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2026-01-05 06:26

#1408 仮面ライダーゼッツが「熱くなれない」正体の話

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『仮面ライダーゼッツ』第16話を観て感じた、
「設定は盛り上がるはずなのに、なぜか盛り上がらない」違和感。
抜け忍構造、裏切りの覚悟の脆弱さ、2号ライダーノクスの登場の弱さ、そして謎のままのCODE――。
ゼッツが“化けそうで化けきれない”理由についていろいろ考察しています。

サマリー

仮面ライダーゼッツの最新話では、主人公が組織コードを裏切り、戦う側に回る展開が進んでいますが、その進行が遅く感じられ、物語のテンポが盛り上がりに欠けています。この作品の根幹にあるコードの真意やキャラクターの展開が不明瞭であり、視聴者にぼんやりとした印象を与えています。

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はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の1月5日、月曜日です。 本日は第1408回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
物語の展開と裏切り
今回はですね、昨日見た仮面ライダーゼッツの最新話を見て、どうにも引っかかることがあったので、その話をしたいと思います。
まず大前提として、今のゼッツ設定だけ見るとめちゃくちゃ盛り上がるはずなんですよ。 2号ライダーである仮面ライダーノックスがついに登場。
新たな敵なのか味方なのかわからないザ・レディーも登場。 物語も中盤に差し掛かり、ここから一気に加速だろうというタイミング
のはずなんですが、なぜか相変わらず盛り上がらない。 不思議なくらい体感温度が上がらないんですよね。
で、その理由を考えると、まず大きいのが主人公とコードの関係です。 主人公はもともと人知れず悪夢のような犯罪や脅威から罪なき
人々を守る極秘防衛機関、そう信じてコードという組織に所属していました。 ところが話が進みにつれて、あれ?コードなんかおかしくない?
思ってたのとだいぶ近くない?ということがわかってくる。 そして主人公は自分を仮面ライダーゼッツにしたコードを裏切り、
コードと戦う側に回るという展開になってきました。 ここで自分は、おーっとようやく仮面ライダーっぽくなってきたじゃないかと
正直ちょっと嬉しくなったんですよ。 というのもですね、自分の中での仮面ライダー像って基本的に抜け人の物語なんです。
抜け人。 忍者が自分を特殊能力を与えた忍者の里を抜け出して、その結果毎回自分と同じ能力を持った忍者に追われ戦うことになる
あの構図です。 仮面ライダー1号もまさにそうで、自分を改造したショッカーを裏切り、そのショッカーが送り込んでくる怪人と毎週戦う。
石の森先生はブラックゴーストを裏切ったサイボーグ009の構造を仮面ライダーに落とし込んだわけですよね。 だから組織を裏切って戦うという展開そのものはめちゃくちゃ王道。
王道なんだけどやるのが遅い。 これ1話か2話でやる話じゃないですか。早くても3話くらい。それを15話16話あたりでやってる。
組織の謎とぼんやり感
そりゃテンポ悪く感じますよ。 例えば仮面ライダーガブなんかは第1話でいきなり裏切って地上に落ちてくるところから始まりました。
だから話がすごくわかりやすかった。 このパターンは石の森先生の1000枚特許というわけではなく、いろんな作家がいろんなヒーローで使っています。
永井豪さんのデビルマンではデビルマンがデーモン族を裏切り、デーモン族と戦う。 梶原一騎さん原作のタイガーマスクも同じで、悪役レスラーを養成する虎の穴を裏切り、
虎の穴出身のレスラーと戦う物語です。 タイガーマスクの場合は第1話ではなく、物語の途中で裏切る決断をするので、一見するとゼッツはこのタイガーマスク型に近い。
と言いたいところなんですが、ゼッツの場合裏切った覚悟があみまり感じられない。 タイガーマスクは自分を育ててくれたちびっこハウスを守るため、
虎の穴に収める金に手をつけてしまい、後戻りできなくなって裏切ることになる。 ああいう胸を打つエピソードがある。
でもゼッツの場合、なんとなく裏切ることになった、みたいに見えちゃうんですよね。 元エージェント4であるクソを敵だからやっつけろと命令されて、それを拒否したら、はい裏切り扱い。
で気がついたら司令官になっていたゼロを倒しちゃった。 この一連の流れに自分はこの道を選ぶという強い決意があんまり見えない。
しかもどうせゼロって第1話でおっさんだったじゃないですか。 バイクのゼロどうせそのうち戻ってくるでしょうって思っちゃう。
2号ライダーの登場も正直盛り上がったかというと盛り上がらない。 ノクスナイトが悪夢から目覚めて仮面ライダーノクスになるという展開も驚いたでしょ
と言われてもまあそうだよねという予定調和感。 ウルトラマンメビウスで謎のライバルだったハンターナイト剣が実はウルトラマン光でしたという展開にちょっと似ています。
あと個人的に驚いたのはノクス役の古川悠希さんが38歳だったこと。 正直その年齢でテレビシリーズの2号ライダーはないだろうと思ってました。
仮面ライダー響きの時に細川秀樹さんが33歳でオッサンが仮面ライダーになるって言われてるくらいですからね。
劇場版や単発なら50代のライダーもいましたけどレギュラーではそれはないだろうと。 年齢で役を決めつけてごめんなさい。
今後はエージェント356も登場してゼッツは彼らと戦うことになるみたいです。 ザ・レディーの正体もどうやらエージェント6っぽい。
ということはノクスの入った組織も実はコード、もしくはコードから抜けたメンバーの集まりなんでしょうね。
ただ相変わらずコードが何なのかがわからない。 これがゼッツの物語全体をずっとモヤっとさせている最大の原因だと思います。
ナイトメアの悪夢の力を使ってカプセムを作り、現実世界を自分たちに都合のいいものに変えようとしている。
そんな気配はある。実際世界の破滅を救っているっぽい描写もある。
どんな組織にも完全な悪なんてないのかもしれないし、でもそのグレーさが整理されないままなので物語もずっとぼんやりしてしまう。
というわけで今回は仮面ライダーゼッツが盛り上がりそうで盛り上がらない理由をいろいろ考察してみました。
このままこのぼんやり感を抱えたまま物語を進むのか、それともどこかで一気に化けるのか、どうなるんでしょうね。
はい、それではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
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