カスタマイズの難しさ
前回のエピソードで、カスタマイズとかアレンジが苦手だって話をしたんですけど、自作PCとかダメだし、スタバックスのいろんなアレンジする人あれは、すごい感心してしまいますよ。
今回苦手なのは苦手だけど、そもそも無数にあるようなカレーとかスパイスとかアレンジできるカスタマイズだったり、組み合わせを何パターンも変えられるものって、すごいこじらせてる感じがするなと思ってしまってね。
そんな話はしていきたいんですけど。
まずね、囲碁の騎士とか将棋の騎士、一応何手先までも読んでるっていう風にはなってるけども、ほとんど互角の勝負だし、お互いの強さも変わんないし、だいたいね、将棋の騎士とか囲碁の騎士ってね、勝敗の率で言うとね、ほぼほぼ五分五分なんですよ。だから運で決まってくるわけですよね。だいたい強さも同じだし。
でね、本人たちも勝ったところで、じゃあなんで勝ったのかわかんないと思うんですよ。でも必ず勝敗ってつきますよね。だからね、正直クラッキーは見てる限り、一応先を読んで計算してやってるつもりではいるだろうけども、実際は運次第というかね。
だからこその面白さではあるんだけど。これスポーツボーのそうですよね。こうやってこういう風にすれば勝てるなんてものがないから見てて面白いわけですよ。逆に言うと運次第だったことですよね、要は。どうすればいいかなんてわかんないし。
まあその時その時これが正しいと信じてやるしかないんですよ。で将棋の話だけどもこの後の話聞いてもらえばわかると思うけど。インド料理のスパイスなんていうのは相当いろいろ組み合わせてるけど、こんなの食べてみないとおいしいかどうかなって。わかんないしその人の味覚によって違ってくるだろうって思うもんだけど。
で将棋の騎士とかもね。みんなもその言ってが正しいかどうかなんて答えがないと言っていいから、つまり正しい手を打ったから勝ってるっていうことでもないと。運が良かったからだとは思うんですけど。では次の話なんですけど。
何通りかのあれだったらいいんですよ。数学の時間はやりましたよね、中学生の時も高校生の時も。なんだっけな、あるいは確率とか。この道を通ってここに行くのに自転車と車どっちか選べて、で2つの道があって。じゃあ全部で4通りの行く方がありますか。まあそんなことやりますよね。
ほんの少しならいいんだけどこれがね、もう何かける何かけるとかで何百通りある場合。こんなのね人間が計算してどうにかなるものでもないし。AIに計算させたところでどうかね。
まあ逆にそれでわかってしまったら、多分人間はつまんないとも感じるんだろうけど。実験的な感覚ってありましたよね、スタバックスでアレンジする時も。スタバックスでアレンジするくらいなら、まあそれも楽しみの一環としていいかもしれないけど。
なんだろうな、ちょっとねパッと思いつかないんだけど。レーサーとかなのかな、エンジニアとかの人が。あとスポーツの道具作る人なんかもそうだろう。開発する人なんかもそうだろうけど。
これはこの部品はこうして、でこの部品はこうして、でAはAで何十通りのパターンがあり、じゃそれに対してそれに合うBの何十パターンもあり、こうしてみてこうしてみて、じゃCはこうするとか。もうそうなってくるとコジラステールとしか思えないんですよ。
もう後は次第じゃないですか、どれが答えかなんて何百通りもあるからそれ。Aはこういう風にしてBはこういう風にしてモーターはこういう風にして、ミニ四駆なんかもやったことある人は分かると思うんだけど。何パターンもあるわけですよ。モーターをこれにして、で別のこれをこれにしたら、早くなるかもしれない、一つ早くなるかもしれない。
でまたこっちはこれで部品を変えて。料理なんかもそうですよね。ちょっと塩分足して、でもこれをこうちょっと加えて、でもこれは後で煮込むから。何分煮込む時間長くすればこれでどんどんどうなるかみたいな。
こんなのね、もうね、いくらそれを正しいと料理人が説明して言おうと、料理研究家が本で説明して言おうと、そんなもんね、後付けの理由でしかなくて、そんなものね、他のいろんなちょっとした条件によっても変わってくるだろうし、作る人によっても違ってくるだろうし、もう運次第なんだけど。
