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#1【3年 春の生き物①】「問題」は教科書通りじゃなくてもいい?
2024-04-01 30:12

#1【3年 春の生き物①】「問題」は教科書通りじゃなくてもいい?

今回のテーマは、3年「春の生き物」の単元導入です。この単元では、身近な生き物を観察していきます。 子どもたちの考える「生き物」とは、果たして何を指すのでしょうか? 単元のはじめの授業ではどんな活動を行うのか、その活動からどのように問題を見いだしていくのかなど、いろいろとおしゃべりしています。

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★目次

 レッツトライ(教科書p.6)

 子どもたちにとっての生き物って?

 外で生き物をさがす活動のポイント

 生き物の名前を聞かれたときのキラーワード!

 問題をつかもう(教科書p.7)

 問題をつかむときは拡散してもよい?!

 子どもの「なぜ」がこわいときは…

 3年の子どもにとっての「問題」は? 

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★パーソナリティー

木月里美(武蔵野市立小学校 主任教諭)

辻  健 (筑波大学附属小学校 教諭)

森田雄介(東京書籍 理科編集部)

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★教科書『新編 新しい理科』のご案内

https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/rika/

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★おたよりフォーム

https://forms.gle/v9Zxt6xxYxLPgs8SA

= 企画協力/音響,SE製作:株式会社 雑談 制作:東京書籍 株式会社

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サマリー

このエピソードでは、小学校3年生の理科「春の生き物」単元の導入について語られました。まず、子どもたちが「生き物」という言葉から連想するのは主に動物であり、植物を生き物と認識していない場合があることが指摘されました。教科書ではこの子どもの認識に配慮し、「鳥やカエル、虫など」という表現を用いる工夫が凝らされていることが紹介されました。 屋外での「レッツトライ」活動では、子どもたちに自由な観察を促しつつも、フィールドビンゴのようなツールを使って「色、形、大きさ」といった視点を与えることの有効性が議論されました。また、一度の観察で終わらせず、発見を共有した後に再度観察に出かけることで、より深い学びにつながるという提案がありました。子どもたちから生き物の名前を尋ねられた際の「先生も知らないから教えて」という「キラーワード」の活用法や、図鑑やAIアプリの利用についても触れられました。 さらに、「問題をつかもう」という活動においては、最初から問いを絞り込まず、子どもたちの多様な疑問を一度「拡散」させることの重要性が強調されました。3年生にとっての「問題」はテストの問いと混同されがちであるため、「なぜ」や「どうして」といった疑問を「何を確かめたいか」という具体的な問いに導く工夫が提案され、先生自身も「問題」の捉え方に悩むことがあるという共感が示されました。

