意識の考察
今回は哲学回ですが、意識についてですね、話していきたいと思います。
そもそもこれ、言っちゃうとあれなんだけど、
心なんてのも実態がないと思ってるし、
結局、意識なんてのはただの概念でしかなくて、
なんか戯言のように聞こえるけども、
ただ今回は意識について考えていきたいと思うんですけど、
疑問で思ったことないですかね。
生物は、生物というか動物は意識があって、
で、一流医師というものもある。
そう思いますよね。それは当然ですよね。
だからこそ人間を特別なものだと思って、
他のものなんかは意識がないから、
ただのものでしかないという感覚であると思うんですけど、
これがどう思うでもね、その限りではないようで、
クラキも今までたくさん持論展開してきましたけど、
ブッダの解いたことって、
この世界全てのことが存在するものっていうことだから、
自分について限定したことではないけども、
でもその処方無可で実態がないということは、
つまりこの自分だと思っているこの意識、
というのは単なるシステム、内蔵と同じように機関でしかない、
ということを言いたかったと思うんですよね。
何か特別なものを精神と考えるんじゃなくて、
これも単なるシステムでしかない、
というふうにクラキもそう思うわけですね。
言い換えるとクラキはいつも言ってる、
ハエとかカトコと同じで、人間もオートマティックな存在なんだというのと同じことなんですけど、
それを心というふうに置き換えると、システム、機関でしかないと思うんですよ。
だとすると、世間の人が常識だと思っている、
自由意志があるとか、自由意志については後で話しますけど、
他のものと違って、植物とかとも違って、意識があると思っているけれども、
それもどうなんだろうって思うんですよね。
まあでも、人間は特別な存在だというところから起因するものだと思うんですよね。
人間には意識があって、
そこまで特別なものじゃないと思うんですよ、意識っていうのはね。
自由意志の誤解
それを前提に今回考えてきたんですが、
意識なんてのは、内臓と同じように単なるシステムでしかないという前提で考えてきますけど、
クラキは前、以前はですね、
90%くらいは無意識に、そして10%くらい意志が与えていると思ったけど、
どうやら動体変化を認識するのって、その変化を認識するのって0.1%、
1%くらい。
ほぼほぼ意志なんて、自由意志なんて与えてないと思ういる。
し、こうやって自分が自分を操作できていると思い込んでいるのが、認識間違いであって誤解であって、
それは納得してもらえると思うんですよ。
少なくとも10%でしかないわけですから。
体全部自分で意識して動いていると思うかもしれないけど、
絶対それはあり得ないんですよね。
ほぼほぼ反射的に動いている。
そういう意味では、かとかはいとかとほぼほぼ同じようなことだと思うんですよ。
いずれにしても電気信号が脳内に送られているだけ。
それを複雑に捉えているだけで。
ここから大事な話だと思っているんですけど、
条件的な反射でしかないと。
それを自分は今こういう理由でこういうことを取ったんだと後から意識しているだけであって、
つまり意識、一応心理学的には思ったり考えたりして、
そういう理性的に行動していると思っているかもしれないけど、
行動の後に意識が来るってことですね。
行動、思考とか感情とかそういう順番で来るってことですよ。
感情は先に来るかな、何かを捉えて。
行動してその理由づけでしかないと。
確かにクラキンは今までそう思ったことがあるんですよ。
手前ミスの話だけど、科学的な研究結果を知る前からそういう意識はありましたね。
自分で考えてこうしようと思って行動しているというか、
行動した後に自分はこういう理由で行動したんだと認識しているだけだと思ってはいけないですかね。
あと最近思うんだけど、人間ってお尻があるような感覚があって、
確かに現在を生きて、その直後の未来を思いながら生きているんだけど、
ちょっとばかり過去を思っている。
だから、会話なんていうのは、常に働いている人の会話っていうのは絶対そうだと思うんですよ。
少しは過去の方で意識していると思うんですよ。
そこが他の動物との大きな違いだと思っていて、
完全に現在と未来だけ見えている存在ではないと思うんですね。
そういう意味で今言ったのと通ずるところはありますよね。
今の行動を認知しているわけですよ。
今の話で大事なのは、結局、自由意志なんていうのはないところですね。
自由意志がこの人間たらしめているんだと思うかもしれないけど、
意志なんてものはないどころか。
だからね、結局、自分の意志があると思っているのは、そして意識があると思っているのは人間の錯覚でしかなくて、
で、最終的にこの科学的にわかっていることがブッダの処方無鑑にたどり着きますよね。
ぶつぶつくと思いませんかね。
自分ってものが確かにあると思っているけど、そんなものはないんだと。
苦しみなんてものは、そんなものは実態はないんだと。
あるように思っているだけだっていうのが、なかなか現代人にはわかりづらいけど、逆に、
科学が進むにつれてわかってくるかもしれませんね。
あと運命なんてのはもう既に決められているとか、
人間の行動なんてもうどう生きるかなんて決められている。
クラキはそんな、
考えるのはもう、ちょっと頭のおかしい人たちの考え方ぐらいに思ってたんだけど、
言葉と意識の関係
これがね、でもわかんないですよね、そうなってくると。
でもさっき話した通り、かとかはいと同じで、
全てその当たられた条件に反射しているだけだといえば確かにそうなんだけど、
でも、自分でこうやって選択して、
生きている、過去は変わらないけど未来は変えられると思っているじゃないか。
まあ少なくともその未来は、
どうすることもできる。
それはちょっと間違っているかもしれないですね。
逆に過去の現実の捉え方を認識するのほうがね、
自由に帰ることができるかもしれないですね。
そうなって脳内の電気信号によって、
行動しているなら自由意志が与えられて、人間は自由な存在なんだって、
いうのと矛盾しますよね、そういう考えと。
これはどう捉えられるかですけど、
まあもう結論は出てますね。
だから、もう人間の行動なんてある意味決まっちゃっていると言ってもいいわけですよ。
で、DNAがね、条件のときどういう行動をするか決まっているけれども、
だから、これがこの考え方のある意味恐ろしいけれども、
でも厳然たる事実なのが、
犯罪者になる人の遺伝子っていうのは、
まああるっていうのは定説になってますが、
まあ運悪く条件次第ではだから、
その遺伝子が与えられて犯罪を犯してしまう、
っていうことに一応理論上なってしまうんですよね。
太る人はどうやったって条件次第では太ってしまう。
まあそれと変わんないですね。
じゃあ最後の話ですが、
ブッダ、またブッダの話ですけど、
の諸法無我ってもう小役さちめのそういう方はあんまりしないんだけど、
まあでも同じなんだけど概念でしかないっていうことだから、
つまり概念っていうのは言葉が生み出されたことによって、
この世界を言葉で理解した結果のことですから、
結果そうなったわけですからね。
例えば木には木という名前をつけて、
マッサージをするという行為、それで指で押して止圧して、
それを癒すというところまで含めてマッサージと全部名前をつけてるわけですよ。
もしこの言葉がなければ犬とか猫とかと見てる世界は同じようになるんですね。
すべてが曖昧で、形もなく、物音に境界線がないってことですね。
もちろん人間の体は細胞でできてるなんてわかんないし、
もっと言えば原子でできてるなんてわかんないし、
曖昧な世界ですよ。
言葉イコール意識って言ったらあれだけど、
言葉が生まれたときに意識が生まれたと言ってもいいかもしれない。
少なくとも言葉を持たない動物と言語を獲得した1万年前、
明らかに世の中の物事の捉え方が変わってるわけですよね。
意識ができるのは3歳頃と言われてますし、
言語を獲得するのもその頃ですからね。
それではしたっけ。
