物語が本格スタートするんですね。
2020年、進路に悩んでいたりですね、愛知県から来たバイク好きな異性の同級生と友達になったりですね、
学園祭のバンド演奏で活躍したりしながらですね、物語は進んでいくんですね。 アタッカも普通の青春学園漫画のように進んでいくんですよ。
しかしですね、読んでいる側としてね、ちょっとヒヤヒヤするんですね。 っていうのはタイムリミットがわかっているからですよ。
タイムリミットというのはもちろんですね、2011年3月の11日ですよ。 東日本大震災が迫ってくるわけですね。
3月11日、大地震が起きます。 そして激しい津波、それが描かれるんですね。
主人公は10年後も生きている。それはプロローグでわかっているわけですからね。 当然助かるわけですが、家族、それは友人はどうなるか。
そしてですね、2020年頃までですね、東日本大震災後が描かれるわけですね。 その期間を彼女はどのように過ごしていくのか。
避難するために高山市も来るんでね、これも少し描かれるんですね。 彼女はですね、高校時代に進もうと思った夢に向かって進んでいくんですね。
さて、どうなるか。 最初のプロローグ、震災後の姿が描かれていましたね。
第1章では震災前の夕焼け死が描かれています。 終焉月灯台とかね、マリンタワーなどの描写はね、緻密に描かれていて驚かされました。
そこでね、ググッとね、もうまた引き込まれたんですよ。 先ほど言ったようにですね、自分たち読者の人はですね、タイムリミットを知っているわけでね、
ヘヤヘヤしながらね、この青春ものを読み続けることになるんですね。 架空のね、高校目になっているようですよね。
高校目ですね、胸を決めてね、カッチリと描いているようです。 読み終えましてね、一眼外の分量というその長さ、それからストーリー性、物語の作り方などですね、
不思議とですね、映画を一本見たような雰囲気にするんですよ。 そんな雰囲気をする漫画でした。
漫画の絵についてですね、正直言うとですね、現代っぽいスマートな絵ではないです。 人物の描写、あと車の描写などですね、素人の自分でもですね、ここのところを描き直せばね、もっと良くなるのに、なんて思うところが結構あるんですね。
それもそのはず、この漫画ですね、実は初音的に発売された漫画ではないんですね。 同人誌の漫画なんですよ。
自主出版なんですよね。 作者は坂本さんなんですが、箱がね、漫画制作サークル、和歌山しもつ漫画制作同好会という名前になっております。
このサークル名はですね、実を言うと坂本さんが主催しているサークルなんですね。 和歌山県、和歌山ということで、和歌山県の出身の方がですね、31歳くらいの方がですね、和歌山県の同人誌名でね、それを作った本なんですね。
600ページのやつをね、本の形としたものです。 それはですね、Kindle本でね、2024年の9月に上げたものなんですね。
無料で。 正直ですね、岩木氏の描写がとても多いんですよ。
緻密なんですよ。てっきりですね、岩木氏のことを描いた漫画じゃないかなと思って読んでいたんですね。 和歌山県の漫画としてね、びっくりいたしました。
作者はですね、和歌山県出身で、大学時代にですね、東京で大学時代を過ごしまして、その時にですね、2012年に仙台までのね、旅行をするんですね。
震災後のね、津波のね、被害の現地を目撃したそうです。 その後はですね、和歌山県庁、県庁の方で働きまして、公安航空局というところですね、
津波から逃げるプログラム、それを担当するようになったらしいんですね。 それで震災についてね、非常に興味を持ったと。
元の時、新聞記者になりたかったということでね、2020年3月に県庁を退職しまして、東京に出てきて転職活動をします。
その時ですね、再びですね、東北の沿岸部をね、一周するという旅行をするんですね。 そして復興の手助けになるからというのね、日刊建設工業新聞という新聞社に入社します。
その新聞社でね、記者として働きながら、この漫画を書こうと思ったらしいんですね。 で、描写のね、細部を詰めるためにですね、毎週のようにですね、車でね、岩岸に通ったそうです。
で、描写はね、固まってからですね、3年間ひとつでね、書くだけの日々を過ごしたそうなんですよ。
で、2024年にね、この本が完成した後はですね、まあ新聞記者がね、書いた漫画っていうところでね、いろんな新聞記者がね、後押ししてくれたようですね。
また、定備局の人などもね、話題としてくれたみたいです。 この新聞記者の中の人たちにはですね、東日本大震災を経験した記憶がありましてね、
自分もこういう作品、こういう形でもね、なんか携わりたいという思いがあったんでしょうね。 だから話題にしたんでしょうね。
漫画の評価と影響
しかもですね、話題性としまして、和歌山県出身者というですね、一見福島県と接点が見えない人、それが書いたってこともね、興味を持たれた理由だと思うんですね。
しかもですね、この漫画ね、こういう漫画とね、過去にこういう黒い人たちがいたんだよっていう、解剖録だけになりがちなんですよね。そうじゃないんですよ。
和歌山県のね、防災のため、これから来ると言われているですね、南海トラフの大地震、その被害、津波被害をね、億劫の防ぐために書かれたっていうね、そこにも興味をね、引く理由でしょうね。
文化庁もですね、高校生が東日本大震災でね、きっかけに成長していく様が描かれておりましてね、それまでのね、大変だったよっていう、それだけに収まっていない漫画になっている点も良かったんでしょうね。
そして現在ですね、この漫画、あの光をですね、これを元にですね、具体化するプロジェクトも進んでいるそうです。
またですね、作者はね、さらに東日本大震災を元にした漫画を描くことを考えているそうでね、その中にはですね、福島県波山町を舞台にした作品も構想に入っているそうです。
いわき市を舞台にした優れた漫画ながらですね、残念ながらね、福島県、このいわき市辺りですね、この漫画の知名度はね、多分ね、そんなに高いと思えないんですよ。
非常に良い作品ですんでね、是非福島県の大勢の人にね、読んで欲しい漫画だと思いました。
今回ですね、検索したときですね、あの光がね、検索に引っかかったというのはですね、多分AI検索、それはね、強くなっているからだと思うんですね。
AIだとね、新聞取り上げ方のヒット数、これは強く関係して表示したと思うんですよ。
これまでのね、人間の手の中に入った検索だとね、同人誌の漫画っていう段階でね、多分後回しにされて、掲示されなかったと思うんですよね。
そのわけでね、AI化になることとですね、これまで人間の評価とは違う軸、そういうのが生まれましたね。
そうするとね、プロ、あんま関係なくですね、優れた作品、その作品だけがね、話題になる、そういう時代になりつつあるんだなぁなんて、そんなことも思いました。
というわけでですね、今回はですね、夜明け記者を舞台にした漫画、ある光、それを読んだらですね、テーマ線が高くてね、非常に優れていた漫画で、よかったよって話でした。
筋トレ本もね、無料ですからね、ぜひね、多くの方に読んでほしいと思います。
はい、それではまた、もしよろしければですね、ピョン吉のオタクの話をお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして、まことにありがとうございました。
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