番組紹介と教科書『新編 新しい理科』
おしゃべりな理科。
おしゃべりな理科。この番組は、小学校理科の授業や教科書についておしゃべりしていく、先生のためのラジオです。
聞くと、次の授業が楽しみになる。パーソナリティを務める、東京書籍理科編集部の森田祐介です。そして、
東京都武蔵野市の小学校で教員をしています。木月さとみです。
筑波大学付属小学校で理科を教えています。辻犬こと辻竹志です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
辻犬なんですね。
そう、辻犬って子供に言われてますね。
辻犬。
筑波はそうですよね。
みんなね。
でも、辻犬が本名だと思っている人も結構いるんじゃないですか。
そう、実はね、仕事仲間にもこうやって辻竹志ですって言ったらきっと聞いててね、お、みたいな人もいっぱいいると思います。
じゃあよろしくお願いします。
前回のエピソード0ではですね、授業開きについてあれこれ語ったんですけれども、今回はエピソード1ということで、いよいよ本編になります。
やりました。ついに。
本編はですね、私たちが作った教科書、新編新しい理科に沿って進めていきましたね。
いよいよですね、いよいよ新しい教科書が使われる時が。
そうですね。
いやもう本当にこの教科書ね、まだ見られているかどうかわかりませんけど、もう表紙から何からね、もうまるで雑誌のようなね、バーンと子供が出てつぶやきから始まるっていうね。
写真がきれい。
そういう教科書でございます。もしよかったらお手に持ってもいいですね。
もしよかったらって。
本屋じゃ買えないですか。
一応説明していくと、私教科書編集をしているもので、この教科書の編集長をやっています。
お二人は編集委員という形で、著者ですね。つまり教科書の著者さんになります。
しっかりやりましたよ、仕事をね。仕事きっちり。
作ったの自体はもう3年前がピークで。
こんなに時間かけて作ってるんですよ、皆さん。
同じこと思いました。思いました。
なおですね、これ手元に別に教科書がなくても大丈夫なので、聞けるようにしますのでご安心ください。
3年「春の生き物」単元導入と子どもの「生き物」観
今日は使う単元はですね、3年の春の生き物です。
春ですか。
身近な生き物を観察していくっていうのがこの単元の主な内容で。
教科書では6ページですね。
なくてもいいって言ってるのに6ページっていう。
言っちゃった言っちゃった。
この導入場面ですね。レッツトライっていう活動があるんですけれども、そこに大きな文字で春の生き物を探してみようと呼びかけてるんですね。
誰が呼びかけてるんですか?
これは教科書が呼びかけてるんですね。
すごい難しいこと言いますね。
これは何はともあれ外に出て春の生き物を探してみようという呼びかけなんですけれども。
この場面実際の授業だと子どもたちの様子ってどういう感じなんでしょうか?
そもそもまず生き物って子どもって動物だと思ってません?
植物も生き物だよっていう感覚が3年生だし、あんまりないなって。
生き物を探してみようって言うと動物ばっかり出てきちゃうっていうか、どんな生き物いるかなとかっていうと。
虫とかそういう風にいきませんか?
動いてるものね。なるほどね。動いてるものを生き物。
確かにこの生き物っていう言葉がまたちょっとありますよね。
生き物って何から始まる?
生き物って何から始まる?
外に出る前にまずそういう説明を一応してからっていう。
いやいや僕はしないけどね。僕は行かせてから生き物を探してごらんって言っていないよって言って、え、いない?ってなって。
気づいた子がね、これも生き物じゃないの?なんて言って草をね、油など触ると、え?みたいなことが起こるから、そこからですかね。
私どんな生き物がいるかなって最初に子どもたちに投げかけるかな予想してから出るのが理科では大事だねみたいな。
予想ね。
そこがちょっと生活家と違うねとかっていう前回出てた問題解決の流れをこうだよって伝えるんじゃなくて、やりながらどんな生き物がいるかなって想像させていくとやっぱり動物ばっかり出てきて。
そっちからね。
誰かが言うんだよね、やっぱり植物の名前をタンポポとか桜とか言って、桜は生き物なの?みたいな感じかな。
ね、生活家でやってるのにね。
やってるはずなんだけどね。
朝顔育ててるんだけどね。
でも生き物っていう括り方はしないっていうことですか?
そこで朝顔は生き物ですみたいなことは言わないからね。そこはもしかしたらそういうふうに思ってない子もいておかしくないよね。
