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はい、おはようございます。本日の放送は、2025年の3月28日、金曜日です。
本日は第1125回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県小島市在住の特撮アニメ漫画大好きおやしのピョン吉が響きになったことを、だだだなしをしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
赤のキヲクの概要
昨日からですね、公開されました、「赤のキヲク」を見ました。
ルックバックの押山清高監督が、福島県をPRする総合情報誌、福島マップ、その宣伝のために作ったアニメーションです。
ブランドムービーというらしいですね。
YouTubeで無料公開中です。
そしてですね、その制作過程がなんと、NHKBS、グローバルヒットメーカー、ジャパンアニメの革新者たちという番組で見ることができました。
今回はそのお話です。
赤のキヲク、素晴らしい作品に仕上がっていましたね。
作品のイメージイラストだとたくさんの赤べこが出てくるので、そんな赤べこたちはわちゃわちゃとする作品なのかなと思っていたんですよ。
ですが、ルックバックのセルフオマージュみたいな作品になっていたのでびっくりいたしました。
主人公の女性、赤ちゃんから社会人として活躍するまでは3分間で描かれているんですよ。
幼少期に絵の楽しさ、それから赤べこを教えてくれたおばあちゃん。
おばあちゃんの死という悲しいことがありましたね。
赤べこをイメージした絵を描きまして、福島マップを作り上げる。
それを使ってね、自身もおばあちゃんのように小さな子に物語を語って喜ばせていると。
その小さな子にですね、物語を楽しませるために話として登場してくるのがですね、海の崩壊ですね。
黒い怪獣が上がってきまして、それを巨大な赤べこが戦うという物語なんですよ。
もちろんこれは福島原発事故を連想させる怪獣ですよね。
赤べこはもともと病気などから子供たちを守る守り神ということで、赤べこはオルトラマンのようになって戦うんでしょうね。
そうですね、シングルトマンのように下からの煽りで撮影しているんですよ。
円谷英二監督は福島県出身ということも関係しているんでしょうね。
小さい子じゃないけどね、この物語の続きは見たいというふうに思いましたね。
また途中にはですね、福島県のゆるキャラ・キビタンがある役所らしいところも出てきますし、桃を取っている農家さんも出てきます。
福島県のイメージもしっかりと描かれていました。
BSを見るとわかりますけどね、吉山さんの家の隣に親切なおばあさんがいたんですよ。
制作過程と感動
そのおばあさんが吉山さんに自由に絵を描かせてくれたそうなんですね。
その絵を大切に保存してきてくれたんですね。
そんな思い出もこの赤の記憶によく描かれていると思いました。
この作品、監督、脚本、背景、キャラクターデザイン、それから作画、吉山監督が行っております。
しかもですね、今回このアニメに合う歌の歌詞もですね、一部行っていたようです。
そんな中ね、歌詞の内容をかみしみながらですね、もう一度見直したいなというふうに思っております。
BSを見ますとね、当初1分間ぐらいの作品として依頼されたそうなんですね。
吉山さんの貴重な制作過程が出ていましたが、イメージとしてできたものを書き留めながら絵コンテを作っていったんですね。
そこが脚本となったようです。
そうしたらですね、3分を超えてしまうところになったようですね。
1分だけだったらですね、このアニメから届く感動は生まれなかっただろうなと思うんですね。
というわけで3分にしたその決断が素晴らしいと思いました。
本来はですね、依頼者の要望で答えるのはね、ビジネスマンとして大切なことですよね。
しかしクリエイターですからね、つい3分間にしまったんでしょうね。
ルックバックだってね、映画にかけることを考えますよね。
普通劇場版のね、映画アニメの90分にすることも可能だったんでしょうけどね。
そこをね、原作のイメージを大切にして1時間以下にしたってことでね、素晴らしい作品になりましたよね。
そういう監督としての目も持っているなというのも今回も分かりました。
また声の出演でね、福島県出身の声優さんがね、本泉里奈さん、キュアアンジの方ですね。
その方の声の名前が出ているんですよね。ところが作品中に声はね、ほとんど出てないんですよ。
鼻をすする音、スッとすする音だけですね。あと微かな呼吸音みたいなもの。
BSで見ますとね、咳き込む音とかね、あと絵っていうのが入っていたみたいなんですがね、消えたんでしょうか。
普通声優さんが寄与されたらですね、セリフ入れますよね。そこをあえてカットしたと。
すごい決断だなと。クリエイターとして十分優れてるなと思いました。
BSの番組ではですね、最後にほとんどですね、赤の記憶が放送されていましたね。
ところが最後の感動的な、これだけの人数で作っちゃったの?っていうですね、
あのエンドロール部分がなかったのは残念です。このBS放送。
他にもたくさんのアニメファンとして見所があるんですよ。
ですんでね、早口情報派でね、再放送されることを祈っております。
というわけでね、今回はね、押井山キュアオタカさんの赤の記憶みたいなですね、
3分間の作品なのにね、物を作ることでの元気が与えられる作品になっていてね、驚いたっていう話でした。
番組が終わった後ですね、福島県南相馬市出身のね、タテのひとみさんのね、制作している
国運がですね、30日に放送するっていうね、予告を入れてきたんですよ。
NHKを買ってらっしゃるなと思いました。これも非常に楽しみです。
はい、それではまた次回よろしくお願いいたします。
本日もお聞きくださいまして、誠にありがとうございました。