第1話の全体的な感想
- こんにちは。さて今回はですね、送ってくれた方が共有してくださった新しい仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーゼッツ。この第1話の感想分析を元に、ちょっと深く掘り下げていこうかなと。
令和ライダーも、もう7作目なんですね。なんか早いですね。
- そうですね。送ってくれた方の周りだと、特にデザイン面。
- ああ、デザイン。- ええ。仮面ライダー1号とか、あとサイクロン号を思わせるカラーリング。
それから久しぶりにバイクに乗るライダーっていう点。このあたりがなんかすごく評価高いみたいで。
- なるほど。長年のファンには、こうグッとくるポイントかもしれませんね。
- そうでしょうね。- ただその一方でですね、送ってくれた方の個人的な評価としては70点。
その大きな理由が、やっぱりストーリーがちょっと分かりにくいと。
- ああ、分かりにくさ。- ええ。特に夢と前日の境界ですかね。
これが曖昧で、見ていて、こうどっちの話なんだろうって混乱したという点みたいですね。
- 夢がテーマっていうのは、まあ意欲的だとは思うんですけど、確かに第一話のあの構成はちょっと挑戦的でしたよね。
- そうですね。
- あの悪夢が現実世界にこう実体化して襲ってくるとかなら、まだ分かりやすいんですけど、
今回はなんかほとんど夢の中で話が進んで完結しちゃったような、そんな印象だったと。
そうなると、送ってくれた方も指摘してたみたいに、開示家っていう、多分現実側の組織ですよね、あれは。
- はい。そこの立ち位置もなんかちょっとよく分からなくなっちゃいますよね。どう関わるんだろうって。
- 脚本が高橋優弥さんって書くと、ああなるほどなーって腑に落ちる部分もまああるんですけど。
- ええ、エグゼイドとかギーツとか、あの多層的な世界観を描くのは得意な方ですもんね。
- そうなんですよね。でもやっぱり第一話としてはちょっとハードルが高かったのかなというのが、送ってくれた方の率直な感想みたいですね。
デザインとテーマの考察
- そのいつもの高橋さんらしさが、今回はちょっと分かりにくさとしてこう受け止められちゃったってことかもしれないですね。
- ええ。で、送ってくれた方が特に気になったっていうのが、あの主人公のバクが見た少女誘拐未遂の場面。
- ああ、ありましたね。
- あれは結局現実だったのか、それともあれも悪夢の続きだったのか、なんか明確な線引きがないんですよね。
- そうなんですよね。そこがもやっとするところで。
- それでその後の病院での怪人との戦闘シーン。ここがまたすごく興味深いなと思ったんですけど、
- はいはい。
- ゼッツに変身するまさにその瞬間に、現実世界のバクの心拍数がゼロから回復する描写があったじゃないですか。
- ありましたね。
- これって、やっぱり夢の中の出来事が現実に影響を与えたって考えるのが、まあ一番自然ですかね。
- うーん、そうですね。それが一番ストレートな解釈かなと思います。
- でも送ってくれた方の、あの現実世界ではバクの心拍がただ止まりかかっただけなのかもしれないっていう推察。
- ああ、なるほど。
- これがまた鋭いなと思って。これもなんかつてきれないんですよね。
- もしそうだとしたら、あの派手な戦闘シーンとかって全部バクの脳内、あれは夢の中だけで起きてて、現実はもっと静かな危機だったみたいな。
- その見方面白いですね。だとしたらあの最後のシーン、目覚めたバクの胸に現実のものとしてゼッツドライバーが装着されてたじゃないですか。
- ええ。
- あの展開の重みがまた変わってきますよね。夢の中のアイテムが本当に現実化したのか、それとも何か別の理由があるのか、開示家の課長がえらく驚いてましたけど。
- ええ、無理もないですよね、あの状況を見たら。
- デザイン面では、その原点回帰的な要素が評価されている一方で、物語はまあかなりトリッキーというか。
- そうですね。送ってくれた方が、ベノムみたいだって表現してた変身シーンも、なんか有機的で今までのライダーとはちょっと違う感じがしましたし。
- ええ、しましたね。このデザインがその夢っていうちょっとつかみどころのないテーマと今後どう結びついていくのか、これもポイントになりそうですよね。
- 戦闘でのZZZって文字が出て、敵が眠るみたいに消滅する演出とか、あと青い蝶のエフェクトとかも印象的でした。
- ええ、あれもやっぱり夢の中ならではの法則性みたいなものなのかもしれないですね。
- ということは、やっぱりこの夢での戦いと現実の危機、まあ心臓停止ですけど、それとのリンクと変身アイテムが現実に出てくるっていうこの2つの要素が今後の物語の核になっていくんでしょうね。
- なるほど。
- 夢の世界の出来事がこれから現実世界にどういう影響を与えていくのか、送ってくれた方が感じた混ざんとか疑問っていうのがまさに物語を進める力になっていくのかもしれないですね。
- 最後にちょっと考えさせられるのが、送ってくれた方の考察から生まれた問いかけなんですけど、激しい夢の中の戦いはもしかしたら現実ではバックの心臓が止まりかけただけかもしれない。
- はい。
- この視点がもし正しいとしたら、じゃあゼッツが本当に戦うべき脅威って物理的な怪人というよりはもっと別の何か、例えば精神的なものとか悪夢そのものなのかもしれないなって。
- ああ、なるほど。
- 脅威の本質が違うかもしれないと。
- ええ。
- これはちょっと深く考えさせられますよね。
- そうですね。
- 今後の展開が気になりますね。
- ええ、本当に。
- というわけで今回はこの辺で、次回の配信もお楽しみに。
さようなら。