野菜を育てようだもんね。あれは野菜であって生き物っていう感覚はないかもしれないもしかしたら。
そうかもしれない。そこからかもしれませんね。
教科書でもこの6ページの記述で生き物っていう括りで写真を例として載せてるんですけれども、片方が鳥やカエル虫などっていうふうになっていて。
ツバメとモンシロチョウとカエルとダンゴムシが載ってますね。
その横に区切って植物っていうふうに載せて、タンポポ、菜の花、木が載ってるんですけれども。
これ結構小さいんですけど大きなポイントがあって、教科書編集的には。植物は植物って書いてるんですけれども、片方は鳥やカエル虫などっていうふうに書いてるんですよね。
普通だとこれ動物っていうふうに書くところなんですけれども、先ほど話が出てきたのは植物を生き物だとあまり子供が思っていないという話が出てきたんですけれども、ここで動物っていうふうに書くと。
動物園。
そうなんですよね。猫とか犬とか。
それはあるね。
そういうものしか出てこなくて、虫って動物なの?とかっていう話になっていっちゃうから。
そもそも論起だね。
だから最初の段階では子供の生き物感というか動物感がそういう段階にあるので、ここでは鳥やカエル虫などっていうふうに書くようにしようっていう、編集委員会の中で。
編集長のこだわりですか?
編集委員会でそういうふうにしましょうっていうふうに決めたんですよね。編集委員会ってこのお二人の先生が全部に出ているわけではなくて。
担当がある。
担当がそれぞれね。
物理科学生物地学科で分かれていて、お二人は主に物理とか科学の方で、執筆自体はそうですよね。全体を見てもらっているんですけれども。
確かにね、動物って言われたらね、動物園にいるものが動物って。
犬猫とかもね。
人間は動物じゃないっていう子もいるしね。
これ微妙なとこ来るよね。
あと人も動物だよって言って、ここにも入れたがるみたいな。
生き物見つけに行こうって、俺いるじゃんここにみたいな。
人と行かなくても理科室にいるよって。
人ってなんか難しいですよね、そこね。
人以外のね、みたいな時もあるじゃないですか。
ちょっと調べたいことが変わってきちゃうんですね。
だからここは鳥やカエルや虫などっていうのはやっぱり子供たちの分かり方に配慮しているっていうことですね。
優しい教科書ですね、これ。
考えて作ってますね。
屋外活動の工夫と視点の導入
それで、実際じゃあそういう説明する場合もあるし説明しない場合もあると思うんですけれども。
外に行きますね。
外に行くと、その時ってどういう、もうフリーにやらせるんですか?
いろんなものを見つけたら教えてねっていうようなこないだ掛けもすることもあるし、
木月さんみたいにね、やっぱりこういうのを見つけてこようと思っている子はその目的のとこ行くからね。
そのあたりはフリーって言われてもね、どうかな。
フリーも行ったこともあるね、フリーもあります。
学級にもよる、その時思ってた子たちの学級の様子にもよるかなって。
フリーで言ったら生き物探しじゃないことしてる。
楽しいこと探しになっちゃってること。
ブランコ乗る時間じゃないんだけどなみたいな。
急にフリーになっちゃう。
っていうこともありますよね、あるあるですよね。
もうなくはない。
だから何かわざとフィールドビンゴみたいなのを持たせたりとかして。
分かります?フィールドビンゴ。
フィールドビンゴって何か3マスかける3マスの9マスの。
9マスぐらいでね。
あるじゃないですか、4マス4マスでもいいんですけど。
に黄色い花見つけたら丸つけるみたいな。
チクチクするものとかね。
そうそうそう、トゲトゲの葉っぱみたいな。
そういうのを書いてあって、それを見つけたら丸みたいな。
見つけるときに友達と一緒に見つけたら丸つけようみたいにして埋めていくような。
今だったら子供たちがパソコンを持ってたりするから、それでカメラ機能を使って見つけた証拠写真撮ってきてみたいなのもあり?
でもカメラ失敗、私失敗したなと思ったんですけど、カメラ撮ることに夢中になりません?
生き物見てないなーって。
カメラの写ってる画面ばっかり見てしまう。
しかも下手っぴじゃないですか、3年生のカメラって。
最初はね。
何撮ってきたのかな?みたいな後から見ても。
あと動物って動いちゃうじゃないですか、虫とかね。
だから一生懸命アリを撮ることに必死みたいな。
やっぱ植物は写真で撮れるけどね、やっぱりどっちも僕は上手く撮れなかったときに何が撮りたかったのかって聞いて、
