見せれば数秒で泣き止む。忙しいとき、ぐずったとき、我が家も動画には数えきれないほど助けられてきました。
「うちは見せすぎ…?」と不安になっている方へ。動画視聴やスクリーンタイムの研究3本を読み解きます!
:::::: 今回のお話 ::::::「動画って何でダメなの?目が悪くなるから?」「ずっとテレビを流しっぱなしにしてるのってどうなの?」
忙しいときに動画に頼って、どこか罪悪感を感じている親御さんへ。何がダメで、何がOKなのかがスッと分かる回です!
・【珍しい日本の研究!】7,000組の親子を調査。1歳で「1日4時間以上」見ると言葉や問題解決能力にどう影響する?・泣き止ませのためにスマホを渡すとどうなる?(感情コントロールの練習場を奪ってしまう?)・動画を見始める「時期」と発達の関係
動画は「全部ダメ!」ではなく、大事なのは「何を・どう見せるか」。数字に振り回されず、親の心がフッとラクになるヒントをお届けします💭
【次回】「0分」は正直無理!罪悪感を減らす動画との付き合い方🌱 ことばのペースなど気になることがあれば、ひとりで抱えず、健診や小児科、自治体の子育て相談へ。
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:::::: 感想・お便り ::::::
動画に助けてもらうのは、どんな場面ですか?(我が家は電車と料理中…!)一言だけでも教えてください💭 👉 Spotifyは画面下のコメント欄から、ほかのアプリの方は #親アプデ でどうぞ!
:::::: 番組概要 ::::::
「親、アップデート中」は、世界の子育て研究と自分たちのリアルをぶつけていくポッドキャスト番組です。
論文を予習してくる夫(りゅう)と、リスナー代表として初見で切り込む妻(ちぃちゃん)。1歳の娘「いちごちゃん」の育児に奮闘する夫婦が、ありのままの姿でお届けします。イヤイヤ期、寝かしつけ、褒め方、自己肯定感、スマホ育児、モンテッソーリ教育……。ネットにあふれる「子育ての常識」を、論文や実際の研究データにあたって、「自分たちはどう考えるのが良いか?」を確かめ直していきます。
🍀 こんな方に届いてほしい番組です
・根拠のある知見を知って、子育ての気持ちを楽にしたい方
・データをもとに、夫婦で前向きに会話するきっかけが欲しい方
・0〜3歳のお子さんを育てている方、これから出産を迎える方
💡この番組で得られるヒント
・噂に惑わされず、根拠のある子育ての知見がわかる
・「完璧な親」を目指さなくていいんだと、肩の荷が下りる
・「今週試せること」が具体的にひとつ見つかる
研究結果は「絶対の正解」ではなく、我が家なりの選択肢を増やすためのヒントです。「これが絶対に正しい」を探すのではなく、「これはやらない方がいいんだ!」を一緒に探っていきませんか?
⏰ 配信日時:毎週水曜日 朝6:00 更新
💬 XやSNSでの感想ハッシュタグ:#親アプデ
ー Perfect is boring. 親は今日もアップデート中。 ー
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:::::: 【スマホ育児】で参考にした研究・論文 ::::::
(▶のリンクから無料で読めます)
※①②は親子を追いかけた観察研究、③は過去の研究をまとめた分析です。どれも「関連」を示したもので、画面が原因だと証明したものではありません。
① 1歳のスクリーンタイムと、2歳・4歳の発達(東北大学/宮城県・岩手県の約7,000組)
▶ 日本語の解説(東北大学):https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/08/press20230822-01-screentime.html
・Takahashi, I., et al. (2023).
Screen Time at Age 1 Year and Communication and Problem-Solving
Developmental Delay at 2 and 4 Years.
JAMA Pediatrics, 177(10), 1039-1046.
▶ https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2808593
→「発達の遅れ」は、保護者が答える質問票で目安を下回ったもので、診断ではありません。また、何を見ていたか(教育的な番組かどうか)は区別できていない、と論文自身が限界に挙げています。
② 泣き止ませのスマホと、3〜5歳の子どもの感情(ミシガン大学)
・Radesky, J.S., et al. (2023).
Longitudinal Associations Between Use of Mobile Devices for Calming and
Emotional Reactivity and Executive Functioning in Children Aged 3 to 5 Years.
JAMA Pediatrics, 177(1), 62-70.
▶ https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2799042
→ 調べたのは「感情の起伏(気分の急な変化)」。関連が見られたのは男の子と、活発で刺激を好むタイプの子です。活発なタイプでは逆向き(起伏が大きい→スマホで落ち着かせることが増える)の関連も。結論も「感情を調整する練習の機会を奪っているかもしれない」という慎重なものです。
③ 画面の「量・質・見始める時期」と、ことばの発達(カルガリー大学)
・Madigan, S., et al. (2020).
Associations Between Screen Use and Child Language Skills:
A Systematic Review and Meta-analysis.
JAMA Pediatrics, 174(7), 665-675.
▶ https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2762864
→「共視聴」は、親がどのくらい一緒に見ていたかを調べたもので、「声かけ」の効果までは調べていません。見ながら問いかける効果については、3歳児と親81組で、親が動画を止めて問いかけながら一緒に見ると、物語の理解や語彙が伸びたという別の研究があります(Strouse et al., 2013)。
▶ https://red.library.usd.edu/se-fp/9/
📝 放送の訂正
・論文①の対象地域を「岩手・山形」とお話ししましたが、正しくは宮城県・岩手県です。
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