トラウマと自己防衛本能
今回は、トラウマも含め、もっと広い意味で嫌なことを思い出すというのは、
自己防衛本能だということを知り、
考察会になっていますが、最初に理解できなかったんですよ。
だって、自分の嫌なことを思い出したって、何から守れるんだと思ったけど、
考えたらわかったんですけど、何か新しい出来事に出くわした時に、
不安になるのと同じような要領で、過去にあった失敗したこと、
それを繰り返さないようにすることに、人類はこうやって生き延びてこれたわけです。
ならですよ。何もしてない。
例えば、クラキの場合、どこについてトラウマを思い出す。
いつも通り食事中に嫌なことを思い出す。
全く関係ない。
ただね、なんかテレビ見てて何か思い出す。
これはだから、連鎖してって。
これはまあしょうないと思うんですよ。そういう原理であったら。
ただね、何にもしてない。
普通に、どこについてトラウマを思い出したって、何にも自分を守る必要もないのに、
何から守ってるんだって話だし。
逆に、ストレスになるし、精神障害になるし、
トラウマ自体は精神障害の一つですから。
そうは思いませんかね。
だから自己防衛本能だと言われてもね、そんな本能いらねえよと思ってしまうんですけど、
ただ人間がそうやって不安に思ったりするのも、やっぱりその、
いいことを覚えててもね、要はそれを活かせないわけですよ。
でもね、嫌ですよね。嫌なことばっかり覚えてるような風に思えてしまうんだけど。
で、防衛本能が強い人ほど、逆に言うと、
逆説的に考えるとですよ、トラウマが多い。
トラウマを想起しやすい。
そういう理屈は成り立つわけですね。
ちなみにクラキは自分を守ろうとする本能は強いと思うし、
ただ、強すぎるからこそ学生時代は自分を守ろうとしたら、
そもそも学校に行かないだろうし、
強すぎるが故に無神経になってしまったんですよね。
でも正直にあまり信じれない部分もあるんですよ。
クラキは心理学なんか信じてないし、
これに関してはどうも定説と言っていいのが怪しいところであるし、
過去の経験と未来への影響
かといって裏を取ろうとしたところで、
臨床心理師でもないのに、学者でもないのに、
不可能に近いだろうし、文献読んだところで意味ないだろうし、
でもなんとなくわかるんですよ。
軸防衛本能となんだろうなっていうのは。
でもクラキの脳の説明なんて、どこの文献読んでも解読できないだろうけど、
こんなに日々トラウマを思い出すって、何かしら理由があるんですよ。
癌でさえ人類にとってはある意味必要なわけですよ。
必要のない機能なんていうのは、
人類の進化の過程で、そんなもの削ぎ落とされていくわけですから。
何を持って意味があるというかは、ちょっと難しい話になると思うんだけど、
すごい広い視野で見てみると、このトラウマっていうのも人類にとっては必要なんでしょうね。
そう考えたからといって、このトラウマが出るという現象について何か癒される思いがあるわけではないんですけど。
トラウマって軸防衛本能なんですね。
これによって自分を守るってことなんて人生で一度もないですけど、学生時代は。
トラウマはありましたね。あったと思うんですよ。
それで自分を守ろうとはできなかったですし。
ただ今よりもトラウマとして思い出すことはそんななくて。
当時、今みたいにトラウマを思い出していたらね、もっと防御策、防衛策思い付いたと思うんですけど。
まあ立ちが悪いですね。
失敗した経験から学ぶことがあるから、似たようなことがあった時に思い出すっていうのは、それはいいんですけどね。
急にふと思い出すんですよ、トラウマを。
最近だと親友に予備校に一緒に行かないかと言われて。
そっからね、空想が始まったりするんですよ、暗くて場合。
10年以上前のことを生き直ししてるんですね。
友人に、じゃあお前と同じ大学に?
俺進路悩んでるから行くっていう風にするけど、いいよなって。
でもこれやっぱり言わない方がいいのかなとか。
そっから一緒に予備校行って。
暗きが予備校の授業なんか受けたくないけど、参考書なんかもうやらないで授業一生懸命受けて。
でもそれだと間違って理解してるとこあったらどうするか、友人に聞いたりするのかななんてそこまで空想してましたね。
それではしたっけ。