みんなを連れて行くようなパターンもあっていいかなとかね、実際のものを見に行く。
結局そのカメラで終わらせるつもりはないので、そこにみんなで見に行こうとかっていう風にして連れて行くこともあるし、
確かにね、虫だと捕まえるのがね。
捕まえるのはね。
捕まえるのもアリなんですか?
もちろんアリです。もちろんアリですけど、必ず言うのは観察したいものを観察したい数だけ、
要するにたくさん撮ってきたり、むやみやたらに命を奪ってしまったりするようなことがないようにっていうことは、
そこは最低限伝えますかね、やっぱりね。
最初の段階ではレッツトライの時にはあんまり捕まえてこないかな。
あーそうね、確かに。
それだけで終わっちゃう。
捕まえずにやる感じですか?すごい拡散しそうな感じもするけど。
視点はね、それだからどっちもあると思います。最初に視点を設けていくパターンもあるけど、
僕の場合は最初に行ってどうだったから視点作っていくような感じもありますね。
黄色い花多かったとか言って、お、色に目つけたの?とか言って。
他に何色だったとか言うと、え、面白いね、色に目つけたらこんなことがあるんだねとか、
なんか面白い形の葉っぱあったよとか言うとね。
確かにね。
形に今度目が行くから、その視点も実感にもよるけど。
でも難しくないですか?それ辻先生だからファシリテイトできますけど。
いやいやいや、できるよ。
いやいや、2,3年の若手の先生とか、行って帰ってきてそこから気づいたことをファシリテイトしていくってすごく難しいと思う。
まあね、だからそこはでも、もしかしたら先生が一緒について行っていいとこ見つけてるやつを気づいたら先生の手帳っていうかメモに残しておいて、
まあそういうこと気づいてる子いたよみたいな感じもありですよね。
その子に言ってもらってもいいしね。
そういうふうにして、なんかこう色とか形とか大きさに目が向いてるようにクラスの雰囲気を持っていくみたいなところをやってからもう一度行こうかっていう。
もう一度が3年生にはいいかなと思って。
僕はね3年生のまさにここのレッツトライのとこなんかはもう一回行くっていうのがいいなと思ってて。
なぜかというと、最初先生がいくらこれ見といてとかここを着目するんだよとかって言っても、入る子と入らない子いますよね。
入る子だけで事業を進むのがなんとなくつらいというか、置いてきぼりの子はできるだけ理科では作りたくないので、
そうやってみんなでもう一回行きたくなるような、だから最初に外にバッと放ってもそんなに長い時間じゃなくて戻ってきてもらって視点作っていくみたいなことはやったほうがいいような気がするけどね。
教科書もそういう流れになってますよね。レッツトライやって、その後もう一回子供たちで交流して、交流した後にさらに詳しく調べる方向を見て、もう一回見に行く流れですよね。
このパターンがいいですね。
最初はあまりガチガチに固めずに自由に見てきてっていう設定なんですけど、自由に見てくるっていうのも難しいのかなっていう気はちょっとしてるんですよね。
さっきのフィールドビンゴとかで視点になりそうなもの、手のひらぐらいの大きさのものとかわかんないけど、そういう工夫もありかなって。
すごくいい工夫ですね、それね。
交流しやすいかも、同じ視点でしゃべれるから、黄色い花ってどんなんだったとか。
確かに。
これねとかってね。
マス目もそのうち慣れてくれば自分で作るだろうしね、このマス目入れとこうみたいなこともね。
だからそうやってみんなでビンゴ作っていくようなことも面白くなってくるかもしれないですね、確かに。
子どもの疑問への対応と「キラーワード」
すごい素人質問なんですけど、名前聞かれたりしないですか?
しますします。
信じてほしいよね。
自分が例えば教職持ってるんですけど、あと理科の教科書とか作ってると、そういうフィールドとかに行くと、すごい生き物の名前に詳しい人みたいなふうに見られるのがすっごい怖いんですよ。
そんなにわかんないから。
それ本当にあるよね、そういう悩みは持ってる先生多いと思う。
先生これ何?って。
これはね、一番いい方法がありますよ。先生も知らないから教えて、みたいな。これです。これしかない。下手にね、一個答えようもんなら、これは、これはってもう後、嵐ですから。
もう姉妹には行列できてますからね。
理科の先生のイメージってやっぱりそうじゃないですか、子供に。何でも知ってるっていうイメージがあるのかなと思うんですけど、でもどうされます?
