1. 琴音の音cafe-朗読タイムー
  2. 2026年9月23日配信分
2026年9月23日配信分
2026-09-23 10:07

2026年9月23日配信分

本日配信されたNFRSポッドキャストの最新エピソードです。いつもご視聴いただきありがとうございます!ぜひお楽しみください。

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サマリー

琴音が創作朗読「イケテル魔女ルルの不思議なお店」を読み上げます。山彦を買ったゴンタは、欲深く意地悪な言葉を発した結果、その言葉が何倍にもなって自分へ返る苦しさを味わいます。反省したゴンタは、他人を変えるのではなく自分の心や言動を変えることの大切さを学び、挨拶や感謝の言葉で心を温めるようになります。朗読後、琴音は家族など身近な相手を無意識に傷つけることや、怒ったときに言葉が先に出てしまうことを振り返り、日頃の言葉遣いを見直そうと語ります。

魔女ルルの不思議な店と山彦
琴音の音カフェ
今夜の朗読 タイトル イケテル魔女ルルの不思議なお店
作者は琴音です。 昔々深い森の曲がり角に地図には載っていない小さなお店がポツンと建っておりました。
壁はチョコレート色、屋根はブルーベリージャムのような紫色のなんとも風変わりなお家です。
看板にはキラキラ光る文字でこう書いてありました。
山彦売ります。ただし使い道はあなた次第。
店番をしているのは真っ赤なツバの広い帽子をかぶり黒猫を膝に乗せた自称とびきりイケテル魔女のマダムルルでした。
ある日のこと村で一番の意地悪でいつもブツブツ文句ばかり言っているゴンタという男が迷い込むようにその店の前にやってきました。
なんだこの怪しい家は山彦だと声が跳ね返ってくるだけの現象にわざわざ値段をつけるなんてどうせインチキ詐欺に違いね。
どれ一泡拭かせてやろう。
ゴンタがドアを開けて入るとマダムルルは優雅にハーブティーをすすりながらクスクスと笑いました。
いらっしゃい。うちはインチキなんかじゃないわよ。
なんだかお顔に私ものすごく意地悪ですって書いてある可愛いお客様ね。
なんだと礼儀を知らないやつだな。まあいいその山彦ってやつ見せてみろ。
いいこと山彦っていうのはねただの音の反射じゃないのよ。
人間の心の底にある本当の響きがそのまま形になって帰ってくるとっておきの魔法なのよ。
ルルが指をパチンと鳴らすと棚に並んだ色とりどりの壺がまるで生き物のようにふわふわと浮き上がりました。
一つ目の壺からはうわはははははと聞いているだけでお腹の底から元気が出るような弾けるような笑い声。
二つ目の壺からはいつも頑張っているねえらいえらいと胸がキュンと温かくなるような優しい母親の声。
そしてマダムルルがわざとらしくため息をつきながら指差したのはすびっこにあるどす黒く濁った不気味な壺でした。
はあそしてこれがあんたにぴったりの一攫千金大儲けのザクザク山彦よ。
おまけに言うことを聞かないやつをギャフンと言わせるおまけつき。
おおそれだそれそれをくれいくらだ。
お金はいらないわ。
そのかわりあんたの一番自慢できるものを置いてってもらうわよ。
さあなあに。
おおそんなもんでいいなら安いもんよ。
ゴンタが自分の立派な力こぶを自慢げにつきなすとルルはくすくすと笑いながら魔法の杖でポンと壺をたたきました。
意地悪な言葉が自分に返る
黒い壺をかかえて家に飛んで帰ったゴンタ。
さっそく庭に出て大きな声でどなりつけました。
おいザクザク金をよこせ。
すると壺の中からものすごい勢いで声がはね返ってきました。
おまえになんかやるかこのどけち。
なんだともう一回だ今すぐ金をよこせ。
よこさねえよぜったいにやらねえよ。
ゴンタはかっとなって壺に向かって悪態をつきつづけました。
しかし魔女のしかけた魔法の壺ですから帰ってくる声はただの山彦ではありません。
ゴンタが吐いたとげとげしい言葉が何倍にもふくらんで自分の胸につきささっていきます。
うわあなんだか頭がおこしくなりそうだ。
ゴンタは怒りのあまりその黒い壺を思いっきり地面にたたきつけて粉々に割ってしまいました。
壺が割れた瞬間中から飛び出したのはゴンタが今まで村の人たちに浴びせてきた意地悪な言葉の数々でした。
それが自分の耳に何重にもはね返りゴンタの頭をがんがんと打ちならします。
うわあまいったゴンタは頭をかかえて泣き叫びました。
それから数日後すっかり反省して青い顔をしたゴンタは再びあの森の魔女の家をノックしました。
ドアをあけるとマダムルルは相変わらず優雅にお茶を飲んでいました。
あらお帰りなさい自分の声の味はどうだったちょっと苦かったかしら
優しい言葉と感謝の力
参りました俺の口から出る言葉があんなに嫌な音になって帰ってくるなんて知らなかったよ
あのもう一度マシナヤブミコを分けてくれないか
ルルはくすくすっと意地悪く笑った後パッと表情を和らげました。
仕方ないわね山彦なんて買わなくてもあんたの口からありがとうってきれいな言葉を出せば
森中の木々がちゃんと素敵な響きを返してくれるものよ
ほらこれをおまけにあげるわ
ルルが手渡したのは青空のように澄みきった小鳥のさえずりのような鈴の音がする小さなガラス玉でした。
村に帰ったゴンタはそれから毎朝森に向かって大きな声でおはようと挨拶をするようになりました。
森の木々は風に乗せてそれはそれは気持ちのいいおはようを何重にも反響させてゴンタの心を温めてくれたそうなおしまい。
日常の言葉遣いを見つめ直す
ありがとうございました。
今回はね人に投げかけた意地悪な言葉や不平不満はめぐりめぐって自分を傷つけることになるよっていうようなね
そして逆に優しい言葉や感謝の言葉を使えばそれが自分を温めてくれるそんな感じのね言葉の力ってすごいなっていうお話を書いてみました。
そしてねゴンタは外から便利なものあのお金をくれるヤマピコですよね
これを買えばね何でも解決すると思っていましたがね
本当の問題は自分自身の心が欲深くトゲトゲしていることでしたね。
そのせいでねあの孤独に陥ってたと思いました。
問題の解決ってさ結局他人を変えることではなく自分自身の心のあり方や言動を変えることから始まるんじゃないかなとねそんな感じを思ったので書いてみました。
そしてね日頃の自分の言葉遣いですよね私自身の言葉遣いちょっとね見直してみようかなとそんな感じに思いながらそんなメッセージをちょっぴりね込めてみました。
ねあのなかなか言葉って難しいよね何回もこれテーマとして出てきてるんですけどこのラジオの中でね
なんだろう気づかないうちに相手を傷つけてしまう。
私も娘に対してねよくね知らないうちに傷つけてしまうってことがあるのでね
家族感だからこそ近すぎてねこうね傷つけるつもりで言ったわけではないんだけど
相手の立場に立ったらこれが傷ついていたんだなっていう言葉が多々あります。
ほんと気をつけなきゃいけないなと。
そしてね私ねちょっぴりね短期なんでねこうねカチンときたら言葉が先にパッて出ちゃうことがあるのでねその辺もね
気をつけなきゃねトゲトゲしい言葉は自分に返ってきますからね。
ねこの機会にリスミミちゃんも一緒に言葉を見つめ直してみませんか。
10:07

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