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2026-01-07 07:14

#1409 人間が出ないヒーロー特撮、BEAT RUNNERSの挑戦の話

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TOKYO MXでスタートした新時代特撮『BEAT RUNNERS(ビートランナーズ)』。
放送前は正直、「新時代特撮って、また大きく出たな?」と思っていたんですが……
第一話を観てみたら、たしかにこれは“今までにないこと”を本気でやろうとしている作品でした。

人間の姿が一切登場せず、最初から最後までキャラクターだけで物語が進む仮面劇ヒーロー作品。
まるで特撮ドラマのクライマックスだけを、延々と観ているような構成です。

音楽をエネルギー源に戦う設定や、銃器多めのアクション、そして約10分のドラマ+メイキング・解説という独特な放送フォーマット。
面白さと同時に、物足りなさや気になる点も正直ありました。完全オリジナルのキャラクターと世界観で、世界展開まで視野に入れたこの挑戦は、果たして成功するのか。特撮好きの立場から、第一話を観た率直な感想をあれこれ語ります。

サマリー

新番組「BEAT RUNNERS」は、人間が一切登場しない特撮ドラマで、音楽の力を借りた宇宙脅威対策戦闘隊の物語です。エピソード1では、キャラクターたちが協力して平和を守るために戦闘を行い、アクションと独自の世界観が話題になるそうです。

新時代特撮の紹介
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の1月6日、火曜日です。 本日は第1409回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮兄で、漫画大好き親父のピョン吉が、響きになったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。 昨日放送されました特撮番組、BEAT RUNNERS、これを見ました。
東京MXでスタートした新番組で、公式でも新時代特撮を歌っている作品です。 正直に言うと放送前は、また大げさなキャッチコピーかなくらいに思っていたんですが、実際に第1話を見てみたら、
あ、これは確かに今までにないことをやろうとしているなぁと感じました。 今回はその第1話を見ての感想をあれこれ語っていきたいと思います。
まずこの作品が言うところの新時代特撮。 じゃあどこが新時代なのかというと、
仮面劇で特撮ヒーローものをやっているここですね。 どういうことかというと、
人間の姿が一切登場しない特撮ドラマなんです。 変身前の人間ドラマゼロ。最初から最後までずっと変身後の姿だけ。
例えるなら特撮ドラマのクライマックスだけを最初から最後までやっている。 そんな感じです。
これありそうで実はかなり珍しい。 じゃあ過去に人間が出てこない特撮ってなかったのかと考えてみると、
つぶらやプロのちびらくんとか近いかもしれません。 着ぐるみキャラだけが登場する子供向け番組。
海外だとNHKで放送されていた恐竜家族。 あれも人間は出てこなかったですよね。
個人的にはかなり好きなドラマでした。 ただこれらはどちらかというと仮面劇というより着ぐるみドラマ。
ヒーロー特撮の文脈とはちょっと違う。 じゃあ最近の作品ではと考えると、
ご当地ヒーローが出血するドゲンジャーズが思い浮かびますが、 しかしあれはモブで普通に人間が映ります。
ウルトラファイトやレッドマンも近いそうですが、 あちらはほぼアクションだけでちゃんとしたドラマ性は薄め。
一番近いのはウルトラギャラクシーファイトシリーズでしょう。 ウルトラマンたちや宇宙人たちだけで物語を進める。
ただあれはすでにキャラクターも世界観も完成された状態。 そこに新しさを出すのは正直かなり難しい。
その点ビーストランナラズはキャラクターも世界観も完全オリジナル。 ゼロから作ったキャラだけでちゃんとしたドラマとアクションをやろうとしている。
これはなかなか思い切った挑戦だと思います。 物語をざっくり説明するとこんな感じです。
舞台は音楽の力で世界を平和を守っている惑星メテウス。 その星の王女のソライアの下で活動する宇宙脅威対策戦闘隊。
それが4人のバイオロイドからなるチームビートランナーズです。 第1話では王女ソライアが不協和を感じたことをきっかけに惑星神明へ出動することになります。
彼らにはTD4というサポートチームがいてこの4人がライブパフォーマンスを行うことで音楽エネルギー
ビートを増幅。 その力を使ってビートランナーズは戦闘を行うという設定です。
チームワークとそれぞれの能力を生かして生物学者のカワー博士を救出。 これがエピソード1の大まかな流れです。
ただしここでちょっと注意点。 ドラマ本編は約10分、残りの14分はメイキングや解説パートです。
後半では特撮ファンとしても知られる関友和さんと宮島さくらさんが登場してアクション、 制作の裏側を紹介しています。
特撮好きとしてはこれでこれで楽しいんですが、 ドラマをガッツリ見たい人にはちょっと物足りないかもしれません。
なおこのドラマ部分はシーズン1として全10話予定とのこと。 第1話を見た限りでは正直なかなか面白いです。
アクションと制作の裏側
特に印象的だったのは銃器を使ったアクションが多めなところ。 スポンサーにおもちゃ会社がついていない割にはキャラクターや武器のデザインが凝っています。
レインボー増害かなり頑張っています。 ただ個人的にはもう少し同じ星の出身ぽい統一感があってもいいかなぁとか
男女の違いがもう少し見た目で分かれてもいいかもとも思いました。 でもこういう感覚自体がもう古いのかもしれませんね。
タイトルにビートとあるように音楽がエネルギー源という設定も面白い。 カセットテープ型のカートリッジあれは素直にいいなぁと思いました。
軽快な音楽をバックにした戦闘シーンも気持ちいい。 ただTD4のダンスがアクションに邪魔に感じる瞬間も正直ありました。
個人的には戦闘シーンだけでガンガン見せてくれてもいいかなぁと。 第1話のラストでは明らかに強そうな敵もちらっと登場して次回以降本格的な戦いが始まりそうな雰囲気。
監督はアクション監督も坂本光一監督。 2023年から計画がスタートしていたそうで、この企画と並行してウイングマンやギーツのキングオージャーの映画も作っていたんですね。
人間が演じるパートがない。つまりキャラクターだけの作品なので、 ボーダーレスの時代、言語を差し替えれば世界中で展開できる。これは確かに強い。
要するにウルトラギャラクシーファイト的な構造を完全オリジナルでやってみようという挑戦なんでしょうね。
おもちゃ会社のスポンサーなしで世界展開を視野に入れた勝負。 ただ世界に通じるとなると銃器メインのアクションはどうなんだという疑問も出てきます。
銃器に厳しい国多いですからね。でも手からビームを出すとウルトラになっちゃうし、 刀やキックが多いと東映っぽくなる。
そう考えると差別化にために銃器多めという判断もわかります。 音楽がエネルギー源という設定も含めていろいろと悩み抜いた結果なんだろうなというのは伝わってきます。
制作は坂本監督と組むことの多いボスエンターテインメントインク。 プロデューサーの岩上ひろかずさんがその代表取締役。
効くかじりまずアクションありきの特撮ドラマという印象です。 個人的にはとても面白い挑戦だと思います。
ただキャラクターグッズを買いたくなるかと聞かれるとまだそこまで刺さってはいない。 なのでこれが大ヒットするかどうかは正直微妙。
でもこういう挑戦をする特撮が出てくること自体がすごく大事だと思います。 というわけで今回は新しい特撮ビートランナーズを見たよというお話でした。
お化けするといいですね。 はいそれではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
07:14

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