いやでも似たようなところかな。知ってるものは答えますけど、知らないものは知らないってやっぱり正直に言うかな。あとはまあね、教室に図鑑置いといたから後で見てみてって言うかな。
わかったら教えて、これキラーワードですよ。わかんないから、先生もわかんないから、何々くんわかったら先生に一番に教えてって言う。めちゃくちゃ調べてきますから。これはもう一生問題ですね。
ずるいなそれ。
これ大事。で、あとは教科書の10ページにいっぱい写真が載ってるから、ここから行くみたいな。教科書載ってる、教科書多いですよね、名前もね。ここから子供たちが調べるパターンもあっていいかもしれない。
でも最近あれじゃないですか、カメラとかで撮ったら名前がわかるような。
ありますね、バイオームとかですね。
あるある、AIでね。
Googleレンズもそうですね、そういうのができます。
寂しいね逆に、誰も聞きに来なくなっちゃったら。何となく言ったら違ったりね。先生違います。
なんかでも、さっきの切り返しって、例えば親が子供に聞かれて、その時の切り返しとしても使えそうな気がしますね。
絶対使ってほしいですね、お家の人もね。一緒に調べようとかね。
一緒にがいいね。
これがいいですよね。
で、自分だけAI使ったりしてね、親はね。
こっそり。
そういうパターンもあるかもしれない。
確かに。
子供が図鑑とか見ると、いやそれ本州にいないよって。
あるある。
これ先生、これいたみたいな。いないなーって。いないんだろうけど。
いたかもねー、いたもねーっていうね。
否定はしないけど。
否定しちゃいけない。
それに似てたの見つけたんだねーって。
科学は完全否定はできませんからね。
なるほど。
「問題をつかもう」活動の進め方と問いの拡散
次ですね、お話をちょっと展開させていきたいなと思うんですけれども。
教科書7ページ下の問題をつかもうっていう設定なんです。
教科書なくてもいいって言ってますけどね。
7ページ下ですね。
レッツトライの活動をもとに問題をつかんでいくっていう、そういう活動があります。
呼びかけとしては、どんな色や形、大きさの生き物を見つけたか、互いに発表し合いましょうというふうになってます。
これで子供はどんなこと見つけたっていうふうに言いますかね。
お互いに言うんじゃないですか。さっきのビンゴでもそうだし、この色見つけたよーとか、色形大きさのビンゴのマス入れてればさっき木月先生が言ったみたいに当然そうなるだろうけどね。
でも子供じゃなくても言うんじゃない?黄色いの見つけたーとか。
教科書難しいところですよね。こうやって聞かないとやっぱり大事な要素を入れとかないといけないから、フランクに聞けないじゃないですか。
どんな生き物見つけたーってたぶん授業だったら聞くけど、どんな色や形、大きさの生き物を見つけたかって言わない。
このままでは言わない。
どういうこと言うんですか。
どんなの見つけてきたって言って色が出たら、あ、色?って言って色の話で話題を持っていったり、大きさなら大きさの形、大きさは形っていうふうにだんだん子供たちは巻き込んでいくような感じですかね。
さっきちょっと補足できなかったんですけど、それが視点ですよね。色や形、大きさっていうのがそういう視点で、
授業で大事なところですよね。
見ていきましょうっていうのが視点なので。
それは学習指導よりも求められているんですね。
そう、当然です。
だから触れなきゃいけない。
もうそこだけ逃さないようにやればね。
色、形、大きさをね。
それも教科書みたいにの問いかけみたいにいきなりバッと与えるんじゃなくて、できれば子供たちから出てきた。
そうした方がいいでしょうね。
理想はね。
そうやって話しているうちに、僕はですけど、この問題をつかもうってここには書いてあるけど、問題っぽくなってきますよね。
え?ってか言って、黄色ばっかりじゃないっていうような話になったら、色が多かったり少なかったりするのか調べたいとかね。
何色が多いのかとか、そういうふうに問いが生まれてくるようなこともあるし。
あんまりこう、問いを見つけましょうって言って問いを見つけられないので、え、不思議だねっていうようなところからやっていくような形かな。
この問題を見つけていくっていうか、問題をつかんでいくっていうのはすごく難しいところだと思うんです。
でも大事だけど。
拡散しそうなイメージもあるんですよね、自分の中では。
色んな問いかけができちゃって。
そうです、そうです。木月先生その辺りどうですか。