でもね、音楽好きなんかもね、そうでしたね。スピーカー、この部品はこれ、これ二つ自分は付けて、で後ろの線はこういう風にして、でアンプはこういう風にしてとか。
まあそういうのもね、だからいろんな組み合わせパターンがあるわけじゃないですか。で、そういうのやってる人ってのは、それが正しいと思ってもちろんね、信じてやってるんだけど、本当に完全に運だと思いますね、そういうのはね。
でね、インド料理ってね、まあやっぱり宗教的なこともあるし、まあやっぱりいかに複雑にするか。まあ日本人でもいますよね。いかにそうやって複雑にしていくか。料理なんかもそうだろうけど。
物によってはね、複雑にすることが極めてることだと勘違いしてる人。複雑にしてるのは複雑にしてるだけなんだけどね。別にシンプルがいいのかどっちがいいのかなんて、そんな答えがあるわけでもないし。
で、インド人はね、わかってるんだ、それがちゃんとね。もうね、それで美味しくなるから食べる人に委ねてるみたいなんですよ。食べる人の味覚に合えば美味しい人もなるし。それは偉いと思うんですよ。
なんか変な申し意してない?自分が作ったんだから。絶対このパターンでこういうスパイスを使って、これとこれとこれを入れて、それは正しいだろうみたいな。そうやって申し意してないとこは偉いと思うんだけど。
あとまあ東洋医学なんかはね、いろんなものを調合してね。料理なんかはね、薬膳料理なんかそうだろうけど。まあそれ魅力に感じてるんだけど、やっぱりそれもどうなるかって運次第だし。
あと東洋医学の薬剤師っていうか、漢方医とか、お薬売ってる人なんかはやりがいあるんだろうけどね、自分の調合次第でどうでもなるから。
でもまあ今は世界で東洋医学だけでやってる病院なんてないと言ってもいいだろうけど。そんなものはやっぱりクラキがここまで話してきた通りオカルトでしかないわけですよ。
まあそんなものに頼りたくはないんですよね。まあすごい、西洋医学よりも急激に治りそうな感じもするにはするけどね。
食事と敬意
クラキは思うんですよ。カレールーをね、組み合わせる人っているけども、あんなのね、会社が何年も、なんて今日見たんだけど1960年だったっけな。何回も改良して改良して、それこそいろんなパターンのことを試してみて、いろんな人の意見を取り入れ。
まあ相当長い道のりだったと思うんですよ。そうやって企業努力でやってきて、できたものを相当バランスでできてると思うんですよ。いろんなバランスで。
それはね、ぶち壊す行為だとしか思えないんですよ。クミ、ルーを組み合わせるって。それでいいものができたとしても、それは単なる奇跡であって、できたとしても、だからなんだって話ですよね。
別にそれで新しい商品作るわけでもないし。そういうことってあると思いますよ。人間ってものをものすごいバランスでできてると思ってるし、クラキは。それは人類がいろんな変化を経てこうなってきてるわけですね。700万年の歴史の間で。ここまで生き延びれたっていう何かあるわけですよ。
絶滅した種と違う何かあるわけですよね。700万年生きれてる何かっていうのが。特徴っていうのがね。で、そういったね、人間に備わってるバランス感覚をお酒とかタバコに酔ってクラキはぶち壊されると思ってて。
あとね、だからそれも絶対やめたほうがいいと思うし。いい悪いじゃないんですよ。とにかくバランスをぶち壊す行為だと思ってて。
あとは普通に考えればね、料理人さんが長年修行したり研究して作ってきたものに醤油とバーってかけて食べたらね、それもどうかと思うんですよ。でも味変ってことでいろいろドバドバかけたりタバスコバーってかけちゃったりする人いますよね。それが分かってないんだよな、きっと。
食事はね、快感を味わえればいいっていうものじゃないからね。作ってくれた人に対して敬意がないですよ。だからカレーのルー合わせるのもそうだけど。自分でケチャップだの、オイスターソースだの、ウスターソースだの付け加えるのもそうだと思うけど。
だからスポーツ選手のフォームなんかもね、学生時代から長年長年いろいろ失敗を繰り返して自然と身につけたフォームをコーチがあっさり変えてしまうのってどうかと思うんですよね。そんなすぐ変えれるようなものじゃないと思うし、今まで積み上げてきたのをぶっ壊すことになると思うし。こういうことって世の中多いと思いますね。
それでは明日っけ。