どうかな。色、形、大きさに限らないかもしれないですけど、子どもたちがフリーに見つけてきたものを、例えば班とかでグループ分けできそうみたいな感じで、
ちょっと自由にグループ分けしてみて、うちの班は色で分けましたみたいな。
そういうのが出てきたら、じゃあそういう視点で、次は詳しく調べてみようかみたいなふうに持っていくとかっていうふうに。
拡散しないように。僕逆に最初は拡散してもいいかなって思ってるところがあって、だから若い先生とか理科を初めて教える先生も、
なんか拡散したら怖いとかって思わないで、まず最初拡散しちゃって、みんながハテナを持てたことをみんなで喜ぶところがまずあって、
でもこのままじゃあみんなそれぞれやるとかって、みんなで一個でやりたいなと思うときってどうしようみたいな感じでやっていく段階を踏みたいなと思ってますね。
何でかっていうと、まとまりの問いを作らないといけないとか、狙いの問いに持っていかなきゃいけないって思っちゃうと、問いを探してるようで正解の問いがあるような感じになるでしょ。
だからあんまりそこを強く出しすぎちゃうと、すごく賢い子がやっぱり先生に気に入られるような問いにしようとするから、あんまりそこを強く出しすぎない。出していいんですけど出しすぎない。
だからまずは問いを持ったことを喜んで、理科で初めて今日ね、問いを持ちましたと、それぞれ問いが生まれましたお誕生日ですって言って、一人一人の問いがね、まずそこにあることを喜んで、そこからみんなでやる問いを決めようかなって思いたければそうすればいいし、
先生がそこで思い切ってまずは自分の問いでお家で調べてきてごらんって言って宿題ではないけど、家に持って帰らせてもいいと思うし、なんかそこワンクッションを切ったい感じはするんですよね。
確かにね。ガチガチにしちゃうとね、こっちも子どもも苦しくなっちゃうって感じがあるかな。
苦しくなるってのはどういう。
なんか自由度がないので、さっきね辻先生が言ってたみたいに、教科書の方にこれが正しいんだみたいになってしまうから、なんかもっと自由に発想していいんだよみたいな方が子どもたちもやりやすいし、楽しいかなって。
そうですね、別に教科書通りじゃなくてもいいわけですから問題はですね。
ショックじゃないですか、だって編集長こうやって前の日に問題読んできて、生き物はどのような姿をしているのだろうでしょうかじゃないや、だろうかって言わなきゃって言って練習してきて、はいとか言われて、はい、生き物はどのような姿をしているのだろうかがいいですとか言われたら、なんかまさに答えを言ってるような。
確かに。
でしょ?だからそこはあんまり迫るのもねと思うよ。
3年生にとっての「問題」と問いかけの工夫
事前に読んでくるような子もいますか?
いや、そういう先生のスタイル出しすぎちゃうと読んでくる子出ちゃうかなと思うから。
あと前で見とくっていうのもあるかもしれないね。
すごく今の話面白かったですね。そもそも初めての話し合いなんですよね。
そうそう。
この場面が3年生で理科になって、だからこそ拡散しちゃうのが怖いっていう気持ちもきっとあると思うんですよ。
絶対あると思います。
だから特にもう一個怖がるのは、なぜどうしてが怖いっていうね。なぜアリは歩くんですかって言われたら困るよね。生きるためなんだけど。
答えられないよってね。調べられないよって。
アリはどうして黒いんですかとかね。いや黒くないのもいるしみたいな。
そこも怖がる先生いるんだけど、でもまずはあなたすごいねってそこに不思議って思ったのって喜んであげればね、まずはいいのかなって僕は思ってて。
それがなぜが答えが出にくいとかは大人はそう思うんだけど、子供ってそこの差があんまりないのかなって思ってしまうので。
問題の見出しってこのやっぱり3年生のこの一番最初生き物じゃないですか。しかもこの生き物はどのような姿をしているのだろうかっていう問題を作るってすごく難しいと思うんですよね。
そんなふうに思いますかみたいな。なので教科書上はやっぱり問題っていうふうにしなきゃいけない縛りがあるじゃないですか。
他のそれこそ磁石とかね電気とかは割とスムーズに問題見出しやすいですけど、そこにあんまりこだわりすぎちゃうと。
形にね。
そう形にこだわりすぎちゃうと、じゃあなんかみんないろんなこと言って生き物についてじゃあもっと詳しく知りたいってことだねみたいな。
まずはね喜んでね。
理科だとこんな道具を使ったら詳しく調べられるよみたいな問題って形にあんまり縛られない方がこの最初の単元はいいのかなって。
強くねこだわらなくてもね。でもなんかそれでも不安に思ってる方に最近なんか僕ちょっと閃いたことがあって。
なんかね子供がこういうタイプのなぜとかどうしてじゃない風にするためのこっち側の問い返しがあるんですよ。
なになに気になるけど。
気になるでしょ。子供がこうやってるじゃないですか。で、子供たちが調べようとしてる時に何を確かめたいのとか。
何を確かめたい。
確かめたいことはっきりさせたいことは何って言うとなぜって言わないんですよ。
確かめたいことやはっきりさせたいこと、例えば歩き方の違いとかもっと具体的になるんですよ。はっきりさせたいことってなるから。
疑問とか問題とか問いになっちゃうとものすごい大きい桁になっちゃうんだけど、よりはっきりさせたいとかって言ってちょっとこう子供たちに迫ると。
だからそういうパターンで言うともう一個やり方があって、子供たちが自然に虫眼鏡とか持って見てるじゃないですか。
何を見てるのって言うと、いやこうやって生えてるかどうかって言うからもうそれ問いになってるじゃないですか。
だから案外ね、子供の行動に後ろから何してるのって言ってあげると、いや実はこれを調べてる。どうしてって言うと、こっちがどうして使ってあげると、だってこういうふうに生えてると思ったからこれを確かめたいになるから。
結構ね、そういう質問を後ろから投げかけてあげると、この形にこだわるならね。
なぜとかどうしてが嫌だなって思ってる先生は、そうやってやってあげて、その形が出てきたときに黒板に書いてあげて、こういう形になると調べやすいねって言ってあげれば、みんなで。
この形の問題を作ると、次に活動しやすい。活動しやすいのは先生じゃないもんね。子供だから。だから子供が活動しやすい形にしてあげればね、いいのかなと。
いやじゃあ明日何してるのって聞いてた先生がいたら、聞いてるなこのポッドキャストをね。おしゃべり何か聞いてた人とか。
おしゃべり何か聞いたらね、問い返し上手になります?みたいなね。
大前提というか、ちょっと難しい話になるんですけど、問題解決の形として、まず疑問があって、それを調べられる問題にしていかなきゃいけないっていうのがあるんですよね。
なんでそこでどういう視点で問題化していくかっていう話が出てくるんですけれども。
一つ私これちょっとそもそも論みたいなところで思ったんですけども、3年生の子供に問題っていう言葉の本位って伝わってるのかなっていうのがちょっと気になるところで。
伝わってるのかね。
子供にとって問題ってテストの問題。
いいこと言ってますよこれは。
っていう意味でしかあんまり聞いたことないのかなと思って。
いや実はそうなんですよ。子供に問題って言うとだいたい2パターンです。クイズの問題。パンはパンでも食べられるパン。食べられないパンはとかの問題だったり、あとは算数の問題のことを言う子が多い。
生き物は何匹いるでしょうか。
それ書いてきても困るよね。
だから実はそのハテナとか不思議とか言ってあげる方が伝わりやすいかもしれないですね。
理科として調べていく。調べていくことのできる問題っていう意味なんですけど、それを何もここで100%伝えなくても、このポッドキャストもそうですね。
もしかすると今話を聞いていて、逆に難しく考えちゃう先生いるかもしれないなって今何となく思い出してきたんですけども。
先生たちも多分ね。
先生たちの問題だったりするよねこれ。問題の問題って。
問題もあるし課題もあるし見合ってもあるし、なんで理科は問題なんだみたいな。
そうだね。
そこから。
そのあたり今後ちょっと時間をかけて、何回も出てくるので話していきたいなっていうふうに思ってるので、必ずしも今日全部がクリアにしたいというふうに全然思ってないので。
まずぶん投げて。
問題の問題をぶん投げたという感じですね。
まとめと次回予告
本日は3年春の生き物の導入場面をテーマにお送りしました。
次回は同じく春の生き物の計画場面や観察場面についてあれこれおしゃべりしていきます。
続きですね。
楽しみ。
この番組では皆さんからのお便りを募集しています。
番組を聞いての感想や質問、授業の悩み、職員室のこぼれ話など何でもOKです。
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この番組は東京出席の提供でお送りしました。
それでは皆さんまた次回。
さようなら。
30:12

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